ANAにキュン！減額マイル伊丹15時10分着便で銀河鉄道999展開催の京都鉄道博物館に間に合うか？

2023/12/09 - 2023/12/09

　表紙でネタバレですが、ちょうど京都に帰省するタイミングにネットのニュースで京都鉄道博物館で銀河鉄道999展が開催されるのを知り、JR西日本の株主優待で半額で入館出来るので帰省の途中に寄ってみることにしました。

エリア 京都駅周辺(京都)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: ANAグループ 新幹線 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

　今回の帰省は10月の「ANAにキュン！」の減額マイル3,900マイル（ローシーズン6,000マイル）で羽田伊丹便を予約していました。当初は土曜日ということもあり、夕方便しか空きがありませんでしたが、直前に空席をチェックして、最終的に伊丹15時10分着の便が取れました。　
　

　しかし、この便の到着に合わせて乗換検索してみると、鉄道博物館の最寄駅である梅小路京都西駅（徒歩2分）に着くのが入館締めと同じ16時30分着でした。鉄道博物館に電話して30分を少し過ぎても入館出来るか聞いてみましたがダメと言われました。

　次に梅小路京都西駅に着く列車は16時13分、これで乗換検索すると伊丹空港発が15時1分でした。10分到着便だと絶対に間に合いませんが、個々の乗り換えをダッシュすれば以下の15時13分発で間に合うことがわかりました。
15:13-15:25 大阪空港-千里中央 大阪モノレール
15:29-15:43 千里中央-新大阪 北大阪急行（大阪地下鉄御堂筋線直通）
15:48-16:02 新大阪-京都 新幹線
16:11-16:13 京都-梅小路京都西 嵯峨野線

　あとは定刻の15時10分より1分でも早く伊丹に着けば間に合う可能性があるのでそれを祈るばかりです。しかし、フライト中の機長アナウンスでは定刻どおり15時10分着との放送があり、その時点で博物館行きはほぼ諦めてました。

　ところが飛行機は予定より早い15時3分に着陸、10番ゲートに15時6分に到着しました。幸い、飛行機の座席が前方通路側でハッチの近くでしたので、機外に出れたのが15時8分でした。
　これはもしかしたら間に合うかもしれないと思い、全力ダッシュでモノレールの大阪空港駅まで爆走したら、ギリギリで15時13分発に間に合いました。

　次は千里中央駅で北大阪急行に乗り換えです。北大阪急行の千里中央駅（上部）はモノレールの同駅（下部）から少し離れており、乗り換え時間が4分でしたがこちらも走って1分前に到着、なんとか乗り継げました。

　次の乗り換えは新大阪駅で新幹線に乗り換え、ここで問題が2つ、乗り換え時間が5分と短いので新幹線の切符購入が手間取ると間に合わなくなるのと、新大阪駅は構内図を見てもよくわからず、迷わず最短で新幹線改札口まで行けるかです。
　切符についてはJR東海のスマートEX予約で交通系ICカードで改札を通れるチケットを途中の列車内でスマホで事前購入しました。乗り換えルートについてはネットの画像付き解説があったのでそれを暗記しました。

　これらのおかげで乗り換え時間が5分でしたが小走りして2分前に新幹線ホームに到着、無事京都駅までの自由席に乗れました。

京都駅到着前に梅小路の鉄道博物館からSLの煙が出ているのが見えました。

京都駅に着くと銀河鉄道999展のポスターが。

　最後の嵯峨野線への乗り換えは9分あったので余裕で間に合いました。こうして大汗をかきながらもなんとか京都鉄道博物館の入館時間に間に合いました。

まずはJR西日本の株主優待を使い半額の750円で入場。

入ってすぐのプロムナードのC62 26に999のヘッドマークが。

TVアニメ再現版、デフレクターに「GE999」の文字ってあったんでしったけ？忘れてしまいました。

動いているSLが見たくて梅小路車庫へ。

999ヘッドマーク仕様のC62 2が見えました。

劇場版１作目再現のヘッドマーク。C62 2は館内のSLスチーム号として運行していたようですが今日は乗車に間に合いませんでした。

SLスチーム号では鉄郎とメーテルの声優さんの新録ボイスで乗車券の券売機や客車内等のアナウンスが聞けるそうです。

転車台へ移動。C62は迫力ありますね。その後回転して車庫に入りました。

こちらはC62 1 、劇場版２作目再現。

なんだか、かっこいいです。

マイテ49 形２号車も劇場版２作目再現。現役のマイテ49形乗りたかったな。

博物館の食堂では特別メニューとして味噌ラーメンを提供。アニメ内の宇宙でも結構ラーメンを食べるシーンが出てきましたね。

本館２階の企画展示室へ。

入口では等身パネルがお出迎え。

張りぼての999号。やはり実機の方が迫力がありますね。横にはメガロポリスのジオラマ。

テレビ版の資料展示。

設定資料の展示。

劇場版の資料。哲郎がハンサムになっています。

劇場版の設定資料、主に人物。

111号から999号までの機関車の解説、999号だけ外観が蒸気機関車のレトロデザインになっています。

フォトスポットとして機関室を再現したらしいですが少し安っぽい。

こちらはメーテルや車掌の立像と客席のフォトスポット、人形がちょっと怖い。。。

松本零士先生追悼コーナー

雑誌などの初公開資料。

メーテルさま。

私の世代では大変懐かしい展示でした。出来れば銀河鉄道999疑似体験として、999号の車掌さん（の声優さん）のアナウンスでSLスチーム号のナイト運行に乗ってみたかったのですが無理な企画ですね。