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《2022.April》あみんちゅなにげに関西街歩きの旅京都そのⅨ~山科疎水の桜編~<br /><br />桜見物に毘沙門堂を訪れた。やはり見頃を迎えている時期ゆえに観光客も少なくはない。ただ多くの者たちは境内のシダレザクラ〝般若桜〟が目当てと見え、有料エリアである唐門の中まで入る様子はないようだ。ならば少し時間をずらせば空いてくるように考えた。<br /><br />今回毘沙門堂を目的地に選んだのは〝般若桜〟の知名度もあるが、数年前から観光用に始められた〝疏水船〟の通り道である〝山科疏水〟と呼ばれるエリアの存在も加わっている。疏水船の上下船場として大津閘門(大津上下船場)・四ノ宮船溜(山科上下船場)・旧御所水道ポンプ室(蹴上上下船場)の3つがあるが、京都方面の下りルートのみ山科上下船場での乗降が可能となっている。疏水船の目玉とも言える全長2,436m〝第一トンネル〟だけ見るにしても大津~山科間の乗船でも良いかとは思うが、第二・第三トンネル迄体験出来る大津~蹴上間の全線乗船が魅力的であろう。ちなみに安朱橋界隈で疏水沿いを琵琶湖方面に歩いて行くと見えてくるのは〝諸羽トンネル〟で、これは疏水開通時にできたものではない。湖西線工事の際に新設されたもので、見た感じ新しいので違いもわかるであろう。勿論疏水船の乗船自体が桜のシーズンであれば予約が取れない上に大津~蹴上間の乗船に8,000円かかることは〝手軽さ〟という点ではなんとも言えない。まあ一度乗る機会が有れば良しとしようと言うことが私の意見ではある。<br /><br />私自身疏水沿いを歩いただけに過ぎないが、桜並木に加え、近隣住民の方が手入れをされている〝菜の花〟とのコントラストは船上から眺めなくても素晴らしい物だと十分思える物である。他にも山科を北から南へと流れる安祥寺川と疏水が重なる地点に於いては川の流れを遮らないように水路橋を作り、安祥寺川をアンダーパスさせるように疏水が作られている風景を見ることができる。安朱橋を中心とした山科疏水は、京都の名門京都府立洛東高等学校前の〝洛東橋〟から〝諸羽トンネル〟上に設けられた住宅地の道迄ではあるが、山科疏水と言われるだけあってこの界隈には琵琶湖疏水沿いの景色の中でも最も見どころ満載の場所と言っても過言ではない。小一時間程の滞在時間であっても十分楽しめる場所でもあるので、山科駅への帰り道や毘沙門堂に車を置いたまま歩いて来られる距離なので、折角ならば是非立ち寄って貰いたい場所である。<br /><br />一回りすると丁度良い時間になったので毘沙門堂へと戻ることにする。この安朱橋から毘沙門堂への道は住宅地の道ではあるが、丁度ソメイヨシノの見頃だった時期でもあり、素晴らしい参道だと思える物であった。<br /><br />  《続く》

《2022.April》あみんちゅなにげに関西街歩きの旅京都そのⅨ~山科疎水の桜編~

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《2022.April》あみんちゅなにげに関西街歩きの旅京都そのⅨ~山科疎水の桜編~

桜見物に毘沙門堂を訪れた。やはり見頃を迎えている時期ゆえに観光客も少なくはない。ただ多くの者たちは境内のシダレザクラ〝般若桜〟が目当てと見え、有料エリアである唐門の中まで入る様子はないようだ。ならば少し時間をずらせば空いてくるように考えた。

今回毘沙門堂を目的地に選んだのは〝般若桜〟の知名度もあるが、数年前から観光用に始められた〝疏水船〟の通り道である〝山科疏水〟と呼ばれるエリアの存在も加わっている。疏水船の上下船場として大津閘門(大津上下船場)・四ノ宮船溜(山科上下船場)・旧御所水道ポンプ室(蹴上上下船場)の3つがあるが、京都方面の下りルートのみ山科上下船場での乗降が可能となっている。疏水船の目玉とも言える全長2,436m〝第一トンネル〟だけ見るにしても大津~山科間の乗船でも良いかとは思うが、第二・第三トンネル迄体験出来る大津~蹴上間の全線乗船が魅力的であろう。ちなみに安朱橋界隈で疏水沿いを琵琶湖方面に歩いて行くと見えてくるのは〝諸羽トンネル〟で、これは疏水開通時にできたものではない。湖西線工事の際に新設されたもので、見た感じ新しいので違いもわかるであろう。勿論疏水船の乗船自体が桜のシーズンであれば予約が取れない上に大津~蹴上間の乗船に8,000円かかることは〝手軽さ〟という点ではなんとも言えない。まあ一度乗る機会が有れば良しとしようと言うことが私の意見ではある。

私自身疏水沿いを歩いただけに過ぎないが、桜並木に加え、近隣住民の方が手入れをされている〝菜の花〟とのコントラストは船上から眺めなくても素晴らしい物だと十分思える物である。他にも山科を北から南へと流れる安祥寺川と疏水が重なる地点に於いては川の流れを遮らないように水路橋を作り、安祥寺川をアンダーパスさせるように疏水が作られている風景を見ることができる。安朱橋を中心とした山科疏水は、京都の名門京都府立洛東高等学校前の〝洛東橋〟から〝諸羽トンネル〟上に設けられた住宅地の道迄ではあるが、山科疏水と言われるだけあってこの界隈には琵琶湖疏水沿いの景色の中でも最も見どころ満載の場所と言っても過言ではない。小一時間程の滞在時間であっても十分楽しめる場所でもあるので、山科駅への帰り道や毘沙門堂に車を置いたまま歩いて来られる距離なので、折角ならば是非立ち寄って貰いたい場所である。

一回りすると丁度良い時間になったので毘沙門堂へと戻ることにする。この安朱橋から毘沙門堂への道は住宅地の道ではあるが、丁度ソメイヨシノの見頃だった時期でもあり、素晴らしい参道だと思える物であった。

  《続く》

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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