2022/03/28 - 2022/04/05
772位(同エリア3726件中)
milkさん
毎年、繁忙期が終わった1月中旬から2月は有休消化も兼ねてご褒美旅行に行っていました。
コロナも落ち着いて来た2022年は氷見の寒鰤が食べたくて北陸に決定!
ついでに北陸や関西の友達にも会いに行く事に。
初めは2月後半に予定していたものに、年末から急激にオミクロン株が蔓延してしまったので1月に予定していた沖縄と共に延期を強いられてしまいました(T_T)
白川郷のライトアップ予約してたのに~(泣)
とは言え、有給は4月上旬までに消化しないと無くなってしまうので、消滅ギリギリの3月下旬から行く事に。
幸いまん防も解除され、3回目のワクチン接種も済ませたので感染対策を万全に行って参りました!
久し振りの一人旅。
でも、ほぼ毎日誰かと一緒(笑)
25年以上会っていない友達や初めましてのトラベラーさん、つい数週間前も一緒だったるなさんも(≧∀≦)
北陸ではまだ蕾だった桜も関西では満開!
後半は桜巡りの旅となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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おはようございます(^o^)
今日はるなさんが夜行バスで入洛するので、このホテルで合流して一緒に朝ごはんを食べる事になっています。
6時半ごろホテルに着くかな~と思っていたら、バスが早く着いてしまったらしく、6時にはホテルに到着...。
5時半ごろ、「着いちゃったから向かいます」というLINEを頂いていたのに支度していて気付かず、「もうすぐ着くよ」という連絡で初めて気付くという...(汗)
「支度間に合っていないので、ちょっと待っててくださ~い!」
本当はお部屋に入ってもらえれば良かったのですが、事前に確認したところ「宿泊者以外の立ち入りはご遠慮頂いております。」との事。
今まで泊まったホテルは、私が朝早く着いた時やるなさんの帰りのバスの時間まで「お部屋に入ってもいいですよ」と言って下さったホテルが多かったのに、ここは融通が利きませんでした(-_-;)
今日もここに泊まるため、このまま荷物はフロントに預けるのでパッキングを済ませてロビーへ。
「るなさん、お待たせ~!」
ちなみに、写真はホテルの中庭。
街中のホテルでも、ちょっとした日本庭園が見えるだけで落ち着きますね。静鉄ホテルプレジオ京都四条 宿・ホテル
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朝食はホテルで。
念の為確認を取りましたが、宿泊客でなくても利用出来ました。
6:30のオープン時間と同時に入ります。
ホテルが新しいので、ダイニングルームも綺麗ですよ♪
利用時間 6:30 ~ 10:00 (最終入店 9:30)
料金 大人 ¥1,500
小学生 ¥800
未就学児 無料静鉄ホテルプレジオ京都四条 宿・ホテル
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[古都京都をまるごと楽しめる朝食]がコンセプトのモーニングビュッフェ。
壁には食材のこだわりを感じる、イラスト付きのメッセ―ジが書かれていました。
これは野菜が美味しいに違いない( *´艸`)静鉄ホテルプレジオ京都四条 宿・ホテル
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京都産中心の旬なお野菜をふんだんに使った「大地の恵サラダ」のコーナー。
新鮮な京野菜とオリジナルドレッシングが並びます。静鉄ホテルプレジオ京都四条 宿・ホテル
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和食のコーナー。
やっぱり京都も和食が美味しいですよね♪
茶粥や薬膳カレーもありますよ。
ご飯は白御飯か美活米御飯という雑穀米が用意されています。
美活米御飯は玄米・黒米・赤米・押し麦・ひえ・あわ・きびの7種の雑穀とこんにゃく米を独自の配合でブランドした雑穀ごはん。
白米1合と比べると糖質が約30%オフと身体に嬉しいごはんだそうです。静鉄ホテルプレジオ京都四条 宿・ホテル
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お味噌汁と、納豆やお漬物などのご飯のお供もあります。
これは朝からお米食べ過ぎそう(≧▽≦)静鉄ホテルプレジオ京都四条 宿・ホテル
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シリアルのコーナーとお茶のコーナー。
静岡茶と宇治茶の飲み比べですって!静鉄ホテルプレジオ京都四条 宿・ホテル
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洋食のコーナー。
炒飯って洋食?
細かいことはまぁいいか(^▽^;)静鉄ホテルプレジオ京都四条 宿・ホテル
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他にも、豆腐やとろろ、スイーツも充実していました。
水風船のようにまん丸なのが実はお豆腐。
楊枝でプチっと刺すと、つるんとお豆腐が出てくるようになっていました。
なんだか楽しい♪
そして、なんといっても美味しかったのがモツ鍋!
白みそ仕立ての優しい味で、ザクザクキャベツの甘みとモツの出汁が絶妙( *´艸`)
モツ自体は食べられないのですが、出汁は好きなんです(≧▽≦)
ここはもう一泊するので、明日の朝も食べられる♪
今日はアフタヌーンティーも控えているので、これでも一応少な目にしたつもり(笑)静鉄ホテルプレジオ京都四条 宿・ホテル
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お腹が満たされたので、早速出かけます。
とは言ってもまだ少し早いので、近くにあったタリーズで食後のコーヒータイム。
カフェラテが好きだけど、エスプレッソは少なめがいい私と、濃い方が好きなるなさん。
注文する時に、「私の分のエスプレッソ半分をもうひとつの方に足して下さい」なんて無理なお願いをしてみました。
だって、余ったエスプレッソは捨てられてしまうのだから勿体ないでしょう?
快く対応して下さったお兄さん、ありがとうございましたm(__)m
という事で、私はリストレット、るなさんはダブル(までいかないけど)エスプレッソとなりました♪
二人ともそれぞれ美味しく飲めて大満足(*^_^*)
カップは期間限定のトムとジェリー。
桜柄で可愛い( *´艸`) -
ひと息ついたらバスに乗って早速観光開始!
今日もバスの1日乗車券を使い倒しますよ~。
実はバスの1日乗車券は2021年10月から値上げして700円になっていました。
今までは3回乗れば元が取れていたのに、4回以上乗らないと元が取れない(+_+)
でも、今日は結構移動する予定なので大丈夫かな?
写真はバスの中から撮った鴨川。
桜、咲いてる~( *´艸`) -
まずやって来たのは御寺泉湧寺。
皇室と深い関わりのある、真言宗泉涌寺派の総本山です。
境内はびっくりするほど広かった!
★御寺泉湧寺
http://mitera.org/ -
広い境内にはいくつかのお寺が点在しているので、つい、寄り道をしてしまいました。
まずは丈六 戒光寺。
泉湧寺の塔頭のひとつで、ご本尊に全高10mの木像「丈六釈迦如来像」が祀られています。
皇族の菩提寺でもあるそう。
★丈六 戒光寺
http://www.kaikouji.com/ -
青空に満開の桜(≧▽≦)
ここにきてやっと桜に恵まれました☆
東から西に移動してきただけで、こんなにも違うものですかね~。 -
本堂屋根改修工事で降ろされた鬼瓦が展示されていました。
このお寺さん、レトロな電話が置かれていたり、お花が素敵に生けられていたりとセンスがとても素敵( *´艸`) -
子そだて地蔵尊とおたすけ大師。
おたすけ大師は全国を行脚する姿で立っている弘法大師像です。
そして、ご本堂には全高10mの木像「丈六釈迦如来像」
丈六さんと呼ばれているそうです。
何度かの移築後、後水尾天皇のお身代わりになられたことから皇室の菩提所である泉涌寺の塔頭となりました。
以来「悪いことの身代わりになって下さる」「首から上の病気や喉の病気は特によく治して下さる」と言われお身代わりのお釈迦様として信仰が厚いそう。
写真撮影禁止だったのでお写真はありませんが、本当に大きかった!
鎌倉時代の作品で、重要文化財です。
初め、見ずに出て来てしまった事は内緒(≧▽≦) -
さて、先に進みましょう。
今日は本当にいいお天気!
でも、風が強いんです(+_+) -
ここでの目的は「そうだ、京都、行こう」の『花咲く京都』キャンペーンに参加している泉涌寺 雲龍院。
どうやら境内の一番奥のようです。
木が生い茂る涼しげな泉涌寺道を歩いて行きます。 -
階段の先に咲いている桜につい惹き込まれて、また寄り道。
-
立派な墓標のような、記念碑のようなものが建っていました。
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何だか神秘的な場所。
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まだ続く、木漏れ日の美しい道。
昨日の雨で空気が浄化されたのかな?
とっても気持ちがいいです。 -
やっと雲龍院に到着です!
泉涌寺の山内の一番奥、別院の雲龍院。
南北朝時代の北朝第四代天皇、後光厳天皇の勅願で作られたお寺で、真言宗泉涌寺派の別格本山とされています。
★御寺泉涌寺 別院 雲龍院
https://www.unryuin.jp/ -
美しい衆宝観音様が迎えて下さいました。
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『そうだ、京都、行こう』の2022年春の「花咲く京都」キャンペーンの一環で、ここ雲龍寺では「花の間」というイベントが開催されています。
でも、とっても静かです。雲龍院 寺・神社・教会
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井戸があるのですね。
現役なのかな?雲龍院 寺・神社・教会
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真っ赤な椿が綺麗に咲いていました。
雲龍院 寺・神社・教会
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この椿も咲いていたら綺麗だったでしょうね。
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入り口で拝観料の400円をお支払い。
ご朱印もお願いしておきました。 -
雄々しい龍が印象的な襖絵。
この下にちょこんと小さな龍がいたのを見逃していた私...。
ほんとだ、左下に何かいる(≧▽≦)雲龍院 寺・神社・教会
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こんな小さな空間に枯山水。
観音様が手を組んでいるように見えるという石は京都産の加茂川真黒石だそうです。
雨に濡れると漆黒の美しい石となるとのこと。
この時はちょうど光が当たっていましたが、それもまた美しい。雲龍院 寺・神社・教会
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雲竜院のお庭は歴代の住職によって作られたそうです。
雲龍院 寺・神社・教会
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つくばいが菊の御紋になっていました。
さすがは皇室と深い関わりを持つお寺さんですね。雲龍院 寺・神社・教会
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決して広くはないお庭ですが、丁寧に手入れされていますね。
四季折々の景色が楽しめるそうです。雲龍院 寺・神社・教会
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静かな廊下を通り抜け、目的のお部屋へ向かいます。
雲龍院 寺・神社・教会
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花の間
綺麗なお花柄の障子と、畳にはお花畑が!雲龍院 寺・神社・教会
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よく見ると畳に直接お花が刺してあります!!!
斬新なアイデア。
でも、どうやってお水をあげているのでしょう?雲龍院 寺・神社・教会
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なんて心配してたのに、なんと生花は真ん中に生けられたお花だけで、他は造花でした(笑)
だから畳に直接刺していたのか~。雲龍院 寺・神社・教会
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全体的にみると粗が見えてしまうように感じてしまうのは私だけ?
雲龍院 寺・神社・教会
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お花だけ見ている方が綺麗な気がする...。
雲龍院 寺・神社・教会
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このお花、綺麗☆
これは生花でした。 -
ちなみにこちらのお部屋は「悟りの間」
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悟りの窓
今はお花が飾られて華やかですね。
この窓からは時期によって紅梅・海棠・シャクナゲの花が楽しめるそうです。雲龍院 寺・神社・教会
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イチオシ
本当ならこの窓の前に椅子が置いてあり、ゆっくりと眺めながら自分と向き合えるようになっているようです。
でも、今はこんなに鮮やかなお花が飾られているので、厳かに向き合う気分にはなれなさそう。
でも、落ち込んでいたら気分は華やかになるかも?雲龍院 寺・神社・教会
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とても素敵だけれど、これも造花。
長い期間展示されているので、生花だとお金がかかりますからね。 -
もうひとつ、「迷いの窓」もありました。
こちらは人生における苦しみを象徴し「生老病死四苦八苦」を表しているといわれています。
京都には数多くのお寺がありますが、禅の教えを表現している「悟りの窓・迷いの窓」を持つお寺はたった2つしかないそう。
そのひとつがこの「雲龍院」
もう一つは鷹峯「源光庵」だそうです。
人生に迷いが出たら、この場で自分と向き合うのが良いらしいです。
さて、他のお部屋も見て回りましょう。 -
雲龍院には至る所にお花が飾られていました。
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優美な桜が描かれた屏風絵。
きっと季節ごとに変えているのでしょう。
「花の間」よりこちらの雰囲気の方が雲龍院には合いますね。 -
豪快な生け花は光と影の演出が美しい!
雲龍院 寺・神社・教会
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季節毎に花と木を生けておられるのが華道家の清水南龍(しみずなんりゅう)(南文(みなふみ))さん。
控え目だけれども存在感があって、どれもとてもセンスが良かったです。雲龍院 寺・神社・教会
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こちらの中庭に置かれているのは、徳川慶喜が寄進したという霊明殿の石灯篭。
その周りには菊の御紋が書かれていました。
景になってしまったので、ちょっと分かりにくいかな?雲龍院 寺・神社・教会
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見ていると心が落ち着くような、素朴で美しい庭園。
花の間の華やかな装飾よりずっと素敵な気がする。
やっぱり侘び寂びが一番しっくり来るのですね。 -
イチオシ
小さな灯籠に木の影が映って、これまた雅。
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光の加減で赤く染まっていたお部屋。
幻想的だった~。 -
イチオシ
うわ~っ!
これ素敵!!!
確か、お手洗いの横だったと思います(^▽^;)雲龍院 寺・神社・教会
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蓮華の間
障子窓から椿・灯籠・紅葉・松が見えるのだそうですが...。
灯籠はどこだ?雲龍院 寺・神社・教会
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イチオシ
お部屋の左端に座布団が置かれていて、そこから座ってみるとちょうど左から椿・灯籠・紅葉・松が見えるようになっていました!
「そうだ、京都、行こう」キャンペーンの「花の間」目当てで来てみましたが、それよりこの雲龍院自体が素敵でした。
来て良かった( *´艸`)雲龍院 寺・神社・教会
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さて、次の場所へ移動しますよ~。
もう、どこを歩いても桜がお出迎えしてくれるので嬉しい~! -
次にやって来たのは仁和寺。
このお寺さんは御室桜が有名です。
まず、出迎えてくれたのは二王門。
高さは18.7mで重層、入母屋造、本瓦葺。
京都では珍しい道路に面した二王門で、京都3大門のひとつだそうです。
ちなみに京都3大門は南禅寺の三門・知恩院の三門・仁和寺の二王門
★仁和寺
https://ninnaji.jp/仁和寺 寺・神社・教会
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この二王門は江戸時代初期に造られた、国の重要文化財。
両端にはもちろん阿吽の二王様がいらっしゃいました。
仁和寺 寺・神社・教会
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勇ましい形相で邪気から境内を守る仁王像。
通常、「仁王門」と書かれるのですが、仁和寺では「二王門」と書くのですね。
これは門に仁王像が二体安置されることから「二王」とし、この門も「二王門」としているのだそう。仁和寺 寺・神社・教会
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二王門をくぐり抜けると、早速桜がお出迎え♪
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拝観料800円を納め、本坊表門からまずは御殿(本坊)の方へ。
仁和寺は真言宗御室派総本山で世界文化遺産。
「御室御所」と呼ばれ代々皇室から住職を迎えた門跡寺院です。
筋塀には最高ランクの5本の線が!
ちなみに筋塀は、もともとは皇族が出家して住職を務めた門跡寺院の土塀の壁面にその証として5本の定規筋を引いたのが始まりだそう。
そこから、定規筋の数が寺の格式を示すようになり、5本線が最高格式を表すものとなったのだそうです。仁和寺 寺・神社・教会
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御殿の大玄関
なんて立派な唐破風の屋根!
では、早速入ってみましょう。仁和寺 寺・神社・教会
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ちらりと見えたお庭は広いのに綺麗に手入れされていますね。
お天気が良いと、光と影のコントラストで幻想的な世界が広がる( *´艸`) -
白書院ではなにやらイベントが開催されていました。
ちょっと不思議な感じの置き物たち。
でも、このお寺さんの雰囲気にはちょっと合わないような...。
なんてるなさんと話していました。 -
雷 康寧 (ルイ・ホンネイ)Josephine H.N. LUI
香港出身のアーティストさんでした。
この作品の柔らかな色合いなどは嫌いではないし、決して作品が悪いわけでもない。
でも、ここではなくて、チームラボとかもっと幻想的な場所に展示したほうが似合う気がする。
蜷川実花さんの世界観にも合いそう? -
白書院の襖絵。
こちらは昭和12年(1937年)に福永晴帆画伯による松の絵。
やっぱりこういう雰囲気が落ち着いて良いです。 -
白書院の前には綺麗に手入れされた南庭。
勅使門も見えます。仁和寺 寺・神社・教会
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左近の桜はまだ咲いていませんでした。
残念...。 -
建物の造りも美しいですね~。
仁和寺 寺・神社・教会
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所々にさりげなく装飾が施されています。
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この絵はずいぶん古そうですね。
柵があるという事は、書かれた当初のものなので消化?
いつ描かれたものかは分かりませんが、鮮やかに色が残っています。
すごく綺麗だった。 -
宸殿
儀式や式典に使用される御殿の中心建物です。
これはまた襖絵の美しい事! -
天井も凝った造りになっていますね。
流石に立派なお部屋です。
この襖絵や壁などの絵は全て原在泉(1849~1916)の手によるものだそう。 -
孔雀と牡丹。
襖全体に描かれた空は黄金色に輝き、雁が飛んでいます。 -
他のお部屋には素敵な屏風絵や襖絵が並びます。
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宸殿の北側にある北庭。
南庭とは対照的な池泉式の庭園です。
奥に五重塔も見えますよ。 -
素晴らしい庭園ですね。
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お天気が良いので、お庭を眺めているのも気持ちがいい。
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こちらもまた古い襖絵。
大事に残されていますね。 -
霊明殿が見えて来ました。
-
あっ!
るなさ~ん\(^o^)/ -
霊明殿
仁和寺の院家であった喜多(北)院の本尊 薬師如来坐像を安置する為に明治44年(1911年)に建立されたそうです。 -
流石は桜の名所!
霊明殿の至る所に桜の花びらが( *´艸`)
桜の花びらはハートの形で可愛いですよね。仁和寺 寺・神社・教会
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霊明殿から眺める北庭も美しいですね。
仁和寺 寺・神社・教会
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回廊も趣があって素敵でした。
お寺さんって、どうしてこう厳かな雰囲気に包まれるのでしょうね。
気持ちが引き締まる感じがします。 -
御殿の拝観を終えたら境内の散策へ。
先ほど、白書院から見えた勅使門の表側。
大正2年(1913年)竣工。
設計は京都府技師であった亀岡末吉。
檜皮葺屋根の四脚唐門で前後を唐破風、左右の屋根を入母屋造としています。 -
鳳凰や牡丹唐草、宝相華唐草文様や幾何学紋様など、細部にまで見られる彫刻装飾は、伝統的和様に亀岡独自の意匠を取り入れたものだそう。
本当にみごとな彫刻!
特に鳳凰が素敵です。 -
仁和寺の境内は思いの外広いです。
中門へ向かって歩いて行きます。
風が強くて飛ばされる~(≧▽≦)
そう言えば、浜松の時も風が凄くなかった?
私達、いつから風女になったのかしら(笑) -
中門。
サーモンピンクが可愛らしい門です。 -
中門の向かって左側に西方天の多聞天像、右側に東方天の持国天像。
しっかりと境内を守っていらっしゃいました。 -
中門の階段脇にも桜が。
-
階段に影を落としていて、これがまた綺麗でした☆
お天気が良いって、ほんと楽しい♪ -
仁和寺と言えば御室桜が有名だそうですが...。
遅咲きの桜のため、残念ながらまだ蕾は固かったです(+_+)
いつか吉野の千本桜の時期に合わせて来てみよう。
そしたらちょうど咲いているかも? -
この時期、境内に咲き誇るのはソメイヨシノ。
-
-
イチオシ
ちょうど満開ですよ~( *´艸`)
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青空と桜、最高です☆
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やっと満開の桜が見られて嬉しすぎて、写真を撮りまくり~(≧▽≦)
-
でも、風が強すぎてお花が揺れる揺れる(^▽^;)
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桜を見上げるのも好き~( *´艸`)
ソメイヨシノは淡いピンクなので、やっぱり青空の方が映えますね。
あ~、可愛い☆ -
桜を見ると「日本人で良かった~」って思うのよね。
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澄み渡る青い空と桜。
ああ、気持ちがいい!
けど、風、強い(^^;; -
五重塔が見えて来ました。
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重要文化財の五重塔。
寛永21年(1644年)建立で、塔身32.7m、総高36.18m。
東寺の五重塔と同様に、上層から下層にかけて各層の幅にあまり差が見られない姿が特徴的だそう。
私が写真を撮ろうとすると何故か人が来てしまい、しばらくその場に立ち止まられてしまう...(-_-;)
でも、塔の大きさを比較するにはちょうどいいかな? -
これはつつじかな?
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境内のあちらこちらに桜が。
影になった桜も素敵☆ -
境内の1番奥にある金堂。
仁和寺の本尊である阿弥陀三尊を安置する御堂です。
慶長年間造営の御所 内裏紫宸殿を寛永年間(1624~43)に移築したもので、現存する最古の紫宸殿。
当時の宮殿建築を伝える建築物として、国宝に指定されているそうです。仁和寺 寺・神社・教会
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堂内は四天王像や梵天像も安置され、壁面には浄土図や観音図などが極彩色で描かれているそうです。
仁和寺 寺・神社・教会
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屋根には鬼瓦や天女?
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重要文化財の鐘楼。
真っ赤な建物が目を惹きます。
通常吊られた鐘は外から見ることが出来ますが、この鐘は周囲を板で覆われているのでなんと見えません...。
鐘楼って気付かないですね。 -
八重桜がまた可愛い(^_^)
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イチオシ
ぽってりした八重桜も好きです。
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弘法大師像、宇多法皇像、仁和寺第2世性信親王像が安置されている御影堂。
入り口に弘法大師の名が刻まれた石碑もありました。 -
石灯篭と桜。
お寺にはほんと桜がよく似合う。 -
では、入ってみましょう。
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イチオシ
藁葺き屋根の門がまた絵になりますね~。
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思いの外、敷地が広かった。
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御影堂も藁葺き屋根の落ち着いた佇まい。
慶長年間造営の内裏 清涼殿の一部を賜り、寛永年間に再建されたもので、蔀戸の金具なども清涼殿のものを利用しているそうです。
こちらも国の重要文化財。 -
なんかもう、キリがないくらい桜が咲いてる(≧∀≦)
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五重塔と桜。
う~ん、絵になる! -
桜を眺めながら、そろそろ仁和寺を後にします。
-
桜はどれだけ見ても飽きない。
桜ってあっという間に散ってしまうので、満開の時期なんてほんの一瞬。
また来年までお別れですから。 -
境内の外にも桜。
桜の木って花が咲いていないと見向きもされないのが可愛いそう。
そう言う私も花が咲いてはじめて「あ、この木は桜だったんだ」と思う事もしばしば。 -
桜の開花も読めないけど、お天気も読めないから桜目当ての旅行って本当に賭け。
今日は本当にラッキーです (*^o^*) -
うわ~っ!
もっふもふ (*≧∀≦*)
桜の写真を載せ過ぎて長くなってしまったので、この続きは次の旅行記で...(笑)
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この旅行記へのコメント (4)
-
- るなさん 2022/09/05 21:12:11
- 桜で満腹(笑)
- milkちゃん、こんばんは☆
やっとお邪魔しま~す!!そんでもってようやく私が登場か(笑)
あはは( *´艸`)何だか色々懐かしいわ。
そう言えばmilkちゃんのエスプレッソを私に入れてくれとか言っちゃってたよね。
花咲く京都のアイデアはまぁいいんだか悪いんだか微妙でしたね。
他のお花のしつらえの方が良かったわ(爆)ここはセンスある生け花で有名よね。
いつか仁和寺の御室桜の時に行ってみたいね。
その頃にはちょうど花筏も見られるかしらぁ??と淡い期待をしてみたい(*^^)v
今年はたくさん桜を見られたね♪もうホント桜はお腹いっぱい(笑)
コロナのおかげで?日本の美を堪能出来ました~こうでもしなきゃなかなか行かない国内旅...もちろん国内が悪いわけじゃないけどね。
milkちゃんはまだまだ旅行記溜まってるから早いとこやっつけてください!!
るな
- milkさん からの返信 2022/09/05 23:01:06
- Re: 桜で満腹(笑)
- るなさん、こんばんは☆
京都の旅行記をご覧頂き、ありがとうございます(^o^)
はい、やっとるなさんの登場です(笑)
懐かしいでしょう?(≧▽≦)
そうそう、エスプレッソはちゃんとるなさんのところに入れてくれたんですよね♪
店員さん、優しかった~。
雲龍院は普通に生けられているお花の方が素敵でしたよね。
ここは今度秋に行ってみたいです。
仁和寺の御室桜、是非行きましょう!
花筏も見たいですし、きっと吉野の千本桜が見頃だと思うんですよね~。
倉敷にはもう海外からの旅行者らしき団体も来ていたので、やっぱり増えてこないうちに国内は行っておきたい気がします。
それにしても、本当に今年は沢山桜を見ましたね♪
私なんてこの後の北海道でも見ましたから(≧▽≦)
国内も行きたいところが増えてしまいましたが、そろそろ海外かな~?
とは言え燃料サーチャージがどんどん値上げされていくので手が届かないけど(+_+)
さっき、原油の減産が決まったとニュースでやっていました...。
という事はまた高くなる~(´;ω;`)ウゥゥ
とりあえずバリ行きは取っておいて良かった( *´艸`)
旅行記、ペースアップしないとと思うんですけどね...。
今月は頑張って3冊は仕上げたいです。
この時の旅行を終わらせたいけど、それはさすがに無理かな...。
milk
-
- akikoさん 2022/09/04 09:28:03
- お花が美しい雲龍院&仁和寺.:*☆*:.
- milkさん、こんにちは~
泉涌寺の別院の『雲龍院』は「そうだ、京都、行こう」のキャンペーンで有名になる前から、私も足を何度か運んだことがある、小さいけれど風情がある寺院なんです。泉涌寺の総門から雲龍院まで、そして雲龍院もとても丁寧に紹介されていて素敵なガイドブックになっていて「いいね!」をたくさんつけたくなりました^ ^
結局、私はキャンペーン期間中に訪問できなかったんだけど、”花の間” は、いつもは丸窓のある「悟りの間」がとても素敵に変身していますね.:*☆*:.
花柄の障子と畳のお花畑、るなさんの旅行記でも見せてもらったけど、とても見栄えがする花の間になっています~~!生花ならもっと素晴らしいんだろうけど、造花でも引いてみると十分美しいわ(^^)♪ 障子の花柄があることで、相乗効果になっていますね。
雲龍院はいつも季節のお花が多く飾られていて素敵なんですが、この時もあちこちに素敵な生け花が置かれていますね。特に、お手洗いのお花がとても美しい~~!!! これらのお花は華道家の清水南龍さんという方が生けておられるとか。知りませんでした。勝手にご住職の奥様が生けられていると思っていました(^^ゞ
この日はお天気が良くて、木漏れ日のさす参道や、雲龍院のお庭の灯籠に木の影が映っているのが本当に綺麗ですね~「蓮華の間」の4つの障子窓が作る光の四角もいいな~♪ 本当は窓から見える景色がポイントなのだけど…。(秋は景色に色がつき綺麗なんですよ~)
仁和寺も何度か行ったことがありますが、なぜか御殿は拝観したことがなくて、御殿内の様子がよくわかりました^ ^ これは行く価値大ですね!次回行く際は必ず拝観してみます(^_-)-☆
桜がちょうど見頃の時で、ソメイヨシノも満開でとても美しいけれど… 鐘楼近くの八重桜の可愛さったら、思わず目を細めてしまいます。お花見の旅行記としてもバッチリの1冊ですね。
たっぷりお花を楽しませてもらいました(#^.^#)
akiko
- milkさん からの返信 2022/09/04 21:17:34
- RE: お花が美しい雲龍院&仁和寺.:*☆*:.
- akikoさん、こんばんは☆
京都の旅行記をご覧頂き、ありがとうございます(^o^)
雲龍院は初めて行きましたが、とても素敵なお寺さんでした。
どのお部屋も風情があり、あちらこちらに飾られたお花が本当に素敵で...。
花の間は綺麗に飾られていましたが、悟りの窓は本来の静かなお部屋も見てみたいと思いました。
心が洗われそう。
そうそう、調べていて知ったのですが、お花は生けていらっしゃる方がいるそうです。
とてもセンスがいいですよね。
お手洗いの横に飾られていたお花はとても綺麗で、光の加減でピンク色に染まっていたのがまた素敵でした。
「蓮華の間」の4つの障子窓は是非紅葉の時期に見てみたいです!
紅葉した楓は素敵でしょね。
仁和寺の御殿も素晴らしかったので、次回は是非入ってみて下さい♪
霊明殿の釘隠しが桜でとっても可愛かったです( *´艸`)
桜と言えばソメイヨシノですが、八重桜も可愛いですよね〜☆
あのぽってりとしたお花が好きです。
お花好きのakikoさんに楽しんで頂けて嬉しいです!
次の旅行記ではakikoさんも登場しますのでお待ちくださいね♪
milk
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