2022/11/23 - 2022/11/23
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PHOPHOCHANGさん
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去年の9月、笹川流れが見たくて新潟県最北部の村上市へ行きました。其処で秋から冬にかけて鮭の遡上が見られると知り、今度はその時期に来なくっちゃ、と。で、有言実行のPHOは、今回村上市より北ですが、山形県の鶴岡市に住まう従妹夫婦を巻込み、鮭だけに留まらず、庄内地方のあちこちを好き勝手に廻る事にした訳です。
全国旅行支援期間の真っ最中でしたが、とっくの昔に安く予約している為に「後から」何とかは悉く対象外。まぁね、それでもえきねっとトクだ値で往きの新幹線は30%OFFだったし、TOHOKUMaaSで観光地への入場料もまとめて割引料金だったし、何より従妹夫妻に大歓迎して貰え、食べる物全てが美味しい楽しい旅が出来ました♪
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1ヶ月前の予約開始の1週間前から始まる事前受付(2日目)の時点で、PHOが予定していたお昼過ぎに鶴岡に到着する特急いなほ3号とそれに接続する上越新幹線とき311号には既に空きが無く、えきねっとの割引き料金での予約申込みは出来ませんでした。仕方無く、1本早いこの組み合わせになりました。
滞在時間が延びたのは結果的に良かったですけどね☆
本来ならば新幹線はチケットレスなんですが、特急はどのみち発券しないとならないので、それなら両方揃えておこうと紙の切符を選択しました -
上野駅19番線に停車中の東北新幹線と秋田新幹線の接続部
これに乗るんじゃないです上野駅 駅
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20番線に、6時14分発 とき301号入線
上越新幹線 乗り物
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上野駅に乗客は殆ど居らず
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ヘッドレストが動くって快適♪
14ヶ月ぶりの乗車ですが、前回の記憶全く無し。
座席前ポケットに設置されていた月刊誌モジュールは何故か北陸新幹線仕様で、しかも西日本特集でした(-_-;) -
ガラガラ
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越後湯沢駅だったかな?停車中に発見、今は亡きMaxとき‥
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やっぱり新潟県は米どころ
線路の右も左も田んぼです。
向こうに見える山は何? -
上越新幹線と特急いなほの乗換えは同じホームです。人が立ってる所が乗換え専用改札口。狭いけど便利になりました
新潟駅 駅
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特急いなほ側から見る上越新幹線の位置
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8時22分発 特急いなほ1号入線
特急 いなほ 乗り物
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丸っこくて可愛い、歯ブラシ咥えた幼児に見える
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新幹線に続き、特急指定席に乗車すると言う通常では有り得ない贅沢(往きだけです)
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ガラガラ
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桑川駅を通過中。駅真ん前の民宿ちどりさんに前回お世話になりました。窓から釣り糸垂らして蛸が釣れる宿です(笑)。
左端の夕日会館のサインは道の駅を兼ねた桑川駅舎を指していますJR羽越本線 乗り物
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去年歩いた笹川流れ
笹川流れ 自然・景勝地
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電車に乗っててもそこそこの距離だった桑川から越後寒川。海風が吹き付ける中を十数キロ良く歩いたと思います(歩き始めに転んだけど)
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海が見えなくなると線路の両側には再び田んぼが広がります。白い点は白鳥です
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10時16分 鶴岡駅到着!
窓の少ない羽越本線の普通電車が停まってます。
駅名表示は快速海里用鶴岡駅 駅
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駅の跨線橋から見えるホテルステイイン山王プラザアネックス。今晩の宿です
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出羽三山神社大鳥居
従妹の車に乗って向かいます。わざわざこの写真を撮らせてくれる為に助手席に座らせてもらってますm(__)m
赤くて目立つ市内を走るバス羽黒山 大鳥居 名所・史跡
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出羽三山神社
www.dewasanzan.jp -
随神門
左右に悪霊の侵入を防ぐ門番の神々(それが随神)、豊石窓神と櫛石窓神が剣と弓矢を持って鎮座しています。
この門は初め仁王門として元禄15(1720)年、羽黒権現の仁王門として矢島藩主・生駒親猶の奥方より寄進されましたが、明治の神仏分離の折り、随身像を祀り随神門と名付けられました羽黒山 随神門 名所・史跡
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須賀の滝
承応3(1654)年、出羽三山中興の祖といわれる天宥が山中に堰を巡らせ、8kmほど離れた水呑沢から導水した水を落とした人工の滝です。
秡川に落ちるこの滝は嘗ての出羽三山詣ででは、此処で身を清めて入山した水垢離の地でもあります須賀滝 自然・景勝地
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爺杉の向こうに五重塔
爺杉は樹齢1000年と言われる秋田杉系の老杉で、 目通り幹囲8.2m、樹高は48mを越える羽黒山内一の巨木です。国の天然記念物に指定されています 。
昔は婆杉と並んでいましたが、明治35(1902)年の暴風で、婆杉は失われてしまいました羽黒山の爺スギ 名所・史跡
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羽黒山五重塔
創建は平将門(903~940年)と伝えられ、約600年前の南北朝時代に再建された現在の五重塔は高さ29.9m、三間五層の素木造り、柿葺の国宝です羽黒山五重塔 寺・神社・教会
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東北地方では最古の塔と言われています。
繊細な木組みも凄い☆ -
随神門から山頂まで杉林の中を2446段の石段が続きます。
さすがに上りません。
修験道といえば役小角が有名ですが、その役小角もこの出羽三山で修業をしたと言われる事から、当地の修験道はより古い「出羽派古修験道」と呼ばれています -
随神門から最初の石段を下りきった所が秡川とそれに架かる神橋、その向こうに須賀の滝が在ります。杉木立の中を更に進むと爺杉が在り、其処から五重塔までは上りの石段。
で、五重塔から引き返し、手向の宿坊街を抜けて羽黒山有料道路を使って第一駐車場まで。其処から三神合祭殿へ向かうと言う楽なルートで拝観します -
宿坊神林勝金
手向に在る30の宿坊の中で羽黒山石段登り口に一番近いのが此処です。精進料理は予約が必要です。
羽黒山が山岳修験の山として知られていた時期、山伏が参拝者を泊めた宿を宿坊と言い、全盛期には336坊があったと言われていますが、現在は約30坊となっています。
各坊には檀家があり、出羽三山参拝時に講中の人々は決まっている各坊に宿泊します。現在、宿坊神林勝金は民宿も兼ね、一般観光客も宿泊出来ます -
出羽三山神社参集殿と鐘楼
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三神合祭殿
社殿は合祭殿造りと称すべき羽黒派古修験道独自のもので、高さ28m、桁行24.2m、梁間17mで主に杉材を使用し、内部は総朱塗りで、屋根の厚さ2.1mに及ぶ萱葺きの豪壮な建物です。
現在の合祭殿は文政元(1818)年に完成したもので、建設当時は赤松脂塗でしたが、昭和45~47(1970~2)年にかけ開山1,380年記年奉賛事業の一環として塗替修復工事が行われ、現在に見るような朱塗りの社殿となりました。
平成12(2000)年に国の重要文化財に指定されています出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会
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新嘗祭の神事ちう
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参拝者が集う三神合祭殿内
三神合祭殿は一般神社建築とは異なり、一棟の内に拝殿と御本殿とが造られており、内陣は三戸前の扉に分かれ、正面中央に月読命、右に伊氏波神(稲倉魂命)、左に大山祇命,大己貴命,少彦名命を祀っています -
月山・羽黒山・湯殿山の、いわゆる出羽三山は、推古元(593)年に能除太子により開かれたと伝えられ、本地仏としては、月山に阿弥陀如来(過去)を、羽黒山に観世音菩薩(現生)を、そして湯殿山に大日如来(未来)を当てている事から、江戸時代、出羽三山への参拝は庶民の間で現在・過去・未来を巡る「生まれかわりの旅」として広がりました。
月山は1984m、湯殿山は1504mと高く、冬は雪に閉ざされるので、羽黒山でまとめてお参り出来るように合祀されています -
力士と言うより、ちょっと悪魔っぽい
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鏡池越しに
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往きにも「お茶飲んでって」と声をかけてもらってたお店で玉こんにゃく。ランチを控えてるので、3人で1本。味シミシミで旨し
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お店3軒並んでるんですが、サービスのお茶のお盆を掲げつつ積極的に声掛けしてた太田商店のお姉さん。
ご馳走様でした(*^^*) -
え~と、これは月山?
お天気か良ければ、鶴岡市内からは月山も鳥海山も見えるのですが、この日の天気は生憎曇り後雨 -
ピノ・コッリーナ松ヶ岡
https://pinocollina.com/ -
ランチメニュー
いつものPHOなら肉料理を選ぶところなんですが、魚のムースが気になって -
白かぶのポタージュ アラ タツミ(料理研究家「辰巳芳子」監修)
前菜はスープを選択 -
サワラと地魚のムースの蒸し焼きとサーモンのデュクセル焼きのデュオ
ムースの蒸し焼きは魚って感じがしませんでした。軽やかで、適度な弾力が有り、不思議な食感でした☆ -
日替わりプチデザートとコーヒー
本日の日替わりは桃のムースでした。果物嫌いのPHOは何と塩キャラメルアイスに変更していただけると言う有難い対応を受けましたm(__)m -
松ヶ岡開墾場は明治5(1872)年、旧庄内藩士が原生林を切り拓き、苦労の末に開墾を成し遂げた土地です。藩士3000人が刀を桑に持ち替えて約311haを開墾し、明治10(1877)年までに10棟の大蚕室を建造しました。
今もこの地に開墾を指揮した松ヶ岡本陣、5棟の大蚕室、蚕業稲荷神社が現存しています松ヶ岡地区 名所・史跡
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松ヶ岡開墾場4番蚕室は「シルクミライ館」と名付けられ、鶴岡・庄内地域の絹産業の歴史と文化に多言語で触れ、楽しみながら学べる絹織物体験施設となっています。
屋根の瓦に酒井家の紋「丸に酢漿草(かたばみ)」 -
鶴岡シルク(株)代表取締役の大和匡輔氏
従妹夫妻のお友達なので、館内の説明を伺いながら見学する事が出来ました。
此処では更に元庄内藩主酒井家第18代当主の酒井忠久氏にも遭遇しちゃいました♪ -
着物1反に必要な蚕の繭は松岡姫で3000匹だそうです。1反分の生地を織るのに、生糸約1Kg、約432000mの長さが必要になります。
1反は縦糸約3800本で13mに揃え、横糸は、なんと45000回通すのです。気が遠くなる… -
絹布色々
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蚕が繭を作る時、初めに出す糸がきびそ、です。繭の一番外側の部分になってます
https://kibiso.jp/ -
蚕室だった所
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松ヶ岡開墾記念館
https://www.chido.jp/matsugaoka/
明治8(1875)年創建の旧一番蚕室を記念館として公開しています松ヶ岡開墾記念館 美術館・博物館
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富岡製糸場は明治5(1872)年の建造で煉瓦造りだけど、彼処は工場。蚕室としては、伊勢崎市に在る田島弥平旧宅は文久3(1863)年築で木造。そっちがお手本だね。
奥に小さくお馴染みの人の写真も見える -
庄内藩発祥の優良蚕品種「松岡姫」
原種に近い、やや小粒の繭から生まれた絹糸です -
えっ、何故此処に西郷隆盛が?
戊辰戦争じゃ庄内藩は隣の会津藩と共に旧幕府の為に戦ったじゃない!
その理由は、こちら。
https://mokkedano.net/feature/saigo/top
何が驚きって、今回の旅で感激する事は多々有りましたが、正直此処で知った事実には只々驚愕 -
「気節凌霜天地知」
西郷隆盛が松ヶ岡開墾に携わる旧庄内藩士に贈った箴言です。
旧庄内藩主酒井家13代・15代酒井忠篤書 -
蚕室の前には柿の木。
庄内地域で取れる柿は「庄内柿」ブランドとして有名ですが、代表的な品種は平核無と言う四角い種無し柿です。ただ、平核無は渋柿なので、炭酸ガスやアルコールなどを用いての渋抜き作業が必要です -
これ何番蚕室か判りません。二か五のはずなのですが、二はトイレや食堂が在る所だったような気がするし、五は四より外だし??
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三番蚕室、これはピノ・コッリーナから真っ直ぐの位置に在るので覚えてました(食い物絡みだと記憶が冴える)。
って事で、市内中心部へと移動します♪
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