2024 3月 18きっぷ 北海道一周 (６)

2024/03/27 - 2024/03/27

第３日目 後半　2024年3月27日(水)【花咲線】
＝東釧路＝根室＝釧路　泊

2024年3月25日(月)～30日(土) 青春18きっぷを利用して鉄道ひとり旅６日間。念願の北海道一周。海外旅行から帰って来て中10日でまた大きな旅行ですが、計画はこちらの方が先でした。思えば決定までに６パターンもプランを変えてきた渾身の旅程です。
①伊丹空港＝＝新千歳空港＝札幌＝大通バスターミナル＝＝稚内　泊
②稚内＝名寄＝旭川＝美瑛＝旭川＝北見　泊
③北見＝網走＝北釧路＝根室＝釧路　泊
④釧路＝新得＝北鹿越＝富良野＝美瑛＝富良野＝滝川＝岩見沢　泊
⑤岩見沢＝苫小牧＝鵡川＝苫小牧＝室蘭＝母恋＝東室蘭＝長万部＝函館　泊
⑥谷地頭＝函館＝長万部＝倶知安＝小樽＝銭函＝札幌＝新千歳空港＝＝関西空港

エリア 釧路(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩

2024年3月27日(水) 第３日目 後半　
13:27「東釧路駅」。10:24に網走を出た「しれとこ摩周号」をここで下車、

東釧路駅 駅

すぐにやってきたアレに乗り継ぎます。
13:32発の根室行き花咲線。根室には15:57の到着。

キハ54でした。運転手さんのカバン、どんと置かれていてちょっと残念。ま、さらに古いキハ40系だったら前面車窓が塞がれているので、こっちの方がよほどましです。

カバンがじゃまなので縦型の貫通扉窓から。
分岐点。左は網走からやって来た釧網本線、右が根室へ行く花咲線。

車内の様子。そこそこの乗車率。

稚内辺りで頻繁に出くわしたました、こちらでも鹿が登場。

イラスト入り路線図あり。わかりやすくていいですね。部屋で飾りたい。

13:55「上尾幌駅」、●幌という地名も多いですよね。

原野の中を東へ東へ。

14:04「尾幌駅」車掌車改造の駅舎。

14:12「門静駅」最近建てられたみたいですね。

14:13「厚岸湾」が広がります。あの島は、旧日本軍の特攻艇基地跡がある「大黒島」でしょうか。

赤い大きな橋も見えました。「厚岸大橋」です。橋の奥は「厚岸湖」

「厚岸」の町が見えてきました。

14:16「厚岸(あっけし)駅」

厚岸駅 駅

うわ、ちゃんと撮りたかった。根室駅と同じ造りのパネルあり。

おととしのレンタカー旅行ではやや内陸を通る高速道路を突っ走ったので、沿岸部は見ずじまいでした。

14:21、たぶん「厚岸湖」の最奥部のへりを通っています。湖といっても湾なので海水です。

白い部分は残雪です。

警笛が鳴りました。また鹿かと思いきや 鶴 でした(笑)、これこれ、危ないよ。

14:37「茶内駅」、楽しみにしていた駅。

ルパン三世たちがお出迎え。原作者モンキーパンチ先生のふるさとがここ浜中町。

茶内駅 駅

テレビシリーズの第１弾が小学生の頃、やや高い年齢層向けだったそうですが、めちゃくちゃ面白かった。あのファーストシリーズがやはりベストだなぁ。

あの頃の子どもたちは、テレビまんが(アニメという言葉はまだ無かった)のおかげで様々な基礎教養を自動的に得られていました。作品が百花繚乱の多彩さだったのは、優れた原作もたくさんあったから。

スポ根・ギャク・ＳＦ・海外名作・魔法・サスペンス・忍者・妖怪・戦争・純愛もの・・・などなど、世の中のさまざまな断面を、画面越しに知ることができていました。

この町から東京に出て、あの素晴らしい物語を創り出したモンキーパンチ先生に思いを馳せる。

14:49「浜中駅」、

もちろんこちらにもルパン。

15:00「姉別駅」、なにげにここも●別、で、浜中町。あれあれ？

よく見たら、ちゃんと中にルパンと銭形警部。

15:08「厚床(あっとこ)駅」、厚岸に似てますね。かつて「標津線」がここから出ていました。

15:22「別当賀(べっとが)駅」

荒涼とした車窓になってきました。

人を寄せ付けない…ような…人工物が見当たらない風景が増えました。

いよいよ最東端に近づいてきました。おととしのレンタカー旅行ではちゃんと納沙布岬まで行ったのですが、

きれいに平坦なのはなぜでしょう。段丘面？
今回は終点根室駅で折り返します。インターバルが11分しか無いの残念。

15:33「落石駅」、手前の元電話BOXが物入れになってますね。

すでに根室市に入っています。

15:38「昆布盛駅」、秘境駅として有名。

昆布盛駅 駅

だからでしょうか、すごいことにここから一人乗って来ました。

駅舎と言っていいか微妙なものもあり。

そろそろ終点根室駅です。と、その前に・・・

15:53「東根室駅」日本最東端の駅です。このカーブによってわずかに根室駅の方が西になるのです。

おととしのレンタカー旅行でも、同行の妻から呆れられつつ、ちゃんとやって来ました。

11:55、終点「根室駅」に到着。

有人駅としては日本最東端です。最西端が佐世保駅とありますが、有人でなければ松浦鉄道の「たびら平戸口駅」が最西端になります。

ご苦労さんのキハ54 519、すぐまたこれに乗るのですが。

駅舎も見てまわります。おととし来ていますが。

駅舎の正面。黄色いポストあり。見かけたことあります、たしか銚子の犬吠埼灯台のたもとにもありました。

根室駅 駅

お仕事だからしかたない…とはいえ、駅舎撮るのに客待ちタクシーは天敵(笑)

顔出しパネルあり。日付入りです。

で、すぐに乗車。16:08発の釧路行き。18:50の到着、途中で日没ですね。

16:08「東根室駅」今度は順光。

「日本最東端の駅」、これも撮れました。めでたしめだたし。

東根室駅 駅

16:17「西和田駅」

16:24「昆布盛駅」

さっき見たばかりの風景の再現ですが、向きが逆なのでちょっと違う雰囲気に。

こういう樹木が生えていない荒涼とした風景がいちばん印象的でした。

釧路湿原辺りからずっと、ほとんどの車窓がだいたいこんな感じの風景ではありました。

真ん中がお見合い席になっていて、そこから前後ともBOX席の向きは固定の車両でした。

16:59「厚床駅」の標津線発着ホーム跡です。かつて青春18きっぷの(？)ポスターになったというベンチが無残な姿に…。

標津線という路線があったことを示すパネル。おととしのレンタカー旅行では、いくつか廃線跡を訪ねました。車両保存展示を兼ねた鉄道公園になっていたり、旧駅舎をそのまま保存していたり。

17:19「浜中駅」、さよならルパン。日没で撮影中断に。

浜中駅 駅

18:45「東釧路駅」、やれやれもうすぐ終点です。

18:50「釧路駅」到着。こんな車両がいました。

地下通路の様子。

改札口まわり。さてお宿までちょっと歩きます。

駅舎前面。

釧路駅 駅

横に長ーい駅舎です。昭和の香り、いつまでもこのままで。

19:06「アクシアイン釧路」到着。

19:10、客室到着。

夕食の買い出し、に先立ってずっと行きたかった所へ。

飲み屋さん街をすり抜けて行きます。

すぐに釧路川に出ました。こちらの名所の「幣舞橋」です。

やはり観光名所とあって、KUSHIRO のモニュメントも。

幣舞橋 名所・史跡

川面に映る照明塔がキレイ。

夕陽の名所ということですが、間に合いませんでしたね。でも夜景が見られて満足です。

19時半頃でしたが、自動車の通行はあっても歩行者はほとんどいなくて、早くも貸し切り状態でした。

渡り切ったところにあった「旧日本銀行釧路支店」

そして「花時計」

幣舞公園 (花時計) 公園・植物園

橋の中央からみた景色。

「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」というショッピングモール。きれいですね。

良いお天気だったから、さぞかし美しい夕焼けだったことでしょう。さちょなら幣舞橋。明朝も早いので見に来れないでしょう。

コンビニに寄ってホテルに戻ります。暖色系のムーディーな照明が続いています。

大きな絵が飾られていました。

子どもさんの作品でしょうか。市民に愛されている幣舞橋、ですね。

20:15、ホテル帰着。朝食付きのプランです、こちらでいただけるのですが、

ホテルアクシアイン釧路 宿・ホテル

05:58発の新得行き始発に乗るので、無理なのです。あるあるです。

第４日目につづく・・・

この旅行記へのコメント （2）

• くわさん 2024/04/09 08:41:45

  落石海岸

  はなはなさん、こんにちは。
  
  根室の旅行記拝見しました。
  草原の落石海岸を走る花咲線の車窓、やはり冬は視界が良くて落石岬まで見通せたようですね。
  私が訪れた夏は霧がうっすらとかかっていてました。
  
  https://4travel.jp/travelogue/11883410
  
  あの場所へもう一度行ってみたいものです。車で行くのが簡単ですが、花咲線が廃線になるといけないので今度はぜひ鉄道で、と考えています。
  
  釧路のホテルも同じところに泊まられたようですね。近くの居酒屋、ヨメが気に入ってしまってまた行きたいと行ってます。
  
  続きの旅行記を楽しみにしています。
  
  くわ

  はなはなさん からの返信 2024/04/09 10:59:45

  Re: 落石海岸

  ご覧いただきありがとうございます。
  今後ともよろしくお願いいたします。