2023/05/19 - 2023/05/19
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コロナ禍、会う事を控えていたハワイ・香港・シンガポール・シドニーと、一緒に旅行を楽しんだ友人と久しぶりにランチをしました。その時12月に契約したいよいよ免許返納を意識した私としては最後に付き合う愛車が、やっと4月に来る話をしました。
1ヶ月点検の前に少し遠出をしてみようと云う話になり、日帰りで日光へ行く事が決定!現役の彼女の都合に合わせ天気は心配でしたが雨の日走行の調子も確認出来た1日でした。
よろしければ目を通してみて下さい。
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9:43 [ヤマツツジ]が綺麗ないろは坂を快適にドライブして『竜頭の滝』に来ました。
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[トウゴクミツバツツジ](Googleレンズ調べ)が満開です。
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[クチベニスイセン](Googleレンズ調べ)も歓迎してくれています。
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[紫陽花]が咲いているのにはビックリしました。
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『竜頭の滝』は男体山の噴火によって出来た溶岩の上を210mに渡って流れ落ち、幅10m程の階段状の岩場を勢いよく流れる渓流瀑です。途中から巨岩をはさみ2筋に分かれて豪快に滝つぼに流れ落ちています。正面から見ると巨岩が竜の頭に見え、2つに流れる滝が竜のひげに見える事が[竜頭]の名前の由来だそうです。
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『観瀑台』独占後はモーニングタイムです。『龍頭之滝茶屋』で以前〈施無畏だんご小倉&みたらし〉各450円は食べた事があります。
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友人は〈ゆばそば〉950円、私は〈龍頭之滝茶屋名物おぞう煮〉700円です。
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後で訪れる『華厳の滝』『湯滝』と並ぶ奥日光3名瀑の一つを落着いた茶屋の中からも眺めます。
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揚げ餅の〈おぞう煮〉を食べようとしたら外の『観瀑台』が賑やかになりました。海外からの観光客の皆さんが感動の声を挙げていました。
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土産物も色々販売しています。下段から〈ごぼう棒〉450円〈麦こうせん〉700円〈とちおとめプレッツェル〉250円・4個入950円〈栃木和牛プレッツェル〉250円・4個入950円〈はっか飴〉450円〈金平糖〉350円・4個入1,000円〈きぬの清流〉8個入800円〈きぬの清流アソート〉800円〈つつみ餅〉800円〈きぬの清流各種〉550円〈チョコレートサンド〉400円〈日光ひとくちクッキー〉500円です。
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奥日光一帯で最も早く紅葉が訪れる場所としても有名ですね。滝上の橋からこちらまで流れる滝を眺めながらハイキングも出来ます。
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10:23 途中、『戦場ヶ原』を横目で眺めながら『湯滝』に来ました。【クマに注意!】看板がありました。中には入りません。
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開店したばかりの『湯滝レストハウス』から〈炭火焼あゆ塩焼〉600円〈炭火焼ゆず味噌団子〉400円が美味しそうな香りがして来ます。奥日光天然水仕込みの地ビールや地酒もありました。
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こちらにも【クマに注意!】があります。
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こちらの階段を登って行くと滝の側面の遊歩道から落ち口と側面が見られます。矢印方向の『湯川歩道』は『戦場ヶ原』へ向かう道です。
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『湯滝』の『観瀑台』には誰もいません。こちらも独占してしまいました!
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『湯滝』は直瀑ではなく岩肌を伝う感じの滝です。間近で見る迫力ある『湯滝』をパチリ!
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『湯滝』は奥日光地域の標高1,500mの『湯ノ湖』から流れ落ちる落差50m、幅25mの滝です。木道の『観瀑台』から滝の姿が眺めたり、滝壷へも下りられるようにもなっています。
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末広がりの『湯滝』は真ん中から2つに分かれ中央の岩は〈お不動様〉と呼ばれているそうです。『湯ノ湖』の南端からすぐに湯滝になっているので水量はとても豊富です。
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『湯滝』独占記念にパチリ!
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滝壺へ続く階段です。
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滝壺近くから友人が写してくれました。
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階段ではなく車で『湯ノ湖』の南端『湯滝』の落ち口まで来ました。
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滝の落ち口です。水が透き通っていて綺麗です。
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ズームしてパチリ!
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覗き込んでパチリ!
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『湯ノ湖』の方へも行ってみます。
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『湯ノ湖』は『日光白根山』の水だけでなく湖畔にある『奥日光湯元温泉』の湯が流れ込んでいて何となく硫黄の臭いが感じられます。
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『湯ノ湖』は標高1,478mにある三方を山に囲まれた静寂な湖で溶岩流により湯川がせき止められた美しい湖です。
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『温泉寺』は世界遺産『日光山輪王寺』の別院となるお寺で『奥日光湯元温泉』を発見した〈勝道上人〉が病苦を救う〈薬師瑠璃光如来〉を御本尊として安置した事が『温泉寺』の始まりだそうです。
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『温泉寺』は江戸時代『日光山中禅寺』の〈中禅寺上人〉と[日光奉行]の許可がなければ入湯出来なかったそうです。現在は誰でも温泉に入れます。
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『源泉』は『湯ノ平湿原』と呼ばれる場所にあり、木道も整備されています。源泉地に近づくにつれて段々と硫黄の匂いが強くなり小屋が見えて来ます。
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『奥日光湯元温泉』は8世紀に『日光輪王寺』を建立した〈勝道上人〉が発見したといわれる歴史ある温泉だそうです。
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それぞれの『源泉』ごとに[湯小屋]が築かれ全て自噴で『奥日光湯元温泉』の各ホテル・旅館・民宿等々に引かれています。
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『奥日光湯元温泉』は日本で4番目に濃い硫黄温泉だそうです。
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『あんよの湯』は入浴料が無料の足湯です。『湯元温泉』の『源泉』を引いているので温泉効果は抜群ですね!
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『源泉』はエメラルドグリーンですが空気に触れると乳白色に変化するお湯は[単純硫黄泉]で美肌の湯だそうです。
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『あんよの湯』の隣に創業1958年、家族総出で手作りしている〈塩羊羹〉で有名な『つるや』があります。足湯用タオルも販売しています。
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甘さと塩加減が絶妙な美味しさで休日は予約しないと買えない老舗です。私は昔の古い店舗からの大ファンで行くと知人達からの依頼分までgetし、行った知人からはお決まりの日光土産でした!笑
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空模様が怪しくなって来たので『三本松』からの『戦場ヶ原』『男体山』は車窓観光にしました。
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上から『中禅寺湖』を見下ろしてパチリ!(運転中は友人が撮影しています。)
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『巫女石』には悲しい伝説があります。『男体山』は神聖な山で馬牛は『馬返し』女性は『深沢』までの結界以上は登山禁止でした。『二荒山神社』の巫女が「自分は神に仕える者であるから神罰は下らない」と男児に身を変えて湖畔まで来たところ、女性である事が露見し、神罰により石に変えられてしまったそうです。
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11:44 『華厳の滝』に来ました。前回は雨天で全く姿を見せてくれなかったので私的にはリベンジでもあります。
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チケット570円を購入して誰もいないガランとしたエレベーター乗場から100m程下がって行きます。
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エレベーターの扉が開いた時にパチリ!世界遺産の観光地では珍しい密のない理想的な状況でした。
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『華厳の滝』は『日光』で最もダイナミックな落差97mの大瀑布です。『那智の滝』(和歌山)『袋田の滝』(茨城)と並ぶ日本3大名瀑の一つで『中禅寺湖』の水が流れ落ちる様は壮観です。日光山の開祖〈勝道上人〉が見つけた滝とされ、仏教の華厳経が名前の由来だそうです。
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間近で見る滝つぼは迫力満点で爆音と共に水しぶきが弾ける豪快な姿が見られます。見事な新緑です。華厳の滝周囲の『十二滝』も美しいです。
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パワースポットなので出来るだけ滝に近づぎ下から滝全体を見上げ体全体で滝のパワーを受けとめ取り込んで来ました。
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美しい水は財を貯める[龍神の通り道]=財運UPの他に心身を清める・迷いや悩みを消し去る・心の安定・仕事運・出世運と御利益が溢れています。
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たっぷりマイナスイオンも浴びて来ました!
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最後に自然が作り出す雄大さと美しさの両方を楽しめる落ち口をズームしてパチリ!
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『観瀑台』の裏にも滝がありました。ポツリポツリ来ました。雨が酷くならない内に『いろは坂』を下ります。
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0:53 『金谷ホテルベーカリーカテッジイン』にパンを買いに立ち寄りました。レストランの方は貸切中でした。
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〈オリジナルドリップコーヒー〉648円〈金谷ホテル歴史館マグカップ〉880円も販売されています。
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パンの他に〈ガトーショコラ〉972円〈金谷クッキーズ〉1,944円〈金谷ハードバウム(ホール)〉1,944円〈金谷ふんわりバウム(ホール)〉1,836円も人気のようです。
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こちらの棚の〈百年カレービーフカレー〉951円〈百年カレーチキン&マッシュルームカレー〉951円〈金谷ホテルビーフシチュー〉951円〈フレッシュジャムいちご〉810円〈フレッシュジャムブルーベリー〉810円〈国産いちごジャム〉810円〈国産マーマレードジャム〉756円〈国産ドレッシングニンジン〉594円〈国産ドレッシングフレンチ〉594円も有名です。
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上段から〈ロイヤルブレッド(小)〉702円(100円値引)〈ぶとうパン〉303円〈金谷ボタン苺〉303円〈メロンパン〉281円〈日光あんパン〉324円〈チョコマーブル〉778円(100円値引)〈あんづくし〉1,404円(100円値引)〈バゲット〉670円(100円値引)〈バターロール〉432円(100円値引)〈金谷マイルドカレー〉260円〈ブランデー〉335円〈シナモン香るクリームパン〉324円〈蜂蜜レモンロール〉260円〈菓子パン3個詰〉540円〈焼きチーズカレーパン〉357円〈チョコロール〉260円〈いちごジャムパン〉324円とバラエティーに富んでいます。
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仏蘭西懐石の『ふじもと』にも心惹かれますが今回は奥にある『明治の館』に向かいます。
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[モッコウバラ](Googleレンズ調べ)が綺麗です。
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13:20 建物が無形文化財の『西洋料理 明治の館』でランチタイムです。
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テラス席も素敵です。
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窓側のテーブルに案内されました。
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ランチのピークが過ぎた店内は、ゆったりと居心地よく思わず長居をしてしまいました。
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これが食べたかった〈まいたけの鉄板焼〉1,300円美味しくて2人でアッという間に平らげてしまいました。
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[Aセット 本日のスープ・サラダ・ライス又はパン・チーズケーキ(ニルバーナ)・コーヒー又は紅茶]1,500円をオーダーしました。本日のスープは
〈パンプキンのポタージュ〉絶品でした。 -
〈サラダ〉は新鮮野菜は元よりドレッシングが気に入りました。
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やはり私は〈仔牛のカツレツウィーン風〉2,800円があればオーダーしてしまいます!美味しくいただきました。
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友人オーダーは〈ラムロースト グリーンペッパーソース 〉2,600円です。
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〈ライス〉は半ライスでも良かったです。
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『明治の館』といえば〈チーズケーキ(ニルバーナ)〉ですよね!〈コーヒー〉と一緒に美味しくいただき大満足です。
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『日光東照宮』正門に一番近い駐車場に車を停める事が出来ました。雨は止んでくれません。笑
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参道も閑散としています。「死後、北極星になって日本を守る」という〈徳川家康〉の遺言から『久能山東照宮』に埋葬された亡骸を翌年には『日光東照宮』に改葬されています。最も強力な霊山の富士山から北東に伸ばした線と江戸から真北に伸ばした線が交差する場所が日光でした。
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14:24 こんなに人のいない『日光東照宮』は初めてです。『石鳥居』辺りの標高は『東京スカイツリー』と同じ634mだそうです。10段ある石段は上に行くほど横幅が狭く段差も低くなっています。遠近法を巧みに使い実際より高い石段と錯覚し石鳥居を遠くに見せるためのトリックだそうです。
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神社に『五重塔』があるのは大変珍しいそうです。高さは36mで5層の屋根の内1層目から4層目までは和様(平行)、5層目だけが唐様(放射状)なのは『陽明門』の[逆さ柱]と同様に建物は完成した時から朽ち始めるので完成していなければ崩壊しないとする思想からだそうです。
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『五重塔』の1層目の屋根下には十二支の彫刻があります。方角に合わせて北に[子]東が[卯]南は[午]西に[酉]のようになっています。正面の東に〈徳川家康〉(寅年)〈徳川秀忠〉(兎年)〈徳川家光〉(辰年)の干支が並んでいます。
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『五重塔』の断面図がありました。屋根から吊るされている形で心柱が地上から浮かせている様式が描かれています。地震が起きた際に横揺れ、縦揺れに振り子のように合わせ、力を逃がす『東京スカイツリー』の制振システム(心柱制振)にも応用されている建物なのは凄いと思います。
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拝観券1,300円を購入し『仁王門』のスタッフに見せたら「今日は珍しくガラガラなので、ゆったり見られますよ。」と撮影するのを待ってくれました。『仁王門』には高さ4mの[仁王像]が鎮座しています。阿形像は「天」吽形像は「地」を表し、天地全ての悪霊を追い払う役割を負っているそうです。
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東照宮第1の門から[虎][唐獅子][獏][息][龍]等々、様々な[霊獣]の彫刻がずらりと出迎えてくれます。霊獣の彫刻は82体あるそうです。
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『三神庫』は『上神庫』『中神庫』『下神庫』(工事中)の3つの倉の総称です。[校倉造]を模した建物の中には祭りで使う1,200人分の装束や道具等々が収蔵されています。以前、身仕度を整えている場面に遭遇した事があります。
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『上神庫』上部の『想像の象』は実際の象とは姿が違う事から江戸時代の絵師〈狩野探幽〉が想像で描いたと伝えられています。マンモスみたいな体毛で覆われた体・三日月形の目・金の金具がはめ込まれた不思議な形の耳・3本に分かれた尻尾等々とてもユニークです。
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神に仕える[御神馬]を繋ぐ厩『神厩舎』です。古くから猿が馬を守るとされている事から[長押]上には猿を描いた8面の彫刻が並んでいるそうです。
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[見ざる・言わざる・聞かざる]の三猿はあまりにも有名ですね。コロナ禍のため当面の間[御神馬]は見られないそうです。そろそろ登場してくれるのでしょうか?
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以前、ガイドさんから全部で8面に16匹の猿の彫刻がそれぞれ人生の教訓を表していると教えて貰いました。①は母猿と子猿の睦まじい様子が描かれ、母は手をかざして周囲を見渡し、子猿の将来を案じているのだそうです。②は有名な三猿で影響を受けやすい幼少期には悪いものを《見たり、言ったり、聞いたり》せずに良いものを身に付けておけば悪いものに触れても正しい判断が出来るという考え方だそうです。
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③の座っている猿は一人立ち直前の将来を悩んでいる様子を表しているそうです。④は青年期で親しい友人と自分達の将来を夢見ながら希望を胸に空を見上げ社会へと羽ばたく場面だそうです。⑤は失敗し落胆した仲間を友達が慰め励ましあいながら人生を歩む姿を表しているそうです。
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建物の横に回ると続きがあります。⑥は若い猿も恋の季節がやってきて物思いにふけっている状態の猿だそうです。一方は結婚の決心を固め、もう一方はいまだ迷い中だそうです。⑦は結婚を迎えた猿達が共に力を合わせれば、これから訪れる人生の荒波も乗り越えられる事を表しているそうです。⑧で子宝に恵まれ親になって永遠に命が受け継がれて行く①に戻ると云う人生を描いているそうです。
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〈家康〉が御祭神〈東照大権現〉として祀られている『日光東照宮』です。遺言に沿って2代将軍〈秀忠〉が『東照社』と呼ばれた堂を造り、その後3代将軍〈家光〉が今の豪華絢爛な社殿へと改修したそうです。
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日本初の『青銅鳥居』は3代将軍〈家光〉が2,000両を投入して完成させたそうです。『本殿』や『陽明門』の直線上に建ち『東照宮』随一のパワースポットとして有名です。奥に見える『輪蔵』内部には回転式の書架があり〈家康〉〈秀忠〉〈家光〉のブレーンだった天台宗の僧〈天海〉によって出版された[天海版一切経]が納められているそうです。
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『青銅鳥居』の中に『陽明門』が綺麗に収まる地点辺りが【北辰の道の起点】と呼ばれ、強力なパワースポットだそうです。[北辰]とは[北極星]の事で天空不動のこの星を神格化した【妙見信仰】を背景に『青銅鳥居』と『陽明門』を中心に結んだ上空に[北辰]=[北極星]が来る事からパワーが集まる場所とされています。パワースポットでパチリ!
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ガイドさんから教えていただいた探し方によると、石畳参道一番奥の一番後ろの角に立ち▼の石畳を『下神庫』方向に3個分進みます。移動した▼を含めて石畳を『陽明門』方向に3個分進んだ◆が【北辰の道の起点】です。◆だけでは石畳を前に2個分進んだ場所がそうです。
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『御水舎』は水による腐食を考慮して4隅に3本ずつ合計12本の白御影石製の柱で造られているそうです。欄間部分の波彫刻から光が漏れ入るという優雅な設計で蟇股の彫刻は波に鯉が施されています。神社の境内に専用の『御水舎』を設置したのは『東照宮』が初めてだそうです。コロナ禍対策で使用禁止になっていました。
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境内には121基の燈籠があるそうですが中でも有名な燈籠が〈伊達政宗〉がポルトガルから取り寄せ鋳造させたといわれる2基の『南蛮鉄灯籠』です。
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『飛び越えの獅子』は石柱と一体になっていて石柱の転倒を防ぐ役割を果たしているそうです。
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『日光東照宮』の伝記によると〈家光〉が、この獅子を見た時に石柵を飛び越えて着地した瞬間のポーズに見えて『飛び越えの獅子』と言ったそうです。
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当時オランダ人の日光参詣は認められていなかったので最初に奉納された『釣灯籠』はシャンデリア型だったのですね。
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『廻転燈籠』は、1643年にオランダから奉納されたものだそうです。そばに『釣燈籠』や『蓮燈籠』もあります。燈籠上部の[葵紋]が全て逆さに取り付けられている事から【逆紋の廻り燈籠】と呼ばれているそうです。
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『鐘舎』は[梵鐘]を吊る銅板本瓦葺宝形造り屋根で降り棟がそのまま突き出て獏頭になっています。
『陽明門』の左右にある『廻廊』の一枚板に施された息をのむ程美しい色鮮やかな花鳥の透かし彫りは全長223mもの国内最大級を誇るそうです。一度間違えたら彫り直しがきかない究極の職人技が眺められました。 -
『本地堂』(輪王寺薬師堂)の『鳴竜』は天井に描かれた[龍の絵]の事です。龍の頭の下で拍子木を鳴らすと音が反響し、まるで龍が鳴いているように聞こえる事から『鳴き龍』と呼ばれています。この鳴き声の正体は床と天井の反響音です。龍の絵の描かれた天井がへこんでいて音が拡散しにくいという条件も重なって鈴が転がるような音に聞こえるのだそうです。日本語と英語での説明されていました。しっかり御守りの宣伝もされてました。『薬師堂』内は撮影禁止です。境内で最大規模の建物で34枚の檜板がはめ込まれた[鏡天井]に描かれています。縦6m横15mの巨大な龍の絵は今にも飛び出してきそうな程に迫力があります。今は拍子木を鳴らしますが昔は一人一人真下に立って手を叩いて音を響かせていました。シニアの方々は覚えていらっしゃるかと思います。幾度もパーン!と鳴らす練習をして真下でチャレンジした記憶があります。笑
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『東照宮』のシンボル的存在でもある『陽明門』は匠の技が光る数々の繊細な彫刻により構成されています。いつまで見ていても見飽きない《日暮の門》でも有名ですね。『陽明門』の頂上からは黄金色に輝く[鬼瓦]が門の下を睨みつけています。これは邪悪な者が門の中に侵入しないか見守っているのだそうです。
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上段で黄金の彫刻は上が[龍]下が[息](息は上唇に鼻の穴がある)という霊獣です。その下には白木に目だけが金色に彫られた【目貫きの龍と龍馬】(龍馬は『陽明門』のみ)が彫刻されています。目を入れて完成させてしまったら遥か彼方に飛んで行ってしまうという《画竜点睛》の故事に由来し、完成したら後は老朽してしまうので敢えて未完成の状態にする事で建物の崩壊を防いでいるそうです。
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【目貫きの龍と龍馬】の下には中国の子ども達が遊んでいる様子が彫られた20もの[唐子遊び]が並んでいます。彫刻にはそれぞれ意味があり、例えば大きな水瓶に落ちた友達を助けるために瓶を割り、父親に叱られるかと思ったのに褒められて命の大切さを教えられたとされる故事だそうです。
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『陽明門』と『唐門』にしかないという人間の彫刻では中国の歴史上で活躍した著名人で当時戦乱の多かった中国を平和に導いた儒教の聖賢や中国の故事・逸話を表した22人の人物が登場しています。
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『陽明門』には508にのぼる彫刻が施されているそうです。その中で霊獣は194体あるそうです。霊獣の種類も様々で〈龍〉〈龍馬〉〈唐獅子〉〈錦鶏〉〈鯉〉〈息〉等々です。
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『陽明門』の通路の天井に描かれている昇り龍と降り龍は別名[八方睨みの昇竜][四方睨みの降龍]とも呼ばれているそうです。
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『陽明門』を支える12本の柱の内、1本だけ他の模様とは上下が逆さまの柱があります。これは《建物は完成した時点から崩壊が始まる》という意味をふまえ、敢えて1本を逆さに設置して【未完成】という事を示した[逆さ柱]です。
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『唐門』の手前左手に春と秋の大祭で使われる神輿が収められている『神輿舎』があります。中には入れませんが3基の神輿が納められています。写真の神輿が〈徳川家康〉・隣に〈豊臣秀吉〉・壁の奥には〈源頼朝〉の神輿があるそうです。
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『本社』の正門となる『唐門』です。かつては身分の高い人のみが通れた門で現在も例大祭や国賓が訪れた時のみ開放されているそうです。唐破風の屋根が特徴で柱や扉は紫檀や黒檀等の寄木細工で精巧な彫刻が見事です。屋根にいるのは霊獣[恙]で[獅子][虎]よりも強い力を持つ霊獣で『東照宮』の夜を守護しているそうです。。真っ白な柱に施された精巧な「昇り龍・降り龍」の彫刻や門の上部に彫られた花鳥の美しい彫刻も素晴らしいです。
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極彩色が多い『東照宮』の建造物の中で一際存在感を放つ金色飾り金具と真っ白な彫刻が印象的な『唐門』です。この白い塗装は貝殻の粉で作られた[胡粉]という塗料によるものだそうです。門の上には古代中国の聖賢の故事を題材に1本の木から彫った精巧な彫刻が飾られています。中国神話に登場する偉人・舜帝をモチーフにした[舜帝朝見の儀]が並んでいるそうです。
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〈御神体〉が祀られる最も神聖で重要な場所は『本殿』『石の間』『拝殿』からなり、99畳ある『拝殿』の間仕切りには[麒麟]や[白沢]が描かれ、天井の[百間百種の龍]の絵は圧巻です。お祓いを受ける時は前方に座るほど石高の高い身分の武士だったそうです。『石の間』は古来『拝殿』と『本殿』を繋ぐ石の廊下だったそうです。現在は約20畳の畳敷きで『本殿』から5段『拝殿』から3段下に床が広がり【神界である御本殿】と【俗世界である拝殿】とをつなぐ空間なのだそうです。『石の間』の天井も『拝殿』と同じく格子型で中国の空想上の鳥[鸞]が一羽ずつ描かれています。参拝者は『拝殿』と『石の間』に立ち入る事が出来ます。
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『本社』内は撮影禁止です。『廻廊』の外からパチリ!風水で《この世の全てのものは5つの元素から成り立ち、その5元素を表す色が白・黒・赤・金・青》だと考えられ、建物を作る時に、この5色を使うと魔除けの効果があるとされていたそうです。
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『本殿』の『東廻廊』に彫られた名工〈左甚五郎〉作と伝わる[眠り猫]です。様々な説があるらしく実は寝ているように見せかけ、いつでも飛びかかれる姿勢をとっている事から〈徳川家康〉の墓を守っているとも言われています。正面から見ると眠っているように見えます。少し左側にずれて角度を変えて見ると獲物を狙っているようだと言われると、そう見えて来るから不思議です。
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また天敵の猫の裏側で雀が舞い遊んでいても猫が眠っている事で雀のような弱者も安心して暮らせる。〈家康〉によって弱肉強食の戦国時代が終わり、平和な世界が訪れた事を意味しているとも言われているそうです。
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[眠り猫]のある『廻廊』の下をくぐると〈家康〉の御墓所のある『奥宮』へと続きます。207段の石段は各段で一枚石が用いられているそうです。以前チャレンジしたので今回はパスしました。
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15:15 『日光東照宮』の『仁王門』を出て『二荒山神社』へと続く参道は『上神道』と呼ばれ《パワーストリート》だそうです。エネルギーは『東照宮』から『二荒山神社』へ向けて流れているので流れに逆らわず同じ方向に進むと良いそうです。道の両側には石灯籠と杉の木が立ち並んでいて癒し効果抜群です。
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駐車場へ戻る前に綺麗なトイレに立ち寄りました。『東照宮宝物館』は御祭神〈徳川家康〉の遺愛品をはじめ、朝廷や将軍家・大名家からの奉納品、当宮の祭器具などを収蔵、展示公開しているそうです。
1階にはカフェも併設されています。1階は無料で入館出来ます。 -
『日光東照宮宝物館』正面にある『御仮殿』です。『御本社』を修理する際に御祭神を一時的に遷すための御殿で現存する建物は〈徳川家光〉が1639年に建立したそうです。
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駐車場への途中にある『武徳殿』です。1914年に『東照宮』300年祭を記念して建てられた『参拝人休憩所』が前身で1931年に増改築され『武徳殿』となったそうです。
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17:06 羽生PAで休憩がてら何か食べる予定でしたが満腹感が残っていて帰宅してから金谷ベーカリーのパンで充分でした!笑
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『つるや』で購入しました。〈塩羊羹〉個装12個入2,300円です。
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『菱屋 華厳滝営業所』で購入しました。〈味付玉こんにゃく〉480円です。
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〈甚五郎煎餅 袋入〉650円です。
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『金谷ベーカリーカテッジイン』で購入しました。〈ブランデー〉335円・〈蜂蜜レモンロール〉260円〈金谷ボタン苺〉303円です。
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〈バターロール〉432円(100円値引)⇒332円です。
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〈コルネ〉3本入454円です。
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『本地堂』(輪王寺薬師堂)でいただきました。書置の御朱印1,000円です。後半、雨天になってしまいましたが友人との楽しいOne Day Driveでした。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- よしめさん 2023/06/03 20:20:00
- 今晩は、よしめです。
- 3104ねえねえ様
昨日からの大雨が嘘のように、午後は晴れました。地震以外で、スマホのアラームが大音量で鳴り、大変驚きましたが、うちは埋め立て地なので、土砂崩れしようがなく。被害はありませんでしたか?
旅行記2編一気に拝見しました。最後の新車という一言に、しみじみしてしまいました。多分私もだからです。
澄んだ心でパワーを頂けたようで良かったですね。私、華厳の滝には何度も行ったのに、日光東照宮へは行ったことがないのです。拝見して、行った気分になりました・・・
そのうち梅雨入りすることでしょう。お体大切に。
よしめ
- 3104ねえねえさん からの返信 2023/06/04 12:46:14
- Re: 今晩は、よしめです。
- よしめ様
こんにちは!早々にお立ち寄り&いいね!&コメントありがとうございます!
御岩神社は神秘的で素敵な所でした。日光は後半、雨でしたが密なく、しっとりと落ち着きのある中で東照宮を楽しむ事が出来ました。
小樽へ行く前にアップ完了してホッとしています。この間に南房総に黄金アジランチと枇杷を買いに行ったり、佐原に鰻ランチと鉾田にメロンとスイカを買いに行ったりとグルメドライブ三昧していました。笑
豪雨は崖下地域のみ避難指示が出ていました。嘘のような天気です。
また楽しい旅をしたいです。
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