南紀白浜2023(8)アットホームなオーベルジュ・ド・エビスと、2日目はレンタサイクルで

2023/11/13 - 2023/11/14

アドベンチャーワールドの見学を終え、バスでホテルへ向かいます。
節約旅で宿泊費を抑えようと選んだ「オーベルジュ・ド・エビス」は全5室。オーナーはとても優しいおじいちゃん。部屋の隅々まで心配りが感じられ、快適に過ごした翌日は、レンタサイクルで白良浜を見て回りました。

エリア 南紀白浜(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「7）入れてよ～＠アドベンチャーワールド
　https://4travel.jp/travelogue/11881374」からの続きです。

----------------------
時刻は、16時13分。
体力の限界が近いことを感じ、予定を変更。16時20分発、明光バス101番でホテルへ向かうことにしました。

アドベンチャーワールド テーマパーク

バスの時間まであと7分 ヘ(；^^)ノ。
急いでロッカーから荷物を取り出し、バス停まで走ろうとしたら、

あれっ!?
出入口の真ん前にバスが停まってる (゜д゜)

事前にチェックした乗り換え検索では、大通りまで出ないとバス停はないはずでした。でも、理由はどうあれ、近いにこしたことはない（＾＾）
バスは16時20分、定刻に発車しました。

天井にカメラを向けている人がいますが、それも、そのはず。

こんなにキュートな写真がいっぱい。愛らしい姿を眺めながら、バスに揺られること6分。

バス停「とれとれ市場」で下車。
運賃は、180円。
SUICAは使えず、現金払い。

白浜旅行で戸惑ったこと。
それは、SUICAや楽天edyなど電子マネーがほとんど使えなかったことです。東京では当たり前のように使っていましたが、こんな風に使えないとなると、電子マネーの便利さをあらためて感じました。

バイバイ、浜家ファミリー （*＾。＾）/
少し元気が出てきたので、乗ってきたバスを見送ったら、ホテルとは逆方向へ坂を上り、

「とれとれ市場」に立ち寄りました。

とれとれ市場南紀白浜 市場・商店街

入口を入ると、パンダグッズが所狭しと並んでいました。
その中で心を奪われたのは、これ （・∀・）

ものまね録音パンダ（3,278円）。
機能は2つ。
メッセージを録音して再生。もしくは、話しかけると、ぴょこぴょこ動いて音声を真似る。

うわ～、かわいい(*ﾟ▽ﾟ*)
でも、すぐに飽きてしまうかも（－－；）
う～、どうしよう、どうしよう。
他のも見てから考えよう。

これも、かわいい。
醤油発祥の地 天然醸造 「湯浅醤油 蔵匠 樽仕込」。

パンダのラベルというだけで買ってしまう。
すっかり企業戦略にのせられています（^^；）

16時45分、外に出ると、

沈みゆく太陽。
残光が、扇のように広がっていく （^。^)

その左に見えるのは、ピラミッド!?
あれは何!? Σ(￣ロ￣lll)

実は、この時は気づいておらず…。
2日後に再訪した時に気づいたのでした。と言うのも、

この夕焼けを、白良浜で見たら綺麗だろうな。
でも、今から浜へ行く体力はない…。
う～ん、う～ん(´Д` ;)
心の中で激しく葛藤。
ピラミッドは全然、目に入っていなかったのです。

とりあえず、ホテルへ向かおう。
この両肩に食い込む大荷物をなんとかしなくては…。

が、足が重くて前に出ない （T_T)
のろのろカメの歩みです。せめてもの救いは、この坂が上りではなく、下りだったことでしょうか。

坂を下ると、左にファミリーマート、
道路を挟んで右がオーベルジュ・ド・エビス。
この日の宿です。

17時、ホテルに到着。外階段を上がると、

オーベルジュ　ドゥ　ヱビス 宿・ホテル

2階がロビー。

さらに階段で3階へ上がると、休業中のレストラン（画像は、翌朝撮影）。肝心のフロントはどこだろう？

ドアがあったので開けてみたら、屋外に面した長い通路（＠＠。
何やらドアが見えるけれど、フロントは見当たりません。

戸惑っていたら、後ろからオーナーさんに声をかけられました。振り返ると、レストランの左端がフロントでした。オーナーさんは、優しいおじいちゃん。翌朝は、別の男性がフロントにいましたが、こじんまりとした家族経営なのでしょうか。

1泊素泊まり5000円。
2泊分の宿代を現金で支払い（カードは使えない）。昔懐かしい書式の領収書を受け取り、部屋へ案内してもらいました。

先ほどの通路に面したドアを開けると、さらに2つのドア。それぞれ別の部屋で、私は右側。ここで靴を脱ぎ、スリッパに履き替えます。

コテージ風トリプル、16㎡。
広いです (　ﾟ ∀ﾟ )
これで一泊素泊まり5000円は、お買い得。

1人部屋に泊まるのは、2019年11月のエジプト旅行以来。
なんとも懐かしい感覚に、旅に来たー＼(^。^)／という高揚感でいっぱいに。と同時に、コロナ禍の外出自粛生活がいかに長かったか。しみじみ思い返してしまいました。

窓からは、先ほどのファミマが見えました。
この日の宿泊客は、私ひとり。
辺りはシーンと静まり返っていました。通りをゆく車の音が聞こえますが、それほど気にはなりません。

バスルームは、水と湯のカランが別々。適温の湯にするのが難しかったけれど、それ以外は快適に使えました。

部屋に置いてあった「フロアープラン」。
なんと手書きです！

私の父が、仲間と一緒に野菜を育てていた畑の区画割を、こんな感じで書き記していたことを思い出し。
なんだか、胸がきゅうっとしました（＞＜）

翌2023年11月14日（火）。
この日は、白良浜を探検します。
8時50分、ホテルを出発（写真は、2階ロビーを出たところ）。

レンタサイクルを借りるため「まちなか総合案内所」へ向かいます。

ホテルの目の前にあるバス停「藤島」。
バスは1時間に2～4本。
まちなか総合案内所近辺へもバスが走っていますが、探検がてら歩いていくことにしました。

空は雲に覆われているけれど、日は射しています。
対岸に見える、あの建物。

古城みたいヽ(°▽、°)ノ
すごく気になるけれど、撮影だけして通り過ぎ、

橋まで来たら、磯の香がしてきました。
ああ、ここは海なんだな～。
バスに乗っていたら、気づかない。
徒歩ならではの発見です（＾＾）

清々しい空気に心が洗われる。
JALのバーゲンセールで急遽、決めた旅だったけれど、
ここに来て良かった (　ﾟ ∀ﾟ )

橋を渡り終え、グーグルマップで道を確認しつつ歩いていくと、

白良浜をライトアップするというポスターを発見。
「白良浜シーサイドライトアップ」。
期間は、2023年10月28日（土）～2024年2月29日（木）。延長約620mに渡る白砂のビーチを光と音でLight Up!。初開催なのか。見てみたいなと思いながら、歩いていくと、

「ハマギンザ街道」に出ました。
実は、上の写真の右側に足湯がありました。
しかし、全く気づかず （Ｔ□Ｔ）

前日のピラミッドと言い、私の眼は節穴か!?

その後、多少、道に迷いましたが、9時50分、まちなか総合案内所に到着。ママチャリをレンタルしたいと告げると、三段壁方面は坂があるから、電動アシスト付がいいと言われました。

貸出時間は、朝9時から16時30分まで。
料金はママチャリ 1,000円、電動 2,000円。
プラス保証金として1,000円が必要で、返却時に返してもらえます。

さて、どうしよう（・_・；）
ママチャリは普段からよく乗るし、長距離や坂の上り下りは慣れている。一方、電動アシスト付きは未経験。

考えた末に、ママチャリをレンタルしました。
しかし、この自転車が錆びだらけ。
走りはじめたら、カコカコ変な音がする。

レンタル中に故障した場合、修理費は保証金から差し引かれるシステムなのですが、この自転車、本当に大丈夫!?

貸し出す前に、動作チェックはしてくれているのかな？
乗る前から壊れていても、途中まで気づかなかったら、私が修理費を払うのか!?
気になる点は多々ありましたが、壊れないことを祈りつつ、出発しました。
以上、ご覧いただきありがとうございました。
この後は「9.番所山で360度の景色を独占」https://4travel.jp/travelogue/11881817　へ続きます。

この旅行記へのコメント （4）

• aoitomoさん 2024/02/04 20:48:40

  白浜満喫ですね～

  kiyoさん こんばんは～
  
  『ケープペンギンの赤ちゃん』
  飼育員さんに注意されているようなペンギンの赤ちゃん。
  なんか可愛いですね～
  こんなシーンが撮れてナイスです。
  
  エンジョイドームのジェットコースターを見て、
  ラスベガスのホテル『ニューヨークニューヨーク』みたいと
  想像するkiyoさんも凄い。
  アドベンチャーワールド大使になれます。( ´艸｀)
  
  『パンダラブ』の楓浜。
  人間の視線に飽きたのか立ち上がってもうドアの向こうに入りたいと。
  なんか人間みたいで面白い。
  まだ若いので飽きっぽいのかな～
  まあ気持ちが変わればまた展示ブースに舞い戻ってくれるので安心ですが。
  
  『オーベルジュ・ド・エビス』
  こんなホテルもあるのですね～
  白浜は飲食店は色々あるし素泊まりならお値打ちです。
  最近はインバウンドも増えどんどんホテル代も高騰してます。
  そんなわけでここはいいかもしれません。
  
  『とれとれ市場』
  湯浅醤油のパンダコラボ。
  確かに企業戦略ですね～
  湯浅の湯浅醤油も機会あれば訪れてみてください。
  湯浅は重要伝統的建造物群保存地区でもあるので楽しめます。
  
  『古城みたいな・・』
  ラブホではなく南紀白浜温泉『ホテル川久』です。
  http://www.hotel-kawakyu.jp/
  贅沢な『王様のビュッフェ(夕食)』が楽しめます。
  高いです。(;´∀｀)
  
  『レンタサイクル』
  確かにレンタサイクルがあれば白浜観光がだいぶ楽になりますね。
  千畳敷・三段壁まで行くには坂があるので普通の自転車ですと大変ですが・・
  
  続きも期待してます～
  
  aoitomo

  kiyoさん からの返信 2024/02/05 08:25:00

  RE: 白浜満喫ですね?

  aoitomoさん、こんにちは。
  いつもありがとうございます。
  白浜、満喫いたしました（＾＾）
  
  ペンギンのいる海獣館。
  もっとじっくり見たかったのですが、パンダやマリンライブなどいろいろ見た後だと、疲れて集中力がもちませんでした…。
  アドベンチャーワールドの見学、一日では足りないですね。
  
  楓浜。
  YouTubeで見た、もっと幼い頃の、微妙なテンポでとっとこ歩く姿が大好きだったのですが、その面影は皆無…。
  パンダラブで見た、あの脱力しきった姿には大きくなっちゃったんだね〜と多少がっかりしつつも、いろいろな姿が見れて楽しかったです。
  
  オーベルジュ・ド・エビス。
  今回、JALのバーゲンセールで見つけた航空券を、なかが勢いで予約しました。
  その時、慌ててホテルをチェックしたら、高額な部屋しか空いておらず、どうしたものかと検索して見つけたのが、この宿です。
  せっかく白浜へ行くなら、海が見える温泉ホテルがいいなと思ったりもしましたが、結果的に、ここにして良かったです。
  
  湯浅の湯浅醤油。
  重要伝統的建造物群保存地区ですか。
  それはノーチェックでした。
  アドバイスありがとうございます。
  
  ホテル川久。
  最終日にミュージアムを見学しました。
  外観からロビーから何もかもがぶっ飛んでいて、ただただ感嘆するばかり。
  『王様のビュッフェ』。
  そんな夕食があるのですか（＠＠！
  
  レンタサイクル。
  国内旅行でレンタサイクルを利用したのは、
  昔、尾道から、しまなみ海道を巡った時以来なのですが、
  徒歩ともバスとも違う楽しさをあらためて感じました。
  
  旅行記は、これでやっと半分が完成。
  だんだん面倒くさくなってきていますが、
  こうしてコメントやいいねをいただけることが励みになっています。
  本当にありがとうございます。
  kiyo

• ohanaさん 2024/02/04 20:45:11

  お醤油が気になります

  kiyo樣
  こんばんは
  
  アドベンチャーワールド、ジェットコースターもあって色々と工夫され頑張っているな～と感じました。
  
  ペンギンの種類は複数あるのは知っていましたが私も区別つきません。
  
  確か10年位前までHAWAIIのヒルトンにペンギンいました。
  いつもいるのであまり気にしなくなっていましたら、気付いたときにはお引越ししていましたが、餌やりのときはキチンと整列してお行儀良い姿を思い出します。
  
  パンダラベルの醤油、容器は可愛いですが中身は老舗のこだわりが伝わってきます。
  観光地が作ったのではなく老舗の醤油店が作った逸品に感じます。
  
  カードが使えない、電子決済が使えない!ホテルの間取りが手書き！昭和を感じます。
  今は電子化された書類に慣れてしまっています。逆に細分化された時代なのでしょうか?
  それにしても貸し切りとは、私がオーナーなら未使用の部屋の電気を点灯させ、複数宿泊者だいるよう見せかけ、安心して宿泊していただけるよう考えますが～不安はありませんでしたか?
  
  自転車や徒歩ではないと感じることができない景色に香り、自然に旅する貴重さ感じました。
  
  ohana

  kiyoさん からの返信 2024/02/05 08:24:17

  RE: お醤油が気になります

  ohana様、こんにちは。
  いつもありがとうございます。
  
  ハワイにペンギン!?
  ペンギンと言えば南極のイメージで、
  ハワイという温かい所にいたとは驚きです。
  
  パンダラベルの醤油。
  老舗の醤油に興味を持たない人も、
  あのラベルだと興味を引きやすく、
  味を知ってもらう良いきっかけになりそうですね。
  
  パンダラベルの醤油には、卵かけごはん醤油、冷や奴専用醤油などもありました。
  また、その隣に並ぶ重厚感ある箱入りの醤油の中には、
  丹波黒豆100％使用の醤油など珍しいものもあり、
  どんな味がするのか気になりました。
  
  宿は、オーナーが私の亡くなった父に雰囲気が似た方だったせいか、
  親せきの家に来たような気持ちになり、不安は感じませんでした。
  宿泊費が格安なこともあり、
  口コミには「汚い」という書き込みもあったので、
  狭くて古びた部屋を想像していたのですが、
  広くて掃除も行き届き、
  紅茶のティーバックやインスタントコーヒーまで置いてあったので、
  心遣いに感動しました。
  ohanaさんのハワイの旅行記を読んだ時も感じましたが、
  ホテルというのは単なる「箱」ではなく、
  そこを管理運営する「人」が大事なのだなと思いました。
  kiyo