2022/08/06 - 2022/08/07
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2022/08/06
2022/08/07
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那覇文化芸術劇場なはーと
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那覇でデュオコンサートがあると知り、すぐにスケジュールが決まりました。
2022/08/07 沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと
NAOTO &清塚信也
アコースティック・デュオコンサート
文化・芸術に触れると決めて、博物館・美術館へも。
- 旅行の満足度
- 5.0
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正面は県庁。右側にあるのが、那覇唯一のデパートRYUBO・パレットくもじ。
気温33℃。真夏の沖縄の陽射しに負けて、冷房の効いた建物に避難します。パレットくもじ 専門店
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パレットくもじ4階にある那覇市歴史博物館へ。
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今回の企画展・特別展は、「タイムスリップEXPO’75 ~望ましい未来から海洋博を振り返る~」と「神山家旧蔵資料」の展示でした。
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まずは常設展示から見学。琉球という言葉にロマンを感じてしまいます。
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琉球王国の王家「尚家」の歴史。
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1879年、琉球王国とともに、尚家も歴史の幕を閉じました。
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玉冠ぎょくかん(付簪つきかんざし)
文化財保護のため、現在展示されているものは複製(レプリカ)のようです。 -
陶器資料
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国宝
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位階称号。
ペーチンは聞いたことあるけれど、独特な呼称で1回見ただけでは覚えられません。 -
続いて、特別展の部屋へ。
いくつかは撮影可能でした。 -
国宝衣装
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姫の嫁入り道具
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櫛箱。写真では分かりにくいですが、引き出しの側面にまで模様が描かれていました。
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文箱。表面に沈金で尚家の家紋である左巴紋(ヒジャイグムン)が配されています。
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龍文緞子裂(りゅうもんどんすぎれ)。
琉球国王が重要な儀式の際に着用する「王衣裳」と酷似した龍文様の絹地で、琉球では王家のみが使用できる特別な意味を持つ布地を嫁入り道具として持参したようです。
中国の皇帝から、数少ない「国」として認められていた琉球王国が発展を続けるには中国と良好な関係を維持しなければならず、首里城正殿にある龍の像は、中国の龍(皇帝の象徴)が5本爪であることを配慮して1本少ない4本爪になっていたはず。
説明文では触れられていませんが、この緞子の龍の爪は5本。当時の尚家は、どれほどの力を持っていたのか、中国をおそれなかったのかetc... 想像を広げながら鑑賞しました。 -
琉球王国最後の国王 尚泰の葬儀
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国宝 尚泰の葬儀の際に使われた葬具の絵図や、その配置を記した図帳。
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国宝 日誌
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国宝 日記
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最後に特別展の部屋へ。
「EXPO'75」の展示は、全て撮影禁止だったので入口のポスターを撮影。
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1972年の日本復帰記念事業として行われた「沖縄国際海洋博覧会(海洋博)」は、1975年7月20日から1976年1月18日まで開催。
日本から切り離された事で経済的に立ち遅れ、復帰を境に「本土並み」との声が高まっていた時代、沖縄にとって海洋博は一大チャンスでしたが、大規模工事の多くは県外企業が請け負い土地の買い占めなどで物価は上昇し、急激な開発による自然破壊などで反対運動が勃発。
入場者数も350万人にとどまり、観光客をあてこんで作られた宿泊施設、土産品店など企業の倒産が相次ぎ海洋博不況と言われました。
けれども、沖縄館で展示された沖縄独特の歴史や文化は、首里城再建を契機に沖縄文化が注目され90年代に起きた沖縄ブームに繋がっていく、その先駆けだったともいえるそうです。
(その首里城は、2019年(令和元年)10月31日未明に火災により全焼してしまいました。)
・・・・・・・・・・・・
デパートの一角にある博物館なので、ただ見るだけなら3~4分で通り過ぎることもできそうです。
資料を全て読み映像も見たのですが、それでも所要時間は40分くらいでした。
窓から見えているのは那覇市役所です。那覇市歴史博物館 美術館・博物館
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歴史博物館見学のあとは、避暑がてら、気になっていた本の出版記念講演を聴くため、ゆいレール県庁前駅~おもろまち駅まで移動して、沖縄県立美術館・博物館へ。
沖縄県立博物館 美術館 美術館・博物館
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聴講者は70~80名くらい。講演内容は、裏話というよりサメの生態とか専門的な話が主体でした。
熱心に聴いている小・中学生の姿もあって、質疑応答では、“博士ちゃん”たちの知識や興味を知ることとなり、講演内容以上に心に残りました。子どもたちの夢見ている未来が楽しみ。 -
美術館・博物館では復帰50年の企画・特別展が開かれています。
復帰50年 特別展 -
復帰50年 沖縄復帰前展
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復帰50年コレクション展
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美術館を出てから首里城に行くつもりでしたが、暑さで断念。居酒屋に駆け込みました。
さっぱりと海ぶどう入り海鮮サラダ。他にも軽く食べて飲んで、翌日に備えて早めに引き上げます。 -
コンサートの開かれる那覇文化芸術劇場「なはーと」をチェック。
駐車場がないので車社会の沖縄では不便かも。公共交通機関を使うことを推奨されているようですが、地理にうとい観光客は、駅から徒歩5分と言われても・・・(私が地図が読めないだけ)
ライトアップされた建物は、とてもきれいです。 -
9時台なら、まだ人出の少ない美らSUNビーチ。
豊崎美らSUNビーチ ビーチ
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那覇からタクシーで20分くらいで、青い空と青い海に出会えます。泳がなくても、十分に南国気分を味わえました。
沖縄の友人曰く、海は泳ぐところではなく、ビーチパーティーをする場所だそうです。 -
最大の楽しみ「なはーと」へ。
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NAOTO &清塚信也アコースティック・デュオコンサート。
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この日を指折り数えて待っていました。
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全14曲+アンコール1曲。
ピアノ演奏はもちろん最高ですが、トークが上手な清塚信也さん。曲の合間にいろんなエピソードやジョーク(ちょっと毒舌)を入れ込んで、笑いや拍手が絶えません。『きよりん』とハートで囲んだ文字のうちわを持ったファンもいて、アイドルのコンサートみたいな雰囲気です。
NAOTOさんは、それに振り回されてる感がありつつも、楽しんで演奏されている感じ。
どの曲も素敵でしたが、NAOTOさんの弾かれた「紅蓮華 NAOTO編」が一番印象に残りました。4弦しかないバイオリンで豊かな音を奏でるのはプロの技。息するのを忘れるくらい引き込まれたのは久しぶりでした。 -
プログラム曲が全て終わり、アンコールへ。
このアンコールも、事前のトークで拍手をしろと仕込み済み。
「皆んなで一斉に写真を撮ったりしたら、どうなるか分かるよね。周りの人の様子を見て撮影したり、拍手したりするように」
こんなトークがあるから、曲の合間も気が抜けません。清塚さん、面白すぎ。 -
(清)コロナで、握手・ハグ・キス・LINE交換できないから、動画撮影・SNS拡散OKです。
(N)キスとかLINE交換?!
(清)アップの条件は、#清塚信也テレビよりナマで見るともっとカッコいい。って付けろって言ってたって、どうせ書くんでしょ。
漫才のようなやりとりで、なかなか曲が始まりません。
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#清塚信也。ナマで見ると、もっとカッコいい! -
笑いに包まれながら、アンコール曲の開始。
でも、演奏が始まったのに、なんだか落ち着かない清塚さん。 -
盛り上げようとしたり、
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足をバタバタさせて、お茶目な感じたっぷり。
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NAOTOさんが魅力的な高音を奏でているのに、清塚信也さんは片手で演奏しつつ、手を振って愛嬌を振りまいてます。
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清塚さんの気配に気付いて、振り返ったNAOTOさん。
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バイオリンを弾きながら、
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清塚さんの前に。
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体を左右に振って、清塚さんの視界を遮ります。
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(N)これで、どうだ。
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(清)わかったから、
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(清)あっちで演奏して。
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(N)わかったなら、戻るけど。
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(N)ニンマリ。
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NAOTOさんが手を振ると、観客から笑いが起こり拍手喝采。
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(清)オイオイ、
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(清)なら、オレも。
デュオコンサートは、どこへやら。会場が笑いと拍手に包まれます。 -
ひとしきり笑わせてくれてから、
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気を取り直して、演奏再開。フィナーレに向けて、会場から手拍子が起こりました。
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曲がどんどん盛り上がります。パンパンパン。清塚さんの手拍子が聞こえて感動。前列5席目がとれて良かった。
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立ち上がって演奏にも熱が入って、
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finish。
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イチオシ
やりきった感のNAOTOさんの表情にやられました。
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ガッツポーズの清塚さんも素敵。
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イチオシ
ほっとひといき。
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手を振って拍手に応えてくれる、おふたり。
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イチオシ
サイコーです!
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鳴り止まない拍手に、
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おふたりの個性が現れたフィナーレ。時間よ、止まってほしい。
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楽しく素敵な2時間40分でした。
今年のデュオコンサートは、沖縄が最後だそう。来年は、おふたりを追いかける旅をしようかな。 -
余韻に浸りながら国際通りへ。「なはーと」から歩いて約5分。太鼓やパーランクーの音が聞こえて来ました。
国際通り 名所・史跡
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規模を縮小して3年ぶりに開かれた「一万人エイサー」。これぞ沖縄の音。大太鼓の響きが心臓まで伝わってきます。
ピアノと太鼓の音に癒された1日。夏祭りin那覇 一万人のエイサー踊り隊 祭り・イベント
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