2024 3月 18きっぷ 北海道一周 (10)

2024/03/29 - 2024/03/29

第５日目 後半　2024年3月29日(金)【室蘭本線・函館本線】
＝室蘭＝母恋＝東室蘭＝長万部＝函館　泊

2024年3月25日(月)～30日(土) 青春18きっぷを利用して鉄道ひとり旅６日間。念願の北海道一周。海外旅行から帰って来て中10日でまた大きな旅行ですが、計画はこちらの方が先でした。思えば決定までに６パターンもプランを変えてきた渾身の旅程です。
①伊丹空港＝＝新千歳空港＝札幌＝大通バスターミナル＝＝稚内　泊
②稚内＝名寄＝旭川＝美瑛＝旭川＝北見　泊
③北見＝網走＝北釧路＝根室＝釧路　泊
④釧路＝新得＝北鹿越＝富良野＝美瑛＝富良野＝滝川＝岩見沢　泊
⑤岩見沢＝苫小牧＝鵡川＝苫小牧＝室蘭＝母恋＝東室蘭＝長万部＝函館　泊
⑥谷地頭＝函館＝長万部＝倶知安＝小樽＝銭函＝札幌＝新千歳空港＝＝関西空港

エリア 長万部(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

2024年3月29日(金)　第５日目 後半　
12:52「室蘭駅」発車。始発で岩見沢を発ち苫小牧に、鵡川往復後、室蘭にやって来ました。ミニ散策を終え、ひと駅乗って「母恋駅」へ行きます。

室蘭駅 駅

あっと言う間に「母恋駅」到着。

母恋駅 駅

室蘭駅方向の様子。

とても年代物の跨線橋を渡ります、こんな感じのは初めて。

薄気味悪い…は正直な感想。

駅舎側。まあまあの規模です。

こんな改札口あり、自由に出入りしていい無人駅。

駅舎前面。ホッキ貝をたっぷり？使った「母恋めし」というお弁当が有名です。

駅前の様子。おととしのレンタカー旅行で「地球岬」へ行った時に通りました。

道路を渡って。よく見るとトリコロールカラーになっていますね。かわいらしい。

お向かいのツルハドラッグでちょこっと買い物。駅舎を真正面で撮れます。

母恋めしはやめて、駅舎を描いた絵はがきがとても素敵だったので購入。

母恋めし本舗 母恋駅売店 グルメ・レストラン

窓口が残っています。右はきれいなＷＣ。母が恋しい…の名前で有名ですが、駅舎も味があって素晴らしいです、ぜひいらしてください。

東室蘭から長万部まで特急に乗り継いでいたら、さっきの室蘭やこの母恋、そして天下一の秘境駅「小幌」もすっ飛ばしだったので、今やってるプランで正解だったのかも。

雨もあがっていましたので、実にラッキーでした。

やはりトリコロールを意識して塗ってますね。

来ました、13:31発の札幌行き「すずらん７号」。東室蘭までなら特急券なしで乗れます?

おお～いいですねぇ。

往路で見かけていたのでカメラ構えてスタンバイ。たぶん室蘭ガスの敷地内、こんなですがよく撮った。B20型という戦時中の小型ＳＬ…だと思いますがどうでしょう。

13:40「東室蘭」到着。カラフルな外観の駅舎です。

東室蘭駅 駅

さてここから先で長万部まで行く電車はとても少なくて、これ逃したらひどいことになります。ま、特急使えばそんなことないのですが。

特急は大秘境駅「小幌」を一瞬で通過するはずです。降りずともひと目見たいのなら普通列車一択なのです。

大きな造船所。少しの間室蘭の工業地帯を通りました。

晴れ間が出ると、キラキラの海になりました。午前中の大雨がうそのよう。

14:13「稀府駅」。今、まれっぷ…と入力したら稀府が出てびっくり。

14:18「北舟岡駅」、海岸きわきわにホーム。

北舟岡駅 駅

階段下りてきてやっとホームの駅。

14:24「伊達紋別駅」おととしのレンタカー旅行で来ています。駅舎が素敵なので。

伊達紋別駅 駅

独眼竜伊達政宗公の兜のモニュメントあり。明治初頭、伊達氏ゆかりの人々が移ってきた「伊達市」です。

14:29「長和駅」と、

14:34「有珠駅」は、そっくり。

14:40「洞爺駅」

14:46「豊浦駅」

小幌駅のグッズが売ってるみたいです。いったいどんな品でしょう。

14:53「大岸駅」

14:57「礼文駅」。礼文島関係なし、あっちは鉄道無い。

さ、いよいよ、いよいよです。

う、風雨でさらに汚れた前面車窓に頼るわけにはいきません。

トンネル出る前にパチリ。秘境駅として「小幌駅」です。雑誌企画の秘境度ランキングなどでは、ずっとトップを争っています(笑)

小幌駅 駅

前の扉には他のお客がいたので、すぐに最後尾へ移動してパチリ。うまく撮れました、スマホ自撮りも成功。

二人降りたようです、どうするんだろう。トンネルとトンネルのわずかなすき間にある、ということがよくわかります。

15:11「静狩駅」、小幌を越えると渡島支庁(振興局)管内です。

15:23「長万部駅」到着、やれやれです。

ここから函館も長くかかります、約３時間。

普通列車利用の乗り継ぎは、この駅としてはとても短時間の57分です。

明日またここへ来ますが、明日は乗り継ぎに140分もあったりします。２時間20分、もたいないのでここからどこか行って…

とか考えましたが手はありませんでした。

とにかう、明日は140分、この駅と周辺で時間つぶしです。

こんな駅舎。

長万部駅 駅

有名な「かにめし」屋さん。駅からすぐ。

新幹線が来るんですね。いつ頃になるのでしょう。これのせいで函館本線のニセコ越えルートが廃止になるんですよね。

駅ナカの観光案内所兼売店で見かけました。売りものではないみたいです。

券売機あり。この地図便利。

函館本線のややこしい区間を拡大。この後乗車する列車は海線、森から先は東森の方を通ります。

観光案内所兼売店。「かにめし」の冷凍が売ってましたが、電子レンジはありません。鉄道利用の人で買っていく人あるんでしょうか。保冷バッグやドライアイスとか必要だし、謎謎謎…。

さ、いよいよこの日最終の乗車です。16:20発の函館行き普通列車。国鉄キハ40型。函館には19:26の到着。

車内の様子。どの辺で日没になりますかな。

さよなら長万部駅、明日また来るけど。函館から飛行機で帰るというのも考えたのですが、函館本線の長万部小樽間(ニセコ越え)にはぜひとも乗っておきたい。

新幹線開通の折はなくなってしまう路線ですよね。第3セクター化もないみたいだし。
キハ40系の泣き所…窓側に座ると足元がとても窮屈になります。

16:27「国縫(くんぬい)駅」。かつて瀬棚線がここから分岐していました。

うっすら写ってる左端の線路が、元瀬棚線のものだと思われます。

寂しそうな海の景色…。

16:42「山崎駅」、日が出たり陰ったりの繰り返しでした。

前方には厚い雲。また降るのでしょうか。

夕陽と雲と雪山の共演。

16:52「八雲駅」、わりと乗り降りがありました。

八雲駅 駅

すこし停車時間もあり。

17:08「山越駅」時代劇のセットみたいでかっこいい。

17:13「野田生駅」

暗い海はなんだか怖い…。

17:21「落部駅」

17:26「石倉駅」

17:37「森駅」、名物「いかめし」の駅。

すぐ向こうは海です。

前方に駒ケ岳。明日の朝は顔を見せてくれるでしょうか。

大きな絵が飾られています。

特急の追い越しかなんかで停車中。駅舎の方へ行く時間はありません。次の駅、海線側は「東森」で、山線側は「駒ケ岳」。さっきの石倉駅までの間に、かつては３つ駅がありました。

森駅 (北海道) 駅

特急が止まって発車していきました。

17:56「東森駅」

18:04「掛澗(かかりま)駅」。かかりま…で入力してもダメでしたが、かかりまえき…と入れたら掛澗駅と出ました。賢い。

18:28「鹿部駅」、交換のキハには素敵な絵が。もうすっかり日没。

19:26「函館駅」到着。岩見沢スタートだったこの日、けっこう乗りましたねぇ。

お疲れさんのキハ40型。

弧を描く函館駅のホーム。きれいですね。

函館には今まで何度か来ていますが、駅は初めてです。

函館にゆかりのある人物や風景が大壁画になっています。

改札口はあちら。

プラレールのジオラマあり。

高くて丸い天井が素敵。

明日の朝、また来ます。

函館駅 駅

駅舎全景。暗くてだめだ。

駅前の通り。路面電車も走ってます。

19:45、客室到着。自分にお疲れさん。明日は自宅で寝られます。お宿は「アパホテル函館駅前」

アパホテル＜函館駅前＞ 宿・ホテル

チェーン店ホテルはどこへ行っても同じ造りですね。アパは特にそう思う。

バストイレ。さ、コンビニに買い出しへ。最終日だからどこかで盛大に…という気分にはならないのです。節約…というのではなく年齢のせいか、騒がしいのがつらくなっているのです。

近くのローソンへ。函館の朝市もすぐ近くです。

地域ニュース。昨日乗ってきた廃止直前の根室線！！　あと、函館市長である大泉洋さんのお兄さんも別の話題で画面に。

第６日目につづく・・・

この旅行記へのコメント （2）

• mom Kさん 2024/05/06 08:43:57

  味わいひとしお

  ”さりゆく老兵”の哀愁漂うJR北海道ですね。この大地でにわか鉄道ファンになりました。１０年遅かった気もしますが、それでも会えてよかった思いでいっぱいです。
  
  普通列車乗り継ぎ素敵。接続悪さも価値ある視線の先。旅してる気分が溢れています。
  ああ、良いなあ～"渾身プラン”

  はなはなさん からの返信 2024/05/06 16:23:59

  Re: 味わいひとしお

  ご覧いただきありがとうございます
  今後ともよろしくお願いします