東海道五十三次を歩く旅 五年ぶりに再会　第八巻

2024/03/16 - 2024/03/16

東海道五十三次を歩く旅を５年ぶりに再開。

５年間の間、タイに駐在したりコロナがあったり、大阪に転勤になったり、思った以上に色々あったからか、ずっと塩漬けになっていた東海道の旅。

最近、寒い日が続いていたが、天気が良さそうだったので５年ぶりの東海道五十三次の旅へ再チャレンジ。

久しぶりのウォーキングだったので、若干疲れたが楽しく大津札の辻まで完歩する事が出来た。


現在は大阪に住んでいるので、三条大橋から江戸に向かう旅に変更。
この日は大津を目指すことに。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

バスで庄内駅へ
十三で乗り換えて河原町へ、幸い座れたので約１時間爆睡。

河原町から鴨川沿いを歩いて三条大橋へ

鴨川 自然・景勝地

川鵜が魚を狙っていた

東海道の起点、三条大橋が見えてきた

先斗町歌舞練場は大正14年（1925）に着工、昭和2年に完成したそうだ。

先斗町歌舞練場 名所・史跡

三条大橋の袂に早咲きの桜が満開だった

ここから東海道が始まり、江戸からの終着点。

三条大橋 名所・史跡

５年前東海道を歩き始めた時は、ここが東海道の終着点だったはずだったが、関西に転勤になりここからまた東海道を歩くことになるとは、この歳になっても人生どうなるか分からないものだ。

キラキラ輝く水面が綺麗だった鴨川を渡る

三条大橋を渡り切り、いざ出発しようとしたが、愛方がトイレに行きたいと・・・

京阪三条駅内を探すも見当たらず、案内板を見ると駅外の遠くにある公衆トイレしかなかった。
観光都市京都の三条駅にトイレがないとはなんとも情けない・・・

三条大橋を出発し歩くも、東海道の面影はほとんどなく拍子抜けした。東京都内の方が整備されている印象。
東海道最初の史跡。粟田口刑場跡

粟田口刑場跡 名所・史跡

日岡峠人馬道碑

ここから東海道は府道から脇道に入る

二度と行かないと宣言していた愛方だったが、久しぶりだったので同行してくれた。

日ノ岡の峠道
大津へ向かう難所の一つだったそうだ。

やっと東海道らしくなってきた

どんどん下って山科へ

遠くに行き交う東海道本線。しかし、撮り鉄のセンス０

三条から１時間ほど歩き疲れたのと、丁度お昼になったので東海道沿いで美味そうな店を発見！

ヘルシーな前菜付き

私はカキフライ付きハンバーグを選択。
ボリュームもあり、美味しくて当たりの店だった。

食べ過ぎて眠くなって歩きたくなったが、再び東海道へ

五条別れ道標

東海道が裏道になっていて、交通量が多く歩き難かったが山科駅到着。

山科駅 駅

車石の一部。
大津札の辻まで一里半。

徳林庵（山科地蔵）

徳林庵（四ノ宮地蔵） 名所・史跡

お堂の裏に可愛い地蔵が六体あった

相変わらず狭くて車通りが多く、風情も何もない東海道を行く

１号線を渡り脇道へ

脇道に入りやっと落ち着いて歩ける様になった。
ここで、東海道を歩く高齢者ツアーの方々とすれ違う。その他にも数名歩いているグループを見かけたので、意外と人気がある様だ。

振り返り髭茶屋追分

伏見街道と東海道の分かれ道

更に上り坂を歩き滋賀県へ

再び１号線と合流し名神高速の下を行く

ダラダラ登りが続く逢坂山への東海道を振り返って

歩道橋で１号線を渡り反対側へ
峠にあった鰻屋が繁盛していた

逢坂山関跡

逢坂関跡 名所・史跡

急な坂道を行き交う京阪電車を撮ってみるも、至って普通な写真…

もう少し真剣に撮らないと、良い写真にはならない事改めて実感…

大津札の辻到着。
次回はここから再出発。

湖畔に向かう途中、何やら賑わっている店を発見。
丁度一時間ほど歩き疲れたので、入ってみることに。

三井寺力餅本家 グルメ・レストラン

柔らかいきな粉餅が、美味かった

今日は琵琶湖湖畔までとして探索

ミシガンがやってきた

もう少しチケットが安かったら乗るんだけどな…

外輪船は、外輪があるために独特のフォルムになっている事に気付いた。

外輪船にはニューオーリンズで乗ったきり
https://4travel.jp/travelogue/11176758

大津港には大きな船が二隻。
どうやってこんな大きな船琵琶湖に運んで来たんだろう・・・
堅田に造船所があるそうです。

時々か弱い声で鳴く子鴨が可愛かった。

近江富士

蓬莱山山頂の残雪

びわ湖大津プリンスホテル

今は使われていない琵琶湖文化館

波の音に癒された

蜃気楼の様に見えた対岸の建物

もしかすると伊吹山

琵琶湖にすっかり癒されたので、帰路に着く。

昭和の雑居ビル。殺風景な開口と手すりが何とも言えない味がある

門の向こうに見えた早咲きの桜が絵画の様だった。

実際は、寺の後ろにマンションが立ち景観もあったものじゃない…

湖畔からダラダラと長い登坂を１５分ほど歩き大津駅到着

大津駅 駅

大津から新大阪まで新快速で約３０分。
車内は混雑していたが、京都から何とか座れ帰路に
５年ぶりに東海道を楽しむことが出来た。この先も何とか続けていければと思っている。