初めての白英＆2度目の仏 11日目～12日目＜パリ４＞

2023/04/08 - 2023/04/23

パリの有名どころは前回見ているので、今回は余裕があると思っていたが、いざ来てみると意外にバタバタ。

パリ旅行の定番ではなく、我が家らしい気ままな旅を目指している。
「２度目のパリ」は前回よりも、確実に充実している。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

4月18日（火）

○エッフェル塔

プルマンホテルからエッフェル塔まで歩いて5分ほど
生憎、小雨が降っている。
残念

○エッフェル塔＜シャンパンフラッシュ＞

バス停でバスを待っていたら、9時のシャンパンフラッシュが始まった。
小雨はまだ降っているが、シャンパンフラッシュを楽しむにに支障はない。

▽30バス＜Tour Eiffel → Albert de Mun＞

そうこうしていたらバスが来た。
次のバスにするか一瞬迷ったが、やっぱり乗ることにした。

▽30バス＜Tour Eiffel → Albert de Mun＞

バスの中からもシャンパンフラッシュがが見えた。
真近で見るのもいいが、少し離れた所から見るのもいい。
両方見れたので、バスに乗って正解だった。

【Cafe Le Brebant ル・ブレバン】

ル・ブレバンはグランブルヴァール駅を出たらすぐ目の前にある。
朝5時までやっているので、モンサンミッシェルに行った日のディナーに選んでおいた。
Holiday Inn の1階だが、ホテルとは関係なさそう。

カフェ ル ブレバン フレンチ

【ル・ブレバン】

入った直ぐのテラス席に案内された。
もう10時近くだが、けっこう混雑している。
パリでは当たり前だが、隣のテーブルが近い。

【ル・ブレバン：Soupe Gratinee 16E×2】

オニオングラタンスープ
一口食べて驚いた。
もの凄く美味しい。

【ル・ブラブレ：Salada Avocat Crevettes 21E】

海老とアボカドのサラダ
このサラダも本格的、マダムが絶賛していた。

【ル・ブラブレ：合計 53E】

店の雰囲気もいいし、料理は本格派。
店もネエサンも感じがいい。
もう一度来てもいいなってことになった。

☆34B Astotel＜317号室＞

今日はバスに長時間乗っていたのとても疲れた。
沢山歩いたと思ったら、11,699歩しか歩いていない。
そんな筈はないが、…。
階段を登ったのがこたえたのだろう。

【本日の万歩計：11,699歩】

ホテル 34B アストテル ホテル

4月19日（水）

【34B Astotel：朝食ブッフェ】

いつもの朝食
毎日少しずつ変わってはいるが、似たようなものなので、そろそろ飽きてきた。

○マドレーヌ寺院

マドレーヌ寺院には入ったことがない。
今回も予定にはないが、改装工事をやっていた。
すると、ちょっと中を覗いてみたい気になった。

マドレーヌ寺院 寺院・教会

《エルメス本店》

先ずはエルメス本店から。
ここは9年前にも来たが、それほど敷居が高くない。
日本のエルメスにはなかなか入れないが、旅先ならふらっと入れるから不思議。

品不足だときいていたが、棚にはバッグが並んでいる。
さすが本店。
ひょっとして買えるのかと思って、買って買えない金額のバッグを恐る恐る指さしてみた。

エルメス (フォーブール サントノレ本店) ブランドショップ

《エルメス本店》

「予約しているのか？」
との返事。やっぱり買えないんだと納得。

店を出てから考えたが、ひょっとして「予約するのか？」って言ったのかもしれない。
予約した場合、日本に送ってくれるのか？
それとも取りにこないといけないのか？
先日ヴィトンでバッグを買ってしまったのでさすがに腰が引けてしまった。

《LONGCHAMP ロンシャン本店》

いつの間にかマイブームになっているロンシャン。
どうせ買うなら本店で買えばいいのに思っていたら、いつの間にか買うのをやめたらしい。

ロンシャン (サントノレ本店) ブランドショップ

【とらや】

とらやがこの辺りにあるのは知っていたが、歩いていたら「とらや」ののれんが見えた。
二人とも臆することなく入っていけるタイプだが、さすがに敷居が高すぎた。

とらや スイーツ

《HeRNO ヘルノ》

ヘルノも、マダムの中で小さなマイブームになっている。
2階に上がったら、セール品のコーナーがあって、買おうと思えば買える値段だった。
真剣に吟味したが、気に入るものは見つからなかった。

○ヴァンドーム広場

折角ここまで来たので、ヴァンドーム広場のさわりを覗いてみる。
さすがに高級すぎて長居はできない。

ヴァンドーム広場 広場・公園

○チュイルリー公園

コンコルド駅に向かう途中、チュイルリー公園に寄り道してみた。
チュイルリー公園にも行ってみましたって程度

チュイルリー公園 広場・公園

《エルメス・セーヴル店》

外観は全然目立っていない。
エッ！ここがエルメスのセーヴル店なの？

エルメス (セーヴル店) ブランドショップ

《エルメス・セーヴル店》

でも、中に一歩入ると外観からは想像できない空間が広がっている。

《エルメス・セーヴル店》

さっきの本店はいい雰囲気だったが、こっちのスタッフはかんじが悪い。
笑顔で接客したら高級感がなくなるとでも思っているのだろうか。

《エルメス・セーヴル店》

スカーフ売場の店員はめちゃくちゃ愛想が悪い。
日本なら首に巻いてくれるが、ここではそんなサービスはない。
それどころか、巻いていいかと訊かないと渡してもくれない。

《エルメス・セーヴル店：スカーフ 460E》

あれこれ試した結果、4番目を購入することにした。
その間、定員からは何のアドバイスもない。

《エルメス・セーヴル店》

今度はレジ係がすましている。
しかも免税書類に手間取って随分待たされた。
何も言わずに下の事務所に行ってしまい、暫く放置状態。

《エルメス・セーヴル店》

ようやく終わったと思ったら、件のレジ係からチョコレートを渡された。
遅くなってごめんなさいってことのようだ。

さすがエルメス、随分待たされて立腹していたが、一発で期限が治った。
パリで食べるのは余りにもモッタイナイので、ありがたく日本に持ち帰った。

《ル・ボン・マルシェ》

エルメスの近くなのでボンマルシェを散策

ル ボン マルシェ 百貨店・デパート

《ル・ボン・マルシェ》

9年前にも来たが、ここは何とも言えぬ雰囲気がある。
「パリに来た！」って気になる。

イートインでコーヒーでもって話になったが、アンジェリーナを止める訳にはいかない。

○コンコルド広場

さっきと同じ地下鉄12号線ルートでリヴォリ通りに帰ってきた。
ずっと歩きっぱなしで疲れてきた。

コンコルド広場 広場・公園

【ANGELINA アンジェリーナ】

長蛇の列って程ではないが、7・8人並んでいた。
旅行の計画当初はセドリック・グロレに行くつもりだったが、新興より伝統ってことでアンジェリーナにした。

アンジェリーナ (パリ本店) スイーツ

【アンジェリーナ：Monblano 10E×2】

かの有名なアンジェリーナのモンブラン
さすがに美味しいが、びっくりするほど美味しい訳でもない。

もっとも、びっくりするほど美味しいものには、そうそう出会えない。

【アンジェリーナ：Darjeeling 8E、Eagl Grey 8E】

店内のムードがおしゃれなので紅茶にしてみたが、アールグレイとダージリン以外に冒険できない。

【アンジェリーナ：合計 36E】

アンジェリーナはケーキ屋（特にモンブラン）と思っていたが、周りでは軽食を食べている人が結構いるのには驚いた。
むしろモンブランは少数派だった。

【アンジェリーナ】

帰りにショップを覗いてみたが、モンブラン以外のケーキも美味しそうだった。
モンブランはシェアして、違うケーキにするべきだった。

▽Pyramides Saint Honoré バス停

68番のバスを待っていたが、一向にバスが来ない。
我が家だけでなくフランス人もいたので遅れているだけ思うが、15分以上待っても全然来ない。
諦めて他のバス停に行こうと歩きだしたら、一緒に待っていたフランス人のおじさんが追いかけてきた。
どこへ行くんだい。案内してあげるよってことを喋っている気がした。

単にいい人かもしれないが、何となく胡散臭い気もしたので相手にしなかった。
この判断が難しい。多分いい人だったのだろう。

○ギャルリー・ヴィヴィエンヌ Galerie Vivienne

ギャルリー・ヴィヴィエンヌは、パリで一番美しいとパッサージュ言われている。
9年前にも来たが、あの時は日曜日だったので店舗が閉まっていて美しさがわからなかった。

ギャラリー ヴィヴィエンヌ ショッピングセンター

○ギャルリー・ヴィヴィエンヌ

確かに前回とは全く違ったが、パリで一番美しいと言われるだけのことはあるとは言い切れない。何か不完全燃焼が残った。

○パレ・ロワイヤル庭園 Palais Royal Garden

次にパレ・ロワイヤルに寄るのも9年前と同じ。

前は12月だったので寒かったが、今日は暖かい小春日和。
それだけでも雰囲気が全然違う。

パレ ロワイヤル庭園 自然･景勝地

○パレ・ロワイヤル庭園

どの角度から見ても、さすがに気品にあふれている。
都心とは思えぬ静寂。

▽パレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーヴル駅 Palais Royal Musée du Louvre

次はサマリテーヌ。
地下鉄7号線でポンヌフ駅まで１駅だけど、せっかくなのでnavigoを有効活用する。

パレ ロワイヤル ミュゼ デュ ルーヴル駅 駅

○LOUIS VUITTON 本社前

ヴィトン本社ビルの前に草間彌生のモニュメントができたって話は知っていたが、思っていたより数倍大きいのには驚いた。
日本人として誇らしい。

《サマリテーヌ》

中村江里子、久保純子、今井美樹の3人がパリの街を紹介するテレビ番組でサマリテーヌを随分持ち上げていた。
それ以来、パリに行ったら是非行かねばと思っていた。

サマリテーヌ 百貨店・デパート

《サマリテーヌ》

中はちょっと期待外れだった。
デパートのはずだが、それらし雰囲気がない。

そう言えば、彼女たちが褒めていたのも、デパートの商品ではなく建物自体だった。

○ポンヌフ

サマリテーヌを出たらポンヌフを渡ってサンジェルマンデプレまで歩いくこおにする。

ポン ヌフ 建造物

○ポンヌフ

写真ではエッフェル塔がかすかに見える程度だが、実際はもっとはっきり見えていた。
みんなこの角度の写真を撮っていた。

ポンヌフはフランス語で新しい橋って意味なので「ポンヌフ橋」は間違いらしい。日本でも、SUMIDAGAWA Rivery や ARAKAWA Riverて表記しているので、この問題はややこしい。

【オ・シェ・ド・ラベイ Au Chai de l'Abbaye】

サンジェルマンデプレの目的はこのレストラン
まだ19時なのでサンジェルマンデプレの街を散策してから、ディナーにした方がよいのはわかっていたが、空いている内に入ることにした。

オ シェ ド ラベイ 地元の料理

【オ・シェ・ド・ラベイ】

ネットで庶民的なレストランを探していた時に、オニオングランスープとロールキャベツが美味しいってブログを発見。
まるで我が家のために書かれたようなブログだった。

【オ・シェ・ド・ラベイ：Soupe a Loigno 12E×2】

昨日もオニオングランスープだったので、どうしようかと迷ったが、初心貫徹を貫いた。
と言うか、他のものに変える勇気がなかった。

結果は正解だった。
昨夜のものは違ったオニオングランスープで美味しかった。
昨夜の方がレストランらしく、今夜のは家庭の味を極めた美味しさだった。

【オ・シェ・ド・ラベイ：Choux Farcis Auvergnats 20E】

ロールキャベツはボリュームがあるらしいのでシェアすることにした。

大きな丸い塊が一つ。
これが本場のロールキャベツってことだろう。
そもそもロールキャベツってフランス料理だったんだ。

【オ・シェ・ド・ラベイ】

テーブルをかたずける時に、残っているパンを近くのテーブルにホイって入れていく。
どの店も裏ではやっているのだろうが、ここは堂々とやっていて潔い。
これが、庶民派レストランってことなんだろう。

【オ・シェ・ド・ラベイ：合計 44E】

長居したつもりはなかったが、もう8時15分。
オーダーもスムーズだったし、待たされることなく料理も出されたが、1時間以上いたことになる。

とても居心地のいいレストランだった。
案の定、満席になっている。早めに来て大正解だった。

《メゾン・ジョルジュ・ラルニコル》

せっかくなので、サンジェルマンデプレの街をブラついてみた。
日没前でまだまだ明るいのに、飲食店以外はほとんど閉まっている。

前回お気に入りだったメゾン・ジョルジュ・ラルニコルが開いていたので入ってみたが、特に買うものはなかった。

メゾン ジョルジュ ラルニコル (サンジェルマン大通店) スイーツ

☆34B Astotel

いつの間にか明日はホテルを変わる日。
もうパリも残りわずかになってきた。

今回はオペラ地区のホテルにして大正解だった。
グラン・ブルヴァールは交通の便もよく、何より街が熟成している。
夜遅くなっても人通りが多く安心できる。

【本日の万歩計：19,381歩】


●初めての白英＆2度目の仏 13日目＜パリ５＞
　https://4travel.jp/travelogue/11857617

ホテル 34B アストテル ホテル