お城と紅葉と夜景を見る旅。3日目その2。犬山寂光院で紅葉狩り。

2023/11/24 - 2023/11/27

犬山寂光院の別名は「尾張のもみじでら」。
イロハモミジやカエデなど約1000本が立ち並び、巨木が多く、木曽川沿いにあることから寒暖の差を受け色鮮やかに染まるため見応えがあります。

エリア 犬山(愛知)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩

11月26日（日）旅3日目
12:13
寂光院まで歩く途中、ふと振り向いたら天守閣が見えて、犬山城だぁと声に出してしまいました。天守が見える風景って良いなぁ。

犬山城は後堅固の城と言われ、背後の木曽川から城までが断崖となっているため、背面から攻め入ることが困難で、城下町まで堀で囲まれている総構えの構造により防御に優れていました。

再び振り返って写真を撮っていたら、結婚前は岐阜に住んでいて、今日は旅行で訪れたという女性に声をかけられて暫く立ち話し。旅先って、知らない方との話が弾みます。

竹林が印象的なホテルインディゴ犬山有楽苑前を通過。

ハクセキレイかな。自分の体より大きい段差をピョンピョンと跳ねるように飛んでいるのが可愛らしくて、しばらく見ていました。

12:26
天気が良いし、どこを見ても景色が素敵。歩くのが楽しい。

木曽川を跨ぐ線路。かっこいい。思わず立ち止まってしまいました。

紅葉に癒されながら、せっせと歩きます。

13:05
寂光院に到着。犬山城からは4kmくらい歩いたのかな。

13:24
本堂へは、一般のエレベーターと同様の全自動呼出しボタン方式のスロープカーで4分で登れます。定員6名、片道200円。
歩き疲れてきたので、スロープカーを利用しようと思ったけれど、2～30分待ちの列が出来ていたので歩いて登ることにしました。

寂光院
通称　継鹿尾観音
別名　もみじでら

健康300段。坂には名前が付けられていて祈りながら上ります。

13:32
山頂へ。いろんなことを祈れたので、階段を上ってきて良かった。

本堂の参拝前に、弘法大師像の建つ展望台へ。

寂光院の由来には、織田信長が中興として書かれています。

肉眼でなんとか分かったけれど、スマホで撮ったらどれがお城という感じ。心のアルバムに残しておきます。

それでは、本堂へ。

願いの鐘は、みんなが撞くのでゴンゴン鳴りっぱなし。

本堂の前の木が、とっても大きくて色鮮やかです。

真言宗智山派
継鹿尾山八葉蓮台寺寂光院
645年（白雉はくち5年）開基
宗祖　弘法大師空海
本尊　千手観世音菩薩
本山　智積院 京都東山七条

並んでいたので、少し待ってから参拝させていただきました。

寂光院 寺・神社・教会

旅行記を書いていて、以前、ご本山を参拝していたことに気付きました。また旅が繋がって嬉しい。

https://4travel.jp/travelogue/11663464

本堂参拝のあと、渡り廊下で結ばれた随求堂を参拝。

階段やスロープカーで登ってくると、この渡り廊下をくぐって本堂や展望台に進むことになります。
（向かって右が本堂、左が展望台、奥が階段側。）

随求堂
本尊　大随求菩薩

真剣に錫杖を揺らす女性が、次々と現れてました。

紅葉を堪能したので、下山することにします。

七福坂の途中にあったお不動尊に手を合わせ、また階段を下りました。

14:26
御朱印をいただくため社務所へ。

社務所の窓口の前に置いてあった柘榴の写真を撮っていたら、御朱印帳を受け取る際に、1週間くらい経つから色褪せてしまってと声をかけられました。
住職と奥様でしょうか。お二方とも穏やかな話し方で、柘榴を見たのは十何年ぶりだったので撮らせて頂いたと応えたら、それがきっかけで木々や紅葉のこと、地元の名産品（食べ物）のことまでと、しばらくお話させていただいてしまいました。

千手大悲殿　
厄除不動
良縁弁財天

三つの御法印と一緒にいただいたお寺の説明書き。

お話したことが思い出されて、ほっこりします。喜びと幸せのご利益をいただきました。

歩佛と書かれているのかな。道標の役目もしているようです。

ここから先は写真を撮らなかった（削除してしまった？）けど、紅葉の時期だけ寂光院一犬山公園駅間の臨時バスが出ていたので乗車。
その後、ひと駅分だけ電車に乗って犬山駅へ。タイミングよく進んだので、20分くらいで帰れました。

14:57
ホテルで預かってもらっていた荷物を受け取り、犬山駅へ。

15:05
紅葉も素敵でしたが、犬山城は桜の名所。ソメイヨシノに囲まれる様子も見てみたいなと思いながら、名鉄線に乗車。

16:39
名古屋で近鉄に乗り換えて四日市駅に到着しました。これで岐阜・三重と、4トラ地図2ヶ所を塗り潰し。

近鉄四日市駅 駅

こにゅうどうくんが笑顔（？）で迎えてくれました。

17:38
昼抜きだったので、近鉄百貨店でお惣菜を買ってからホテルにチェックイン。
少しでも地元のものが食べたいと伊勢名物の手こね寿司を探して、これで3夜連続の内食になってしまいました。
タイムセールだったので、ちょっとお得になって、今回の旅は食費がとても安く済んでます。3日分合わせても、ふだんの旅の夕食1回分の方が高いくらいかも。

夜景を見に行きたいからアルコールは控えて、晩酌用にとお惣菜を残しながらも、空腹だったので一気に食べてしまいました。よって、手こね寿司の評価は曖昧。ご当地ものに拘らなくてもよかったかな。