2022/10/09 - 2022/10/23
139位(同エリア149件中)
しるくんさん
くろねこツーリストのしるくんが行った2022年の秋にポーランドを周遊するツアー。
陶器の街ボレスワヴィエツから移動しヴロツワフの街に到着。
翌朝は朝ごはんを食べたらツアーの出発前までにサクっとアールヌーボー建物探し。
ツアーは西に60Kmほど行ったヤヴォルの平和教会を見て市内へ戻り、大学あたりを歩いた後にお昼ごはんに。
くろねこツーリストは、おもにアールヌーボー建物を見にヨーロッパをウロウロしてま~す。添乗員のしるくんが案内するタビを楽しんでね♪
【日程】
10月9日 週1便しか飛んでいないポーランド航空で成田空港発
10月10日 ワルシャワ到着後、バスでグダンスクへ行き運河のクルーズに
10月11日 グダンスクの街歩きとオリーバ大聖堂のコンサートを堪能
10月12日 トルンで街歩きを楽しみ、ポズナンに着いたら夕景の中、建物探索
10月13日 工事中のポズナン中心街を歩き、人気の陶器の工場見学へ
10月14日 木造のすごい教会やコンクリートの世界遺産を見て、妖精の街で建物探し
10月15日 負の世界遺産の横で一休みし、修道院の見学後、国境の山岳リゾートへ
10月16日 ロープウェイで雪の残る国境へ上り自然を満喫し、クラクフへ
10月17日 クラクフ市内でステキ建物を楽しみ、岩塩抗で塩三昧後、ちょこっと自由行動
10月18日 クラクフの美術館で美女に会った後、花柄の田舎町ザリピエへ
10月19日 イタリアスタイルのザモシチの街とトトロっぽいルブリンのお城を散策
10月20日 ツアーを離れワルシャワの街歩き後、合流して王宮を見学
10月21日 ワルシャワの公園で秋を堪能し、街中をウロウロ
10月22日 週1便の満席のポーランド航空でワルシャワ発
10月23日 成田空港に着き、ドタバタと検疫を通過
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
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陶器の街ボレスワヴィエツから、途中ちょっと事故渋滞に巻き込まれたものの、夕方6時には本日のお泊りホテルに到着。
Wratislavia Centerというオフィスビルにあって、中に入るとど~んと吹き抜け。ちょっと暗い気が…。コロナでテナントが撤退している雰囲気が漂っておりました。よ。ウィンダム ヴロツワフ オールド タウン ホテル
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泊まった238号室はKiełbaśnicza通りに面しておりまして、窓から左の方を見ると聖エルジュビエタ教会の塔が見えてます。
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夜ごはんはホテル内のこちらのレストランで。吹き抜けに面したところです。
部屋からのエレベーターとは反対面にあるので、ぐるっと会議室のようなところをまわってくるんですけど、ホテル内とはいえヒトがいないし、ビミョウに暗くてちょっと不安になった~。 -
昨日のポズナンのホテルと同様の、ツアーの我々だけの「ビュッフェ」スタイルのごはん。
前菜のスープはボルシチで、メインは中華風のダックのロースト、タラかなあ…な白身魚のローストに、左上の丸いのはニョッキのようなもの。んまい!
ご飯ものもあったんですけど、そちらはとらずに、軽めにしました。
お酒はここで扱っていないとのことで、下の階のロビーバーに各自で買いに行く方式。へ~、そういうのってイギリス方式っていうのかあ。
下の写真はデザートでラズベリーソースのかかったパンナコッタとトマトパイという名前の甘くないドライフルーツケーキといった感じのものでした。今日は人数分あるな。昨日は3種類あったもののそれぞれがツアーの人数分は数がなくて、みんなで譲り合い状態になっちゃったんですよね。 -
食後は、部屋のようすをメモメモ…。
広さは幅6.5歩×奥行き12歩。1歩約60cmです。ベッドはダブル。狭いわけではないのに、バスルームが引き戸というのは珍しい気も。
(-_-)zzz -
朝いちばん! 6時半にはホテルの朝ごはんへ。
野菜のおかずが充実してる~。果物や乳製品などなども種類が多くて、目移りする~。 -
鮭がいた♪ 真っ黒に見えているのは炒めマッシュルーム。パンはラズベリー入りのパンとバゲットを切ってみました。バゲットがすんごい硬かったんですけど、と~~っても美味しかったです。しあわせ♪
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本日のツアーは9時出発なので、7時半にはご近所のアールヌーボー建物を探しに。
ちょうど日の出の時間です。 -
お~、ボウウィンドウの下に建物の入り口あって、ちょっと屋根みたいになってるんだ。なるほど。下から見上げてもステキ♪
1907年にHermann Wahlich設計で建てられたLudwig Wittenberg社の元デパートという建物。 -
「旧市場広場に来たにゃ」
先ほどの建物は右端のところ。現在は1階が銀行になっています。確かに、ほかの建物に比べると窓が大きいところはデパートっぽいのかも。
Rynek 1 -
真ん中の建物は1904年にSchlesinger & Benedickt社の設計で建てられたLouis Lewy百貨店。ここも窓が大きいですね。ふむふむ
旅行前に調べた写真には、三角の切妻の間にマーキュリーの銅像がのってたんですけど、どうも土台っぽい球体しか残ってなかった~。
Rynek 39/40 -
街灯のくるんくるんがアールデコ風でなかなか好みの感じ♪
Szewska通りあたりです。 -
屋根が市松模様のこちらはマリー・マグダレナ教会。
右側に塔が見えてるんですけど、ここの塔は2つの塔をつなぐ橋が架けられているそうで、市内が一望できるとか。
…という情報は、帰って、ぐーぐるマップを見ていて発見したのでした。塔と塔をつなぐ橋ってバルセロナのサグラダ・ファミリアみたいですね。登ってみたい♪マリー マグダレナ教会 寺院・教会
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オドラ河の方へ向かっていくと右手に見えてきたのがこちらのマーケットホール。
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河沿いの面に回り込むとちょっと印象が違うかな。
1908年にRichard PlüddemannとHeinrich Kusterの設計で建てられています。 -
入り口には鶏やガチョウ、魚のレリーフが。ここで扱っているもの、ってことですね。
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中に入るとど~んとコンクリートの広い空間が。
公式サイトによると、「非常に近代的で独創的な放物線アーチに基づく鉄筋コンクリート構造」で、世界遺産の百年記念会館に直接的な影響を与えているそうです。
へ~ -
1階は生鮮品で2階は衣料や雑貨という感じなんですけど、朝いちばんだったからか、コロナの影響なのか、閉まっているお店が結構あった気もします。う~む
ハラ タルゴワ市場 市場
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次のアールヌーボースポットは1906年に建てられたこちらのブロツワフ大学の建物。
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門の鉄細工がちょっとアールデコっぽくてステキ♪
この門をくぐった先、というか奥の中庭というか内側がすんごいステキだった!ということを、帰国後に発見したのでした。う~む。開いてる入り口は入ってみなくちゃ!だった! く~~
Szewska 50/51 -
同じ通りをちょっと南下したところの建物は、ボウウィンドウや窓の周りがちょっとステキ♪と撮ったんですけど、ぐーぐるマップで調べたら、左の建物の1階には古本屋さん(Antykwariat Naukowy)がありまして、入り口に銅像の猫がいた~。カワイイ♪
Szewska 64/65 -
さらに南下して旧市庁舎の前に見えてきたのがこちらの元デパート、バラッシュ兄弟百貨店だった建物。
1904年にGeorg Schneider設計で建てられているんですけど、建設当初の写真を見ると角の塔の上にガラスでできた地球がのっかってる! ほ~ -
第二次世界大戦でかなり被害を受けたとのことなんですけど、側面に見える大きなガラス窓などはいかにも百貨店という感じです。窓の間の金色に見える部分はモザイクという豪華さ♪
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こちらの面は窓も楕円を描いていて、建設当初の状態が残ったのかも。
一番上に見える手すりもアールデコ風でカッコいい!
Rynek 31/32 -
泊まったホテルのお隣りもステキなアールヌーボー建物♪
1901年にGeorg Harter設計で建てられたViktoriahausは、商社の建物として建てられたらしい。
角にボウウィンドウかあ。景色よさそう。 -
角にある窓の下には女性と子どもの像。母子像らしいんですけど、子どもを抱えているわけでもないし、ちょっとナゾな像だなあ。
現在こちらにはハーブを使った生薬を作る工場が入っているようです。この中で生産してるなんて、ちょっとびっくり。 -
一番上に掲げられている文字は設計者の名前。ここに署名かあ。スゴイな。
窓の間のレリーフにはアミがかかっているし、一番上には足場のような落下防止のためのものが取り付けられているので、落ちてくる心配があるのかも。う~む
Rzeźnicza 26/27 -
隣りの隣りは全体的にアールヌーボーに見えるもののやけに新しい感じの建物。
1901年にLeo Schlesingerの設計で建てられたKamienica Pod Gorgonąなる建物で、翻訳ソフトに見せると「ゴルゴンの下の長屋」という名前。
建設当初は百貨店だったらしい。2006年~2013年にかけて大改修したそうで、だからキレイだったのか~。
現在こちらにはルクセンブルクの領事館が入っています。
Rzeźnicza 32/33
アセアセと一度ホテルの部屋に戻ります。ふ~。トイレ、トイレ。 -
9時にホテルを出発し、本日の観光はバスで西へ60Kmほど行ったヤヴォルの平和教会から。
お~、教会のお隣りの公園は樹のいい香り♪ 深呼吸~。ふ~ -
平和教会は、当時の為政者の要求で、恒久的な素材の石、レンガ、鉄材を使わずに作られた教会。
木や粘土、わらなどで建てられているので、なんとな~く親しみやすい感じがする…のは、日本の古い家屋とおんなじだからかな。ヤヴォル平和教会 寺院・教会
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「1655年にできたんだって。大きにゃ教会でびっくり」
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音響がいいので、オルガンコンサートも開かれるそうで。椅子にはシートナンバーがふられておりました。
壁面には聖書のさまざまな場面が描かれている部分もあって、プロテスタントの教会にしてはハデな気も。 -
4階まで座席がありまして、木製の階段を上って行くと…
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わ~、広い。
木造ということもあって、なんとな~く江戸時代の歌舞伎座とか芝居小屋ってこういう感じだったのかな~、なんて思ったりして。
ツアーで入っているので、料金は不明ですが、入場料は12ズロチ、写真撮影料は5ズロチだったもよう。11月~3月は6人以上で要予約、なんですね。 -
あ♪ねこ~。
黒猫が教会をウロウロしていました。にゃ~ -
バスでヴロツワフ市内に戻るところで発見したステキ建物♪
窓のアーチがいいな~、と思って撮ったものをよく見たら壁に「1905」の文字。そうか1905年にできてるんだったらまさしくアールヌーボーの時代だ。
Ruska 38 -
市内に戻ったら、ドワーフ(妖精というかこびと?)を探しながら街歩き。
お、朝来たアールヌーボー建物の前にもいたんだ~。全然気が付かなかった~…。消防士のカッコをしてますね。 -
聖エルジュビエタ教会教会につづく門の右手にはドワーフの顔はめパネル! ん~、観光地ですね。ぷぷぷ
ヘンゼルとグレーテルの門 建造物
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その顔はめパネルと同じカッコのドワーフがいた! 手に持っているのはハートなのか。
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銅像だけでなく、こんな壁絵も。あ、通り名の表示だったんだ。
Rynek 53 -
お金がホンモノか見てる?
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なんだかちょっと楽しい♪
ドワーフもいるし、もともと壁にある設備をうまく使ってる!
ぐーぐるマップを見るとホテルだったようなんですけど、看板も無くなってて、窓の文字は「売り出し中」のようでした。そのうち消されちゃうのかなあ。
Więzienna 5 -
捕まっちゃってます。
このドワーフがいるのは…、 -
「ここは昔の牢獄にゃ」
中庭に入れたのでした。
Więzienna 6 ←通り名が「刑務所」だ! -
「大学の前にはドワーフの教授がいたよ」
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そして、大学の前にはアールヌーボーの噴水も!
1904年につくられたHugo Ledererの「裸の剣士」という作品。水が出ていないのは季節的なものか、故障してるのか…。そして、剣なんて持ってないと思うんだけど…。
plac Uniwersytecki 11 -
赤い壁が印象的なオソリネウム図書館。庭もとってもキレイです。
Szewska 37 -
図書館の横の細い通りをオドラ河の方へ抜けると…。
zaułek Ossolińskich -
本に座って読書するドワーフ。
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銀行ATMの横にいたドワーフ。座っているドワーフの手にあるのはポーランド版のそろばんかな。
ヨーロッパの街では、建物の外壁に直接ATMがくっついてるというのをよく見かけますけど、壁からお金が出てくる…!なんて。
Kuźnicza 17 -
1時半近くにこちらでお昼。
お店は地下です。クズニア スマク 地元の料理
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前菜はオニオンスープ。浮いているのはクルトンかな、と思ったらチーズっぽいものでした。
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メインはグヤーシュという説明だったんですけど、グヤーシュといえば、パプリカを使った赤いハンガリーの名物料理、と思い込んでいたので、出てきたものがこちらだったので「???」。
中東欧でメジャーな煮込み料理って感じなのか…な。きっと。
鶏を煮込んだものに、紫色のビーツの付け合わせと、主食は今にして思えばソバの実ですね。プチプチした雑穀だな~、と思ってたんですけど。なかなか美味。国によって合わせる主食もさまざまですね。 -
デザートはフルーツサラダという名前のカットりんごに生クリーム+チョコソース。オレンジもちょっと入ってた…かな。
ん~クリームはまあ酸味のあるりんごにも合うんですけど、チョコソースはビミョウだったなあ。
食後も街歩きは続きます。
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