2023/08/14 - 2023/08/15
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chemireさん
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ノロノロと進みUターンまでした台風6号のせいで、楽しみにしていた夏旅はキャンセル。
でも、そのおかげで全国旅行支援が延長されていることを知り、予定を大幅変更・縮小しながらも沖縄本島南部を巡ることが出来ました。
・・・
ガンガラーの谷。
鍾乳洞が崩落してできた自然あふれる谷の洞窟から、世界最古(約2万3千年前)の貝でできた釣り針や、旧石器時代の石器・食べ物・人骨が発見され、日本人のルーツが分かるかもしれないと調査が続けられています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- エイチ・アイ・エス
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台風6号のせいで、当初の予定を全てキャンセル。幸い飛行機代(マイル利用)もホテル代も全額戻ってきたけど、大事な時間は返ってきません。
諦めきれなくて、うだうだとネットを見ていたら終わっていたと思っていた全国旅行支援が9月まで延長されているって。
これは申し込むしかない! -
先ずは、涼しさを求めて那覇空港の国際線側をウロウロしてみました。国内線と国際線が繋がっているから、歩いて行けて時間潰しにもってこいです。
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さすが国際線。沖縄なのに京都みやげ。
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沖縄の有名店もあります。
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旅行グッズ充実。見ると欲しくなるので中には入りません。
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インバウンド向けだと思うけど、空港内に大きな薬局があると助かります。
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空港内に守礼の門が出現。
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ちょっとだけアニメが動きます。
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ジャーン!
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沖縄都市モノレール「ゆいレール」は2003年8月10日開業。今年で20周年。おめでとうございます。
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キャッチコピーが素敵。夢の文字が「ゆいレール」になっているのも素敵。
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シーサーが乗ってます。座席に乗り振り向いて膝立ちで窓から外を見てる子供みたい。
(シーサーは、膝立ち出来ないだろうから普通に構えてるだけ?) -
ヤンバルクイナもいます。飛べない鳥だから、これなら移動が楽だね。
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ゆいレールは、これまでは2両編成でしたが20周年にあわせて3両編成が登場。なのでポスターは3両で描かれています。
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3両編成は、まだ一部のみ。これから増便していくそうです。
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海は見るもの。そもそも泳げません。浮き輪を使って泳ぐ年でもないし。
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台風通過後1週間以上過ぎてるのに、大手スーパーでさえこんな表示がありました。離島は大丈夫かな。
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台風6号の被害がある上に、7号発生で、本州からの食材や品物が届かないと居酒屋の大将が話していました。沖縄県産の野菜や魚も高騰。ゴーヤーチャンプルーが時価にならなくて良かった・・・
それから、こんな話も。コンビニの◯◯カフェが買えない日もあったって。理由はプラカップの品切れだそうです。嗜好品の物流は後回し。マイカップ持って行っても売ってくれないって冗談めいた話になったけど、台風の及ぼす影響を改めて知りました。 -
国道58線沿い。県庁前駅と旭橋駅のどちらも利用しやすいです。
東横イン那覇旭橋駅前 宿・ホテル
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南部半日バスツアー。
参加者は21名。みんな早く集合して、8:00には出発です。かりゆしウェアを着たガイドさんが同乗して、いろいろと説明してくれました。 -
8:30 車窓から見たニライナカイ橋。海の青さを堪能するなら、太陽光が真上から当たる11:00~14:00の通過がお勧めだと。
ガイドさんの説明は、途切れることなく続きます。
ウルトラマンの生みの親のひとり故・金城哲夫氏は沖縄県出身 (生まれは東京)。
そのため、沖縄の方言や地名にちなんだ名前の怪獣も登場しています。チブル星人(チブル=頭)、ザンパ星人(残波岬)、キングジョー(金城)など。
それらは聞いたことがあったけど、M78星雲の由来は知りませんでした。南Minami(M)にある那覇(ナハ=78)だそうです。ニライ橋 カナイ橋 名所・史跡
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斎場御嶽(せーふぁうたき)に到着。
霊感があるわけでもないのに、なぜだか行ってはいけない場所のような気がして避けていましたが、このツアーが後押ししてくれて初訪問。
第二尚氏三代目国王・尚真王の時にノロは制度化され、ノロの最高位「聞得大君」ができました。
その聞得大君が就任の儀式を行い管理した王国最高の御嶽(聖域)が斎場御嶽です。
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撮影禁止ではありませんが、あとでHPを見たらこんな記載がありました。
※撮影について
御嶽内でのカメラの撮影は、できるだけご遠慮ください。特に、拝所を背景にした人物撮影は、神域へ背を向けたことになりますのでご注意ください。斎場御嶽 寺・神社・教会
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御門口。
6個の石製の香炉は、6カ所の拝所を表しています。御嶽(うたき)は本来、男子禁制。いまは入場できますが、昔、男性はここで手を合わせていたそうです。 -
拝所を表す石に触れてはいけません。
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神の島。
久高島 自然・景勝地
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寄満(ゆいんち)。
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拝所につき、一般の方は上がらないでください。
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三庫理(さんぐーい)。
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かつてクバの木があり、琉球の創世神であるアマミキヨが降臨した場所と言われています。いまは進入禁止。
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戦跡めぐりより気が重くなりそうと思っていたのは、なぜだったんだろう。
ずっと避けていた場所でしたが、拝所で手を合わせることができて良かったです。 -
次は、ガンガラーの谷へ。
洞窟の入口となるケイブカフェで、バスガイドさんから専門ガイドさんへ交代となりました。全長約1km・所要時間80分。ガイドツアーで巡るコースのみで個人で入ることはできません。
ケイブカフェから入場して、出口は別の場所です。ガンガラーの谷 ケイブカフェ グルメ・レストラン
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時間通りに呼び出しがあって、注意事項などの説明を聞いてから、冷たいさんぴん茶入りの水筒を受け取り探検開始です。
洞窟の中から見える様子は、ガイドさんが好きな景色のひとつだそう。たしかにステキ。 -
沖縄は琉球石灰岩によるアルカリ性土壌のため、保存状態も良いままに多数発掘されますが、本土は酸性土壌なので保存されにくいそうです。
ガンガラーの谷 自然・景勝地
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ケイブカフェの階段を上りきると、亜熱帯の森が広がっています。ここは、鍾乳洞が数10万年前に崩壊してできた自然の谷間で、いつの間にかガンガラーの谷と呼ばれるようになったそうです。
ガンガラーの谷の名前の由来は、あとで分かりました。 -
1日で15cmも伸びるジャイアントバンブー。
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森の中には、いくつもの洞窟がありました。
イナグ洞。イナグ=女。良縁・安産への祈りがささげられる洞窟。「母神」の表示板を誰が立てたのかは分からないそうです。 -
イナグ洞は深いので、ロープ手前から覗き込むだけ。
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あちこちに生えていたクワズイモ。トトロが持つ傘と言われているそうです。
スタッフが小粒の赤い身を齧ってみたら、しばらく舌が痺れたので口にしないでくださいねって。試してみるなんてチャレンジャーです。 -
鍾乳洞の中を流れる水により削られた跡。悠久の時というのは、こんな地層を見ながら思いをめぐらすものかな。
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イキガ洞は、灯油のランプを渡され進みました。ランプの熱と明かりが探検気分を増してくれて、懐中電灯で照らすより楽しかったです。
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イキガ洞。イキガ=男。命の誕生・成長を願う洞窟。
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「大きな岩が落ちてきて、小さな岩の上にのっているだけです。みなさん!何も起きないうちにササッと通りましょう!」
ガイドさんの話術に引き込まれ、みんな足速に通過。 -
「昔むかし、洞窟に石を投げたところガンと当たってガラガラと転げたそうです。ガンガンガラガラ、ガンガラガラ、ガンガラ・・・。ここ、笑って良いところですよ。分かった方もいらっしゃいますね。ガンガンガラガラ、ガンガラガラ・・・。 なので、 」
「(一同笑いながら)ガンガラーの谷!」
「方言みたいですが、こんなところから名前がついています。この説明は恥ずかしいので、みなさん早く分かってくださって良かったです。」
この場所以外でも、女性のガイドさんはユーモアを交えながら熱心に説明してくれて、とても良かったです。お仕事が好き、ガンガラーの谷が好きという気持ちが、ひしひしと伝わってきました。 -
大主(ウフシュ)ガジュマル。推定樹齢150歳。
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ガジュマルは水を求めて枝から根(気根)を伸ばし、根が地面につくと養分を吸い上げて幹になり、もともとの幹は枯れるそうです。
それを繰り返しながら長い年月をかけ、渓谷の中を『歩いている』というガイドさんの表現が素敵でした。 -
最後に訪れた武芸洞は、焦げた猪の骨も発見され、古代人である港川人が暮らしていた場所だと考えられています。ベンチに座って、水分を摂りながら説明を聞きました。
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広いガンガラーの谷の中で、なぜこの場所を発掘したかというと、風が通り涼しい場所だったからだそう。亜熱帯地域での発掘作業は大変です。
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人骨は収集されていますが、発掘された石棺墓の形そのままに公開。
10cm~20cmほど掘られた穴から、石棺に納められた約2500年前の人骨が、しっかりと原型を留め発見されたそうです。身長150cm・40代男性。理由は不明ですが、うつぶせで埋葬され、左腕に12個の貝のブレスレットを着けていたため、位の高かった人ではないかと推測されています。 -
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再びバスに乗車して、道の駅いとまんへ。昼食+お土産買いもの60分。
道の駅 いとまん 道の駅
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きびなごの刺身入りのお弁当に惹かれて。680円。
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旅行支援クーポンの使用は、当日限定。お土産を買おうとウロウロしていたら、かりゆし58が『アンマー』のジャケットに使用したパネルを見つけました。メンバー全員が沖縄本島南部の出身。地元が好きなんだろうなぁ。
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14:30 ツアーバスは、時間通り那覇方面に向け道の駅いとまんを出発。那覇空港の途中下車も可能でした。
台風シーズンに旅の予定を組む難しさを実感させられて凹んでいたけど、予定を変えて楽しめたので良かったです。
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