ドイツ東部保存鉄道を巡る・17日の旅　⑯

2023/09/29 - 2023/09/29

ライプツィヒではバッハ詣で～その1

聖トマス教会はマタイ受難曲が初演され、その内陣にはバッハの墓所があります。バッハがこの教会のカントール(音楽監督)に就任したのが1723年、今年300周年を迎えてライプツィヒでは数多くのイベントがBach300と銘打って行われています。
今夜はゲヴァントハウスのオケも入ってのカンタータが5曲、教会コンサートとして開催されます♪♪♪
それに先立ってライプツィヒ・ヴォーカルアンサンブルのモテット演奏を伴った典礼もあります。

エリア ライプツィヒ(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

聖トマス教会横の広場に建つバッハ像。

楽譜を握り、威厳のある顔つきをしています。

内陣の下にバッハは眠っています。手前にロープがあってこれ以上近づけません。

内陣の奥には美しいステンドグラスが。

周りにも。

奥にはオルガンが座っています。

教会内の資料室で。

やたら分厚い書物でした。

ここでバッハは1723年から1750年まで仕えたとあります。

今日9/29のコンサートの告知も。

ライプツィヒではバッハ詣で～その2

聖トマス教会でのライプツィヒ・ヴォーカルアンサンブルのモテットは教会の典礼に則ったもの。聴衆が讃美歌を歌う場面もあって、6月のスペインのときを思い出しながら楽しみました。

終了後の片付けのときに指揮者に挨拶してパチリ。
合唱団の演奏も教会の響きをしっかりと味方にした素晴らしいものでした。
曲目はメンデルスゾーンを中心にテレマン、シュッツなど。

控えめなサインもいただきました。

聖トマス教会正面の公園にメンデルスゾーンさんの像もありました！！（失礼しました)

演奏会の前に教会横のレストランで腹ごしらえ。
季節のポルチーニ茸のリゾットを。

店名のデザインがしゃれていました。
バッハのファーストネームに最後に付けた「S」の字が、、

ト音記号になっていました。

ライプツィヒではバッハ詣で～その3

聖トマス教会での典礼モテットの次は同じ教会で1時間後に始まるカンタータのコンサート。少年たちは聖トマス教会合唱団員としてこの演奏会で歌うため、モテットはヴォーカルアンサンブルが担当したらしい。

ゲヴァントハウス・オーケストラ、4人のソリスト、指揮はバッハから数えて18代目のカントールとなるAndreas Reise、贅沢な陣容です。結構な料金でしたが席は埋まっていました。

演奏曲目(作品番号のみで)はBWV77、25、138、95でした。
40人前後の少年たちはときどきオケに飲み込まれそうな場面もありましたが、しっかりとした演奏でした。
夕方からのモテットに続いて5時間近く教会の木の椅子に座っていたので、お尻が痛くなりましたが！

終演後教会を出て宿舎に向かう少年たち。

教会の向こうには満月が。ちょうど日本では中秋の名月の日でした。

ライプツィヒではバッハ詣で～4

聖トマス教会と並んでもう一つ、この街最古で最大の教会が聖ニコライ教会。
ここのカントールも当時は聖トマスのカントールが兼任することになっていたそうで、バッハのヨハネ受難曲が初演されています。

ザクセン州一の規模を誇るパイプオルガンは5段の鍵盤、102のストップと6804本のパイプを持つ立派なものです。
覗いたときにオルガンの調整かオルガニストの指回しの確認か、いい音が鳴っていました。
https://youtu.be/3p62RMw9hE8
https://youtu.be/_BQgqU5iH4o