2022/11/04 - 2022/11/08
5572位(同エリア28104件中)
SHU2さん
この旅行記のスケジュール
2022/11/06
-
3日目はホテルに荷物を預け、ホテル周辺の包子店や果物屋、市場などの見物や買い物からスタ-トです。
-
バスでの移動
MRT南京復興駅からMRT北門駅に移動し、北門駅バス停から965路線の高速バスで九分へ
-
9:08に九分老街バス停に到着し、基山街と竪崎路を中心に歩き回りました。
-
10時前は営業している店は少なく、営業していた阿柑姨芋圓と頼阿婆芋圓で、芋圓総合湯・熱飲を味わう。
-
バスで九分から金瓜石に移動し、新北市黄金博物館を見学。
-
金瓜石からバスで瑞芳まで戻り、瑞芳の街を少し見学。
-
電車での移動
瑞芳駅から平渓線に乗り、十分に移動
-
十分では天燈上げを見て、「十分牛肉麺」で昼食。
-
バスでの移動
昼食後、十分からバスで木柵駅に移動し、バスを乗り換えて台北市立動物園へ
-
動物園では、パンダ、コアラ、ミーアキャットなどを見て、ホテル(洛碁大飯店建北館)へ
-
ホテルに到着後、すぐに近くの袖珍博物館を見学し、美麗華百楽園へ
-
美麗華摩天輪(大観覧車)に乗り、スーパ-で買い物をして、松江南京駅とホテルの中間にあるすき家へ
-
夕食はすき家で、3日目の観光は終了です。
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
台湾3日目。 約3年ぶりの台湾で、1日目は、新竹や台北市の迪化街・台北駅・寧夏夜市を散策。2日目は、雙連付近、新北投周辺、中正紀念堂衛兵交代式、美麗華百楽園、RT-MART、遼寧街夜市を散策。
3日目は、北城大飯店周辺(好滋味手工包子店など)を散策し、MRT北門からバスで九分に移動して早朝の九分を観光。さらに金瓜石の新北市黄金博物館を見学してから瑞芳駅周辺に立ち寄り十分へ。十分を見学後バスで木柵に移動して、バスを乗り換えて台北市立動物園へ。動物園ではパンダとコアラを見学して市内中心に戻り、宿泊ホテル(グリーンワールド 建北)の隣にある袖珍博物館を見学。その後、美麗華百楽園に移動して観覧車を体験。夕食は宿泊ホテル近くのすき家でした。
(4)は台北市内・猫空・台北101、淡水などの予定です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
3日目は、ホテルに荷物を預け周辺の散策からスタ-トです。まずホテルから約100mの所には、台湾の友人お薦めの有名店、台湾の饅頭&包子の店「可味包子」があります。 なお饅頭(まんとう)は、日本と違い中には何も入っていない蒸しパンのようなもので、卵などの具材を挟んでサンドイッチのようにして食べます。一方包子(バオズ)は、肉まんや紅豆など中身が入ったものになり、日本の〇〇まんになります。 6時に開店するので朝食に考えていましたが、今日(日曜日)は休みで、スタ-トから大失敗でした。包子は14~30元で、肉まんは25元と安くて非常に美味しいそうです。
-
少し先には、もう1店舗お薦めの「好滋味手工包子店」があります。店の看板が大きい割に店は小さく、店で食べれると聞いていましたが、店先には小さいテーブル2つと椅子が5つ程あるだけでした。テーブルには先客がいたので店では食べられませんでしたが、テイクアウトして肉まん(20元)とキャベツが入った高麗菜肉包(20元)を食べました。安くて非常に美味しかったです。
-
好滋味手工包子店の少し先には、果物屋の「龍江水果行」があります。11月なのでマンゴ-はありませんでしたが、ドラゴンフルーツ(赤い果肉と白い果肉があります)やグアバ、バナナ、リンゴ、パイナップル、パパイヤ、スターフルーツなど色々そろっていました。なお果物を見ればわかると思いますが台湾表示で順に、芒果、火龍果、芭樂、香蕉、蘋果、鳳梨、木瓜、楊桃になります。 ただ困るのが果物の買う単位で、1斤を1個または1房と勘違いします(私でした)。 実際は1斤 (または 1台斤 )は 600gになり、また1公克は1g、1公斤 は 1kgになります。 さらに個数の表現で、形が大きく丸い果物(ミカン、リンゴ、マンゴーなど)は、1個は「1顆」になります。 果物屋を見るのは楽しいですが、価格がすぐに計算できないでいつも戸惑います。でも楽しいので果物屋がありましたら是非見学してください。
-
さらに周辺には、ストリ-トマーケット(龍江路179巷:写真)や台湾らしい長春市場もありましたが、コロナ感染の不安と時間の関係で、素通りしただけでした。次に来た時はゆっくり歩き回りたい所でした。 台湾を知れて面白いですよ。
-
長春市場から約450mのMRT南京復興駅から、九分に行くためMRT北門駅に移動(写真はバス停の位置です)。 今までは九分・金瓜石に行くには、MRT忠孝復興駅から基隆客運バスの1062系統で行くか、台湾鉄道+バス(orタクシー)と初めからタクシ-で行くしか方法はありませんでした。しかし2018年に、北門駅の地上にあるバス停から、九分・金瓜石に行ける965番高速バスが開通したようで、今回はその965路線のバスで九分を目指します。
北門駅 駅
-
965路線は、北門駅と近くの西門付近で乗客を乗せた後すぐに高速に乗り、九分に向かいます。8:20頃に出発し、日曜の朝早く、小雨が降っていたせいかもしれませんが9:08には九分に到着(乗車時間約48分)。 なおバスの運行本数は、休日は15~30分で1本、平日は30~40分に1本で、昼前~夕方は本数は多いようですが朝と夜は本数は少し少なくなるようです。運行時間は、平日は6:30頃~21:00で、休日は7:30頃~21:00です。 乗車時間は道路の混み具合にもよりますが、北門駅から九分は60~80分のようで、料金は90元とかなり安いです。ちなみに忠孝復興からバスの場合は、乗車時間は85~90分のようで、料金は101元です。
私の場合、台北パス(3日間:440元)なので、MRTとバスは乗り放題です。ただし基隆客運バスの1062系は台北バスでないため、無料にはならないかも。北門駅 駅
-
9:08、九分老街バス停に到着。手前の九分バス停で下りてもいいのですが、一般的にはここ九分老街バス停でバスを降り、約100m先の基山街の入り口から散策のスタ-トです。帰りはこの先(金瓜石方面)約350mが、台北方面に帰るバス停になります。
なお九分は、1893年に金鉱が発見されましたが1971年に閉山した金山です。閉山後は急激にさびれてしまいましたが、 大ヒットした台湾映画『非情城市』のロケ地 となったことから観光地化され、さらに千と千尋の神隠しのモデルと言われたことで台湾有数の観光地になりました。結構新しい観光地なのです。九分 旧市街・古い町並み
-
九分老街バス停から約70m歩くと、右側に「基山観海亭(展望台:無料)」があり、そこからの景色です。晴れていれば、素敵な山と海の景色が見れたはずです。
ちなみに、今回で8回くらいは来ていますが、晴れたのは2回であとは曇りと雨で、九分は年間の3分の2が雨らしいです。九分 旧市街・古い町並み
-
昔は金山のトロッコ道であった基山街の入り口は、日曜日ですが雨の9時台はいつもこんな感じです。ただ10時を過ぎれば観光客は多くなり、11時を過ぎれば人でいっぱいになります。
基山街 散歩・街歩き
-
2回ほど9時台に基山街に来てますが、いつもの通り営業している店はごくわずかで、観光客も写真を撮る人くらいです。
営業していたのは、ホテルのバルコニーからの眺めが美しい絶景ホテル(九重町客桟)が営業しているカフェ(ゴールデン・カフェ:ホテルの朝食も)と2つの芋圓くらいでした。 観光客がいない基山街の散策もなかなかいいですよ。基山街 散歩・街歩き
-
さらに基山街を進むと石段の竪崎路の交差点があり、そこを左に曲がって(竪崎路の山側) 約60m先の右に「阿柑姨芋圓」があります。 この芋圓は1969年の創業で私より若いですが、九分で一番古い芋圓店であることから九分に来たら必ず立ち寄ります。 ただ味や内容は、他の芋圓とほとんど変わりません(個人的感想)。
なお芋圓(タロ芋)は、サトイモ科のイモ類の総称で、日本の里芋と外観や色はほぼ同じですが、日本の里芋と違いヌメリ感がありません。そのためいろいろな料理に使われる里芋と違い、タロ芋は蒸してから調理されます。日本では、里芋とタロ芋は別の芋として扱われているようです。
ここのメニュ-は、タロ芋と片栗粉で作った芋団子(芋圓)に、個別に小豆や緑豆、ピント豆を加えたものと、色々な豆を加えた総合豆(観光客はほぼこれです)があります。それぞれ55元で、店が少し綺麗になっていたためか3年前より5元値上げになっていました。
また好みに応じて、氷入りの冷たいものと熱いものとを選択します。芋の味を楽しみたい方は冷がいいし、甘いものが苦手な方は味(甘み)が薄い熱がいいかと思います。自分の好みで。
受け付けは小さいですが、写真の右側が通路になっていて奥には海や山などを見渡せるパノラマビューの客席があります。阿柑姨芋圓 スイーツ
-
芋圓を受け取ったら、そのまま右奥をどんどん進んでいくと、広いテーブル席があります。店は高台にあるので、昼も夜も眺めがいいいのですが、窓辺の席に座るのは難しいです。ただ10時前ならほぼ確実に座れます。
なおこの場所を知らない人などは、店の横の小学校の階段に座って食べています。阿柑姨芋圓 スイーツ
-
残念ながら今日も天気が良くなく小雨が降ったりやんだりのため、素晴らしい景色は見ることはできませんでした。 前にも書きましたが、年間の3分の2が雨なので、この景色でもいい方だと思います。これも九分の魅力の1つかもしれませんね。
なお展望スポットは、下の階にもあります。阿柑姨芋圓 スイーツ
-
芋圓総合湯(紅豆、緑豆、花豆)の熱飲です。 一般的に熱飲は日本のお汁粉よりはかなり薄味(薄甘)ですが、さらにここは他店よりも薄い感じです。
3年前は1元が3.55円で、芋圓も50元なので約178円でしたが、今回は1元が4.55円で芋圓55元なので約250円になりました。日本から比べれば安いですが、円安は何とかならないものですかね。阿柑姨芋圓 スイーツ
-
阿柑姨芋圓を出て基山街を突き抜け、竪崎路の石段を下りてゆくと、九分の絶景スポットである「阿妹茶樓」の前に着きます。ここで竪崎路を左に行くと絶景スポットの撮影場所があります。
阿妹茶酒館 カフェ
-
絶景スポットからは、千と千尋の神隠しの「湯ババの屋敷」のモデルになったと言われている、赤いランタンを連ねた雰囲気のある阿妹茶酒館を眺めることができます。特に道の奥にある「海悦楼茶坊」からがお薦めです。
なお茶芸館は一人でも入れますが、一人の場合はかなり料金がかかります。まず茶芸館に入店したら最初はお茶を選びます。そのお茶は種類などによって異なりますが一般的な価格は400元~1000元で、残ったお茶は持ち帰りができます。それ以外に茶水代一人100~200元がかかります。一人なら安いパタ-ン(茶400元+水100元)でも一人なら500元(2000~2500円)、二人なら600元(茶400元+水200元:一人分300元)、四人なら800元(一人分200元)となり、人数が多いと安くなります。ただ最近は、一人用の茶だけの台湾茶セット(約250元~)があるようですが、茶芸館によっては「最低消費料金(ミニマムチャージ)」がある店もあるそうです。 一人でゆっくり楽しお茶を楽しみたい方以外はちょっと高くつきそうです。海悦楼茶坊 地元の料理
-
竪崎路に戻り、さらに石段を下り行くと軽便路と交差する小さな広場があり、そこには1934年にオ-プンし、繁栄の面影を残す「昇平戯院」があります。65歳以上の人は懐かしい感じがすると思います。
九分昇平戯院 (昇平新楽園) 建造物
-
当時は台湾最大の規模であった映画館の内部はリニュ-アルされ、当時の館内、チケット売り場、売店、映画ポスター、映写機などが再現されていました。
入館は無料で、運が良ければ非情城市などの映画を見ることもできるそうです。
なおここは席にすわり休憩することができ、綺麗なトイレも完備されているため、観光客が多い割にはトイレが少ない九份では重宝する場所です。九分昇平戯院 (昇平新楽園) 建造物
-
広場の、絶景スポットの石段(竪崎路)を見上げるショットはいつも混んでいますが、この時間は観光客が少ないので写真は撮り放題です。
階段沿いには絶景を売りにしている茶芸館が並び、その軒先の赤いランタンが連なる石段を見上げるベストショットです。また階段の横のレストラン(非情城市)のテラス席は、九分らしい雰囲気と映画のようなシ-ンを撮ることができます。豎崎路 散歩・街歩き
-
竪崎路から基山街に戻り、九分の2大芋圓のもう1つで、創業1991年の「頼阿婆芋圓」に到着。ここは基山街沿いにあるのでいつもは混んでいますが、さすがに 9:50では客は2組でした。 ここの芋圓は、5種類(白:タロ芋、黄:さつま芋、緑:緑茶、紫:山芋、黒:胡麻)の計5種類の芋団子が入っていて、阿柑姨芋圓よりカラフルに感じます。料金は50元だったと思います。
頼阿婆芋圓 スイーツ
-
ここもアイスとホットの2種類で、ほとんどが総合(ミックス)です。
今回食べた2大名店の味(ホット)は、大きな差はなくどちらも美味しかったですが、年々甘さが薄くなってきているように感じました。 量的には頼阿婆芋圓が多かったのですが、食べる雰囲気は景色が見える阿柑姨芋圓がいいかな。なおどちらも食べ終わったら、セルフサービスで食器とゴミを片付けるシステムになっています。頼阿婆芋圓 スイーツ
-
次は70m程離れている、1950年創業の老舗の「阿蘭草仔粿」です。ここは5年以上価格(1個15元)は変わっていない行列ができる草餅店で、私と同じように台湾の蔡英文総統もここの草餅が好きなようです。
9時頃に通った時は準備中でしたが、営業は始まったようで客が並んでいました。阿蘭 地元の料理
-
タロイモともち米を使用している草餅は、生地は日本の草餅よりも柔らかくねっとり感があり、餡は小豆(甜紅豆)と干しエビと切干大根(菜蒲米)、塩味のうぐいす豆(鹹緑豆)、高菜(鹹菜) の4種類があります。 お店と私のお薦めは、あっさりと甘すぎない小豆がたっぷり入った「甜紅豆」です。ただちょっと日本の草餅より柔らかすぎかな。 あとの3種類はしょっぱく、鹹緑豆は少しで、鹹菜と菜蒲米はかなりしょっぱかったです。
阿蘭 地元の料理
-
次もいつも立ち寄る「魚丸伯仔」です。少し無愛想ですがやさしいお姉さんたちがいます。10時開店ですがまだ準備中でした。ここは安くて美味しく少なめの、魚丸湯(つみれスープ:30元)と甘辛いソースと醤油ペーストの乾冬粉(春雨:30元)がお薦めです。
少なめは、台湾では美味しいものが多いので一カ所で多く食べると多くの店に行けなくなるため、私には重要なのです。 -
魚丸伯仔から基山街の入り口に戻る途中、左側に「老友號芋圓店」があります。この周辺は入り口に近いためいつも混んでいるので軽く見ながら通り過ぎていました。今回は混んでいなかったので店内をよく見たら、店内にテーブルと店の裏にもバルコニー席があることがわかりました。 今回は芋圓を2杯食べているため、奥の展望席のチェックは次回にします。
老友號芋圓 地元の料理
-
さらにその数軒先の入り口近くには、九分で最初の臭豆腐店である「九份第一家・臭豆腐店」があり、若い料理人?が臭臭豆腐を調理していました。なかなか様になっていました。 臭豆腐は、発酵液に豆腐をつけ込んだあと、揚げたり串にさして焼いたりし、色々なソースをつけて食べます。また鍋料理のように煮込む「臭臭鍋」と呼ばれる食べ方があるようです。私は何回か挑戦しましたが、食べれませんでした。
-
九分老街バス停に戻ると、数分で金瓜石行行きのバスが到着し、約8分で「新北市黄金博物館」に到着。 台北市内に戻るバスはここが始発になるので、ここから乗車をすれば九分がどんなに混んでいても必ず座って帰れます。九分と金瓜石を見学する場合は、まず九分からがベストです。
なお金瓜石は、1893年に九分で金鉱が発見された翌年の、1894年に金鉱が見つかっています。そして1930年代が最盛期で、1985年には廃鉱となり、金鉱山遺跡を残すため2004年にこの黄金博物館が作られました。
写真の通路を50m程歩くとチケット売り場(入場料80元)があり、すぐ先には入り口と昔は駅であった案内所があります。黄金博物園区 (新北市立黄金博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
-
入り口を入ると直ぐに、日本人の職員宿舎として作られた「四連棟」があります。この四連型式住宅は、四棟が連なった日本統治時代の建物で、台湾においてはめずらしい建築様式です。日本人には懐かしい雰囲気のある建物で、20人ほどがここで生活をしていたそうです。
2005年に当時の様子のまま修復され、2007年から一般公開されてます。四連棟日式宿舎 建造物
-
靴を脱いで中に入ると、内部は木造の和風建築になっていて、掛け軸にコタツ、火鉢など古い家具なども当時のものを使用しています。そのためここが台湾であることを忘れて、まるで昭和初期の日本いるような感じになります。
四連棟日式宿舎 建造物
-
4つの家にはそれぞれ独自の入り口、2つの居間、台所、浴室、トイレなどがあり、前後に小さな庭もあります。浴室には洗濯板や木の桶があり、廊下には障子や裸電球の状態でかなり本格的です。さらに畳が敷かれた和室にはミシンなどが置かれていますが、観光客の休憩室になっていました。
四連棟日式宿舎 建造物
-
外に出て少し進むと「ファミリーマート」が新しく出店していて、後側には小さな観覧席エリアもありました。またそのファミリ-マ-トの隣には有料のようですが砂金採り体験もできるようです。
-
さらに前方には和風情緒あふれる交番「金瓜石派出所」があり、今も現役で使われています。ただ建物をよく見ると、レトロ感はありますが新しさが感じられたので尋ねたら、1998年頃に再建され、さらに2006年頃に外観をノスタルジックな和風に作り直されたようです。 1997年頃から始まった台湾での日本ブームが影響したかもしれませんね。
派出所の前方には、金鉱晶食堂など景色が見れる食堂やカフェ、面白いモニュメントとがあります。金瓜石派出所 建造物
-
近くには「金瓜石礦工食堂」がありますが、建物は昔は電話交換室として使用されていたようです。 現在は、坑夫のお弁当を復元した「礦工便当」などを食べることができます。前回は、礦工便当のメニューは1種類で「使い捨て容器:90元」か「持ち帰り可能な弁当箱:220元」のどちらかでしたが、現在は180元と290元になったようです。なお持ち帰り弁当は、金瓜石の地図がプリントされた風呂敷・お弁当箱・竹製のお箸付になります。ただステンレス製のお弁当箱は記念品になりますが、ほとんど利用できなく日本に持って帰るのも大変ですし、容器は台北駅裏の問屋街で買うと安くていいものがいっぱいあります。また昔は食堂はここだけでしたが現在は何カ所か食堂ができ、少し高いので、他でもいいかもしれませんね(個人的感想)。
金瓜石礦工食堂 (黄金印象珈琲館) 地元の料理
-
礦工食堂から休館中の「太子賓館」前の石段の坂を、約150m上がると、旧軽便鉄道線路と軽便駅(バリアフリ-のトイレ)が見えて来ます。奥には「黄金博物館」があります。 また写真の右側の坂道を上がってゆくと社殿の柱が有名な「黄金神社」があり、丁度修復が終わったところでしたが、雨のため今回はパスしました。
本山五坑 史跡・遺跡
-
軽便駅と黄金館の間には「本山五坑」があり、黄金館の1階に本山五坑見学の受付(見学料50元)があります。 まず入場者がある程度集まったら、トンネル横の建物で当時に使われていた機材などを見て、次にトンネル入り口付近でスタッフの説明(中国語)を聞きます。次に、ヘルメットを被り本山の第五坑道に入場し、当時の鉱石運搬軌道に沿って歩きます。坑道内などでは作業員の蝋人形や当時の電動トラム、トロッコの模型、本物の金鉱脈などが見れ、当時の坑道内の作業の様子を体感できます(約15分です)。
本山五坑 史跡・遺跡
-
黄金館の全体です。
坑道の体験後は、黄金館 1階で金鉱作業員が使用していた物品や、金鉱模型、作業の様子、いろいろな断面図などを見学し、昔の金鉱があった街の様子を知ることができます。さらに、金鉱の歴史についての説明もありました。黄金館 博物館・美術館・ギャラリー
-
館内の2階には、黄金館の名前の通り、鉱物としての金の特徴と応用の説明そして実物展示があります。また金を用いた 工芸品・装飾品の展示等も行われていました。さらに奥にはとんでもないものがありました。
黄金館 博物館・美術館・ギャラリー
-
なんとケースに入った 220.3kgの金塊があり、ケースの両サイドに穴が空いていて実際に触れることができました。 またケースの手前には「379797200」の数字が示されていて、たぶん金塊の価格(元)だと思います。 それを 2022.11のレートで日本円に計算すると 16億8706万円になりました。日本で展示されている金塊の多くは約1億円なので、貴重な体験をさせていただきました。 そして黄金館 3階では、砂金採り体験をすることができます(開催時間/1日4回で約40分:100元)が、午前の体験は終了していました。
黄金館 博物館・美術館・ギャラリー
-
黄金博物館の見学後、金瓜石からバスに乗り、瑞芳火車站前バス停で降りて、約50m離れた瑞芳車站から電車(火車)に乗り換えて十分に行きます。 なお瑞芳車站は、外観は台湾的な駅で、九份や平溪線の十分、菁桐、猫村などを訪れる為に乗り換える重要な駅になり、花蓮方向に行く場合でもここを通ります。
瑞芳駅 駅
-
構内には観光案内所があり、日本語を話せたり理解できる人がいるうえ日本語の案内も多く見られ便利です。 駅構内の雰囲気は日本の地方の駅の感じで、平渓線のホームは3番線になります。 時刻表を見ると出発まで少し時間があったので駅前を散策します。
瑞芳駅 駅
-
瑞芳駅の裏側(3番ホーム側)に瑞芳老街がありますが、前に来た時は老街らしい雰囲気は少し感じますが、小さくて人通りもほとんどなかったため、今回は反対側の駅正面のバスを降りた商店街を散策です。バス通りの明燈路三段には、コンビニやファストフ-ド店などは結構ありますが台湾風の食堂はなく、駅正面奥方向の民生街(写真)が、美食街で夜市になることを知りました。特に写真の正面奥にある「瑞芳美食街」が、魯肉飯、魚のすり身を使った龍鳳腿、台湾風焼き餃子の鍋貼、牡蠣を使った台湾風オムレツ蚵仔煎、胡椒餅など台湾B級グルメが食べれる人気のフードコ-トらしいです。 ただ電車の出発まであと15分であったので、残念ながら見ることはできずに引き返しました。場所がわかったので次回は必ず味わいに行きます。
瑞芳美食街 アジア料理
-
駅前に「胖子水煎包 飯?」があったので、肉包(肉まん:18元)と紅豆包(あんまん:18元)を買って、駅のホームで見つからないようにして美味しくいただきました。 こっそりと食べのは、台湾ではMRTの車内や駅のホーム、及び市内バスでは飲食、ガムや飴を口にすることは禁止です。ただ鉄道(台鉄・高鉄)や長距離バスは飲食は禁止ではないはずですが、念のため。
-
無事列車に乗ると、平溪線はのどかな自然と猫いっぱいの村を通り過ぎ、十分老街の店々の間をかすめるように列車は走ります(約30分20元)。
十分老街 旧市街・古い町並み
-
日曜午後の十分駅です。いつもなら観光客であふれている構内は、一部団体客はいましたが、雨かコロナの影響かわかりませんが観光客の姿は少なかったです。
十分駅 駅
-
駅と十分老街の中間にある「静安吊橋(吊り橋)」です。橋の向こう側には一般的な家と道路があるだけなのですが、橋の上からは上がってゆくランタンを見れるため、撮影スポットになっています。そのためいつもなら観光客が多くいて橋は揺れていますが、私一人ではほとんど揺れませんでした。
静安吊橋 建造物
-
駅から老街に行く途中には、お土産屋さんや郷土料理のレストラン・屋台が並んでいましたが、半分近くが閉まっていて、店が開いているお店も観光客はほとんどいませんでした。コロナ前は、お店の前に人がいっぱいで歩きにくいのが懐かしいくらいでした。
十分老街 旧市街・古い町並み
-
十分駅から約200mの地点では、ランタン(天燈)を売るお店が並んでいて、ランタンを上げる地点でもあります。ランタンは線路上から上げますが、電車がくる前には放送があり、皆さん線路から離れます。なおこの写真からも電車と店の距離が近いのがわかると思います。
十分老街 旧市街・古い町並み
-
天燈店はコロナ前よりは少なく、開いていた天燈店も天燈は多く売れ残っていました。 値段はコロナ前と同じで、かつどの店も値段はほぼ同じで、1色の天燈は150元、4色は200元、8色は350元と天燈の色の数で値段が違います。ちなみに赤は健康や安全、金・黄色は金運、青は仕事、紫は勉学(合格祈願)、白は将来、緑は平和、オレンジは愛情・結婚、ピンクは恋愛・人間関係、薄いピンクは幸福(玉の輿)らしいですが、店によって若干違っていました。なお内容は、簡単な日本語の説明が表示されているのでわかります。
上げていた天燈を見たらほとんどが4色で、8色はいませんでした。十分老街 旧市街・古い町並み
-
今回のように小雨が降っていても、ランタンの生地が水に強いせいかランタンを上げることはできますが、大雨の時はさすがに上げることができないようです。また強風の時は火事の恐れがあるためかランタンは上げることはできない様です。
ランタンに書いている字で、ある程度国籍がわかります。十分老街 旧市街・古い町並み
-
数少ない、素敵な日本の人たちです。日本人はやはり4色で、健康や安全の赤色と、金運の黄色、仕事の青色、恋愛・人間関係のピンク色でした。日本人に多いパタ-ンかな。
食事をとりたかったのですが営業している店が少なく、さらに昼時(12:50)のためかどこも混んでいました。十分老街 旧市街・古い町並み
-
食堂を探していたら、線路沿いから少し坂を上がった所に、1~2名用の席が空いていてメニュ-に日本語があり料金も高くなかった「十分牛肉麺」を見つけ、即入店。
十分老街 旧市街・古い町並み
-
メニュ-を見ていたら、台湾ではルーローハンを漢字で書くと「魯肉飯」ですが「滷肉飯」とも書くことをはじめて知りました 。とりあえずルーロ-飯(35元)と 肉団子スープの「貢丸湯:30元」を注文。混んでいて少し時間はかかりましたが、安くて美味しかったです。 帰るときには数名の行列ができていました。
十分老街 旧市街・古い町並み
-
線路沿いに戻り、老街の途中から川沿いの瑞平公路に行き、十分寮橋バス停から13:35(5分遅れ)のMRT木柵駅行きのバスに乗りました。 できれば「菁桐」で30分程度見学をしたかったのですが、バスも平溪線も1時間に1本で、運行時間もほぼ同じのため、菁桐で下りた場合は1時間遅れのバスに乗らなくてはなりません。そのため今回は木柵駅に直行です。なお平溪線は使用できませんが、十分から木柵へのバス(45元)は、台北パス(乗り放題パス)が利用可能でき、無料でした。
グーグルマップは、バス停やルートも調べてくれるので台湾では非常に便利です。 -
795路線のバスは、MRT木柵駅バス停に14:45(乗車時間1時間10分)に到着。ここでちょっとミスをしてしまいました。バス停からMRT木柵駅までは約100mで、MRT動物園駅までは約12分で行けるようでしたが、すぐそばに台北市立動物園(以下動物園)行きのバスが来たのでついバスに乗ったら遠回りのうえ渋滞にはまり、さらに間違って猫纜動物園バス停に降りたため、動物園までには約35分もかかりました。猫纜動物園の動物園という漢字で降りる停留所を間違いました。 ゴンドラ動物園駅から動物園までは約500mあります。なおゴンドラ乗り場は乗客があふれていて1時間待ちの状態でした。そのため、動物園の次にゴンドラに乗るのはあきらめました。
木柵駅 駅
-
15:25に動物園に到着。 開館時間は 09:00~17:00(入場は16:00まで)で、動物展示は 9:00~16:30のためか受付窓口や入り口には人は少なかったです。入場料は、大人 60元、小人 30元で、上野動物園の半額以下です。 また、動物園に行ってから猫空ロープウェイを利用すると料金が割引になります。
なお動物園は、私が初めて台湾に来た時は円山公園にあり、そんなに大きな動物園でなかったと記憶しています。そして1986年に現在の場所に移転しました。台北市立動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
動物園の前の通りは何回も通りましたが、正面はそんなに広くないため、広い動物園とは気づきませんでした。 初めて動物園に来たら、動物園は世界十大都市型動物園の一つで、400種類以上の動物が飼育されていて、東南アジア最大の動物園でした。 大きさが東京ディズニーランドの2倍、上野動物園12個分以上もある園内には、「熱帯雨林」や「アフリカ動物」など8つのエリアと、パンダやコアラなどの5つの室内展示館からなっています。 なお日本語の園内マップがあり、さらに園内各所に中国語と英語表記板があるので迷わないと思います。 また園内を走るバスや動物園の頂上付近に行くバスもありました。
台北市立動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
台北市立動物園を入って正面にフラミンゴがいましたが、動物展示が終了するまで1時間しかないのでまずは目的の約250m先の大猫熊館へ。
なおこの動物園は、主要なエリアや展示館を見るだけでも3~4時間で、軽く全部を見て回っても最低5時間以上はかかると台湾の友人が言っていました。台北市立動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
入り口から約5分で新光特別展示館(大猫熊パビリオン)に到着。 その大猫熊館は、円錐状の屋内展示ホールと屋外展示ホールで構成されているようです。 なお屋内展示ホールは、休日は混雑するため入り口付近で配られている入場整理券が必要になるようでしたが、日曜日でも15:30と遅い時間であったためかそれともコロナの影響かわかりませんが、入場整理券なしで入ることができました。
館内はそんなに混んでなくゆっくり進み、パンダの前ではちょっと写真を撮る余裕はありました。 まあC国の観光客は珍しくはないのでここには来ないでしょう?台北市立動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
そいえば、本来中国語では「猫熊」なら熊の一種で、「熊猫」では猫の一種になります。そのため本来ならばパンダ名は大猫熊ですが、中国でパンダを大熊猫と呼んでいたためその名前が定着したそうです。日本も中国にあわせて大熊猫ですが、台湾では今も本来の「大猫熊」と呼んでいます。
屋内の大猫熊2頭はほとんど動かず、うつ伏せに寝そべっているようです。
2022.11.6時点では、お父さんの「団団」、お母さんの「円円」、子供の「円仔」と「円宝」の4頭がいました。台北市立動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
少し小さい感じがしたので、2020年6月生まれの円宝と2013年生まれの円仔かな? 日本より距離は近いように感じました。
大猫熊館の2階には、パンダをイメージしたレストランやカフェ、お土産店などがあるようでしたが、時間が遅かったためか2階への通路は閉まっていました。パンダグッズを買おうか迷っていましたが、迷いは解決しました。台北市立動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
展示場は屋内と屋外の2カ所に分かれているので館内から出ると、館内右側には野外のパンダが見れるエリアがあります。こちらは混んでいなければその場でゆっくりとガラス越しですがパンダを観察できます。 ただ木陰から突然間近に現われてすぐに去ってゆくので、何回か写真を撮りましたが全部ブレていました。
台北市立動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
少し遠いところは写真を撮れるようにゆっくり歩いてくれ、サービス満点のパンダでした。今まで上野で3回、白浜で1回、上海で1回パンダを見ましたが、台北市立動物園のパンダが1番活動的でした。 ただ今から思えば、動いていたのは1頭だけであったかもしれません。 なぜなら、2022.11.6時点では、団団と円円、円仔、円宝の4頭がいたのですが、13日後の 2022年11月19日に団団が死亡したそうです。
台北市立動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
大猫熊館の次は隣のコアラ館で、ここも屋内と屋外に分かれてコアラが展示されていました。室内のコアラは近くで見ることができましたが、1日に18~20時間寝ると言われているとおり、見つけることができた4匹全部が、木にしがみつきながら寝ているかじっとしていました。
台北市立動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
また屋外のコアラも3匹見つけることができましたが、お尻を向けて寝ていました。 情報によると、コアラ館には顔写真と名前が紹介されているコアラが10頭以上とオーストラリアエリアにも2頭いるようです。 とりあえず初めてコアラの実物を見ることができました。
現在日本でパンダとコアラを一緒に見ることができるのは、神戸市立王子動物園だけです。ただここのパンダは中国への返還が決まっているうえ、高齢で病気のため一般公開はされていません。そのため、台北市立動物園は貴重な動物園になります。台北市立動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
残り時間が無くなってきたので、近くで公開されていたミーアキャットを見物。可愛かったのですが、残念ながら穴を掘ってばかりで、前足をあげて後足と尻尾で立ちキョロキョロと周りを見渡す姿は見ることはできませんでした。
短時間でしたが台北市立動物園のクオリティが高いことがわかりました。ただ動物園のために台湾に来るということはないと思いますが、雨で観光や行動ができない時にはいいかもしれませんね。台北市立動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
動物園からシティ ホテル タイペイに戻り、荷物を持って約1km離れている今日の宿泊ホテル(洛碁大飯店建北館 GreenWorldHotel)にタクシ-で移動。 タクシ-の初乗りは70元(~1.25km)でしたが、2023年4月から85元に値上げされることになったようです。それでも初乗りは約360円なので日本よりかなり安いです。
ホテルに荷物を預け、数m隣のビル(台証金融大楼)の地下1階にある「袖珍博物館」へ(16:45)。入り口はちょっとわかりにくいです。袖珍博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
袖珍博物館のことは知っていたのですが、奇妙なものを展示している博物館と勘違いして無視をしていました。ところが「袖珍」は、そでやポケットに入るほどの小形のもの、と言う意味を知り始めて来ました。ただ入館料は少し高く、250元です(65歳以上は半額)です。
1997年3月に設立された博物館は、アーカイブされたドールハウス、ルームボックス、ストーリー、アクセサリーの4つに設定されていています。
博物館の展示室に入ると西洋の豪華な建物や、部屋内部の様子がミニチュアサイズで再現された縮尺模型が展示されていました。袖珍博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
それもいろいろ約200点のテーマ作品が展示されています。また作品はほとんど120分の1の比率で制作されていて、姿形は小さいながらもすべて揃っています。
袖珍博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
まさに「小さな芸術品」と呼ぶにふさわしいものばかりです。また英国のバッキンガム宮殿やフランスのベルサイユ宮殿のミニチュアもあり、台北で世界旅行することができます。
袖珍博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
部屋の内部の、均整のとれた家具、壁画、カーペット、照明、陶器、花と瓶などは、非常に絶妙でリアルであります。G.Gでも精密で美しいのに驚きました。
袖珍博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
また子供たちのための「おとぎ話」のエリアがあり、1/120のサイズではありませんが「ガリバー旅行記」や「不思議の国のアリス」をモチーフにしたものの他、恐竜など男の子が喜ぶ作品もありました。
さらに日本の昭和30年代を再現した作品もあり、しっかり楽しめました。袖珍博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
最後のエリアには、ドールハウスの部品や自分でドールハウスが作れるキットなどが、記念・お土産用に販売されていました。
そういえば台湾にはもう1つ「袖珍」な施設があり、日本でいえば「東武ワールドスクウェア」のような「小人国」です。その小人国は、世界的に著名な建築物や台湾の有名な建築物を、実際の25分の1にミニチュア化したテーマパークです。なお施設は間違いなくお勧めできるのですが、小人国は台北からは少し遠いのです。ただ隣りには遊園地+動物園+プールがひとつにな「六福村」もあるので、子供連れにはいいかと思います。袖珍博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
かなりボケてりますが洛碁大飯店建北館です。本来ならチェックインしたかったのですが、袖珍博物館の開館時間が 10:00~18:00で、最終入場が 17:00であったためチェックインする時間がなかったのです。
ホテルは、MRT松江南京駅350m、MRT南京復興駅750mと駅からはまあ近く、すぐ周辺にはコンビニが数店あり、中型スーパ-も350mの所にあります。飲食関係は250m以内に、CoCo壹番屋、コメダ珈琲店、すき家、台湾のとんかつ店・和食店・回転寿司店などがあり、さらに550m離れていますが くら寿司までもあり、まるで日本の駅前の雰囲気です。もちろんカフェやスイ-ツ店、飲み屋、台湾系の食堂も色々あります。
ホテルに関しては、ホテルが入っているビルの1階正面は、2/3以上が他の飲食店が入っているため、入り口がわかりずらく注意していないと通り過ぎます(私です)。ホテル自体は新しくもなく古くもないという感じで、ロビ-は長細いですが綺麗でした。1番良かったのが日本語が通じ、フロントは非常に親切で助かりました。 なおこのホテルは、HISと関係があるようです。グリーンワールド 建北 ホテル
-
口コミの点数が良かったことと4星であったので期待していたのですが、シングル(バックパッカー キャビン)は価格通りの部屋(3星クラス)でした(1240元:約5800円)。 なお日本もそうですが台湾も、土曜の宿泊は1~2割高くなります。
シングル部屋は4畳半程度の広さで、やや古さは感じますがそこそこ綺麗でした。備品は必要なものは全部そろってはいましたが、使えるコンセントの数が少ないうえ枕元になかったのが残念でした。グリーンワールド 建北 ホテル
-
部屋は床にトランクを広げると歩きにくくなりますが、ホテルで寝るだけの私にはとりあえず十分でした。なお台湾ではそれなりの部屋では、トイレ・浴室付きの1部屋(1~2名)は、約5000円以上が相場です。
あとは記憶があやふやですが、NHKが見れたと思います。グリーンワールド 建北 ホテル
-
浴室はシャワ-だけで、他の部屋と違い浴槽はありませんでした。水温・水圧は問題なく、トイレとの仕切りもあり問題はありませんでした。よかったのは温水式便座であったことでした。
価格から考えたら、日本語が完璧に使え、親切にいろいろ相談できたのでよかったです。グリーンワールド 建北 ホテル
-
19:00コメダの前を通り、MRT松江南京駅からMRT剣南路駅へ。
台湾のコメダコーヒーでは、日本のモーニング文化をそのまま継承し、朝11時まで「モーニングタイム」としてドリンクを頼むとトーストのセットが無料でついてくる『モーニングセット』を展開していました。
台湾のホテルは、昔は朝食におかゆが出ていましたが、最近はほとんど見れなくなりました。ホテルの朝食もいいのですが、たまには朝食をとらないで、せっかくなら朝食店(コメダではありません)で朝食を味わってみてください。 -
ホテルから約30分で 美麗華百楽園に到着。美麗華摩天輪(メイリーフア大観覧車)へは店内を通らなく、直接エスカレ-タ-で行くことができます。
なおここには、台湾で1番大きな無印良品やUNIQLO、東急ハンズ、大戸屋、温野菜ペッパーランチ、丸亀製麺、スシロー、マツキヨなど多くの日本のお店が入っていました。美麗華百楽園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
2004年営業の、高さ約100m、直径70m、48個のゴンドラ、1周約15分の観覧車に乗車です。周辺を含めてライトアップされた観覧車は綺麗でした。
料金は平日150元、休日200元で、営業時間は13:00~22:00(最終21:50)です。美麗華摩天輪 (メイリーフア大観覧車) エンターテイメント
-
客は少ないため、一人でも問題なくすぐに乗車です。そしてゴンドラに入ったら外から鍵をかけられ約15分閉じ込められます。
ゴンドラは昔、富士急ハイランドで1度乗り、2度目は台湾の遊園地で高さ約20mのゴンドラに乗っただけなので、高所恐怖症の私は不安でいっぱいでした。美麗華摩天輪 (メイリーフア大観覧車) エンターテイメント
-
最初の3~4分までは、適度な速度で快適で美しい景色を眺めていましたが、写真を撮ろうと少し動いたらゴンドラが揺れパニックです。飛行機が大揺れしても大丈夫なのですが不思議ですね。
美麗華摩天輪 (メイリーフア大観覧車) エンターテイメント
-
ほぼ頂点に達したら、気分は最低に達しました。一人で乗っているとちょっと動いただけでもゴンドラは揺れるので、体を動かさないで静かに腕だけを動かして写真を撮っていました。
ある程度下りてくると大丈夫なのですが、他人には見られたくない状態でした。
なお色々写真を撮りましたが、暗いうえ片手で写真を撮っていたのでほとんどブレていました。美麗華摩天輪 (メイリーフア大観覧車) エンターテイメント
-
ゴンドラが下りてくる途中に、隣りの建物のカラフ-ル(大直店)の看板が見えたので、次はカルフ-ルに行って買い物です。 1階にはレトロチックな内装の、フードコート大食代(ダースーダイ)があり、ハイパ-カルフ-ルは2階と3階になります。ただいつものように入り口は3階で、電化製品や日用雑貨エリアです。そして2階に降りると食品売り場になり、土産などを買って2階から出ます。東南アジアではこのシステムは時々見かけますが、日本ではあまり見かねないので初めて来た時は戸惑いました。
今回は円安のため、お土産はあまり買えませんでした。海外旅行の場合は、円安より円高が良く、台湾の物の価格は前とあまり変わっていませんでしたが日本円にすると20%前後高くなっていました。円高にならないかな~家楽福 (大直店) スーパー・コンビニ
-
21:15に、ホテルの最寄り駅である松江南京駅に到着。G.Gはさすがに疲れ、食事処を探す元気もなくなり、ホテルへの通り道にある「すき家」に入店。
台湾では吉野家が先に出店していましたが、2014年7月3日にMRT古亭駅近くにすき家が初出店しました。その1週間後に台湾に行った時、すき家が大好きだった台湾の友人と一緒に30分並んで食べて以来です(店は違いますが大人気でした)。
お店の内装も日本の店とあまり変わりはなく、雰囲気も同じです。 -
牛丼は、最近の平均レートである1台湾ドル=4.4円すると、ミニ69元(304円/日本では350円)、並89元(392円/日本では400円)、中盛109元(480円/日本では580円)、大盛139元(617円/日本では730円)などで、円安ですが日本より台湾の方が安いです。ちなみにカレ-並89元(台392円/日490円)で、牛カレ-並139元(台612円/日720円)とやっぱり日本の方が高かったです。 さらにメニュ-の数も内容も日本と大きな差はないようです。
-
注文は牛丼のセットメニュ-の並119元(約524円)で、牛丼+青菜+味噌汁になります。牛丼はほぼ日本の味で、青菜はやや台湾風でおいしく、味噌汁も日本風で美味しかったです。ただ追加の生卵はメニュ-にはありませんでした。情報では、朝ごはんセットに卵かけごはんセットがあるようなので、もしかしたら食べられたかな。ただ海外では生たまごは注意が必要です。
疲れて食欲はなかったのですが、しっかり完食してホテルに戻りました。
無事3日目も終了し、いよいよ明日は最終日です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
SHU2さんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
-
グリーンワールド 建北
3.65
この旅行で行ったスポット
もっと見る
台北(台湾) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
86