なんて日だ！アクシデントだらけの３日目

2024/04/25 - 2024/04/28

悪夢のような３日目！
最凶最悪の３日目！！

エリア 湯沢(秋田)(秋田)

• 旅行の満足度: 2.0
• 観光: 1.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

次にやって来たのは抱返り渓谷。
何でこんな名前がついたのやら？

抱返り渓谷 自然・景勝地

石碑の向こうには川に架かる赤い橋が見えますね。
すっかり季節は新緑の候。
この時期特有の柔らかな緑色がとても好きだ。

川に沿って木蔭の道が続いている。
早速行ってみましょう！

木々の隙間から川を見下ろすと、水面がこのようなエメラルドグリーンをしているのでビックリ！
何という色合いなのでしょう！

ズームアップしてみると、コバルトブルーにも見えてくる。
うっとりしてしまう川の色。
この川、玉川と言います。

この玉川、前日に大館から乳頭温泉郷へ向かう際に通った国道341号線に沿って流れる川で、宝仙湖や秋扇湖は上流部のダムとなっているあの川です。
さらに上流部はあの玉川温泉の毒水が流れ込んでいる川ですね。
へぇ～！ここに繋がっていたのか！
そういったものの影響もあって、このような色合いになるのだろうか？

先程の赤い橋が見えてきましたネ。

この橋は「神の岩橋」と言うそう。

橋の上流部。

対岸へと渡ると抱返り渓谷の案内マップが。
上流部の回顧(見返り)の滝目掛けて歩くぞ～！
と意気込んで歩み始めると・・・

何スか？これ？？？
ドーユーコトダ？？？？

酷～い！ひど過ぎる！！
超ショックだわ(涙)

ここが通行止めになっていることを知らない人ばかりがここを訪れていたみたいで・・・
僕ら同様にこの通行止めを見て初めて状況を知った人ばかりが何組も。

通行止めは仕方ないにせよ、だったら駐車場かあるいは最初の写真の地点にこの案内を出しておくべきなんじゃね？？？(怒)
秋田県、不親切すぎる・・・

ちなみに「回顧（みかえり）の滝」はこんな風だそうです。
虚しいやら釈然としないやら・・・

♪このやるせない悲しみを誰かに告げようか～♪
というメロディーが脳内をグルグル鳴り響く・・・

こんな仕打ちに遭うのなら、やはり３日目は当初の予定通り巡るのを止めて、刺巻湿原の後に角館武家屋敷通りに行けば良かった(涙)

休暇村乳頭温泉郷をチェックアウトするまで散々迷ったんだよね～
角館武家屋敷通りもそうなんだけど、イチバン見たかったのはサクラの風景。
残念ながらご多分に漏れず、角館もサクラの見頃は４月３週目。
4月27日にはもうすっかり葉桜となってしまっており・・・
前日、地元テレビのローカルニュースを見ていたら角館の観光協会の人が
「すっかり葉桜となってしまいましたがこれから新緑が美しい季節になりますのでお越しください」
と言っていたけれど・・・
バックに映る風景がまだ新緑の美しさには早い、何とも中途半端な情景だったので、若干興醒めしちゃったのね(苦笑)

自分の判断を誤った後悔で胸がいっぱい

ハンパないくらい拍子抜けしたまま、車を走らせる。

立ち寄ったのは道の駅美郷。
以前は「道の駅雁の里せんなん」という名称だったのが、2020年4月に現在の名へ改称。

道の駅 雁の里せんなん 道の駅

後三年の役の舞台がこの地域なのだそうだ。

道の駅スタンプを押そうと建物内を探すも見つからず。
しばし探し回った挙句、道路情報提供施設の建物の方に行ってみたら・・・

こんな場所に置いてある・・・
非常にわかり辛い。
不親切な道の駅だ！(怒）

道の駅の隣にはモンベルもあるし、国道13号線沿いと言う地の利の良さもあり活気のある道の駅なのだが・・・
道の駅から山形方面に向かうのに信号一つなく非常に出づらいのが難点。
せっかく新しく建て替えた道の駅なのに、基本設計がどこもかしこも不親切と言いうか配慮に欠けているというか・・・

何か今日は完全に負の循環に陥ってしまったようだ(苦笑)

気を取り直して・・・

秋田県の名物と言えば何を思い出しますか？
きりたんぽ鍋、比内地鶏、いぶりがっこetc.
忘れちゃならない「稲庭うどん」(笑)ということで・・・
本場の稲庭うどんでも食して一息つきましょうかね！
という事でやって来たのは、佐藤養助総本店。
第二駐車場の方に空きがあったので、少し待てばありつけるだろう！との見込みで立ち寄ることに。

佐藤養助 総本店 グルメ・レストラン

店内での順番待ちが20分ほど、テーブルに案内されて出てくるまでが10分程度といった状態で、やはり人気店のようですネ。
オーダーしたのは、天ざる。
稲庭うどんはつるつると喉ごしが良く程よい歯ごたえ。
揚げたての天ぷらはとても美味しい。
待った甲斐があった美味しさで満足！
帰りに土産用の稲庭うどんを少し買い求め、店を後にした。
ごちそうさまでした。

で、やってきたのはこちら。

小安峡 紅葉

小安峡大噴湯の案内看板。
ということは・・・

小安峡。
皆瀬川が流れる峡谷で、絶壁の岩場から98℃の蒸気が噴出する場所として知られているのだとか。

峡谷ゆえ階段で降りなきゃならんのだけど、杖が用意されていたので母に一本渡し、ゆっくりと階段を降りていく事に。

こんな階段を１０段ちょっと降りた時でしょうかね。
３段ほど下に・・・




まさかのヘビ！

「ギャァァァァァァ～！蛇がいるぅぅぅぅぅぅ～」
と叫び、階段を引き返しましたよ(涙）
母を置き去りにして・・・


母「もう下へ逃げたから大丈夫よ！」
僕「下へ行った！ってことはまた遭遇するかもしれないじゃん！行く気が失せたから、ここ行くの止めましょ！(毅然)」

という事で、観光は強制終了！


返す返す思うこと。
やっぱ、角館武家屋敷通りを観光すべきだった！
僕のバカX3(汗)

小安峡に架かる河原湯橋から下を覗き込む。
橋からはかなりの高低差。

実際に噴湯しているあたりはこんな様子。

もうこれで今回の旅３日目は、何一つ観光らしい観光もせずに終わってしまった・・・
悲しいと言うより、ただただ虚しいだけ。やるせないだけ。

たぶんもう２度とここに来ることはない。
あんなものを見てしまったトラウマ。
思い出したくもない。
この旅行記を書き終えたら、記憶から抹殺するつもり。
それくらい残念な出来事。

再び国道13号線に戻り、一路、山形方向へ。

立ち寄ったのは道の駅おがち。

道の駅 おがち 道の駅

この日（4/27）は気温も上がり、冷たいものを欲する陽気。
嫌な事を強制的にでも忘れなきゃ！
ということで、ジェラートを食することに。
ここのジェラート屋さん、結構人気の店のようで・・・
混雑こそしてはいなかったものの、絶えずお客の切れ間が無かった。

母が選んだのはベリーミックスと抹茶。

僕のセレクトは苺マーブルと山ぶどう。
素材の味がしっかりして、美味しかったですよ！

店先にはこんな風に、その日のジェラートの種類の案内看板が出ている。

道の駅スタンプを押したら店内へ。

土産物コーナーの一角にはこんなものまで・・・(苦笑)

県境を越えていよいよ山形へ。
部分開通している東北中央道も使いながら、ドンドン南下。
宿へ向かう最後の休憩地点として立ち寄ったのが、道の駅尾花沢。

道の駅 尾花沢 花笠の里 ねまる 道の駅

道の駅スタンプを押したら店内を散策。

ややシンプルな道の駅で、イチオシはスイカみたいね。

この旅行記へのコメント （6）

• ホーミンさん 2024/07/24 08:14:14

  あらら(^-^;

  またまた、おじゃまします。
  
  この日は、さんざんでしたね。(T＿T)
  
  通行止め看板は駐車場か入り口、もしくは駐車場に向かう取り付け道路入り口付近に掲げてほしいですよね。
  
  ヘビもイヤだ～。
  
  でも美味しいジェラートがいただけて、良かったですね♪
  
  

  群青さん からの返信 2024/07/24 22:39:40

  Re: あらら(^-^;

  ホーミンさん
  
  こんばんは。
  コメント頂きありがとうございます。
  
  抱返り渓谷の通行止めの看板は、ホント不親切ですよね？！
  というか、ネット上の観光案内にもきちんと掲示して欲しかったなぁ・・・
  って思うんですよね。
  やはり初めての場所に行く際には予め下調べとかするのですが、その時点で知っていたら・・・
  と思ってしまうんですよね。
  ヘビは超最悪でした(涙)
  未だにトラウマというか・・・
  怖くて水辺に行けないし(苦笑)
  
  こんなヘタレですが(苦笑)また良かったらお越しくださいませ。
  
  群青

• ムロろ～んさん 2024/05/12 13:26:17

  蛇(;^ω^)

  またまたこんにちは、ムロろ～んです。
  秋田観光された旅行記を拝見しました(^_-)-☆。
  
  って、蛇…。
  大きかったんですか(;^ω^)？
  いや、私、前の勤め先(寺院)でいたんですよ。
  田舎だったのですけど、埼玉県の郊外なのにいるもんだなぁと。
  うにょうにょが(;^ω^)。
  逆に私は勘弁して欲しかったのが蜂！
  刺されまくりましたよ～(;´Д｀)。除草剤散布作業をしていた際にブーンと来て。
  痛いったらありゃしないし(;´Д｀)。
  今は大都会の室内で仕事しているので、自然というものに接しなくなりましたが…。
  逆に変な旅人さんと対決？バトル？にヒィーヒィーですわ(;´Д｀)。
  どっちが恐いんでしょうかねぇ？アハ(笑)。
  
  
  ムロろ～ん

  群青さん からの返信 2024/05/12 17:02:09

  アレ

  ムロろ～んさん　こんにちは。
  
  コメント頂きありがとうございます。
  やっぱ直截的に書かれると文字であっても背中がムズムズするほど怖いので(冷や汗)、アレにさせていただきますね(苦笑)
  
  むしろ
  ＞逆に変な旅人さんと対決？バトル？にヒィーヒィーですわ(;´Д｀)。
  
  えっ？何だろう？？
  旅行記には書けないような有象無象があるという解釈でよろしいでしょうか？
  それもある意味、怖いですよね～
  人と関わる機会が多ければ多いほど、世の中いろんな人がいるもんだなぁ～！って再確認させられるのが旅先なのかもしれませんね。
  
  コロナ禍が５類指定になり早１年。
  マスクを外す機会も増えた一方で、自分は職業柄、建物内に入る際はマスク着用の習慣を守っているのですが・・・
  最近、ノーマスクで咳コンコンや咳ゲホゲホしている輩を見かける機会が以前よりも増えた印象。
  それもまた怖いと感じるし、結局、自分の身を守れるのは自分しかいないのだ！と感じる昨今です。
  
  旅に出ても怖いものはうじゃうじゃあるものですね～(苦笑)
  
  群青

• yumikenさん 2024/05/12 07:32:35

  災い転じて福となす☆彡

  おはようございます！！群青さん♪
  
  負のスパイラル続いちゃいましたね(≧▽≦)
  角館へ向かわずワクワクしながら向かった先が通行止め・・
  お母様もとても残念だった事と想像します。。
  確かに駐車場や、向かう林道に看板があっても良いと思います！！
  秋田県・・う～ん配慮が足りなかったですよね～
  林道から見える川の色が四万温泉の川の色に似ていますね♪
  もう少し四万の方が薄いブルーかしら(^▽^;)
  温泉の成分で綺麗なコバルトブルーになっているのですね？！
  玉川温泉って湯治の方達が多い温泉でしたよね？？
  道の駅の出入りは大変そうだけれど、稲庭うどんは美味しいのと事で良かったです♪
  続きの山形では、災い転じて福となす☆彡きっと素敵な事があったのでは(*^^*)
  旅行記続編も楽しみにしています♪
  あっ！私もヘビはメチャ苦手～(笑)ﾊﾊ
  
  yumiken

  群青さん からの返信 2024/05/12 16:53:43

  Re: 災い転じて福となす☆彡

  yumikenさん　こんにちは。
  
  コメント頂きありがとうございます。
  ホント、負のスパイラル(苦笑)
  旅をしていると時折、「何故、今日に限ってこんなことばかり？」と思えることは今までも何度かありましたが・・・
  抱返り渓谷の足止めだけだったら、ここまでダメージはなかったかもしれません。
  全部アレのせい！
  そういうことですよね？！(笑)
  
  稲庭うどんの佐藤養助総本店は、実際に食べてみてその人気の理由がわかりました。
  やはり美味しいですもの・・・
  母が自家用の土産物の一つとして、他の会社が作った稲庭うどん(値段的にはお手軽）を買ったので後日食べてみたけれど・・・
  「やっぱ佐藤養助総本店の方が全然美味しかったね！」との結論。
  
  抱返り渓谷の水の青さ、yumikenさんも温泉との因果関係を感じられたようで・・・
  水分の中の成分と光の反射の結びつきでああいった色合いになるのだと思うのですが、その美しさに眼を奪われてしまいました。
  
  山形篇は２本書く予定です。
  もうしばらく時間をくださいね！
  
  群青