初めての白英＆2度目の仏 11日目＜モンサンミッシェル＞

2023/04/08 - 2023/04/23

　フランス在住の辻仁成がモンサンミシェルには行くべきと言っていたのが後押しになってモンサンミシェル行を決めた。
　日帰りで行くか、島内で1泊するか、対岸で1泊するか、電車＆バスで行くか、ツアーで行くかであれこれ検討した結果、一番無難な日帰りツアーをチョイスした。

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　外から見るモンサンミシェルは一見の価値があったが、内部はそれほどでもなかった。
　朝夕の景色は格別なものがあるらしいが、1泊していたら時間をもてあますことになったことだろう。

エリア モンサンミッシェル(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

4月18日（火）

☆34B Astotel＜317号室＞

AM5時
さっき寝付いたばかりで、寝た感じがしない。

ホテル 34B アストテル ホテル

▽ジャン・レ通り Rue Jean Rey

6時15分にビラケム駅に到着。
ビラケム駅からプルマンホテルまで歩いて5分くらい。
途中でエッフェル塔がきれいに見えた。

集合時間は6時45分なので、余裕がありすぎる。
遅刻するよりはいいか。

☆プルマン・パリ・トゥール・エッフェル Pullman Paris Tour Eiffel

さすがに早すぎたので、トイレを借りたり、ロビーで待たせてもらう。
同じツアーに参加らしき雰囲気の人たちも何組かいる。
その中には日本人カップルもいる。

プルマン パリ トゥール エッフェル ホテル

☆プルマン・パリ・トゥール・エッフェル

6時45分に外に出てみたら、ツアーの受付が始まっていた。
我が家は出遅れているようで、大勢の人が受付を終えてバスの方に向かっている。

ロビーにいたツアー参加らしき雰囲気の人たちは出てこないので違ったようだ。

▽ツアーバス：ベルトラ 138E×2人

ランチもつかないし、日本語ガイドもつかなのに、1人 138ユーロもする。
ランチがついて日本人ガイドもついてるツアーもあったが、とても日帰りツアーの料金ではなかった。

▽ツアーバス

今日は参加者が多いらしくバスが2台用意されていた。
バスに乗るときに最終確認とオーディオガイドが配られた。

さっきロビーにいた日本人カップルも乗ってきた。
特別な用はないが、日本人がいたのでほっとする。

〇サービスエリア

9時15分サービスエリアでトイレ休憩
持参したパンとジュースで朝食

▽ツアーバス

11時30分過ぎ
高速を降りるともうノルマンディーの田舎風景が広がっている。

▽ツアーバス

一面黄色になった畑がそこかしこにある。
菜の花みたいなものか？

▽ツアーバス

オーって歓声があがった。
何かと思ったら、おぼろげにモンサンミシェルが見えてきた。

〇駐車場

11時50分到着
予定では12時到着なので、ほぼオンタイム

似たようなバスが沢山停まっているので、写真を撮っておかないと自分の車がわからなくなる。

〇駐車場

集合時間は16時30分
今から約4時間半もあるが、復路のシャトルバスは長蛇の列ができるらしい。
それを見越して修道院を出ないとたいへんなことになる。

▽ル・パッサー Le Passeu

駐車場から数分歩いてシャツトルバスの行列に並ぶ。
ル・パッサーと呼ばれる無料のシャツトルバス
15分間隔で、所要時間は約20分

15分くらい並んでようやく乗れた。

ル パッサー (シャトルバス) バス系

《レ・ギャルリー・デュ・モンサンミッシェル Les Galeries du Mont Saint-Michel》

ネットで読んだカラフルな牛が見えてきた。
ここはスーパーマーケットだが、カフェもあるらしい。
バス停もあるので、時間があれば帰りに寄ってもいい。

レ ギャルリー デュ モン サン ミッシェル スーパー・コンビニ

▽ル・パッサー

前方にモンサンミッシェルが見える。
シャツトルバスに乗らずに歩いている人も多い。

〇モンサンミッシェル Mont-Saint-Michel

バスで直ぐ近くまで行くのものと思っていたら、結構手前で降ろされた。
乗客を降ろしたバスは島の方に走っていった。

ここで降ろす意味がわからない。
モンサンミッシェルを崇めながら歩きなさいって演出か。
晴天だが風が強い。

モンサンミッシェルとその湾 史跡・遺跡

〇モンサンミッシェル

砂浜を遠くまで歩いている人がいる。
ネットによると干満差が最大15メートルもあって、大潮の満潮時には、今渡ってきたパセレル橋が沈下するらしい。

【ラ・メール・プラール LA MÈRE POULARD】

名物のオムレツは食べてみたかったが、並んでまで食べたい訳でもないし、オムレツを食べたら修道院をゆっくり見られないとのクチコミがあったので、早い段階で外した。

ラ メール プラール (レストラン) フレンチ

【ラ・メール・プラール】

店の前を通ったのは12時半頃だが、店の外まで並んでいる。
やっぱり外しておいてよかった。

《ラ・メール・プラール LA MÈRE POULARD》

これまた超有名なクッキー
ネット情報によると、パリの街中でも売っているらしい。しかも、ここより安く。
そんなことは百も承知しているが、モンサンミッシェルの島中で買うことに意義があると書いている御仁もいらっしゃった。

我が家はコストコなら買ってもいいなレベルで、わざわざ高く買う酔狂は持ち合わせていない。

ラ メール プラール ブティック お土産店

〇グランド リュ Grande Rue

ものすごい人出の観光地とわかっていたが、狭い空間に人が多すぎる。

グランド リュ 旧市街・古い町並み

〇グランド リュ

奥に進むと狭い上に階段になっている。
店を覗く人や下って来る人がいて、カオスになっていて非常に危ない。

杖をついている人がいると驚ていたら、ベビーカーを押しているツワモノがいた。
こういう所ってわかって来ているのか？

〇モンサンミッシェル修道院 Abbaye Du Mont-Saint-Michel

この先の階段を上った所にチケットゲートがあったので、ここは入場料の対象エリアには入っていない。
ここまででも随分登っていて、かなり疲れた。

〇モンサンミッシェル修道院＜西のテラス＞

西のテラスで、ちょっと一息ついた感がある。
ここからの眺望は見応えがある。

さっきはわからなかったが、今は干潮のようで砂浜が広がっている。
ここは海は見えるし、ラ・メルヴェイユも見えるビューポイント。

〇モンサンミッシェル修道院＜ラ・メルヴェイユ＞

西のテラスの次は修道院観光のハイライト、ラ・メルヴェイユ。

ラ・メルヴェイユは、３層からなるゴシック様式の建築物。
修道院の居住スペースとして13世紀に増築された部分。
3階には中庭、回廊、食事室。2階には迎賓の間と騎士の間。１階には施物分配室などがある。
もちろん世界遺産。

モン サン ミッシェル ラ メルヴェイユ 建造物

〇モンサンミッシェル修道院＜回廊＞

ラ・メルヴェイユの最上階（3階）にある中庭と回廊
この回廊は修道士たちが瞑想しながら歩いたり休憩する場所だったらしい。

ガイドブックによると、回廊の柱は2列になっており、視覚効果を考えて少しずらして造られている。

修道士でない観光客の我が家はその視覚効果を感じることはできなかった。

モンサンミッシェル修道院 回廊 寺院・教会

〇モンサンミッシェル修道院＜食事室＞

回廊の隣にあるのが修道士たちが食事をした場所。
両側の壁には窓が59もあるそうで、その窓から入る光がとても明るい。
全体的に薄暗い所が多い中、ここは雰囲気が違う。

モンサンミッシェル修道院 食事室 寺院・教会

〇モンサンミッシェル修道院＜迎賓の間＞

3階から一層下りた2階に迎賓の間がある。
迎賓の間はさっきまでいた食事室の真下になる。

ガイドブックによると迎賓の名の由来どおりフランス国王や身分の高い巡礼者を接待するための部屋だったらしい。
正直、他の部屋と比べて特別豪華には思えなかった。

モンサンミッシェル修道院 迎賓の間 寺院・教会

〇モンサンミッシェル修道院＜騎士の間＞

迎賓の間の隣にあるのが、騎士の間
修道士たちが仕事をする場所だったようだが、騎士の間の由来は、王族や貴族の従者たちのための部屋だったことによるらしい

大きな柱が沢山並んでおり、アーチ状になっている天井が美しい。

モンサンミッシェル修道院 騎士の間 寺院・教会

〇モンサンミッシェル修道院

久しぶりに外の空気に触れる。
薄暗い部屋が続いたので外に出た開放感がある。

〇モンサンミッシェル修道院

あとは下り坂を下りていくだけ。
外から見るモンサンミッシェルは素晴らしいが、内部の見学は我が家向きではなかった。

▽パセレル橋上バス停

14時15分、それなりの行列ができている。
次の次あたりには乗れそう。
集合時間までまだ2時間以上もあるので心配ない。

モンサンミッシェルとその湾 史跡・遺跡

▽ル・パッサー

シャトルバス15分間隔と聞いていたが、なかなかバスが来ない。
やっと来たと思っても、思ったほど列は進まない。

ル パッサー (シャトルバス) バス系

▽島外バス停留所

結局、終点のバス停に着いたのは15時30分過ぎだった。

〇休憩所

とりあえずトイレ休憩
大きな建物なので、土産物屋やカフェでもあると思ったらその手のものはない。

〇休憩所：コーヒー 1E

椅子はあるので持参した菓子や水で一服。
自販機があったので、コーヒーを飲んでみたが、イマイチのコーヒーだった。
そもそも1ユーロは安すぎ。

〇駐車場

集合時間より30分も早いが駐車場にむかう。
他のツアー客もほとんど帰っており、まもなく予定よりかなり早めに出発。

〇サービスエリア：コーヒー 2E×2

18時50分、サービスエリアでトイレ休憩
自販機のコーヒーでコーヒーブレイク

〇サービスエリア

ここからは、パリに帰るだけ。

☆プルマン・パリ・トゥール・エッフェル

20時35分ホテル到着
予定より40分も早い。


●初めての白英＆2度目の仏 11日目～12日目＜パリ４＞
　https://4travel.jp/travelogue/11856419

プルマン パリ トゥール エッフェル ホテル