ドイツ東部保存鉄道を巡る・17日の旅　⑥フィヒテルベルク鉄道

2023/09/21 - 2023/09/21

ここから蒸機の世界に入ります！
始発駅(Cranzahl)で出発を待つ99形蒸気機関車。

最初はチェコとの国境近くを走るFichtelberg鉄道。
標高654mの始発駅から893mの終点までずっと登りの17km、各駅に停まりながら1時間。
終点は冬はスキーリゾート、雪の季節以外は保養地やハイキングコースとして賑わいますが、ほとんどが自家用車で訪れます。
列車は中高年のお客さんでほぼ埋まっていました。
お天気も最高で青空が眩しいくらいで暑い！

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

右に左にカーブを繰り返しながら力強く登っていきます。

動画はこちら↓
https://youtu.be/tmC6d2DbqO0

終点駅 (Kurort Oberwiesenthal）手前の鉄橋で1時間半後に来た列車を狙いました。

終点では機回しして折り返しの客車のまえに後向きで連結します。

機関士さんもしばしリラックス。

帰りは下り坂なので余裕です。

出発していきましたが、各駅に停まるので各駅の出発時に力を使います。

宿を紹介しましょう。
終点の2つ手前の駅前すぐにあって、2階のテラス付きの部屋なら機関車の到着、出発を間近に見ることができます。
たぶん鉄ちゃん御用達、ロビーにはドイツ国内の鉄道情報のパンフレット、雑誌などが溢れていました。

ドアにある洒落た表示もそそります。

泊まった宿から数10メートル歩くとチェコとの国境があります。
前方の白い杭に見える植栽が境目で下には小川が流れています。

周りにレストランが無いので、オーナーはいつも「晩ごはんはチェコで食べて」とお客さんに言っているとのこと。
ローカル中のローカルでレストランでは英語などまるで通じませんでした！

国境を流れる幅3～4ｍの川を渡るとチェコ。

渡ったところにあるチェコの標識。

少し歩いたところにあるレストラン。チェコ語とドイツ語しかないメニューで英語はほとんど通じません！
むかしプラハで食べたグヤーシュ(スープ、シチュー系の名物料理)を思い出して、ビーフ入りを注文しました。
予想通りの味でひと安心、牛のスネ肉(たぶん)がよく煮込んでありました。

チェコといえばピルスナー系のビールですね。
少し苦味があってジンワリとした口当たりでした。