2022/11/24 - 2022/11/25
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Lily-junjunさん
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この旅行記のスケジュール
2022/11/24
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滋賀県旅行の第一日目に、最初に訪れたのが高島市にある「農業公園マキノピックランド」を縦貫する県道287号線小荒路牧野沢線に、約2.4kmにわたるメタセコイア並木です。500本も植えられている黄金色のプロムナードが広がっています。「メタセコイア並木」は、読売新聞社が選定する「新・日本街路樹百景」や主婦の友社選「日本の紅葉名所100選」にも選ばれた絶景スポットです。
「メタセコイア並木」の絶景を堪能したあとに、ランチを食べるために奥琵琶湖マキノグランドパークホテル」立ち寄りました。「近江牛煮込みハンバーグ御膳」が評判だったのですが、パック旅行だったので今回はメニューにはない「和風のお弁当セット」を食べました。お弁当なので冷めていてちょっと残念でした。しかし、ホテル前には、プライベートビーチがあり、遠くに「竹生島」を臨み、さざ波が打ち寄せる音が心地よさを誘ってくれます。そして、マキノサニービーチから続くホテル前のプライベートビーチを含む周辺沿岸部は「重要文化的景観」に選定されたそうです。
「奥琵琶湖マキノグランドパークホテル」でランチを済ませたあと、今回の旅行で楽しみにしていた「比叡山延暦寺椿堂」へ向かいました。「比叡山延暦寺椿堂」では、「聖徳太子1400年御遠忌記念」で特別拝観することができます。聖徳太子ゆかりの「椿堂」では、1400年の眠りから覚めた本尊「千手観世音菩薩像」と「堂内」を初公開していました。「椿堂」本尊の「千手観音像」の高さは約85センチです。そして「千手観音像」の胎内に聖徳太子の御本尊として納入したと伝わる胎内仏で、7世紀に制作されたとされるわずか9cmの仏像「菩薩半跏像」が入っているそうです。「菩薩半跏像」は、会期に合わせて比叡山の宝物を収蔵する「国宝殿」にて展示されます。
「比叡山延暦寺椿堂」を後にして「びわ湖大津館」に夕食を取るため向かいました。その途中に、「夢見が丘展望台」があり、琵琶湖と紅葉の素晴らしい光景を目にすることができました。そして、向かったホテルのレストランは、ベルギーの港町をイメージしたフレンチレストラン「ベル ヴァン ブルージュ」です。琵琶湖の迎賓館だけあって料理は一流でした。料理が美味しかったので、写真を撮り忘れてしまいました。「ベル ヴァン ブルージュ」のこだわりは、無農薬ハーブにこだわった心と体に優しい自然派の創作フレンチです。そして、「びわ湖大津館」でのもう一つの楽しみが、びわ湖大津館に隣接する約5,900㎡の広大な敷地には、四季折々の花々が楽しめる「イングリッシュガーデン」です。残念ながら「びわ湖大津館」に到着したのが19:30頃だったので、入園することはできませんでした。
「びわ湖大津館」で夕食を取った後に、国宝と紅葉を幻想的にライトアップする瀬田川沿いにある「石山寺」の「あらた夜もみじ」を見に向かいました。今年は色づくのが例年に比べて遅く、緑、黄色そして赤のコントラストが非常に色鮮やかなコントラストで非常に印象に残りました。「石山寺」に到着すると夜間の見学のコースは決まっていて、地面に置かれた行燈を頼り光の道を前に進みます。これがまた幻想的な風景を醸し出しています。また、「紫式部」を始め、古来より多くの文学者が訪れたことから「文学の寺」や境内に四季折々の花が咲き誇ることから、「花の寺」としても知られています。
「石山寺」の「あたら夜もみじ」を十分堪能した後、今日の宿泊先である「びわ湖大津プリンスホテル」へ向かいました「びわ湖大津プリンスホテル」に着くなり、美しい光景が目の前に広がっていました。ホテルと琵琶湖周辺がライトアップされていて感激しました。「SLOW OTSU」というイベントが開催されていました。宿泊した部屋は14Fのツインルームでしたので、部屋の窓から見えるびわ湖とびわ湖を取り囲んでいる遠くに見える山並みの景観がマッチしていて、ふだん東京では味わうことのない自然が創り出す光景に感動しました。また、朝食は、37Fのレイクビューダイニング 「ビオナ」でのビュッフェ形式の料理を堪能できました。
滋賀県旅行の二日目は、「湖南三山紅葉めぐり」と「教林坊」を見学します。「湖南三山」とは、「常楽寺」、「長寿寺」そして「善水寺」の三つのお寺のことです。まずは、「常楽寺」に向かいます。「常楽寺」は歴史と由緒のあるお寺です。奈良時代中期の和銅年間に「良弁」が、「元明天皇」の勅命により開いたお寺です。ツアーで行ったのがよかったのか「常楽寺」、「長寿寺」そして「善水寺」では見学する前に、住職からのお寺の歴史、由緒、見どころそしてお寺の抱えている問題を聞くことができました。それぞれのお寺には檀家はないので、観光資源に頼らざるを得ないそうです。お寺の本堂の屋根は、「桧皮葺」になっています。本堂の屋根の改修は、40年に一度やらなければならず、費用はなんと約一億五千万円もかかるそうです。入山料だけではできないので、クラウドファンディングをやって寄付金を募っているそうです。歴史的建造物を後世まで伝えるのは大変なことと感じました。
「常楽寺」の見学を終えて次は、「長寿寺」です。「常楽寺」からは車で10分くらいの所にありました。「長寿寺」の駐車場から向かう途中に5~6軒の地元でとれた野菜、お餅などの屋台が出ていました。駐車場から「長寿寺」の山門に着き、山門の向こうには驚きの光景が待っていました。深紅のトンネルとレッドカーペットの参道が200m位続いていました。「本堂」周辺には紅葉はあまり見られませんが、参道の紅葉は見る人の心をくぎ付けにします。
「常楽寺」、「長寿寺」の見学を終えて最後の「善水寺」です。「長寿寺」からは車で30分くらいの所にありました。「善水寺」では、庭園と紅葉の美しさに魅龍されました。それと桓武天皇が飲んで病気が治った「善水元水」があります。お寺への寄付として100円でペットボトルを購入し、元水を持ち帰るというシステムです。ペットボトルはハンマーで叩いて蓋の台座(雄ネジ部分)とキャップを自分で固定して作ります。結構これが難しいので改善の余地がありますね。
湖南三山のお寺を巡り、滋賀旅行の最後に「教林坊」を訪れました。「教林坊」へ向かうバスの中でバスガイドさんから注意点のアナウンスがありました。コロナ関係の注意事項は別として、駐車場から「教林坊」へ行く途中には民家があるので、歩きながらの会話は差し控えること、「教林坊」は一方通行なので写真撮影で他人の迷惑にならないように極力立ち止まらないことなどでした。迷惑なお寺に来たものだと思っていましたが、最後に信じられないようなドラマが待っていました。目の前に広がる鮮やかな紅葉の風景です。周りにいる人も「こんなきれいな紅葉は見たことがない。」と異口同音に口にしていました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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《メタセコイア並木》の駐車場から撮影
東京から新幹線に乗り米原駅で下車して、最初に向かったのは、農業公園マキノピックランドの「メタセコイア並木」です。ちょうど紅葉の時期に行ったので、どこもかしこも人ばかりで、トイレに入るのも行列、レストランやカフェに入るのも行列でした。しかし、それだけのことのある自然が織りなす素晴らしい眺めでした。それでは、「メタセコイア並木」について、レポートしたいと思います。
滋賀県高島市の「農業公園マキノピックランド」を縦貫する県道287号線小荒路牧野沢線には、なんと約2.4kmにわたり「メタセコイア」が約500本植えられています。遠くに見える「野坂山地」の山々がさらに、黄金色に染まる「メタセコイア並木」の紅葉に素晴らしい景観を演出しています。「メタセコイア並木」に似た感の「明治神宮外苑」の「いちょう並木」も確かに素晴らしいですが、2.4km、500本もの黄金色のプロムナードは、今までにこんな壮観な景色は見たことありませんでした。
ちなみに「メタセコイア」は、中国原産のスギ科メタセコイア属の落葉高木で、和名は「アケボノスギ」というそうです。そして、この「メタセコイア並木」は、1981年(昭和56年)に学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環としてマキノ町果樹生産組合が植えたのが始まりですが、組合関係者をはじめとする地域の人々の手により慈しまれ、育まれて、その後さらに県道も協調して植栽され、延長が伸ばされたことから、現在のこの雄大な姿となったものです。「弘前城」の桜もそうですが、やはり地域の人々の献身的な身を惜しまない労力なしにはこのような自然は創造できませんよね。また、「メタセコイア並木」は、読売新聞社が選定する「新・日本街路樹百景」や主婦の友社選「日本の紅葉名所100選」にも選ばれた絶景スポットです。
そして、この「メタセコイア並木」沿いにある「マキノ農業公園マキノピックランド」は、旬の果物狩りを楽しめる農業公園です。聞いたところによるとサクランボ、ブルーベリー、ぶどう、くり、さつまいも、りんごと旬などの果物の収穫体験ができるそうです。「マキノ農業公園マキノピックランド」は、「果樹園ゾーン」、「沿道修景ゾーン」と「パークゾーン」の3つのゾーンから構成されている広大な農園公園です。道の駅のように野菜直売所や手作りジェラートもありました。特に、手作りジェラートは、新鮮な季節の果物を使っているせいかとてもまろやかで美味しかったです。また、地元マキノ産のお茶を使った「マキノ茶」のジェラートもありました。ちょうど紅葉の時期に行ったので、どこもかしこも人ばかりで、トイレに入るのも行列、レストランやカフェに入るのも行列でした。しかし、それだけのことのある自然が織りなす素晴らしい眺めでした。
【「メタセコイア並木」の一口メモ】
所在地…〒520-1835 滋賀県高島市マキノ町牧野~蛭口(マキノ農業公園マキノピックランド付近)メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》の駐車場から撮影:1本だけあるメタセコイヤ
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》の駐車場から撮影:周りの山々と紅葉風景
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》黄金のプロムナード
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》黄金のプロムナード
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》黄金のプロムナード
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》黄金のプロムナード
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》黄金のプロムナード
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》黄金のプロムナード
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》黄金のプロムナード
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》黄金のプロムナード:縦断するだけでなく、横にもありました。
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》周辺の観光案内図
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》カフェレストラン
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》カフェレストラン
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》案内図
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《メタセコイア並木》解説板
メタセコイア並木道 自然・景勝地
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」正面玄関
「奥琵琶湖マキノグランドパークホテル」へは、「メタセコイア並木」の絶景を堪能したあとに、ランチを食べるために立ち寄りました。「メタセコイア並木」から観光バスで15分くらしかかからず着きました。ランチは、琵琶湖の雄大な湖面を眺めながら食事をすることのできる「レストラン竹生」で食べました。確かに、琵琶湖の雄大な眺めと琵琶湖に浮かぶ竹生島はとてもバランスがとれていて抜群でした。「奥琵琶湖マキノグランドパークホテル」は、ランチメニューも種類が豊富で、「近江牛煮込みハンバーグ御膳」、「冷しおうみ鴨とろろそば」、「冷しおうみ鴨とろろそば御膳」、「高島とんちゃん丼定食」、「おうみ鴨ロース丼定食」、「茄子とトマトのパスタセット」、「野菜カレーセット」など七種類から自分の好みの料理をチョイスできるのも魅力です。どれが出るか楽しみにしていたのですが、残念ながらパック旅行だったので今回はメニューにはない「和風のお弁当セット」を食べました。すでにテーブルに並べられていて、料理は冷めていて味は普通でした。本当は、このホテル自慢の「近江牛煮込みハンバーグ御膳」を食べたかったのですが。ランチを済ませホテルの外にあるプライベートビーチには極上の時が待っていました。ホテル前には、プライベートビーチがあり、遠くに「竹生島」を臨むことができ、さざ波が打ち寄せる音が心地よさを誘ってくれます。そして、マキノサニービーチから続くホテル前のプライベートビーチを含む周辺沿岸部は「重要文化的景観」に選定されたそうです。
【「レストラン竹生」の一口メモ】
? 営業時間…11:30~13:30
? 住所…〒520-1812 滋賀県高島市マキノ町西浜763-2 TEL : 0740-28-1111レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」内観
レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」内観
レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」内観
レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」内観
レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」ランチのお弁当
レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」ランチのお弁当
レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」プライベットビーチ
レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」プライベットビーチから臨む琵琶湖と竹生島
レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」プライベットビーチ
レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」プライベットビーチ
レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」プライベットビーチ
レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」プライベットビーチから臨む琵琶湖と竹生島
レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」プライベットビーチ
レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《奥琵琶湖マキノグランドパークホテル》「レストラン竹生」プライベットビーチから臨む竹生島
レストラン 竹生 グルメ・レストラン
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《比叡山延暦寺》椿堂
今回の旅行の目的一つは、比叡山延暦寺の椿堂が聖徳太子1400年御遠忌記念で特別拝観できることでした。「比叡山延暦寺」は、「東塔」、「西塔」、「横川」の3つの広大なエリアで構成されています。比叡山延暦寺の西塔地区は、ユネスコ世界文化遺産に登録されています。時間の都合で、西塔エリアのみ立ち寄りました。そして、西塔エリアでは椿堂の他に、常行堂、法華堂、釈迦堂にも立ち寄りました。
西塔エリアで最初に訪れた聖徳太子ゆかりの「椿堂」では、1400年の眠りから覚めた本尊「千手観世音菩薩像」と「堂宇内」が初公開されていました。ちなみに、なぜ「椿堂」と言うかと言えば、それは「聖徳太子」が比叡山に登った時に使った椿の杖が地に挿されたまま残され、やがて芽を出し大きく育ったという伝説から「椿堂」と呼ばれるようになったそうです。「椿堂」の歴史を紐解いてみると、「椿堂」は太子の命日とされる2月22日に営む法要や、僧侶が90日間、堂内に籠もって座禅に集中する修行「常坐三昧」の場として使われ、これまで非公開でした。元亀2年(1571年)に「織田信長」の「比叡山焼き打ち」で「椿堂」は焼け、現在の堂は元禄17年(1704年)に再建されたそうです。「椿堂」へは、「西塔」の拝観受付の前の坂道を下った所に小さなお堂が建っています。おそらく特別拝観がなければ、この広大な「東塔」、「西塔」、「横川」の3つのエリアからなる延暦寺境内にこんな由緒あるお堂があるなんて知る由もありませんでした。そして坂を下りると「椿堂」があり、その左手には「鐘楼」とおそらく「聖徳太子」の杖が大きく育ったと思われる「椿の木」がありました。「椿堂」自体は、小さいお堂ですが静寂の中にその荘厳さが満ち溢れていました。「椿堂」本尊の「千手観音像」の高さは約85センチです。そして「千手観音像」の胎内に聖徳太子の御本尊として納入したと伝わる胎内仏で、7世紀に制作されたとされるわずか9cmの仏像「菩薩半跏像」が入っているそうです。「菩薩半跏像」は、会期に合わせて比叡山の宝物を収蔵する「国宝殿」にて展示されています。残念ながら時間の関係で「菩薩半跏像」は見ることができませんでした。
次の「比叡山延暦寺常行堂・法華堂」は、堂宇に向かって左側が「阿弥陀如来」を本尊とする「常行堂」そして右が「普賢菩薩」を本尊とする「法華堂」です。2つ同じ形をしたお堂が唐破風屋根の渡り廊下でつながれています。ツインタワーのような感じです。「にない堂」の呼び名はこの廊下に肩を入れて弁慶が担ったと伝えられることに由来しています。つまりは全体の形が天秤棒に似ているところから「担い堂」の呼び名が生まれたわけです。「にない堂」は、文禄4年(1595年)に建立されました。そして国の重要文化財に指定されています。ちなみに「常行堂」の「常行」とは、90日間、不眠不休で念仏を称え続けて「阿弥陀如来」の周囲を回り、ついには悟りを開くという荒行の常行三昧を行なう堂のことだそうです。比叡山に登るのでさえ苦行であるのにはるかに想像を超えた厳しい修行を行っていたのですね。
最後が「釈迦堂」です。西塔の「本堂」にあたるのが、この「転法輪堂」です。一般には伝教大師ご自作の「釈迦如来」にちなみ、「釈迦堂」の名で知られています。「織田信長」の焼討ち後、「豊臣秀吉」が大津の「三井寺」から移築したものです。もとは「三井寺」の「園城寺」の「金堂」で、「西塔に移築されました。延暦寺山内に現存する最古の建物です。また、滋賀県下最大級の仏堂で、国の重要文化財に指定されています。比叡山の山中でその重厚感は群を抜いています。比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》椿堂
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》椿堂と鐘楼
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》椿堂と鐘楼
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》椿堂を坂の上から撮影
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》椿堂
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》椿堂
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》椿堂の鐘楼
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》椿堂の途中にある塔
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》椿堂の途中にある記念碑
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》椿堂への案内の幟
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》椿堂への案内板
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》椿堂の説明板
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》椿堂の説明板
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》椿堂の説明板
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》常行堂
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》常行堂と法華堂の案内板
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》常行堂と法華堂の案内板
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》常行堂
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》常行堂
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》法華堂
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》法華堂
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》円戎国師寿塔
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》円戎国師寿塔の説明板
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》釈迦堂
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》釈迦堂手水舎
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》釈迦堂手水舎
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》釈迦堂
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》釈迦堂:釈迦牟尼佛
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》釈迦堂:釈迦牟尼佛
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》釈迦堂:比叡山延暦寺地図と案内
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》釈迦堂:比叡山延暦寺地図と案内
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》釈迦堂:堂宇
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》釈迦堂:中西悟堂の歌碑
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》釈迦堂:中西悟堂の歌碑
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》釈迦堂:九条武子の歌碑
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》釈迦堂説明板
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《比叡山延暦寺》釈迦堂:比叡山延暦寺地図
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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《夢見が丘展望台》から臨むびわ湖
比叡山ドライブウェイ 自然・景勝地
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《夢見が丘展望台》付近の紅葉
比叡山ドライブウェイ 自然・景勝地
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《夢見が丘展望台》から臨むびわ湖と紅葉
比叡山ドライブウェイ 自然・景勝地
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》外観
今晩の夕食は、「湖国の迎賓館」として有名な「びわ湖大津館」(旧琵琶湖ホテル)です。そして、夕食を楽しんだホテルのレストランは、ベルギーの港町をイメージしたフレンチレストラン「ベル ヴァン ブルージュ」です。「びわ湖大津館」に到着して驚いたのは、まるで戦国時代の城を思わせるような造りになっていました。それもそのはず、建物の設計は、「東京歌舞伎座」や「明治生命館」等を設計したことで有名な「岡田建築事務所」によるもので、「桃山様式」と呼ばれる特徴的な和風の外観には、驚嘆するとともに感激しました。そして、「びわ湖大津館」に一歩足を踏み入れると中は、洋風のスタイルでした。「旧琵琶湖ホテル」時代には、「湖国の迎賓館」として「昭和天皇」を始め多くの皇族の方々、「ヘレン・ケラー」、「ジョン・ウエイン」、「川端康成」など多分野の著名人を向かいいれたそうです。これで何故素晴らしいのかその理由が理解でき納得しました。「ベル ヴァン ブルージュ」は、ベルギーの港町をイメージしたフレンチレストランで、「奥琵琶湖マキノグランドパークホテル」と同様に、びわ湖が一望できます。夕暮れについてので、「奥琵琶湖マキノグランドパークホテル」で見た風景とは、対岸のライトの光などまた違った景色を堪能できました。「ベル ヴァン ブルージュ」のこだわりは、無農薬ハーブにこだわった心と体に優しい自然派の創作フレンチと言うことだったので、出てくる料理が楽しみでした。琵琶湖の迎賓館だけあって料理は一流でした。料理が美味しかったので、写真を撮り忘れてしまいました。
そして、「びわ湖大津館」でのもう一つの楽しみが、びわ湖大津館に隣接する約5,900㎡の広大な敷地には、四季折々の花々が楽しめる「イングリッシュガーデン」です。残念ながら「びわ湖大津館」に到着したのが19:30頃だったので、入園することはできませんでした。この季節は「オールドローズ」、「モダンローズ」、「ツルバラ」などのバラがきれいに美の競演をしているそうです。ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》外観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》外観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》外観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》外観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》外観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》外観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》外観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》内観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》内観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》内観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》内観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》内観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》内観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》内観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》内観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》内観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》内観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》内観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》内観
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》ベル ヴァン ブルージュ
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》ベル ヴァン ブルージュ
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》ベル ヴァン ブルージュ
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》ベル ヴァン ブルージュ
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》ベル ヴァン ブルージュ
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》ベル ヴァン ブルージュ
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》ベル ヴァン ブルージュ
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)》ベル ヴァン ブルージュ
ベル ヴァン ブルージュ グルメ・レストラン
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《石山寺》山門
「びわ湖大津館」で夕食を取った後に、国宝と紅葉を幻想的にライトアップする瀬田川沿いにある「石山寺」の「あらた夜もみじ」を見に向かいました。。時期的にもう紅葉は終わりかと思っていましたが、今年は色づくのが例年に比べて遅く、緑、黄色そして赤のコントラストが非常に色鮮やかなコントラストで非常に印象に残りました。以前、誰だったか思い出せませんが、ある人のこんな話を聞いたことがあります。「紅葉」は、毎年違った顔をみせるので、それを見たり写真に収めたりするのを楽しみにしているという話です。昨年は、同じような日時に京都の「醍醐寺」、「圓光寺」や「東福寺」に行きましたが、紅葉の終わりごろでした。同じ時期に紅葉の進み具合もこうも違うものなんですね。
「石山寺」に到着すると夜間の見学のコースは決まっていて、地面に置かれた行燈を頼り光の道を前に進みます。これがまた幻想的な風景を醸し出しています。「東大門」を潜り参道を進みます。「あらた夜もみじ」での紅葉の見どころは、清泉を湛える「閼伽井屋」の池に写る「さかさもみじ」、2020年から解放された「無憂園」、「硅灰石」と「多宝塔」を借景にした紅葉、映像が「本堂」近くの「蓮如堂」の障子に映し出される「デジタル縁起絵巻」などです。夜間で見ることのできるコースは限られていましたので、その他の見どころについては、下に記載してあります。ちなみに「石山寺」の歴史を紐解いてみると奈良時代後期に「聖武天皇」の発願により、「良弁」によって開かれました。広大な境内には、寺名の由来となったごつごつとした感じの天然記念物の「硅灰石」がそびえていっています。また、「紫式部」を始め、古来より多くの文学者が訪れたことから「文学の寺」や境内に四季折々の花が咲き誇ることから、「花の寺」としても知られています。
【「石山寺」の見どころ】
《参拝のポイント》
石山寺の観光所要時間は2時間前後が目安。境内は非常に広く、見どころもたくさんありますが、階段や坂道が多いので、運動靴で参拝するのがおすすめです。
? 「東大門」と「仁王像」
「石山寺」の拝観はこの「東大門」からはじまります。「東大門」は「石山寺」の正門で、重要文化財に指定されています。鎌倉時代の建立とされていますが、「淀殿」の寄進による伽藍再興の際に、大規模な修理が行われました。そして「東大門」は、なんといっても迫力とバランスのとれた美しい門構えが魅力的です。さらに「東大門」の中には「仁王像」があります。この「仁王像」は「運慶」とその長男である「湛慶」が作成しました。何と言っても「仁王像」は、その迫力と美しさの両方が調和していて、「東大門」の内外には見どころが満載です。
? 「しじみ貝塚碑」
「東大門」前付近にある「しじみ貝塚碑」は、縄文時代の遺跡で、「石山貝塚」を記念する碑です。「石山貝塚」からは住居跡や人骨・土器などが出土したそうです。「石山寺」は縄文時代以前の文化に触れることができる数少ないお寺の内の一つです。
? 「閼伽井屋」
「東大門」を潜り参道を歩くと「那須野与一の地蔵尊」の先に「閼伽井屋」はあります。「閼伽」とは水のことで、この「閼伽井屋」は、「石山寺」の井戸のことを指します。「本尊」に供える水はここから汲まれています。「三井寺」にもありますが、やはり少し小さめな建物ですが、聖域と歴史ある威厳を感じさせる雰囲気があります。
? 「本堂」
「本堂」へは、「閼伽井屋」の右手に階段がありそれを上ると「蓮如堂」がありその奥にあります。「本堂」は奈良時代時に建立されました。「本堂」は承暦2年(1078年)に焼失し、その後永長元年(1096年)に再建されたのが現在の「本堂」です。再建された「本堂」でさえ千年の歴史があります。当然そのような歴史的建造物ですから当然のことながら国宝に指定されています。「本堂」に入ると内陣の宮殿には、勅封秘仏の「如意輪観音世音菩薩」が安置されています。「本尊」は、安産、福徳、縁結び、厄除けの霊験あらたかな観音様として、信仰を集めています。
? 「多宝塔」
「多宝塔」は、「本殿」を参拝したあと、階段を下り、「硅灰石」の前を通り、「良弁の杖桜」と「御影堂」の間にある階段を上って行くとあります。「多宝塔」は、源頼朝の寄進により建立されました。「石山寺」の「多宝塔」は日本最古のものです。また、「国宝」にも認定されています。日本郵便の発行する「4円切手」のデザインにもなりました。「多宝塔」は、「硅灰石」の上に建造されたスリル満点の建築物です。
? 「月見亭」
「多宝塔」のさらに奥へ上がって行くと「月見亭」があります。「月見亭」は、保元年間に「後白河上皇」の行幸の際に建立されました。「月見亭」は、崖にせり出すように造られていて、スリル満点です。「瀬田川」を見下ろす絶好の眺望を見ることができ、「近江八景石山の秋月」の図に描かれています。毎年の中秋の名月の日には「秋月祭」が行われ、多くの観光客で賑わうそうです。
? 「石山寺豊浄殿」
「月見亭」を後にして、「芭蕉庵」の所にある道を上がっていくと「石山寺豊浄殿」があります。「石山寺豊浄殿」は、「多宝塔」の北西、「石山寺」の最も高いところにある「宝物館」です。毎年春(3/18~6/30)と秋(9/1~11/30)の年二回開催される「石山寺と紫式部」展では、「石山寺」に伝わる宝物や「紫式部」、「源氏物語」に関連した展示を行っています。
? 「光堂」
「石山寺豊浄殿」をさらに進むと「光堂」があります。なんと「光堂」の歴史は鎌倉時代に遡ります。「光堂」は、日本の伝統的建築技法を駆使した「懸崖造」により造られています。「光堂」の下には、牡丹園が広がり、風光明媚な景観を演出しています。残念ながら牡丹の時期ではなかったのでその素晴らしい光景は見ることはできませんでした。
【「石山寺」の一口メモ】
? 参拝時間…8:00~16:30
? 住所…〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1丁目1-1 電話:07-7537-0013
? 入山料…① 一般(中学生以上)600円 ② 小学生250円
? 本堂内陣拝観料…① 一般(中学生以上)500円 ② 小学生250円
? 紫式部展入場料…① 一般(中学生以上)300円 ② 小学生150円
? あらた夜もみじ
ア 期間…2022年11月11日~11月27日 イ 時間…17:30~21:00
ウ 入山料…① 一般800円 ② 中高生600円 ③ 小学生300円石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》山門か参道のライトアップされた紅葉
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》山門:仁王像
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》山門:仁王像
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》山門:仁王像
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》山門:仁王像
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》山門から臨む紅葉のライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》外塀の紅葉のライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》外塀の紅葉のライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》山門の説明板
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》参道の紅葉のライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》参道の提灯
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》参道の説明板
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》参道にある手水舎
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》参道にある手水舎
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》参道から本堂へ上る階段
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》本堂への階段付近:紅葉のライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》本堂への階段付近:紅葉のライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》紅葉ライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》紅葉ライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》紅葉ライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》紅葉ライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》紅葉ライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》紅葉ライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》紅葉ライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》紅葉ライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》紅葉ライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》紅葉と竹林のライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》紅葉と竹林のライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》紅葉のライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》紅葉のライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》紅葉のライトアップ
石山寺 寺・神社・教会
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石山寺》「閼伽井屋」のさかさもみじ
石山寺 寺・神社・教会
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石山寺》「閼伽井屋」のさかさもみじ
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》硅灰石の上にそびえ立つ「多宝塔」
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》硅灰石の上にそびえ立つ「多宝塔」
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》硅灰石の上にそびえ立つ「多宝塔」
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》硅灰石の上にそびえ立つ「多宝塔」
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》硅灰石の上にそびえ立つ「多宝塔」
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》本堂から撮影
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》本堂紫式部
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》
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《石山寺》くぐり岩
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》くぐり岩
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》境内「無憂園」
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》境内「無憂園」
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》境内「無憂園」
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》境内
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》境内
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》境内
石山寺 寺・神社・教会
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《石山寺》境内
石山寺 寺・神社・教会
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《びわ湖大津プリンスホテル》内観
「石山寺」の「あたら夜もみじ」を十分堪能した後、今日の宿泊先である「びわ湖大津プリンスホテル」へ向かいました「びわ湖大津プリンスホテル」に着くなり、美しい光景が目の前に広がっていました。ホテルと琵琶湖周辺がライトアップされていて感激しました。「SLOW OTSU」というイベントが開催されていて、日暮れのびわ湖を楽しむ「Slow Night」のひとつとして、「びわプリイルミネーション2022 ~湖畔を照らす光の協演~」を開催していました。ホテルに到着した時間が遅かったのも幸いし、イルミネーションの光に満ち溢れたホテルの前の庭の美しさは人工的でしたが、その神秘な光の世界は見る価値は十分あります。
宿泊した部屋は14Fのツインルームでしたので、部屋の窓から見えるびわ湖とびわ湖を取り囲んでいる遠くに見える山並みの景観がマッチしていて、ふだん東京では味わうことのない自然が創り出す光景に感動しました。また、朝食は、37Fのレイクビューダイニング 「ビオナ」でのビュッフェ形式の料理を堪能できました。料理の種類も和洋中など非常にたくさんありました。ただし、朝食を食べることのできるレストランは三箇所ありますが、37Fのレイクビューダイニング 「ビオナ」は大人気で、6:30からなので6:20頃にレストランに行きましたが長蛇の列でした。宿泊する際には、満室の場合に宿泊客は500人くらいになるそうなので、その点だけは注意点ですね。「早起きは三文の得」のことわざがピッタリ当てはまりますね。びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》内観
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》内観
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》内観
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》内観
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》イルミネーション
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》イルミネーション
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》イルミネーション
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》イルミネーション
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》イルミネーション
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《びわ湖大津プリンスホテル》イルミネーション
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》イルミネーション
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》イルミネーション
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》イルミネーション
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》イルミネーション
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》イルミネーション
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》イルミネーション
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》37Fのレイクビューダイニング 「ビオナ」
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》37Fのレイクビューダイニング 「ビオナ」
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》37Fのレイクビューダイニング 「ビオナ」
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》37Fのレイクビューダイニング 「ビオナ」
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》37Fのレイクビューダイニング 「ビオナ」
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》37Fのレイクビューダイニング 「ビオナ」
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》から臨む景観
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》から臨む景観
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《びわ湖大津プリンスホテル》から臨む景観
びわ湖大津プリンスホテル 宿・ホテル
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《常楽寺》本堂
滋賀県旅行の二日目は、「湖南三山紅葉めぐり」と「教林坊」を見学します。「湖南三山」とは、「常楽寺」、「長壽寺」そして「善水寺」の三つのお寺のことです。まずは、「常楽寺」に向かいます。「常楽寺」は歴史と由緒のあるお寺です。奈良時代中期の和銅年間に「良弁」が、「元明天皇」の勅命により開いたお寺です。「常楽寺」は、「阿星山五千坊」の中心であり、平安時代初期には「長壽寺」とともに歴代天皇の尊崇が厚かったといいます。しかし、延文5年(1360年)火災で全焼しましたが、僧侶「観慶」によって再建されました。約700年もの歴史を持つ現存する「本堂」です。「山門」から続く広い境内の木立の参道の奥に、国宝指定の大きな「本堂」あります。また、「本堂」正面向かって右横の石段を登ると、「三重塔」があります。そして、「常楽寺」の寺宝である「仏涅槃図」や「源信」が描いたといわれる「浄土曼荼羅図」、良弁が愛用したと伝えられる錫杖などは、いずれも国指定の重要文化財に指定されています。御本尊「千手観音」は秘仏で、33年に一度御開帳をしているそうです。
ツアーで行ったのがよかったのか「常楽寺」、「長壽寺」そして「善水寺」では見学する前に、住職からのお寺の歴史、由緒、見どころそしてお寺の抱えている問題を聞くことができました。それぞれのお寺には檀家はないので、観光資源に頼らざるを得ないそうです。お寺の本堂の屋根は、「桧皮葺」になっています。本堂の屋根の改修は、40年に一度やらなければならず、費用はなんと約一億五千万円もかかるそうです。入山料だけではできないので、クラウドファンディングをやって寄付金を募っているそうです。歴史的建造物を後世まで伝えるのは大変なことと感じました。常楽寺本堂 寺・神社・教会
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《常楽寺》本堂
常楽寺本堂 寺・神社・教会
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《常楽寺》本堂
常楽寺本堂 寺・神社・教会
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《常楽寺》本堂
常楽寺本堂 寺・神社・教会
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《常楽寺》本堂
常楽寺本堂 寺・神社・教会
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《常楽寺》三重塔
常楽寺三重塔 名所・史跡
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《常楽寺》三重塔
常楽寺三重塔 名所・史跡
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《常楽寺》三重塔
常楽寺三重塔 名所・史跡
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《常楽寺》鐘楼
常楽寺本堂 寺・神社・教会
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《常楽寺》薬師堂
常楽寺本堂 寺・神社・教会
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《常楽寺》紅葉
常楽寺本堂 寺・神社・教会
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《常楽寺》紅葉
常楽寺本堂 寺・神社・教会
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《常楽寺》紅葉
常楽寺三重塔 名所・史跡
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《常楽寺》紅葉
常楽寺本堂 寺・神社・教会
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《常楽寺》三重塔
常楽寺三重塔 名所・史跡
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《常楽寺》三重塔
常楽寺三重塔 名所・史跡
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《長寿寺》山門
「常楽寺」の見学を終えて次は、「長寿寺」です。駐車場から「長壽寺」へ向かう途中に5~6軒の地元でとれた野菜、お餅などの屋台が出ていました。この時期、土曜日・日曜日・祝日に出店しているということでした。ここで買った真空パックに入ったお餅を買い、家に帰り食べたのですが、柔らかいけれどもこしがありとても美味しかったです。さて、駐車場から「長壽寺」の山門に着き、山門の向こうには驚きの光景が待っていました。深紅のトンネルとレッドカーペットの参道が200m位続いていました。「本堂」周辺には紅葉はあまり見られませんが、参道の紅葉は見る人の心をくぎ付けにします。
「長壽寺」は、「阿星山」の北東麓にあり、地域では東寺と呼ばれる天台宗の古刹です。その歴史を遡ると「長壽寺」は奈良時代、「良弁僧正」によって建立された勅願寺です。お寺の住職の話によると、当時、「聖武天皇」には世継ぎがなかったので、「良弁僧正」が「阿星山」中の瀑布に籠って子宝の祈願を行ったところ、間もなく皇女の降誕を得ました。「聖武天皇」は、我が子の長寿を願い七堂伽藍廿四坊の寺を建立し「長壽寺」という寺号をおくり、さらに行基菩薩に子安地蔵を刻ませ本尊としました。これが長壽寺の始まりと伝えられているそうです。それと面白い話も聞けました。それは、子供が生まれてくるときに親はどうか無事生まれてくれと願うそうですが、「聖武天皇」は実は子供がいたのですが、幼くして命を落としてしまったので、「長壽寺」では、「長生きして」と願いを込めるそうです。また、私たちツアーは年齢層が高かったので、それを見て冗談交じりに、「長壽寺」はみなさんのためのお寺ですねと言っていました。思わず全員の笑いを誘いました。
やはりここでも「常楽寺」と同じように、お寺の本堂の屋根は、「桧皮葺」になっているので、本堂の屋根の改修は、40年に一度やらなければならず、入山料だけではできないので、クラウドファンディングをやって寄付金を募っているそうです。ここでも歴史的建造物を後世まで伝えるのは大変なことと感じました。
01_【「長壽寺」の一口メモ】
? 所在地…〒520-3111 滋賀県湖南市東寺5丁目1-11 電話:0748-77-3813
? 拝観時間…9:00~16:00
? 入山料…① 大人600円 ② 高中学生300円 ③ 小学生以下無料(保護者同伴のみ)
JR草津線「石部駅」からバスで約15分、長壽寺下車
02_【「長壽寺」の見どころ】
? 「本堂」(国宝)
「本堂」は国宝で、尊厳と歴史の重みを感じます。「本堂」は、「内陣」と「外陣」を別棟と見立てる「双堂形式」を残しています。「内陣」と「外陣」の両方とも見学することが来ます。「内陣」には、沢山の仏像があり、見ごたえがあります。そして外観は一つの建物に見えますが、中に入れば二棟並んだ構造になっている大変珍しい「本堂」です。鎌倉時代初期に建立されました。
? 「弁天堂」(重要文化財)
「弁天堂」は、小さいながら本格的な構造を持っています。境内にある大きな池の上に凛々しく建っています。かなり時代を感じる外観をしています。
? 「白山神社拝殿・社殿」
「白山神社拝殿」は「長壽寺」に向かって左手にあります。「長壽寺」の山門をくぐり参道を歩いて行くと大きな鳥居があります。この鳥居の先を進めば「白山神社拝殿」がありますが、もちろん「長壽寺」の境内からも行くことができます。「白山神社」は「長壽寺」の鎮守社として建立されましたが、建立年月日については不明だそうです。「白山神社」は、四面に格子を備えるのは珍しい建築様式です。ちなみに、祭神は「白山比咩大神」です。
? 「多宝塔」
「多宝塔」は、「山門」を潜りそのまま進んで行くと右手にあります。「多宝塔」は、「聖武天皇」の菩提をとむらうために鎌倉時代に建立されました。残念ながら現在は「相輪」が欠けています。日本最大級の「多宝塔」で、この種の石造多宝塔の違例は極めて少なく全国に10基程度が残るのみだそうです。
? 「地蔵曼荼羅」
「地蔵曼荼羅」は、「六臂」の「地蔵菩薩」の周囲に約1万2千体の「地蔵菩薩」を描いた日本で唯一の「曼荼羅」です。目を凝らして見ないと何かの刺繍に見えて「地蔵菩薩」であることが認識できません。住職の話では、常設の「陶板」地蔵曼荼羅はこの曼荼羅を立体で再現し、願いを込めて触れることができるようにしたものです。私も願いを込めてこの曼荼羅に触れてみました。長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》山門扁額
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》山門
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《長寿寺》山門
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《長寿寺》山門
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》参道
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》参道
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》参道
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》参道
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》参道
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《長寿寺》参道
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》参道
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》参道
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》参道
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》手水舎
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》手水舎
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》本堂
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》本堂
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》弁天堂
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》弁天堂
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》多宝塔
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》多宝塔
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》多宝塔
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》白山神社
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《長寿寺》山門左手
長壽寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》石碑
「常楽寺」、「長寿寺」の見学を終えて最後の「善水寺」です。「長寿寺」からは車で30分くらいの所にありました。「善水寺」の駐車場から向かう途中に3~4軒の地元でとれた野菜などの屋台が出ていました。「善水寺」では、庭園と紅葉の美しさに魅了されました。それと桓武天皇が飲んで病気が治った「善水元水」があります。お寺への寄付として100円でペットボトルを購入し、元水を持ち帰るというシステムです。ペットボトルはハンマーで叩いて蓋の台座(雄ネジ部分)とキャップを自分で固定して作ります。結構これが難しいので改善の余地がありますね。また、元水を入れるところの紅葉も見事に赤く染まりきれいでした。そして「善水寺」には、大きくありませんが庭園があります。池泉式に庭園で、庭園にある紅葉と池が調和し美を奏でていました。
ちなみに「善水寺」の歴史を紐解いてみると奈良時代和銅年間(708年~715年)に「元明天皇」の勅命により鎮護国家の道場として建立されました。当初は、「和銅寺」という名前でしたが、「桓武天皇」が病気になり、お寺の霊水を「桓武天皇」に献上されたところ、御悩忽ち平癒された。この縁に依って「岩根山善水寺」の寺号を賜わったということです。
やはりここでも問題となっているのは、お寺の本堂の「桧皮葺」屋根の修復です。入山料だけではできないので、クラウドファンディングをやって寄付金を募っているそうです。歴史的建造物を後世まで伝えるのは大変なことと感じました。
草津線甲西駅で下車し、湖南市巡回バス下田行きに乗車します。「岩根」バス停で下車徒歩10分くらいかかります。
01_【「善水寺」の一口メモ】
? 拝観時間…9:00~16:00
? 定休日… 無休
? 所在地…〒520-3252滋賀県湖南市岩根3518 電話:0748-72-3730
? 拝観料…① 大人600円 ② 中高生 300円 ③ 小学生…無料
02_【「善水寺」の見どころ】
? 「本堂」
「本堂」は、南北朝時代の貞治五年(1366年)に再建されたものです。「常楽寺」、「長寿寺」と同様に「本堂」の屋根は「木造入母屋造桧皮葺」です。社殿の屋根の中央が前方に張り出した部分である向拝を持たないため美しい「木造入母屋造桧皮葺」の曲線を醸し出しそれがとてもきれいです。本尊「薬師如来」など三十余体の仏像を安置されていて、昭和29年(1954年)に国宝に指定されています。
? 「元三大師堂」
「元三大師堂」は、江戸時代の正徳三年(1713年)に再建されたものです。本尊「元三慈恵大師良源大僧正」の等身の像があります。
? 「観音堂」
「観音堂」は、元禄9年(1696年)に「乗蓮比丘」の勧進により岩蔵坊旧跡に建立されたもので、「聖観世音菩薩」が安置されています。
? 「行者堂」
「行者堂」は、明治9年(1876年)に寺岩本院の行者堂を移築したものです。
? 「六所権現社」
「六所権現社」は、「伊勢」、「春日」、「八幡」、「賀茂」、「熱田」、「鹿島」の六所の神々を一所に御利益のある境内社です。ちょっと欲張りな「権現社」ですね。善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》鐘楼
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》鐘楼
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》本堂
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《善水寺》本堂
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》本堂
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》本堂
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》紅葉
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》庭園と紅葉
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》庭園と紅葉
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》庭園と紅葉
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》庭園と紅葉
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》庭園と紅葉
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》紅葉
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》善水寺元水
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》善水寺元水
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》元三大師堂
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《善水寺》行者堂
善水寺本堂 寺・神社・教会
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《教林坊》拝観入口
滋賀旅行の最後の景勝地である「教林坊」へ行きました。「教林坊」へ向かうバスの中でバスガイドさんから注意点のアナウンスがありました。まず、駐車場から「教林坊」へ行く途中には民家があるので、歩きながらの会話は差し控えること、それと「教林坊」は一方通行なので写真撮影で他人の迷惑にならないように極力立ち止まらないことなどでした。やっかいななお寺に来たものだと思っていましたが、最後に信じられないようなドラマが待っていました。目の前に広がる鮮やかな紅葉の風景です。周りにいる人も「こんなきれいな紅葉は見たことがない。」と異口同音に口にしていました。まだ、「教林坊」の拝観入口の手前です。そして、拝観入口が中に入るとさらに美しい光景が目の前に広がってきました。中は人であふれてなかなか先に進めませんでしたが、紅葉の美しさが雑踏を打ち消してくれます。そして坂の頂上付近に達したときの「書院」、「庭園」そして紅葉の眺めも素晴らしかったとしか言いようがありません。「書院」手前には、「教林坊」を創設した聖徳太子の「太子の説法岩」がありました。寺名の教林とは太子が林の中で教えを説かれたことに由来しているそうです。さらに先に進むと「水琴窟」あり、実際に竹筒に耳をあてて聞いてみると、今まで他のお寺などと違った、透き通ったそして張りつめた音色が聞こえてきました。そして最後に「書院」です。「書院」の目の前には、「小堀遠州作」のモスグリーンの名勝庭園が広がっていました。また、「書院」の障子戸の間から見える庭園を切り取った風景の美しさには感動すること間違いなしです。夜間の紅葉ライトアップに来ればさらに幻想的な世界を見ることができるでしょう。
01_【「教林坊」の一口メモ】
? 所在地…〒521-1331滋賀県近江八幡市安土町石寺1145 電話:0748-46-5400
? 拝観期間
① 緑の公開…4.5.6.10月の土日祝日のみ公開 ① 拝観料…大人600円、小中学生200円
② 紅葉の公開…11月1日~12月15日の毎日公開 ② 拝観料…大人700円、小中学生200円
③ 紅葉ライトアップ…11月15日~12月5日 ③ 拝観料…大人700円、小中学生200円
? 拝観期間
① 緑の公開…4.5.6.10月の土日祝日のみ公開 ① 拝観料…大人600円、小中学生200円
② 紅葉の公開…11月1日~12月15日の毎日公開 ② 拝観料…大人700円、小中学生200円
③ 紅葉ライトアップ…11月15日~12月5日 ③ 拝観料…大人700円、小中学生200円
? 拝観時間(ライトアップ期間中は8:30から)
9:30~16:30(ライトアップ期間中は8:30から) ライトアップは17:30~19:00(18:30受付終了)
02_【「教林坊」の見どころ】
? 「書院」と「小堀遠州」作の名勝庭園
「書院」江戸時代前期の茅葺き書院は里坊建築の古様式を伝える貴重な指定文化財です。「書院」の障子戸の間から見える庭園を切り取った風景の美しさには感動すること間違いなしです。また「書院」の西側の名勝庭園は「小堀遠州作」と伝えられ枯れ滝・鶴島・亀島など巨石を用いて豪快に表現された桃山時代を象徴する池泉回遊式庭園です。苔むした庭園のモスグリーンと紅葉の深紅が美しさを一層醸し出しています。「書院」南側にも室町時代と考えられる庭園があり小さいながら良くまとまった枯庭となっています。
? 「かくれ里」の舞台となった
「白洲正子」は、「芸術新潮」に連載した「かくれ里」で「教林坊」を舞台にした小説を執筆しています。昭和46年(1971年)に出版された「かくれ里」は、「教林坊」の今なお色あせることなく日本の自然と歴史、伝承の美しさを名文で伝えています。実際に、「かくれ里」を後から読むと「教林坊」の素晴らしさが、理解できます。
? 「水琴窟」
「水琴窟」は、「茶室」入り口の蹲踞や「書院」縁先手水鉢の鉢前に造られた高度な造園手法の一つで、江戸時代初期に「教林坊」の庭園を作庭した「小堀遠州」が考案したと伝えられます。地中に甕を埋め、上の水鉢から水滴が落ちると甕中で反響して透明感のある涼やかな琴のような音色がでる仕組みです。「教林坊」の「水琴窟」は、工夫が凝らしてあり五ヵ所以上から水滴が落ちるようなっているそうです。実際に竹筒に耳をあてて聞いてみると、今まで他のお寺などと違った、透き通ったそして張りつめた音色が聞こえてきました。教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》拝観入口
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》拝観入口
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》拝観入口
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》正門
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》紅葉風景
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》書院入口
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》書院
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》書院から庭園の眺め
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》書院扁額
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》書院から庭園の眺め
教林坊 寺・神社・教会
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書院にある水琴窟
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》書院にあるつくばい
教林坊 寺・神社・教会
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教林坊》聖徳太子の説法岩
教林坊 寺・神社・教会
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教林坊》聖徳太子の説法岩
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》小堀遠州作名勝庭園
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》小堀遠州作名勝庭園
教林坊 寺・神社・教会
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《教林坊》小堀遠州作名勝庭園
教林坊 寺・神社・教会
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