2018/07/07 - 2018/07/14
235位(同エリア975件中)
けんいちさん
けんいちの1人旅です。
2002年。まだ20代半ばだった私は、北海道・帯広行きの飛行機チケットと2冊のガイドブックを持ち、そして8日間のオープンカー(ロードスター)のレンタカー予約だけをして北の大地へ飛び立ちました。
関東からほぼ出たことが無かった私は、3,000キロにもおよぶドライブで北海道の魅力に憑りつかれ、そしてオープンカーの魅力にも引き込まれたのでした。
あれから16年。当時の感動が忘れられず3年前にオープンカーを手に入れました。もう1度オープンカーで北海道を走ってみたい。そんな想いからあのときと同じように1冊のガイドブックを買い、フェリーの予約だけをして北の大地を目指す旅に出ることにしました。
最終目的地は日本最北端の宗谷岬です(^-^)v
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 自家用車
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最近は買わなくなった「まっぷる」を久しぶりに購入しました。あのころを思い出し初心に戻ってみます。
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1日目です。
西日本は記録的な大雨が続いているようです。こんなときに旅に出ていいものか考えてしまいます。 -
鎌倉を朝6時半に出発して首都高速道路・磯子ICから乗り込み、一路青森県・八戸に向かいます。雲が多いものの青空も顔を覗かせています。
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小さなオープンカー(マツダ・ロードスター)で北の大地を目指します。
大黒パーキングエリア 道の駅
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東京都を抜け東北自動車道を北上します。朝食は栃木の佐野SAでいただきます。やはり佐野と言えば佐野ラーメンです。
佐野サービスエリア (下り) 道の駅
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北関東に入ったあたりから少しずつ雨が強くなってきました。
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昼食は宮城県・菅生PAで牛タン定食をいただきます・・・この旅は気を付けないとすぐ太りますね(^-^;
菅生パーキングエリア 道の駅
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そしてついに午後6時前に目的地である青森県・八戸に到着です。高速道路を一定の速度で黙々と走り続けるのは辛かった・・・(T_T)
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これからフェリーに乗りますが、その前に長旅の疲れを新八温泉・はちのへゆーゆーらんどで癒します。とてもしょっぱいお湯でした。小雨の降る中露天風呂でゆったりしました。
はちのへゆーゆーらんど新八温泉 温泉
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フェリーターミナルに向かう途中、船内で食べる夕ご飯を調達です。八戸と言えばもちろん八食センターです。八食くりやスタジアムで持ち帰りのお寿司を買いました。
八食センター 名所・史跡
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八戸港フェリーターミナルに到着です。鎌倉から734キロの道のりをよく走りました(^-^)
八戸港フェリーターミナル 乗り物
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クルマをフェリーに載せるため順番待ちの列に並ぼうと思いましたが・・・
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低床車(車高が低い)扱いで、別のところに追いやられました(^-^;
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北海道まで導いてくれるシルバーエイト号です。
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夜10時定刻どおりにフェリーは八戸を出港しました。
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2等Aを予約しました。2段ベッドの個室ですが1人で占有できました。
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ゆっくり八食センターで購入したお寿司を食べようと思います。しかし港を出ると低気圧の影響で船が大きく揺れ始めました。これは酔う前に寝てしまおうと早々に一人宴会は終了です。
明日の北海道地方は低気圧の影響で大雨との予報です・・・16年前と同じ雨スタートの予感です(>_<) -
2日目です。
目が覚めて外を見ると、雲は多いものの青空を見ることができました。昨日の天気予報では北海道地方は1日大雨となっていたので多少良い方向に変わったようです。 -
海を見ながら朝風呂です。これがなかなか良いのです(^-^)
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朝日に赤く染まる樽前山には感動しました。
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クルマに乗り込み到着を待ちます。
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定刻どおり朝6時に苫小牧港へ到着です。北海道に無事上陸しました!(^-^)v
苫小牧西港フェリーターミナル 乗り物
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苫小牧と言えばマルトマ食堂です・・・日曜日で定休日でした(T_T)
マルトマ食堂 グルメ・レストラン
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仕方がないのですぐ近くのぶらっとみなと市場に行きます。
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苫小牧はホッキで有名です。生ホッキ&生ウニ丼をいただきました。ホッキが甘くてうま~い(^-^)
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今日は富良野・美瑛経由で旭川を目指します。道央道に乗りました。
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千歳恵庭から道東道に入ると、天気はどんどん良くなってきました。
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そしてとうとう雲ひとつない澄み切った青空を見せてくれました。大雨の予報が見事ひっくり返りました。
北海道の雄大な大地、最高の青空、そしてオープンカー。この瞬間、日本で最高のドライブをしているのはきっと私です(^-^)v
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北海道ではいつどこで野生の動物が飛び出してくるかわかりませんのでゆっくり安全に走ることが大事ですね。
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国道247号線は富良野に入ってきました。信号などで止まることなく快適なドライブです。
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これぞ北海道という景色を堪能します。
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上富良野はラベンダー畑で有名です。紗香の里を見ていきます。時期はもう少し先のようですが、早咲きのラベンダーが迎えてくれました。
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山々もよく見えます。
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このなんでもない道路が絵になるんですよね(^-^)
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ジェットコースターの路・・・怖かった(^-^;
ジェットコースターの路 自然・景勝地
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晴れているときは、あの山を目指さなくてはなりません。
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十勝岳を目指します。ここで松山千春さんの「大空と大地の中で」をオープンの状態で大きな音で流しながら走ります。これがとても良いんです。でもすれ違った人はビックリしたでしょう(^-^;
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十勝岳温泉・凌雲閣で日帰り入浴です。
十勝岳温泉 凌雲閣 宿・ホテル
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美瑛の街を見下ろすいい景色です。
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山々の絶景を眺めながら、ミルクティのようなお湯の露天風呂でマッタリします。う~ん最高!(^-^)/
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ふたたび上富良野に降りてきました。
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ファーム富田・ラベンダーイーストに行ってみます。ここもベストシーズンにはあと少しのようです。
ファーム富田 ラベンダーイースト グルメ・レストラン
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ラベンダーソフトクリームをいただきます。
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夕方になり、パッチワークの丘にやってきました。
パッチワークの路 自然・景勝地
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うねる大地の曲線美がたまりません。
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親子の木
親子の木 自然・景勝地
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夕陽が綺麗です。16年前もこの夕景を見て感動したのを思い出します。
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ケンとメリーの木
ケンとメリーの木 自然・景勝地
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今日はこれでおしまいです。予約した旭川駅前のホテルまで走りました。
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3日目です。
今日はあまり天気が良くありません。再開発で綺麗になった旭川駅前からドライブ開始です。旭川駅 駅
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時折ポツポツと雨が降ってくるので幌は閉めたままです。道央道に乗ります。
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深川留萌線に入るとどこまでも真っ直ぐな道路が続いていました。
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この道は3年前にもレンタカーで通った道です。
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日本海が見えてきました。留萌からの180キロは一般道になります。国道232号線オロロンラインをひたすら北上します。
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道の駅 おびら鰊番屋でお昼ご飯にします。この地域はかつてニシン漁で栄えた場所です。
道の駅 おびら鰊番屋 道の駅
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ということでニシン丼をいただきます。うんま~い(^-^) 身欠きニシンの甘露煮とたっぷりの数の子、これはアタリですね。
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道の駅の隣に、ニシン漁で使われていた番屋が復元されていますので見学です。
重要文化財 旧花田家番屋旧花田家番屋 名所・史跡
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現在この地域では全くニシンは獲れないそうです。
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そこで受付&説明員のおじさんに
私「さっき道の駅でニシンを食べてきたのですが、いまはどこ産を持ってきているのですか?」
おじさん「(首を傾げて) ・・・・ 」
え~?!説明員でも知らないんですか?それとも大人の事情で言えないとか?(^-^; -
3年前に海を渡った焼尻・天売島が薄っすらと見えます。
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羽幌を通過します。
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どこまでも続く直線道路は、ブレーキを踏む必要は無く、ステアリングも切らず、アクセルも一定のまま・・・ついでに天気もイマイチとこんなにつまらないドライブはなかなか経験できません。
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たま~に現れる道の駅だけが救いです(^-^;
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飽きてきました。
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途中の豊富温泉でひとっ風呂していきます。
豊富温泉 温泉
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驚きました。浴室内に強烈な石油臭が充満しています。この空気をp吸い続けて大丈夫なんですか?(@_@)
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茶褐色のお湯にギラギラの油が漂っています。塩化物泉のお湯に石油と天然ガスが混ざっているようです。肌の上を油が流れる奇妙な光景です。
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椅子がパンのように変色しています。
北海道のさらに辺境地になんで温泉街が成り立つのかと不思議でしたが、この世界的に見ても稀なお湯を求めて人が来ると聞いて納得しました。 -
まだまだ直線地獄は終わりません。
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朝10時前に旭川を出発して8時間、やっと稚内に到着です。精神的にやられました。今日は稚内駅近くのホテルに宿泊です。
稚内駅 駅
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稚内駅は15年ぶりの訪問です。すっかり駅前は綺麗になっていて昔の面影は最北端の線路を示す看板だけでした。
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夕ご飯のお店を探しがてら、駅周辺を散策です。稚内と礼文・利尻を結ぶフェリーが見えました。
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稚内港北防波堤ドーム
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駅前の商店街は照明が過剰と思うほど点いているのですが、開いているお店は1軒もありません。
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15年前の稚内の記憶は「ラーメンは北に来るほどうまい」と書かれたお店でラーメンを食べたところ、大して美味しくなかったことです(^-^;
あのお店はまだあるのだろうかと歩き探してみたところ、壁に描かれた文字は残っていたもののお店は居酒屋に変わっていました(^-^; -
その居酒屋で夕ご飯です。美味しかったです(^-^)
今日は暇を持て余すほどの直線道路に苦しめられました。曇り空だと景色も楽しめずツライ行程でした。さあ明日はいよいよ最終目的地・宗谷岬を目指します! -
4日目です。
今日も天気は良くありません。 -
さあ宗谷岬を目指します。
ホテルおかべ汐彩亭 宿・ホテル
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その前にノシャップ岬に行ってみますが、曇り空では見るべきものはありません。
ノシャップ岬 自然・景勝地
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稚内市街から山の上に塔が建っているのが見えたので行ってみました。
開基百年記念館開基百年記念塔 名所・史跡
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登れば遠くまで見渡せると思ったのですが、あいにくの天気で眺望が無いようですのでやめておきます。
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記念館の前には広場があり、そこからは稚内の街並みを見渡せます。
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ゆらゆらブランコに揺られながらその景色を眺めます。
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宗谷岬に向かってクルマを走らせます。
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稚内空港に着陸する飛行機がすぐ横を飛んでいきました。15年前宗谷岬へ行く予定だったのですが、バスの時間を間違えて行けず泣く泣くこの稚内空港から帰った記憶があります。そのときからずっと宗谷岬に行きたいと思っていました。
稚内空港 空港
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宗谷丘陵
宗谷丘陵 自然・景勝地
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写真を撮ろうとしたらたくさんの牛さんが寄ってきて睨まれました(^-^;
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そして・・・とうとう宗谷岬に到着で~す\(^o^)/
鎌倉から 1376キロ+フェリー はるばるやってきました!遠かったぁ(T_T)宗谷岬 自然・景勝地
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観光バスが次々とやってきては、観光客が最北端の碑の前で記念撮影をしています。
その碑の後ろに座り込み、海を見ながら日本の最北端に居ることを噛み締めます・・・さ!鎌倉に帰ろ!(^-^;
16年ぶり ふたたび北海道爆走3000キロの旅 (宗谷岬→鎌倉 復路編)へ続く・・・
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この旅行記へのコメント (1)
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- bettyさん 2018/08/29 12:08:17
- 目指すは宗谷岬
- けんいちさん、こんにちは♪
はじめましてbettyと申します。
7月の初めに「黒岳登山で山ガールデビュー」に投票いただきありがとうございます。
黒岳登山から6年経過しておりますが、思い出深い場所なので来月の9月にまた黒岳へ
行きます。その日は登山はしませんが、紅葉を楽しみたいと思います。
さて、鎌倉から北海道まで数日で稚内へ到着され、前回行けなかった宗谷岬へ
到達されて良かったですよね。
私の主人も若いころから宗谷岬へ行ってみたくてやっと定年を迎えてから自家用車で
北海道を目指しました。
兵庫県の東部から日本海沿いに走り、大間から函館、北海道も日本海側を走って
宗谷岬へ到着した時の主人はとても感動しておりました。
稚内への途中のオロロンライン辺りのドライブは退屈しますよね(^_^;)
長い道ですもの。
オープンカーでの長距離旅ってビックリしました。
乗ったことがないのですが、乗り心地はどうですか?
富良野や美瑛をドライブされた時はきっと気持ち良かったと察します♪
振り向かれた方も多かったのではないでしょうか(^-^)
続きを今から拝見しますが、復路はどういう風に帰るのかしら。
私たちは帰りは太平洋沿いに帰ってきました。
去年の5月7日から27日まで20日間、いい思い出になりました。
また行ける日がくればいいなあと思っています。
betty
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