冬だというのに陽射しの強い那覇を歩く（2）ラムサール条約登録湿地へ

2021/12/15 - 2021/12/16

12月16日（木）
この日もとっても良い天気。12月なのに夏日となった中、漫湖公園～奥武山公園～沖宮を散策しました。
旅のしめは、よく冷えたオリオンビールで。

エリア 沖縄

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 3.0

12月16日(木)
06:05
目覚ましが鳴る前に、空腹で目が覚めたけど朝食は7時から。こんなに朝食が待ち遠しいのは久しぶりでした。

ゴーヤーチャンプルー・紅芋・にんじんしりしり・くーぶイリチーetc。沖縄らしい健康的なメニューを、しっかりいただきます。

ふわふわのオムレツを目の前で作ってもらえる幸せ。1時間以上かけて朝食を楽しみました。

持ち帰り用のコーヒーを手に庭に出てみるとベンチがありました。そこに座って、小さなサンタさんを眺めながら至福のひととき。

沖縄ハーバービューホテル 宿・ホテル

部屋でうだうだして、10:55チェックアウト。

チェックイン時に相手をしてくれた子に挨拶しようと水槽を覗くと、表情が昨日と違うような?

体がトゲトゲしている感じ。

寄ってきてくれたけど、怒ってる?

ツノを立ててるみたい。

静止したかと思ったら、

膨らんで体全体の棘が立ってきました。

力を入れてる表情がかわいい。

まん丸になるまで、1分。棘を立てた姿を初めて見ました。

ハリセンボンと言うけれど針の数は300～400本で、水槽の中で棘を立てるのは珍しいことのようです。
見ることができてラッキー！

あ、細くなってきた。

この後、前日に見た姿に戻りました。棘が立ってるところを見たいなと思っていたので、期待に応えてくれてありがとう。
でも、怒ったりストレスを感じる時に取る行動みたいなので、何かあったのか気になりました。　

ハリセンボンに別れを告げて移動開始。昨日、下見をしたので迷うことなく歩けます。

今日は、クジラを右側から撮影。こっちの方が尾びれまでしっかり見えてクジラらしい。
ですが・・・

近づいて見ると、頭から離れた所に尾びれがドンっと建ってる状態。どうやら、海面から頭と尾びれを出して胴体は海の中という設定のようです。
尾びれ側から歩いて来た人は、一瞬「何？」ってなるかも。

以前は展望台だったようですが、いまは資材置き場になっていて中には入れません。

クジラ公園から５分くらいで目的地に到着。

住宅地の向かいに水鳥・湿地センターがあります。
見学無料。

漫湖水鳥 湿地センター 美術館・博物館

行った時は、ちょうど干潮でした。底庭生物が見やすいはずなのだけれど、素人には見つけにくい(＞＜)

1階には、こんな風に手作り感のあるものや、水槽・パネルの展示がされていて、小さな資料館ですが見応えがあります。しかも無料。

登っている姿を見てみたい。

とよみ大橋の下に広がる干潟。1999年（平成11）5月に、全国で11番目（沖縄県では最初）のラムサール条約の登録湿地となりました。

1Fのテラスから、マングローブ林の中を抜ける木道へ。

水面に映る姿がきれい。

ヒルギはみんな同じに見えたけど、確かに先端にトゲのような物がありました。

こんなにも景色のいいところが街の中にあるなんて！
春になったら漫湖公園で寒緋桜を見て、野鳥観察するのも楽しそう。早くも再訪予定を考え始めています。

沖宮までは、水鳥・湿地センターから徒歩15分くらいでした。前回、地図も見ずに歩いたから、漫湖公園からこんなに近いとは思わなかった。

ウォーターサーバーは無料。コーヒーは1杯100円です。

和洋折衷というか、なかなか斬新。

沖宮 寺・神社・教会

幸先詣。御朱印をいただきました。

開運ロードを通って、前回参拝できなかった神様を巡ります。
本殿　住吉神社　八坂神社　祈祷殿　天燈山　水神　弁財天　権現堂

住吉神社。

天燈山御嶽へ続く参道。

2ヶ月前に参拝した時には曇り空だったけど、今日は赤い鳥居が青空によく映えます。


https://4travel.jp/travelogue/11717412

沖宮の主祭神の天受久女龍宮王御神（天照大御神）が降り立ったといわれる天燈山。

神様が降り立ったのは、見晴らしの良い所でした。

ふりがながなければ読むのが難しい・・・
調べてみると「琉球王国の女神官。地域の祭祀を司どった。中国への進貢船出船の際は、三重城(ミーグスク)で航海の無事を祈願した」とありました。

参道を降りて来てると、本殿・拝殿の屋根を間近で見ることができます。

神様を見下ろすなんて畏れ多いこと。立ち止まって失礼を詫びてから、参道を下りました。

弁財天。神世12子の龍神
辰　辨天負百津姫神が祀られています。

沖宮の鳥居まで戻らずに、弁財天の参道（階段）から公園側に向かうこともできます。

もういくつ寝るとお正月。授与所の前はとても華やかでした。

暖かいではなく、暑いです。

服装をどうするか迷ったけれど、日中に歩き回っているとエアリズム＋ブラウスでも汗をかきました。

天気予報をチェックしてみたら、最高気温は25度を超えていたようです。
前日より、陽射しが強くてほんとに暑かった。

池の上を通って世持神社に行けますが、鳥居のある参道は沖宮から歩いた場合、池を左手に見て進んだ先です。

世持神社 寺・神社・教会

参拝のあと、那覇空港へと向かうゆいレールの中が良い香りに包まれていました。

ゆいレール 乗り物

1年の疲れを、香りで癒やしてくださいと首里石鹸が提供している期間限定の飾り。

SuiSavon 首里石鹸 (当蔵ギャラリーショップ 本店) 専門店

1両ずつ香りが違います。1日に6～7本の運行のようなので、乗れてラッキーでした。

15:06
歩き回ったので、ビールで喉の渇きを癒します。
久しぶりに来た空港食堂は、コロナの影響なのかメニューも店内のレイアウトもかなり変わっていました。

最西端駅の碑の写真を撮り忘れたので、改札へ。

佐世保の旅で、佐世保駅が最西端駅だという写真を撮ったけれど、こちらも最西端と名乗っています。大人の事情もあるのだろうから、ここは異論を唱えるのは控えて撮影を。


https://4travel.jp/travelogue/11722176

那覇空港駅 駅

2019年3月に開設された国内線と国際線の両ビルを結ぶ際内連結ターミナル施設。
国際線のチェックインカウンター数は20ブースから60ブースへと3倍に増設されたというのに、コロナの影響で全てclose。

拡充された新店舗も、ほぼ閉まっていて、沖縄のグスク（城）をイメージした「ふくぎホール」もガラガラ。お弁当を食べたり、PCや資料を広げている人が数人いたので、寛ぐには良い場所になっているみたい。

昨今の情勢により大きな影響を受けている航空業界や観光業界を支える「そらとぶピカチュウプロジェクト」。にぎやかな日常を取り戻せることを願っています。

次は、日本一早い桜祭りの季節に。