お城と紅葉と夜景を見る旅。4日目。その1。浜田城址。

2023/11/24 - 2023/11/27

旅4日目。プランを練って出かけた旅ではなかったので、どこに行こうか迷いつつ歩き始めてみたら、博物館も環境未来館も休館の表示。今日は月曜日だったんだと、その時に気付きました。
さて、どうしよう？
あすなろう鉄道に乗ることだけは決めていたけど、時間が余りそうだし、あとひとつくらいは観光したい。そう考えて「四日市」「城」で検索してみたら、近くに城址があることが分かったので訪ねてみました。

エリア 四日市(三重)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

11月27日（月）旅4日目
08:01
朝カレー。あると食べてしまいます。朝食無料だったので、ますます犬山のホテルのCPが気になってしまいました。

普通のビジネスホテル。コンパクトなお部屋でしたが、エアコンが個室調整できたので評価アップです。

四日市アーバンホテル 宿・ホテル

荷物を預かってもらってチェックアウト。

ふと見上げた時計が、やった～ 10時ちょうどだぁ！
ささいなことに幸せを感じちゃう。

こにゅうどうくん元気に遊んでるね、って撮ったものの、ここは駅前。
キャッチボールをしてもいいよとか、自転車に乗ってもいいよってことじゃないよね。それはダメだよって逆説的に注意してる？

ナゾは解決しないけど、とにかく散策開始。

市の花サルビア。
マンホールより落ち葉のイチョウが気になって。

泥吐桝。これ初めて見ました。地元にも、というより全国にあるはずだから今度探してみよう。

再び、市の花サルビア。

四日市市の友好姉妹都市の、ロングビーチ市・シドニー市・天津市の風景と代表的な動物のコアラとパンダ。

東海道五十三次宿場町三重川。
菅笠が風で飛ばされ、慌てて追いかける表情まで再現されています。これまで見たカラーマンホールの中で、1番だと思う芸術品。
（昨日の夜に見たものと、若干色合いが違います。）

ガード下付近でマンホールをいろいろ見つけました。

近鉄四日市駅 駅

10:34
鵜森神社へ。近鉄四日市駅から徒歩5分。

鵜の森公園 公園・植物園

神社由緒によると鵜森神社の鎮座地は浜田城の旧跡で、文明年代（1400年代）より浜田城主の田原家が代々崇敬した社だそう。

参道沿いには、鵜の森公園の解説や絵巻などが掲げられています。

この絵巻がなかなか面白くて、じっくり読んでしまいました。

藤原秀郷（田原藤太・俵藤太）は、940年（天慶3）に平将門を討つという大功を挙げながらも、それ以降は史料にほとんど記されていない平安時代中期の武将。

大ムカデを退治した秀郷は褒美に兜を賜り、それがこの神社の社宝である十六間四方白星兜鉢とされています。国の重要文化財。

十六間四方白星兜鉢は16枚の鉄板を矧ぎ合わせ半球状にかたどり、その四方には薄い鍍銀板を被せた形跡が残るそう。

鵜森神社。創建不詳。
三重に再訪することができたと、感謝を込めて参拝。

田原稲荷大明神。

冠木門。お城があったことが一目で分かるようなシンボルとして、一口城主の寄付を募り建てられたもの。

浜田城。1470年（文明2）田原美作守忠秀（たはらみまさかのかみただひで）により築城。100余年四代に渡る居城でしたが、1575年（天正3）廃城。土塁の一部が現存する程度で当時の城の詳細は不明。
初代城主・忠秀が、城の西側にあった東海道を海に近い東側に移して交通の便を図る。市場を整備し三滝川の南側の辻で毎月4の付く日に市場を開催したことが、四日市地名由来となっています。

秀郷の兜鉢が社宝となったのは、藤原氏の後裔氏族を辿ると田原氏があり、田原美作守忠秀がここに浜田城を築いたからということのようです。

11:00
神社周辺に土塁跡が残る程度でしたが、歴史を感じる時間が過ごせてよかったです。