2022/10/09 - 2022/10/23
81位(同エリア86件中)
しるくんさん
くろねこツーリストのしるくんが行った2022年の秋にポーランドを周遊するツアー。
グダンスクに2泊した後は世界遺産の中世都市トルンへ。街歩きでは、目が行くのは中世っぽい建物ではなく、やっぱりアールヌーボー建物♪
夕方、日の入りまでにポズナンへ着くかドキドキしながら移動しました。
くろねこツーリストは、おもにアールヌーボー建物を見にヨーロッパをウロウロしてま~す。添乗員のしるくんが案内するタビを楽しんでね♪
【日程】
10月9日 週1便しか飛んでいないポーランド航空で成田空港発
10月10日 ワルシャワ到着後、バスでグダンスクへ行き運河のクルーズに
10月11日 グダンスクの街歩きとオリーバ大聖堂のコンサートを堪能
10月12日 トルンで街歩きを楽しみ、ポズナンに着いたら夕景の中、建物探索
10月13日 工事中のポズナン中心街を歩き、人気の陶器の工場見学へ
10月14日 木造のすごい教会やコンクリートの世界遺産を見て、妖精の街で建物探し
10月15日 負の世界遺産の横で一休みし、修道院の見学後、国境の山岳リゾートへ
10月16日 ロープウェイで雪の残る国境へ上り自然を満喫し、クラクフへ
10月17日 クラクフ市内でステキ建物を楽しみ、岩塩抗で塩三昧後、ちょこっと自由行動
10月18日 クラクフの美術館で美女に会った後、花柄の田舎町ザリピエへ
10月19日 イタリアスタイルのザモシチの街とトトロっぽいルブリンのお城を散策
10月20日 ツアーを離れワルシャワの街歩き後、合流して王宮を見学
10月21日 ワルシャワの公園で秋を堪能し、街中をウロウロ
10月22日 週1便の満席のポーランド航空でワルシャワ発
10月23日 成田空港に着き、ドタバタと検疫を通過
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
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5時に起きて荷物詰め。今日はグダンスクからトルン→ポズナンと移動です。
ニュースではウクライナの戦況がレポートされておりまして、キーウ(キエフ)が攻撃された後の報告に見える画像には、淡々と攻撃された跡を片付ける住民のおばちゃんの姿が。なんとも、攻撃が日常化しているようで、泣けてきます。
7時にはホテルで朝ごはん。今日はケーキはとらず、小さいシナモンロールで甘いもの♪欲求を満たすことに。あ、奥の赤いのはいちごソースで、ここにプレーンヨーグルトをどぼん、と容器から入れていただきました。んま~い♪Qubus Hotel Gdansk ホテル
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泊ったホテルは運河沿いで、ホテルには船着き場も! ちょっとベネチアみたいですね。
8時半にはホテルを出発し、一路南へ。 -
途中、ガソリンスタンドでトイレ休憩を一度はさみ、11時過ぎにはトルンの街へ。
そろそろトルンの街に着きます、という案内があったあたりで発見したステキ建物。おおお、トルンの街は期待できる~~♪
ちなみに、こちらは1897年にネオバロック様式で建てられ、1900年から1914年までロシア帝国のトルン領事館があった、という建物です。ほ~
Warszawska 2 -
バスを降りたところで見つけたちょっと気になった建物。ボウウィンドウのところに1905とあるので1905年にできたのかな~。
調べたら、ここはDomborowskich印刷所だったところで、「トルン古書」なる書体も作った由緒ある印刷所だったらしい。へ~
Świętej Katarzyny 4 -
新市街広場の郵便局が入っている建物はちょっと壁面が剥れている部分はあるものの、屋根のドーマー(かな?)部分とかなかなかステキ。左右に比べると各階の高さもあって、中が気になります。
rynek Nowomiejski 24新市街広場 広場・公園
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ここは1906の文字が入っているので1906年完成か。一番上がハーフティンバーになっていて、なんとなくイギリスっぽい気がします。
Królowej Jadwigi 5 -
「ここでお昼ごはんにゃ♪」
17世紀に建てられた建物にあるHotel Hebanという3つ★ホテルです。
Małe Garbary 7Heban Hotel ホテル
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中に入ると内装が木で、なかなか落ち着く感じです。
ごはんを食べたのは、ロビーの奥にあるレストランというか、朝食会場だろうな~な場所。 -
壁なのか、仕切りなのか、といった感じのところには花を描いたステンドグラス。
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天井は板に絵が描かれていて、とても古そうな感じがします。
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さてごはん。
前菜のハムとアスパラガスのパイはアツアツで美味しかった~♪
よく見えるとこのお皿はコーヒーカップのソーサーに見える…かも。 -
メインはポークカツ。ポーランドではkotlet schabowy=コレット・スハボヴェと発音すると思われる、叩いて薄くした豚肉を揚げたもの。ちょっとレモンが欲しかったな~、でした。
付け合わせの左上のものは何らかの穀物で、麦かなと思ってたんですけど、ソバの実か。これは。パンは付いていなかったので、これが主食ですね。 -
デザートはトルン名物のピエルニク。これはチョコでコーティングされてました。スパイシーなソフトクッキーといった感じのもので、チェコのペルニークやドイツのレープクーヘンと同類かな。ジンジャーブレッドともよばれるものですね。
このピエルニクは、ジャム入りでした。水分持ってかれる系のデザートだな、とカプチーノを頼みました。お値段は8ズロチ。 -
お昼ごはん後とツアーの観光までのすき間時間で、ご近所のアールヌーボー建物スポットへ!
1軒目は1902年、Georg Soppart設計で建てられた「Hermann Soppart apartments」という名前のこちらの建物。 -
最上階がとってもキレイに修復されています。
窓の上には大きく口を開けたヒト。バルコニーの手すりのすぐ下のヒト文様も口を開けてますね。何だかワハハと大笑いしているヒトのよう。笑う門には福来る、だ。 -
半分影になっている2階の窓周りにも口を開けて笑うヒトの装飾が。ワハハ
あ、でもこっちはふ~っと息を吹く風神デザインというのもありかな。
Prosta 10 -
2軒目は、フクロウがてっぺんにいる、1901年にゴシック様式から改装されたDom Labbesa。
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4階の窓周りの植物文様の装飾をよく見ると鳥がいた!
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各階、装飾が違うんですけど、3階の壁には「LL」と文字が入っています。きっとこれは所有者のLeopolda Labbesaの頭文字だ。
2階と3階のステキなバルコニーは中に置かれた目隠し状のものでよく見えない~…。ざんねん。 -
4階だけは見えておりまして、これはチューリップをデザインしてるかな。こう見るとちょっとバルコニーそのものは修復が必要な感じですね。直してほしい~~。
Wielkie Garbary 17
お昼を食べたHotel Hebanへ戻り、現地ガイド氏と合流して街歩きスタートです。 -
本を広げたようなイメージのあるこちらの建物は人形劇場。本かと思ったけど、よく見ると引出しの付いた家具のイメージかな。
Piernikarska 9 -
「えっと、ドイツ騎士団城址かにゃ、ここ」
廃墟でございます。トルンは中世都市ってとこが世界遺産なんですけど、こういうところ…?なのかな。 -
モストバ(Mostowa)通りの向こうに見えるのはモストバ門。トルンの街を囲む城壁の門の一つです。門の向こうはビスワ河。
この通りの14番地にショパンが滞在した、という建物があるんですけど、全然覚えてないぞ…。好きなタイプの建物じゃなかったからかな。 -
メインストリートのシロカー通りにもステキな建物がいくつも!
ここは1907年にアールヌーボースタイルに改修されたようです。最上階の丸い窓が魅惑的♪
Szeroka 25 -
お隣りの建物はよく見ると角に地球を背負ったヒトが。アトラス…?
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背負ってる地球には「Apteka」の文字。ということは薬局…?
ストリートビューを見たら3~4年前まで「RADZIECKA」という薬局だったらしい。1623年創業のトルン最古の薬局だったそうで、「RADZIECKA」はソビエトという意味。でもソビエト連邦とは関係ないとか。へ~
Szeroka 27 -
柔らかい曲線がステキ♪バルコニーの鉄細工もいいなあ。うっとり
Łazienna 32 -
お隣りは1910年に建てられたらしい。窓の周りの装飾がステキです。近年塗りなおした雰囲気がありますね。
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入口も植物文様で好きなタイプ♪
あ、ここにはチョコ博物館があるようです。全然気が付かなかった~。ははは
Łazienna 30 -
「コペルニクスの生家だよ」
街の名士なんですね。コペルニクス。1473年生まれだから、それより前に建てられた家ってことで。レンガも美しいんですけど、黒地に白い文様部分が気になる~~。デザインとしては、教会の窓っぽいし。 -
そしてもう一つ気になったのが建物外壁の一番上に取り付けられている雨どいのようなもの。何やら花の文様が付いているし。
ん~、でもこんなにいくつも要らないよなあ…。
Mikołaja Kopernika 17コペルニクスの生家 建造物
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ドゥハ・シフィエンテゴ(Ducha Świętego)通りからクラシュトルナ門(Brama Klasztorna)へ。
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門を潜り抜けるとちょっと広場になっていて、その先にはビスワ河。
振り返ったら門にはポーランドとウクライナの旗が掲げられていました。ウクライナへの連帯を表しているんですね。 -
河に向かって門の右手の方を見ると、むこ~~にピサの斜塔のように傾いた見張りの塔が。砂地で、陸側の方に傾いているそうで。
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え?建物の下は道路? ピロティみたいになってる? と気になって撮った一枚。
Łuk Cezara=シーザー門=カエサル門という名前だそうで、元は14世紀に建てられた建物を18世紀にバロック様式で改修し、1915年に、旧市街広場と市の西側を移動しやすくするために1階を道路にした、とのこと。へ~
Piekary 37 -
次にやってきたのは、ゴシック、ルネッサンス、バロックとさまざまな様式が混在する聖母マリア被昇天教会。ステキな天井ボールドに星がキラキラ輝いています。
聖母マリア教会 (トルン) 寺院・教会
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ステンドグラスは19世紀末に作られているとのこと。なるほど。確かに線が細いところが新しい時代のモノに見えるかな。下の方の文様もステキ♪
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旧市庁舎がどんと真ん中にある旧市街広場へ。
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広場の南西角にある水が出ていないこちらの噴水はバイオリンを弾くヒトをぐるりとカエルが取り巻くもの。ハーメルンの笛吹き的な、バイオリンの音色でカエルを街から連れ出すという逸話の像です。
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「カエルがピカピカにゃ」
バイオリン弾きを取り巻くカエルはなでられてどれもピカピカです。市のサイトによると願いごとを唱えてカエルの背中をなでるといいらしい。
夏はこのカエルの口から水がぴゅ~っと出るんですよね。日差しは結構キツイ気がするんですけど、10月はもう冬か。旧市街広場 広場・公園
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広場の南東の角には天球儀を持ったコペルニクスの像。
いや~、校外学習の季節ですね。ここにも子どもの集団がいっぱいいた~。コペルニクスの像 (トルン) モニュメント・記念碑
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広場にはそんな子ども向けのお店も。あ~、なんだか京都への修学旅行でおもちゃの刀を買っちゃう感じと同じ?少年たちが振り回してましたよ。ここだとドイツ騎士団の剣なのかな。
そして、街中をポーランド軍の若者が歩いておりました。警備というより観光してる感じでしたけど。どこかに召集される途中なのかなあ。ん~、ざわざわしてますね。 -
ちょこっとフリータイムになったので、調べておいたアールヌーボースポットへ。
こちらは、旧市街広場の北側、インフォメーションの隣りにある建物です。
ここもデザインが1対2だなあ。最上階の窓がステキ♪です。ここって屋根裏部屋なのかな。
rynek Staromiejski 24 -
広場から見えた聖母マリア被昇天教会の塔。赤と黒の文様は、コペルニクスの生家の壁にあったスタイルとよく似てる…ぞ。ストリートビューを見たら最近施されたもよう。どういう意味があるんだろう…?
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この街のアールヌーボーを紹介する本はないものか、と広場にほど近い本屋さんへ。
今回は翻訳機を持って行ったので、それで聞いてみると、「いつまでここにいるのか?」といったことを訊かれたので取寄せならあったのかな。残念ながらすぐ移動です。
「じぇんくいえ(ありがとう)」とお店をあとにしようとしたら、久しぶりの東洋人のお客だったのか、「中国語でThank youは何というのか?」と訊かれ、「日本人なので日本語でもいい?」と「ありがとう」をお教えしたのでした。
なんかちょっと楽し♪ -
わ、あんまり時間がない…! けど、トルンの名菓をお土産にしなくちゃ♪と聖ヨハネ大聖堂のお隣りにあるピエルニク屋さんへ。なんてたって、かのショパンもトルンのピエルニクがピカイチ、と買い込んでいたそうですし。
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ハートが並ぶショウウィンドウ。お祝いとか記念とかに買うんですかね。
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トラディショナルなのください!とシンプルなものを買って帰りました。しっとりしたクッキーですね。
店内では、飾りつけのデモンストレーションも。オーダーで自分好みのデザインもできるんだろうと思うんですけど、このアイシングで飾られたものは最終的に食べるんでしょうか…。食べるよね?
Sklep z piernikami Żywego Muzeum Piernika
Żeglarska 18 -
集合して最初にバスを降りたところへ移動。
お、ピザハットが入っている建物の壁には動物のレリーフ。違う面には遊ぶ子どもたちのレリーフがあったり、と何やら由緒ありそうな感じの建物です。
Szeroka 6 -
角の入口のボウウィンドウに繋がる窓の下とか、上にのっかった塔とかアールヌーボーだな~♪ なんとなく2階と3階の窓の間のレリーフには年号が入っていてもいい気がするんですけど、ここにはないのか。ふ~ん
Wielkie Garbary 23
どこが中世都市?だったんですけど、4~5階ぐらいの大きすぎない建物が並ぶ街で、とっても歩きやすい街ですね。トルンって。 -
2時半にはトルンの街を出て、ポズナンへ向かいます。10月だけど、黄色く見えるところは菜の花…?
ポズナンもアールヌーボー建物が結構ある街♪で、じっくり見たいところ。
泊るとはいえ、目的地はホテルがある市の中心からは離れているし、これは着いてすぐ行くか、明日の朝行くか…。ん~、日の出時間を考えると今日だけど、日没前に行けるかな…。
どきどき
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