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趣ある桧皮葺の本堂と紅葉に囲まれた三重塔が一際目を引きました。やはり歴史の重みをつくづく感じました。

  • 4.0
  • 旅行時期:2022/11(約1年前)
Lily-junjunさん

by Lily-junjunさん(男性)

甲賀 クチコミ:3件

滋賀県旅行の二日目は、「湖南三山紅葉めぐり」と「教林坊」を見学します。「湖南三山」とは、「常楽寺」、「長寿寺」そして「善水寺」の三つのお寺のことです。まずは、「常楽寺」に向かいます。「常楽寺」は歴史と由緒のあるお寺です。奈良時代中期の和銅年間に「良弁」が、「元明天皇」の勅命により開いたお寺です。「常楽寺」は、「阿星山五千坊」の中心であり、平安時代初期には「長寿寺」とともに歴代天皇の尊崇が厚かったといいます。しかし、延文5年(1360年)火災で全焼しましたが、僧侶「観慶」によって再建されました。約700年もの歴史を持つ現存する「本堂」です。「山門」から続く広い境内の木立の参道の奥に、国宝指定の大きな「本堂」あります。また、「本堂」正面向かって右横の石段を登ると、「三重塔」があります。そして、「常楽寺」の寺宝である「仏涅槃図」や「源信」が描いたといわれる「浄土曼荼羅図」、良弁が愛用したと伝えられる錫杖などは、いずれも国指定の重要文化財に指定されています。御本尊「千手観音」は秘仏で、33年に一度御開帳をしているそうです。
ツアーで行ったのがよかったのか「常楽寺」、「長寿寺」そして「善水寺」では見学する前に、住職からのお寺の歴史、由緒、見どころそしてお寺の抱えている問題を聞くことができました。それぞれのお寺には檀家はないので、観光資源に頼らざるを得ないそうです。お寺の本堂の屋根は、「桧皮葺」になっています。本堂の屋根の改修は、40年に一度やらなければならず、費用はなんと約一億五千万円もかかるそうです。入山料だけではできないので、クラウドファンディングをやって寄付金を募っているそうです。歴史的建造物を後世まで伝えるのは大変なことと感じました。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
アクセス:
2.5
JR草津線「石部駅」下車、コミュニティバス「石部循環線」乗車「西寺」停留所まで20分、停留所から徒歩約3分
人混みの少なさ:
3.5
紅葉の季節だったので、それなりに混んでいました。
見ごたえ:
4.0
本堂とその後ろにある三重塔は、国宝に指定されている威風堂々とした建築物です。その他にも三十三体の観音めぐりや二十八部衆など見どころ満載です。

クチコミ投稿日:2023/10/15

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