2023/11/15 - 2023/11/15
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kiyoさん
この旅行記のスケジュール
2023/11/15
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川久ミュージアム
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2泊3日の最終日。
13時20分発の飛行機で羽田へ戻るため、観光は午前中のみ。
ホテルをチェックアウトし、荷物はロッカーに預け、白良浜周辺で温泉巡り…をするつもりだったのに。
朝から雨から降り始めました。
数日前まで、天気予報は晴天だったのに(><)
文句を言っても、天に通じるはずもなく。
雨の中、大荷物を持っての観光は無理と判断。
やむなく予定変更したのですが、前日同様、この日も時間に急かされることとなりました…。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「12)円月島と白良浜の夕日が見たい
https://4travel.jp/travelogue/11881998」からの続きです。
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2023年11月15日(水)。
朝8時過ぎにホテルをチェックアウト。
フロントで荷物を預けようとしたら、
今日は預かれないとの返事 Σ( ̄ロ ̄lll)
オーナーさんはどうしてもはずせない用事があり、他に従業員もいないとのこと。私が困惑していると、「11時までなら」と預かってださることになりました。オーナーさんの心遣いに感謝!
荷物の心配がなくなったところで向かったのは、ホテル川久。ホテル内にある「川久ミュージアム」を見学したかったのですが…。 -
空港行きのバスが、お昼12時1分発。
その前に、とれとれ市場で昼食をとる。
となると、宿に戻るのは10時頃か。
いやいや、待て待て。
それでは、川久ミュージアムを見学できないじゃん(><)
だって、開館は朝10時30分。
けれど、この雨で他に行く場所も思いつきません。 -
ホテルの外観やロビーだけでも見学するか。
現在時刻は、8時20分。
ホテル川久までは、歩いて片道30分。
余裕で10時には戻ってこれるはず。
そう考えて出発したのですが、この「10時」が思わぬ「枷」となろうとは。この時は思いもしませんでした…(~~ -
パラパラと小雨がぱらつき、
景色は、どんより。 -
それでも景色を撮影しつつ楽しく歩いていました。
やがて、分かれ道に出ました。
あれ? ホテルまでは一本道のはずなのに…。
地図を開いたら、とんでもない事実が発覚 (゚Д゚) -
道を間違えてる~ 。・゚(´□`)゚・。
(正しい経路は、水玉で表示された道) -
100m以上の距離をUターン。
宿のオーナーと約束した時間までに戻れるか!?
いや、きっと大丈夫、まだ時間はある。
自分を励まし、速足で坂を上ります。 -
暑い~、しんどい~
寒いからと、今朝、ヒートテックのスパッツを2枚、重ね着しました。さらに、レッグウォーマーもつけているので発熱機能がハンパない…。
コートもカーデガンも脱いで、長袖シャツ1枚に。
そのシャツもヒートテックなので、
気温が摂氏9度でも寒さを感じません…。 -
昨日は、ここで左折して、まちなか総合案内所へ。でも、今日はこのまま直進。
-
さっき間違えて歩いたのは、あのホテルの向こう側の道。なんとしても10時までに戻らねばと、必死に歩いて15分。やっと、ここまでリカバリーできたけれど、
-
もう足が重くて、前に出な~い(><)
そんな中、黄色い看板「スーパーVショップ」が見えてきました。
あの先を右折すれば、目的地(☆゚∀゚)
その手前左に見えるのは、 -
漁で使う網?
それとも、養殖に使うのかな? -
目的地が近づいてきたことで、少し心の余裕が生まれました。
でも、この網の正体はわからないまま。
スーパーVショップを通り過ぎ、 -
その先を右折したら、あった (=´∀`)人(´∀`=)
-
周囲から浮きまくっているけれど (^-^;)
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ここだけ切り取ると、スペインに来たみたい。
広角レンズでないと収まらない巨大ホテル。 -
塔の上には、ブロンズ製のウサギ象。
イギリスの彫刻家バリー・フラナガンの作品で、幅6m、高さは5mもあるそうです。 -
建物の外観を見てまわりたいのに、道がありません。仕方ないので、ロビーを見学することに。
-
後日談ですが、翌日、空港行きのバスから
ホテルの外観を眺めることができました(・∀・) -
話がそれましたが、入口を入ると、フロントの女性スタッフと目があいました。時刻は、8時50分。開館前と知りつつ、ミュージアムについて尋ねると、この時間でも見学可能とのこと。
え~、いいの!? ( ゚∀ ゚) -
入場料は、1000円。
これを高いとみるか、妥当とみるかは、あなた次第!?
見学時間は、早い人だと30分くらいだと言う。
それなら、10時までに戻れるかな。 -
パンフレットを参考に見所を確認。
けれど、時間までに戻らねばと気持ちが焦り、
内容がまったく頭に入りません。 -
とりあえず、ロビーを撮影。
この煌びやかさは、どこかで見たことがあると思ったら、 -
ラスベガスの「ベネチアン リゾート ホテル & カジノ」を思い出しました(画像は2011年撮影)。
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そんなホテル川久の豪華なロビーに展示されているのは「オーナーズコレクション」。中国から買い付けた清時代の骨董品を間近に見ることができます。
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これは「瑠璃瓦」。
中国の紫禁城のものと同じ。
瓦の色は、皇帝しか使うことが許されない「老中黄」。
そんなすごい瓦が、47万枚。
ホテル川久の屋根にも使われているそうです。 -
この煉瓦は「触れてOK」。
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外壁に使われている煉瓦です。
外壁のデザインを依頼したIBSTOK社は、イギリスの煉瓦技術でベスト3に入るとか。 -
使用された煉瓦は、73種類140万ピース!
施工には、最盛期で約80人の職人が従事したそうです。 -
これは清時代17-20世紀初頭の骨董品ですが、
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足の部分の顔が、マヤのアステカ文明っぽい!?
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その一方で、上部の龍の表情は愛嬌たっぷり。
子供が描いたみたいです (^^) -
これも清時代 17-20世紀初頭の骨董品ですが、
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体がピーナッツみたい (^^)
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横顔は「サザエさん」の「わかめちゃん」に似てる!?
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「オーナーズコレクション」のすぐ前にある螺旋階段は、
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天井から太いワイヤーで吊り下げられ、空中に浮かんでいるように見えるらしいのですが…。時間までにホテルに戻らねばと気が焦っていたせいか、そんなこと全然、気づきませんでした。
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階段を上った先には「絵画コレクション」。
サルバドール ダリの素描がたくさん展示されていました。 -
リスの生態を細かくスケッチ。
リスがじっと静止しているはずありません。
瞬時に形態を記憶して描く。
すごい能力です (@。@
この時の私は、リスしか目に入っていませんでした。
でも、一歩下がって全体を見ると、 -
すごく不気味な絵でした…。
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一方、マルク・シャガールの絵は物寂し気な感じもするけれど、心がほっと和みます(^^。この絵、パリ オペラ座の天井画を思い出すな。
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そう思って、大昔のアルバムを見返したら、パリ オペラ座で撮影した画像と、同じ絵でした! ホテル川久に展示されていたのは、本制作に入る前の習作でしょうか。
思わぬ再会(?)に感動 (^o^-) -
ここまで海外の作家ばかり見てきましたが、
日本画もありました。
横山大観と言えば、「富士山」。
生涯で2000点もの富士山を描いたそうですが、 -
波に漂う小船と、天秤竿をかつぐ男性でしょうか。
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上空から海岸を見下ろす大胆な構図。
打ち寄せる波の、繊細なマチエール。
こんな絵も描いていたのか。
思わず顔を近づけて見入ってしまいました。 -
絵画以外にも、見るべきもの。
それは、右側の丸い格子穴から -
見下ろすロビーでしょうか。
床は、ローマンモザイクタイル。
約1センチ角のモザイクを、総面積1,500平米の床に敷き詰めた!
しかも、イタリアのモザイク職人達手作業で!!
どれほどの手間と労力を要したのか。
気が遠くなりそうです…。
さて、次の見所は、どこだ?
パンフレットで順路を確認するも、字が小さい(+_+)
照明も落としてあるので読みづらいったらありません。
あれ? もしかして、順路を逆に回っている?
そんな気がして通路を戻ったら、 -
ちゃんと順路通りに見学していたことがわかり、先ほどの格子穴のところまでUターン。もう、時間がないのに(><)無駄な動きばかりしています。
以上、ご覧いただきありがとうございました。
この後は「14) 30分では足りなかった川久ミュージアム」https://4travel.jp/travelogue/11883730 へ続きます。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- aoitomoさん 2024/04/03 23:54:55
- 川久ミュージアムもしっかり見られていてびっくりです!
- kiyoさん こんばんは~
川久ミュージアムも見学されたのですね~
ホテルを覗こうと思ったら、
これを利用するのが一番です。
ついでにミュージアムも見れますので。
時間が少ないのにも関わらず、丁寧に観察されて驚きます。
しっかり調べてコメントも書かれているので、
川久の歴史も理解されたこととおもいます。
丸いマルク・シャガールの絵がパリオペラ座の天井画と気づくなんて流石です。
私もkiyoさんの説明で初めて知りましたよ。
川久に泊まるのはちょっと高いのですが、
王様のビュッフェと呼ばれるビュッフェディナーがとにかく凄いのです。
そして『温泉サロン ROYAL SPA』はいわゆるお風呂ですが、
寛ぐようにのんびりできます。
現在は観光客も多くホテル宿泊客も多いので、
どこまで楽しめるかはわかりませんが一度は滞在することをお勧めします。
部屋もスイートルームで広くてびっくりです。
最低ランクの部屋を除けば十分に快適だと思います。
有料の屋内プール&ジャグジーもあります。
有料なんで利用者も少なくおすすめです。
続きも期待してます。
aoitomo
- kiyoさん からの返信 2024/04/04 16:39:24
- RE: 川久ミュージアムもしっかり見られていてびっくりです!
- aoitomoさん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
川久ミュージアム。
所蔵品について詳しく解説している記事をネットで見つけ、その内容がとても面白かったのでミュージアムを見にいきました。
絵画作品はどれも、有名な美術館が所蔵していてもおかしくないほどレベルが高い作品ばかりで驚きました。
パリのオペラ座はバレエの舞台を見に行った時、天井画に圧倒され、すごく印象に残っていたので思い出しました。
でも、昔の事はすぐ思い出せるのに、最近のことは忘れてしまいがち。
脳の老化を意識してしまう今日この頃です(^^;
ホテル川久。
温泉サロンやプールにジャグジーもあるのですか。
いいですね、泊まってみたいです。
次の和歌山旅行を計画する際、宿泊先候補に入れておきます。
ありがとうございました。
kiyo
-
- ohanaさん 2024/04/03 14:07:54
- アクティブですね
- kiyoさん
こんにちは
しかし凄い行動力。
私の年齢になると頭では考えても身体が付いていきません。
先日休みの平日。
友人とお茶&ランチ
友人は退職した同僚。
先ずは新宿で待ち合わせし純喫茶でお茶し⇒ランチ。
ランチ後別れ、府中の愛猫の墓参⇒帰宅
一日に2回のことするととても疲れます~
今日のタイムトライアルも素晴らしいです。
ミュージアムまで見学。
なせばなる、なさねばならぬ、なにごとも、ですね。
一見詰め込んだ行動に見えても私の貧乏性とは違い、有意義さを感じます。
ohana
- kiyoさん からの返信 2024/04/04 16:38:45
- RE: アクティブですね
- ohanaさん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
「やると言ったら、必ず実行する人」と以前、友達に言われたこともありますが…。年齢とともに、そんな行動力も衰えていっている気がします。
好奇心を失うと、家にこもりがちになり、心身ともに衰えやすくなる。
元気でいるためには、あらゆる方向へアンテナを張り、いろいろな事に興味を持ち続けることだ。
そんな話を先日、ラジオで聞きました。
私も以前に比べ、外に出るのが億劫になってきたので、これは要注意。
自分に活を入れなければと思っているところです(^^;
kiyo
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