南紀白浜2023(12) 円月島と白良浜の夕日が見たい

2023/11/14 - 2023/11/14

レンタサイクルの返却時間が迫る中、円月島の夕日を見ようと自転車を走らせました。返却時間を気にしなくてよかったら、もっとゆっくりできたのに。それだけが、ほんの少し心残りです。

エリア 南紀白浜(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.5

「11）レンタサイクルで足湯巡り
　https://4travel.jp/travelogue/11881996」からの続きです。

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つくもと足湯から「御船足湯」へやって来ました。ここで自転車を停め、

徒歩で、あの先へ向かいます。

辺りは暗くなってきました。
誰もいないので、ちょっとドキドキ。

ここに来たのは、朝、この先端に立つ人を見かけたからです。

今、通って来たのは、あの道。
背後の山は、県指定天然記念物「御船山 熊の三所神社の社叢」。

覗き込むと、海底が透けて見えました。

これも国指定天然記念物「白浜の泥岩岩脈」かな。

海底に沈んだ遺跡みたい（＞∀＜）
かつて、ここに神殿があったとしたら…。頭の中で古代ロマンの世界を思い描きながら歩いていくと、

うわ～、ひび割れてる（○□○；）

ざっぶ～ん！
時折、大波も打ちよせてきます。

端を歩いたら危ない、危ない。
真ん中を歩いて足元に気をつけて。

円月島の中央に、夕日が沈む。
そんな景色を見てみたかったけれど、今は時期が違います。

それでも、この夕日も感動的(*^_^*)

時刻は、15時55分。
レンタサイクル返却まで残り35分。
円月島の近くまで行ってみよう！

そうして、朝と同じルートを辿り、

ここまで来ましたが、これで打ち止め（～～；
これ以上、行くと、返却時間に間に合わなくなりそうです（上の写真は2枚の画像を合成。クリックすると、拡大画像が表示されます）。

レンタサイクルは便利だけれど、一長一短。
心配性で焦りやすい私もいけないけれど、
時間に急かされずに旅したかった（T_T
（上の写真は2枚の画像を合成。クリックすると、拡大画像が表示されます）

さて、帰りますか。

16時半、まちなか総合案内所でレンタサイクルを返却。心配していた故障もなく、保証金1000円も戻ってきました。その後、徒歩で白良浜へ。

靴の中に砂が入るかと心配しましたが、

足が埋まるほどの深さはありません。そう言えば、NHKテレビ番組「ブラタモリ」で紹介されていました。
近隣の開発により砂の供給が停止。
一時は失われかけた白良浜。
それを、オーストラリアから砂を輸入して復活させたとか。だから深さがないのかな。

とは言え、砂は歩きづらいです。
向こうまで行ってみたいけれど、疲れて歩く気力ゼロ…

あちこち見て回れないのは残念だったけれど、この景色を見れて幸せ。
「円月島の夕日が有名ですが、白良浜の夕日のほうが綺麗だと思います」と、今朝、まちなか総合案内所で教えてもらった言葉は本当でした。

ここで、振り返ってびっくり (ﾟﾛﾟ)
広角レンズで撮影したわけでもないのに、この長さ！

時刻は16時50分。
太陽はどんどん地平線の向こうへと消えていきます。

ここで、はたと気づきました。
沈むまで待っていたら、真っ暗になる(@_@)。

宿まで歩いて30分。真っ暗な中、初めての道をひとりで歩いて帰るのは、ちょっと怖い。近くのスーパーで夕食の買い出しもしたい…。

それでも、ぐずぐずと撮影続行 (^_^;

時刻は、16時58分。
ああ、だめだ。もう行かなくちゃ。

白良浜 自然・景勝地

浜辺にある公衆トイレに寄って、

近くに掲示されていた「ぶらりシラハマ商店街MAP」を見ていたら、

日が沈んでる（○□○；）

時刻は17時。
完全に沈むまで、もっと時間がかかると思ったのに。
少し待てば、沈む瞬間が見れたのか（＞＜）

日が沈むと、あっという間に人が減りました。
この後、「白良浜シーサイド ライトアップ」というイベントがあったはずですが、すっかり忘れて白良浜を後にしました…。

白良浜からスーパーへ向かう途中、アプリでレンタルできる「COGICOGI」のポートがありました。
これが使えていたら、返却時間を気にせず楽しめたのに。
少々、恨みがましい気持ちで眺めつつ、

スーパー「グルメシティ」でお買い物。

店内に入ると、パンダのお出迎えo(*ﾟ▽ﾟ*)o

冷蔵ケースには、かわいい蒲鉾。
紀州名産 丸双蒲鉾店「パンダ丸ミニ」税込350円。

鮮魚コーナーには、和歌山県産いとより。
本体価格1296円で、税込1399.68円。
おいおい、ちょっと待って。
なぜ小数点以下まで表示する？
払う時、どうするの？(^_^.)

買い物を終えて外に出たら、17時24分。
街灯が少なく、ものすごく暗い (ﾟДﾟ ;)

あれ、朝、こんな所を通ったっけ？
いやいや、通っていないはず。
しかし、周囲のどの道も見覚えがありません。
やはり日中と夜間では印象ががらりと変わります。

スマホでグーグルマップを起動するも、すぐに現在地が表示されず。紙の地図で確認すると、おそらくトンネルの向こうがホテルへ通じる道っぽい。
え～い、行っちゃえ！

そうして通り抜けた先に現れた「ハマギンザ街道」の看板。
ここは朝、写真を撮ったから覚えてる。
さあ、これでホテルに戻れるぞ。
と安心したところで、

このクリスマスちっくなイルミネーションは何だろう？
えっ、足湯（＠ｏ＠）!?

上の写真は、この日の朝、この場所で撮った写真です。
「工事中」の看板の右に、今、通り抜けたトンネルがあります。その手前が、この「柳橋足湯」。視界に入っていなかったので、昼間の写真は一枚もありません…。

写真に写っているおじいさんは、ここで自転車を停め足湯に入るようでした。近所に住んでいる人かな。私も入りたかったけれど、なんとなく入りづらくて通り過ぎました。

柳橋足湯から先は、朝、通ったので迷うことはありません。
でも、真っ暗（￣▽￣；）

こんな時のためにと、キーホルダー型のライトを持ってきていました。
が、点かない（０_０）
カバンの中で知らぬ間にボタンが押され、電池を使い切ったのか!?

通りすぎる車のライトが、唯一の灯り。
それもたま～にしか通らないので、足元がよく見えません。

ちなみに、キーホルダー型ライト。
翌日、スイッチを押したら灯りが点きました。
なぜ、この時は点かなかったのか謎です（＠ｏ＠）

ようやく街灯のある通りに出ました。
ホテルまでは、あと少し。
ああ、疲れてクラクラする（＞_＜）
暑くて、コートも脱いで長袖シャツ1枚に。
しかし、その脱いだ服が大荷物となり、
腕からずり落ちたコートが道路をこすったり、もう、てんやわんや…。

そんな中、ライトアップされていたのは！
「ホテル川久」。
レンタサイクルを返却した際、まちなか総合案内所で教えてもらいました。ホテル内にミュージアムがあり、一見の価値ありとおススメされました。

上は、朝、撮影した画像。
古城みたいだと気になっていたのです。

ライトアップ、撮らなくちゃ。
うわ～、カメラはどこ(ﾟﾛﾟ)
あっ、コートが落ちる～。
やだっ、カバンが…

ホテルは逃げやしないのに、車が行き交う通りで、ひとり取り乱す私。
今、思い出しても恥ずかしいな～と思います（＾＾；

すったもんだの末に撮影を終え、ホテルはもうすぐ。あと一息！

真っ暗なので、感覚的には夜8時過ぎ。
でも、実際はまだ夜6時です。
いろいろありましたが、無事に到着できてホッとしました（^^;）
以上、ご覧いただきありがとうございました。
この後は「13) 開館前でも見学できた 川久ミュージアム」https://4travel.jp/travelogue/11883724 へ続きます。

この旅行記へのコメント （4）

• aoitomoさん 2024/03/16 23:24:19

  白良浜の夕日もナイス！＼(◎o◎)／！

  kiyoさん こんばんは～
  
  円月島の中央に夕日が沈むシーンは私も写真では
  見たことがありますが、実物は見れていません。
  最もこれが見れる時期はカメラマンもいっぱいで、
  しかも撮影できる場所が限定されてしまうので、
  場所取り必須だったりして写真の美しさとは裏腹に
  撮影は現場は大変だと思います。
  
  ですから今回のkiyoさんのように誰にも邪魔されず、
  好きな場所で夕日を眺められるのが一番だと思います。
  白良浜の夕日も美しいですし、本当にラッキーな天気でしたね。
  砂浜の後ろから人のシルエットが写っている写真も最高です。
  
  『柳橋足湯』私もここにあるのは知らなかったかも。
  それにしても終日白浜を満喫していただいて、
  和歌山在住の私としてもうれしいです。
  
  『ホテル川久』
  最初はラブホテルとばっかり思っていて、
  見向きもしなかったのですが、後にバブル期に建てた
  超高級ホテルと知ってびっくり。
  部屋のランクも様々ですが泊まりに行ったこともあります。
  kiyoさんもホテル内にミュージアムにはいかれたのですよね。
  ミュージアムを利用すればホテル内散策できますからね。
  
  続きも楽しみです～
  
  aoitomo

  kiyoさん からの返信 2024/03/17 08:26:08

  RE: 白良浜の夕日もナイス！?(◎o◎)／！

  aoitomoさん、こんにちは。
  いつもありがとうございます。
  
  円月島の中央に夕日が沈む。
  なるほど！
  確かに、ものすごい人が集まりそうですね。
  
  そういえば、以前、ダイヤモンド富士を撮影しようと集まった人々でごった返す様子をテレビで見たことがあります。
  あれくらいの規模の人出が、円月島に…。
  陸地のある場所も限られますから、場所取りはかなり熾烈そうですね…。
  
  『柳橋足湯』
  なぜ、ここにあるんだろう？
  と不思議に思ってしまいました。
  他の足湯は、海が見える場所にあるのに、
  あそこは海も見えないし…。
  買い物帰りに寄って行って、という意図なのでしょうか？？？
  でも、次回、白浜へ行ったら、浸かってみたいと思います。
  
  『ホテル川久』
  ラブホテル（＾。＾）
  確かに、周囲から浮きまくっていて、怪しい感じがしますね。
  次の旅行記では、川久のミュージアムについて書く予定です。
  いろいろ驚かされましたが、
  ロビーに展示されている創業当時の従業員のユニフォーム。
  SF映画にでも出てきそうな奇抜さで、びっくりしました。
  kiyo

• ohanaさん 2024/03/16 22:46:39

  サンセット＆会計

  kiyo様
  こんばんは
  
  自転車の籠のパンダがレトロ感ありますね～
  こういう感じ大好きです。
  
  浜辺の等間隔の木、松ですか？
  あのような風景も好きです
  
  勿論サンセットは素敵です。
  沈み始める頃からオレンジに染まるまで飽きませんね。
  なぜかHawaiiでは家族で撮影会が始まります(笑)
  
  会計の小数点
  最近不思議なことがあるんです。
  大手コンビニでの話！！
  同じ品を１個買うのと４個買うのでは４個買った方が割高！！！
  小数点の切り上げでそうなると思いますが～
  それからは勿論学習効果です(笑)
  ※いつも購入する商品なので～
  
  消費税が導入するまでは1円は今みたいに貴重な感じではなかった。
  ハワイでは1￠が活躍していました。
  小数点の表示微妙ですね。
  
  
  サイクリングでしか見れない景色は貴重と思います。
  
  　　　　　　　　　　　　ohana

  kiyoさん からの返信 2024/03/17 08:25:45

  RE: サンセット＆会計

  ohanaさん、こんにちは。
  いつもありがとうございます。
  
  白良浜は、地形的な理由や開発により、
  一時は存続が危ぶまれたそうですが、
  それを食い止める努力によって
  現在の姿を取り戻したそうです。
  松の木も、そうした対策のひとつなのでしょうか。
  なにげなく目にしている美しい景色。
  それは何もせずとも、そこにあるのではなく、
  私たちの知らないところで残す努力がなされているのだなと考えさせられました。
  
  Hawaiiといえば。
  先日、デューク・カハナモクのドキュメンタリー映画「ウォーターマン」をケーブルテレビで見ました。
  ワイキキビーチに銅像があるけれど、どんな人物なのか。
  全く知りませんでした。
  デュークの栄光と、その裏で金銭的にはすごく苦労していたこと。
  それでも、人々を助け、信念を貫いた姿にものすごく感動しました。
  テレビを見てあんなに大泣きしたのは久しぶりです。
  
  小数点の切り上げ。
  同じ品を1個買うより、4個のほうが割高（＠＠！
  比べたことがありませんでした。
  私も今度から意識して計算してみようと思います。
  端数とは言え、こういう節約をするのは私も大好きです。
  情報をありがとうございます。
  
  kiyo