初夏のロシア　～　帰国トランジットでUAE観光　ドバイ編 　

2023/06/03 - 2023/06/05

２週間ほどのモスクワ滞在を終え、私一人で先にアメリカに帰ります。モスクワからはエミレーツ・エコノミークラスでドバイへ約5時間のフライトです。ドバイからニューヨークは別切りで購入。ユナイテッド・ビジネスクラスです。今年に入ってユナイテットはニューヨークードバイ線を就航する際、エミレーツと業務協定を結んだようです。そのお陰で、モスクワで預けた荷物はそのままニューヨークまで届くとのことです。ありがたい！（しかし、それがのちに仇となりました。）ユナイテッドのドバイ発ニューヨーク行きは夜中の1:55出発。エミレーツのモスクワードバイ線は一日に数便ありますが、乗り換えに余裕を持たせてモスクワを朝8:15発、ドバイ14:25着の便にしました。順調にドバイに到着すればほぼ半日はゆっくりドバイで観光できます。そして、いざニューヨークへ！という段で、問題発生！大変な目に遭いました。

知らないうちにユナイテッドのフライトがキャンセルされてました。なんの連絡もありませんでした。モスクワでチェックインするときは、まだキャンセルされてなかったのでしょうか？普通にニューヨーク行きのボーディングパスも受け取りました。それにしても飛行時間15時間のニューヨーク発ドバイ行きの飛行機が折り返しでニューヨークに帰るんですから、少なくとも私がドバイに着いた時にはキャンセルは確定していたはず。ちゃんとユナイテッドには連絡先は登録していたにもかかわらず、なんの連絡もありませんでした。なんの疑いも持たずフライトステータスを確認しなかった私も悪いのですが。もう！こういうところのユナイテッドの対応が大嫌い！ドバイ滞在半日の予定が二日も缶詰になってしまいました。もう、とほほの旅行の結末でした。

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

モスクワ・ドモジェドボ空港はかなり市内から離れてます。ドバイから到着した時は電車・地下鉄を利用しましたが、このフライトは8:20 am 発。早すぎてタクシーで空港に行きました。渋滞に巻き込まれず、ほっとしました。

飛行機はガラガラ。私の席の隣りには誰もきませんでしたから、３列独占です。足を伸ばせて楽でした。ドバイまでは5時間ほどのフライトです。

機内食。ボリューミーで美味しかったです。

飛行機は順調に飛行。ドバイが見えてきました。

荷物もないのでゆったり気分で、まだUAEに入国します。このキラキラのターミナルにも慣れてきました。

地下鉄を利用します。去年から持っていた失効したnol cardをリニューしてもらい、ホームに行きます。今回は一人なので女性・子供専用車に乗ります。

前回は夫と一緒だったので一般車両に乗りました。男性が全く女性に席を譲っていないことに少しショックを受けました。年上の男性には席を譲ってるんでけどね。

今回は女性・子供専用車なのでもう少し平和かと思いましたが、席の争奪戦が激しかったです。

地下鉄に乗るとその国の風習がわかって面白いです。

「Ibn Battuta」駅で下車したあと、少し歩いて「イブン・バトゥータ・モール」へ行きます。みんなの後をついていけば迷子にもなりません。

殺風景な外観とは対照的に、モールの中は大変きらびやかです。

やってきました。世界一美しいと噂のスターバックスコーヒー店。豪華ですよ～。

メニューはいつも通り。でも、なんだか優雅にいただけちゃいます。

こちら「PAUL」もなかなか素敵です。

モールにやってきましたが、特に買い物はないので社会見学終了後は帰ります。

空港までは一度乗り換えが必要です。

フライトの出発時刻は夜中のほぼ2時です。この時、6時過ぎくらいでした。かなり早めですが、空港のラウンジでゆっくり時間を潰せばいいと思い、出国審査を終えてラウンジを目指します。その時初めて出発スクリーンを見て息が止まりそうになりました。「cancelled」の文字。ありえないです！ユナイテッドは１日に１便だけ。ニューヨークからの便しかありません。ニューヨークから便がキャンセルされたので、ニューヨークに帰る便も自動的にキャンセルされたようです。ひどいよ～、ユナイテッド～！

このあと、エミレーツの委託職員にフライトを取り直してもらいましたが、翌日のフランクフルト経由しかもらえません。ありえないわ～！交渉しても埒はあかず。なんとかホテルバウチャーを発行してもらいます。そして預けた荷物を取り戻す手続き。ホテルに運んてくれるというので、とりあえずエミレーツが用意してくれた車でホテルに行きました。もう、ホテルにチェックインした時は11時近かったと思います。この間、全く写真を撮る余裕なし。こちらの拙い英語と聞き取りにくいインド系の方との英語のやりとり。もう少しゆっくりしゃべって～。みなさん、大変親切で丁寧なんですが、とても時間がかかりました。喉もカラカラで本当に消耗しました。

やっとホテルにチェックインしました。この間、写真を撮る余裕は全くありませんでした。

バウチャーで頂いたホテルはマリオット系の Le Meridien ホテル。空港のすぐ近くです。

内装はこんな感じ。豪華です。

お部屋は一人では十分すぎます。

使わなかったけれど、ジャグジーもありました。

トイレとシャワー。

このバウチャーにはミールクーポンも付いています。この遅い時間でも開いていて、ホテルの人がおすすめのタイ料理レストランに行きました。

もうほとんど誰もいません。

やっと落ち着きましたが、この出来事があまりにショックだったので食欲もでません。チャーパンとトムヤンクンスープと別料金でカクテル。もう飲まないとやってられません。

スーツケースがないので着の身着のまま状態。することもないし、外は猛烈に暑いので部屋に帰って就寝。

翌日（6/4)

朝食をいただきに行きます。

写真は薄暗いですが、かなりのチョイスがありました。

私はこんな感じで。

フルーツが美味しかったです。

食後、ホテルに無事スーツケースが届いていたのでピックアップ。
やれやれです。荷物を取り戻すのがこんなに大変とは思いもしませんでした。昨日から着の身着のままでしたから、やっと人間らしくなれました。

ホテルの探検に出かけます。このホテルはリゾート型ホテルで、ホテルの中にたくさんのレストランが入っていました。私がもらったミールクーポンもほとんどのレストランで使えるようでした。

午前中ならまだ少しは歩けます。

こんな感じでレストラン街が広がっています。

迷子になりそうなくらい広いです。することもないのでぷらぷらホテル内を歩きます。もう市街に出かける元気はありません。

もうランチの時間です。

なんだか食べてばかり。

イタリアンレストランにやってきました。

ここのレストランでは何組かの日本人ファミリーやビジネスグループを見かけました。これは地元日本人御用達だと、変に納得。期待が高まります。

前菜はカルパッチョ。いい感じ。美味しいです。

そしてやらかしてしまった痛恨のミス。カルボラーナを注文してしまいました。ベーコンが豚ではないことをすっかり忘れてました。ベーコン以外はとても美味しかったです。

デザートはパンナコッタ。今までに食べたパンナコッタトップ３に入るくらい美味しかったです。

もうお腹が捩れそうなのに、アフタヌーンティーの時間になりました。

見てください！とても丁寧に作られていてどれも美味しかったです。

引き続きハッピーアワーの時間。お酒も頼めます。もうこのおつまみだけで夕飯はいらないくらいです。

いくら外が暑くても、散歩しないとお腹が爆発しそうです。ホテルには結構な数の猫ちゃんが住み着いているようです。この暑い気候でかわいそうになります。

お腹いっぱいなのに夕飯にやってきた中華レストラン。

内装が豪勢です。かなり混んでました。

なんのスープだったか覚えてませんが、美味しかったです。

メニューはたくさんありましたが、焼きそばにしました。

流石に完食は無理で謝りながら残しました。

焼売も出てきました。

デザートのシャーペットはさっぱりしていて美味しかったです。

こんな感じのホテルステイ。食べてばかりでした。どこも美味しくて量的にも私には多すぎるレベル。こんなホテルとミールクーポン付きののバウチャーはありがたい限りなんですが、それにしても許せないフライトキャンセルです。部屋からう少し早いフライトか直行便の変更を交渉しましたがダメでした。全然楽しめなかったホテルステイでした。

結局、新しくもらったチケットは6/5深夜00:05発のフランクフルト経由ニューヨーク行きです。お迎えの車が来てくれるそうで、かなり早めですが夜9時にお願いしました。もう一刻も早くうちに帰りたかったです。

この旅行記へのコメント （2）

• ぴろろんさん 2023/10/16 13:15:16

  最悪UA

  Emmyさん、こんにちは
  
  ロシアからの帰り道、大変でしたね。
  1人だし、心細いし、楽しめる感じではないですね。
  それにしてもUA酷い。
  よく聞きます、この手のこと。
  今回は折り返しの便なので仕方がないけれど、国内でもキャンセルや遅延が相次いで、振り返便もキャンセルとか。
  スタッフの数が足りてない、とかも聞きますがどうなのでしょうか。
  
  食事はどれも美味しそうでしたが、美味しいと感じるには余裕がなさ過ぎましたね。
  お疲れさまでした。
  
  ぴろろん

  Emmyさん からの返信 2023/10/16 22:28:44

  RE: 最悪UA

  ぴろろんさん、こんにちは
  
  温かいお言葉ありがとうございます。
  
  あれからもう４ヶ月以上経ちますが、いまだに思い出すとげんなりします。おまけ滞在と考えればラッキーだったのかもしれませんが流石にそんな境地にもなれません。そんなこともあって、なかなかこの帰国編は書く気にもなれませんでした。
  
  実は後日、夫も同じ目にあったんですよ。今回はニューヨークにいる私がフライトキャンセルにいち早く気がつきました。夫はモスクワからドバイへの機中。こちらからあれこれ変更を試みますがやはり翌日の便しか振り替えてもらえませんでした。しかも夫はIKステータスを持っているので、アップグレードは間違いないとあえてビジネスクラスは購入していませんでした。航空会社はこんな時はステータスは関係なく搭乗クラスで差別してくるんです。なんとかアメリカに戻ってきましたが、夫はユナイテッドと訣別宣言。アメリカン航空に乗り換え中です。私は夫のユナイテッドのマイレージ消化係です。
  
  このほかにもぴろろんさんがおっしゃられているのと同じで、国内線でも夫は散々な目に何回もあっているようです。多分航空会社の社風でしょうかね。アメリカの航空会社なんてどこも似たり寄ったりだから、別に他の会社にしてもいずれは同じことになるのではと言っていますが、それでもいいと本人は言っております。よっぽど懲りているようですね。笑　今のところアメリカンのサービスには満足しているようですよ。少し前のイメージとは変わったのかもしれません。夫はアメリカンと話をつけてステータスもゼロ出発ではないようです。しかもアメリカンはJFK空港を使っているので我が家からは便利なんです。しばらくは様子見でしょうか。
  
  今までスターアライアンスにこだわってユナイテッドを使ってきましたが、もう考え直してもいい時期に来たのかもと思っております。
  
  コメント、ありがとうございました！
  
  Emmy