ペテルブルグ滞在最終日。ロシア美術館を訪れたあとは、ペテルゴーフ（ピョートル大帝の夏の宮殿）へ行ってきました。ここは夏の間だけしか噴水が見れませんので、今回は絶好のチャンスです。この噴水ですが、いっさいモーターなど電力は使用していません。時代的に当然なんですが。高低差・水圧だけを路用して噴水を動かしているんですよ。当時の技術力の水準の高さに感心します。<br /><br />私は30年以上前、添乗員のアルバイトをした時に一度訪れたことがあります。当時のことは一生懸命すぎてあまり覚えてないので、今回はゆっくり散策してみようと思います。<br /><br />

初夏のロシア　～　白夜のサンクトペテルブルグ編（６）　

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2023/05/26 - 2023/05/30

1185位(同エリア1805件中)

エリア

サンクトペテルブルク(ロシア)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

同行者: カップル・夫婦

旅行の手配内容: 個別手配

ネヴァ川の宮殿橋近くに高速艇の乗り場があります。
15:00出発のチケットを買います。往復2,700ルーブル。３つのクラスに分かれてますが、２番目のクラスです。
フィンランド湾をかなりのスピードで駆け抜けます。
30分ほどで到着。ペテルゴーフは地下鉄とバスを乗り継いでも行けます。今回はお天気も良かったし、なんせ高速艇は早いのでこちらを利用しました。

風がかなり強いです。
入場料を払って公園に向かって歩き出します。（６００ルーブルでした。）
大瀧と大宮殿が見えてきました。昔とちっとも変わっていません。美しい。

ここの噴水はすべて自然の高低差だけを使って水を噴き上げているそうです。
上の大宮殿から見た下の公園。
「ライオンの滝」
リスがあちこちで走り回っています。
この「下の公園」は広いです。端から端まで３キロくらいはあります。歩く。歩く。
綺麗に手入れしてあります。
「黄金の山の滝」
「マルリ宮殿」ピョートル大帝のゲストハウスだそうです。

訪れた日は月曜日たっだので、ほとんどの建物は休館日で入れませんでした。
ここを登ると土手に出ます。
可愛い噴水。ガチョウがガーガー鳴きながら回っています。鳴き声も噴水からの音です。機械は使っていません。
「アダムの噴水」

「イヴの噴水」もあります・
「チェスの山の滝」

もちろん夫はこの噴水を上って下りてきます。私は下で待機。
「いたずらの噴水」

石畳のどれかの石を踏むと水が吹き出します。この男の子はちゃっかり傘をさして歩いてました。
「水の道」

傘の中に入ったら最後。噴水が噴き出して出れなくなります。もしくはずぶ濡れ覚悟で出てくるかです。
チューリップが綺麗に咲き誇っています。
「ツリーの噴水」
歩き疲れましたので、そろそろペテルブルグ市内に戻ります。

夏ならではのいいお散歩でした。
旧市街以外は近代的なペテルブルグ。サッカースタジアムが見えます。
ペトロパヴロフスク要塞も見えてきました。
宮殿橋です。到着しました。
船着場からネヴァ川沿いを散歩します。

「青銅の騎士像」です。
その向こうに見えるのが「イサク寺院」
ネフスキー大通りに戻って歩きます。

「エリセーフスキー」高級食料品店です。
帝政ロシア時代からあるそうです。内装も豪華です。
キャビアコーナー。

やはりお値段は高いです。買い物ではなく観光地として訪れます。
ペテルブルグを訪れた人が必ず通るネフスキー大通りには、当時の歴史的な美しい建造物が沢山あります。
ホテルで荷物をピックし、今度はバスで「モスクワ駅」まで行きました。近くにある地下鉄「プローシャチ・ヴォススターニャ」駅で３日間チケットのカードを返却してしっかりデポジットを返してもらいます。

「モスクワ駅」にはラウンジがあります。簡単な食事、Wi-Fi、シャワールーム等設備が整っています。
電光掲示板にプラットホームが載せられています。私たちは１番プラットホーム。
復路は「赤い矢」号です。ソ連時代からある一番有名で歴史ある夜行列車です。
二人用の個室。レトロ感がいいです。というか昔から変わっていない？
昔から夜行列車といえばこのティーグラス。無料のお茶のサービスがあります。
今回も朝食付きでした。
モスクワに帰ってきました。
ペテルブルグのショートトリップが終わりました。

何度も訪れたことがあるペテルブルグですが、今回は美術館と劇場中心の３日間でした。何度行っても新しい発見のある魅力的な街です。