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ひと夏の思い出2022~風鈴寺正壽院~<br /><br />も~いくつ寝ると~夏休み~♪等と歌っていたのはいつの日か?なんて思うがもう令和4年も半分が過ぎ、梅雨らしい時期もなく夏になった。異常気象という表現が当たり前とされる荒天の日も増えてはいるが決して涼しくなる訳でもなく蒸し暑いだけ。おまけに晴れ○○○と自称していたことは間違いだった?と思うほど休日に限って雨が降る。<br /><br />連休2日目となった7月19日だが〝The荒天〟と言っても過言でない位の雨が降っている。しかし出掛ける気持ちはあったので早起きをした。ならば午前中勝負の〝蓮〟を見に行こうと出発する。途中カメラのキタムラでネガフィルム を購入し、京都市右京区の法金剛院を目指した。雨の酷さは結構なものだった様子で、信号機の停電があったり、視界が悪いために起こる渋滞に巻き込まれながらやっと到着するもまさかの〝荒天につき配管中止〟のつれない表示が待っていた。残念だがせっかく外出したので急遽立ち寄り場所を新たに探す。蓮の名所としてhitしたのは山科の勧修寺(かじゅうじ)。歴史あるお寺ではあるがあまり細かいところまで見て回れない程の雨が降っている。今回は〝蓮の花〟撮影をメインとしていたため望遠レンズを持参していた。しかし高級品ではないため撮影には三脚が必要だが、シャッター速度を遅くすると画面に雨粒が写り込んでしまうためにどうなることやらと心配だったが、なんとか許容範囲で収まったようであった。<br /><br />勧修寺を後にして南東方向に車を走らせる。向かった先は宇治田原町の正寿院というお寺である。ここは最近SNSでバズっていることで有名になった感が強い場所でもある。ハート形の猪目窓と数多くの風鈴が老若男女問わず多くの人を引き寄せていることは、一度訪れていれば納得行くこと間違いなしである。ここでインスタショットを撮っていたお姉さん二人組にシャッター押してと頼まれた。ネタ的な自撮り以外のヒトは撮らない私ではあるが、浴衣の着こなしがちょうど景色に溶け込んでいるように見えたため引き受けることにした。どこがうまく撮れているのかはわからないが、綺麗に撮って貰ってとお礼を言われる。後日インスタの♯正寿院で偶然彼女達の写真を見つけることができた。女子旅でのスナップショットは嫌味なく、背景にほんのり浮かび上がるような淡い感じのワンショットは、一人旅しかしたくない私に〝たまには連れ立っても良いかも〟と思わせるから不思議だった。<br /><br />本堂付近の風鈴を楽しんだ後客殿へと移動する。猪目窓があるのはこちらになるが、天井画や庭園等目をひくものが沢山ある。飾ってはあるが地味過ぎず派手過ぎずバランス良く飾られている装飾には。その価値が私にも伝わって来る。敷地面積はそれ程広い訳ではなく一時間程で回りきれると思った私が甘かった。気がつけば閉門時間の16:30前に〝時間がな~い!!〟とボヤいて納得するしかなかったのである。<br /><br />正寿院から自宅へは30分程で帰れるが、陽がかげるまではあちらこちらに寄りたい私は、先ず禅定寺を訪れる。昔この辺りを通る京阪宇治交通バス停の名前で思い出したからである。しかしすでに閉門時間を過ぎており、山門の外から様子を伺っただけで撤収する。<br /><br />次に立ち寄ったのは猿丸神社。ご祭神の猿丸大夫は奈良時代から平安時代の歌人と言われ、天武天皇の皇子・弓削皇子・柿本人麻呂の世をしのぶ名等の伝承が残り、歌道の神として崇められその徳を慕う多くの文人墨客がこの地を訪ねている。近世に入ってからは瘤・出来物や身体の腫物の病気を癒す霊験が あると言われ、〝こぶ取りの神〟更には〝癌封じの神〟と篤く信仰されるようになり現在に至っているという。私的には〝猿〟の神社というイメージがあるために干支に因んでという理由からだが、山の神社であるがために〝蚊〟が予想以上に多いことを知る。今夏は風鈴目当てに神社を訪れ藪蚊に刺されてえらい目にあったことがトラウマになっており、苦手にしている急な石段を上らなければならないことから早々に立ち去ることにする。<br /><br />その後はいつもと同じくガソリンスタンドに立ち寄ってmoveクンのお食事タイムを経て自宅へと戻ることにした。夕方には雨も上がり洗車もしたかったが、昼間の荒天が影響しているのか洗車機を止めているスタンドもあったことから〝次回回し〟ということで帰宅する。京都市内に向かい宇治田原を経由して戻って来るルートは距離的には大したことないが、久しぶりに天候によって運転がし辛いと感じた今日一日のドライブコースとなった。<br /><br />  《終わり》

ひと夏の思い出2022~風鈴寺正壽院~

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2022/07/19 - 2022/07/19

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2022/07/19

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ひと夏の思い出2022~風鈴寺正壽院~

も~いくつ寝ると~夏休み~♪等と歌っていたのはいつの日か?なんて思うがもう令和4年も半分が過ぎ、梅雨らしい時期もなく夏になった。異常気象という表現が当たり前とされる荒天の日も増えてはいるが決して涼しくなる訳でもなく蒸し暑いだけ。おまけに晴れ○○○と自称していたことは間違いだった?と思うほど休日に限って雨が降る。

連休2日目となった7月19日だが〝The荒天〟と言っても過言でない位の雨が降っている。しかし出掛ける気持ちはあったので早起きをした。ならば午前中勝負の〝蓮〟を見に行こうと出発する。途中カメラのキタムラでネガフィルム を購入し、京都市右京区の法金剛院を目指した。雨の酷さは結構なものだった様子で、信号機の停電があったり、視界が悪いために起こる渋滞に巻き込まれながらやっと到着するもまさかの〝荒天につき配管中止〟のつれない表示が待っていた。残念だがせっかく外出したので急遽立ち寄り場所を新たに探す。蓮の名所としてhitしたのは山科の勧修寺(かじゅうじ)。歴史あるお寺ではあるがあまり細かいところまで見て回れない程の雨が降っている。今回は〝蓮の花〟撮影をメインとしていたため望遠レンズを持参していた。しかし高級品ではないため撮影には三脚が必要だが、シャッター速度を遅くすると画面に雨粒が写り込んでしまうためにどうなることやらと心配だったが、なんとか許容範囲で収まったようであった。

勧修寺を後にして南東方向に車を走らせる。向かった先は宇治田原町の正寿院というお寺である。ここは最近SNSでバズっていることで有名になった感が強い場所でもある。ハート形の猪目窓と数多くの風鈴が老若男女問わず多くの人を引き寄せていることは、一度訪れていれば納得行くこと間違いなしである。ここでインスタショットを撮っていたお姉さん二人組にシャッター押してと頼まれた。ネタ的な自撮り以外のヒトは撮らない私ではあるが、浴衣の着こなしがちょうど景色に溶け込んでいるように見えたため引き受けることにした。どこがうまく撮れているのかはわからないが、綺麗に撮って貰ってとお礼を言われる。後日インスタの♯正寿院で偶然彼女達の写真を見つけることができた。女子旅でのスナップショットは嫌味なく、背景にほんのり浮かび上がるような淡い感じのワンショットは、一人旅しかしたくない私に〝たまには連れ立っても良いかも〟と思わせるから不思議だった。

本堂付近の風鈴を楽しんだ後客殿へと移動する。猪目窓があるのはこちらになるが、天井画や庭園等目をひくものが沢山ある。飾ってはあるが地味過ぎず派手過ぎずバランス良く飾られている装飾には。その価値が私にも伝わって来る。敷地面積はそれ程広い訳ではなく一時間程で回りきれると思った私が甘かった。気がつけば閉門時間の16:30前に〝時間がな~い!!〟とボヤいて納得するしかなかったのである。

正寿院から自宅へは30分程で帰れるが、陽がかげるまではあちらこちらに寄りたい私は、先ず禅定寺を訪れる。昔この辺りを通る京阪宇治交通バス停の名前で思い出したからである。しかしすでに閉門時間を過ぎており、山門の外から様子を伺っただけで撤収する。

次に立ち寄ったのは猿丸神社。ご祭神の猿丸大夫は奈良時代から平安時代の歌人と言われ、天武天皇の皇子・弓削皇子・柿本人麻呂の世をしのぶ名等の伝承が残り、歌道の神として崇められその徳を慕う多くの文人墨客がこの地を訪ねている。近世に入ってからは瘤・出来物や身体の腫物の病気を癒す霊験が あると言われ、〝こぶ取りの神〟更には〝癌封じの神〟と篤く信仰されるようになり現在に至っているという。私的には〝猿〟の神社というイメージがあるために干支に因んでという理由からだが、山の神社であるがために〝蚊〟が予想以上に多いことを知る。今夏は風鈴目当てに神社を訪れ藪蚊に刺されてえらい目にあったことがトラウマになっており、苦手にしている急な石段を上らなければならないことから早々に立ち去ることにする。

その後はいつもと同じくガソリンスタンドに立ち寄ってmoveクンのお食事タイムを経て自宅へと戻ることにした。夕方には雨も上がり洗車もしたかったが、昼間の荒天が影響しているのか洗車機を止めているスタンドもあったことから〝次回回し〟ということで帰宅する。京都市内に向かい宇治田原を経由して戻って来るルートは距離的には大したことないが、久しぶりに天候によって運転がし辛いと感じた今日一日のドライブコースとなった。

  《終わり》

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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