3年ぶりの日本ツアー（10）二日目の札幌

2022/07/15 - 2022/07/15

今回は札幌で2泊です。夏まっさかり、少しでも涼しい北海道に長くいたいのと、札幌にはすし善の他にもう１軒、大好きなお鮨屋さんがあるからです。

もう何回も来ている街なので、いまさら暑い夏にせっせと観光する気力はありません。ちょうど見たいものもあることだし、午前中はのんびり映画でも見て過ごしましょう。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

このホテルは朝食付き。おきまりのビュッフェ式で、料理を取るときには「片手だけ」ビニールの手袋をしなければなりません。それにしても、かなり寂しい品揃えでした。まぁ、いいのですが、お昼はお寿司ですから。

札幌、もう何回も来ているので今更観光でもないし・・・というわけで、午前中は映画を見にいきました。（見たのは「キングダム２」。大沢たかおさんと、豊川悦司さん、漫画の雰囲気にかなり近かった）

そしてお昼はまたまたお寿司。札幌でのもう一軒のお気に入り、金寿司さんです。こういう街場の個人経営のお寿司屋さんにいく観光客はどうやらかなり少ないようです。タクシー運転手さんに随分と珍しがられてしまいました。来るのは数年ぶりですが、替わらぬご主人の博識と、話の旨さに引き込まれてしまいました。。もちろん味の方も変わりません。お昼なのでお勘定は１万３千円ほど。夜でも３万円もあれば十分そうです。

さて、ホテルまで戻る間の車窓観光です。ツタの絡まるこの建物がサッポロファクトリー、秋になると紅葉がすばらしいでしょう。次は秋に来たいなー。

札幌駅です。今回は札幌に入るのも出るのも空路なのでこれまた車窓から見物するだけ。

さて、お昼を食べたあと向かったのはこちら。

広島の姪っこに、メロンを送りましょう。北海道のメロンといえば「夕張メロン」だと思っていましたが、今では多くのブランドがあり、それぞれに収穫時期が少し違ったりするのだそう。そこは実店舗で盛業中の専門店でいろいろと説明を聞き、ちょうど食べ頃にさしかかっているものを選びました。

帰りもまたまた車窓観光。有名な時計台もちゃんと見えました。もう30年ほど前、母と初めて札幌観光に来て、親切なタクシー運転手さんと巡りあった、思い出深い場所です。

こちらは夕食のために移動中に見つけた立派な建物。こちらは札幌方面中央警察署、当然ながら北海道内の筆頭警察署です。平成の建築ですが、外観は昭和９年建造の旧庁舎に似ているのだとか。

札幌２日目の夕食は肉。北海道で肉といえばジンギスカンでしょう、ということで炭焼きジンギスカン　いし田というお店にやってきました。

「ここでしか食べられないもの」
いいですねぇ。

羊は、サフォーク種、いわゆる黒面です。定番ですね。

おすすめランキングがありました。「一人につき、ドリンクと肉を一品ずつ以上の注文を」というお願いもあります。当然ですね。

まずは飲み物。当然生ビール。伝説のホップが謳い文句のSORACHI1984です。

コースが何種類かありましたが、前菜がついてたり、季節の一品がついてたりするので単品で。まずはキムチ。普通においしいキムチです。

焼き野菜は必須です。

焼き方の説明もありました。サービス担当の店員さんは、実は新人。ご主人から指導を受けながらやっさもっさしています。

お肉はまずは士別サフォークの肩ロース。おすすめランキング２位、ミディアム焼きだそうです。いかにもおいしそうな肉はいいんですが、上に乗っているのはkirinの大嫌いな・・・・

士別サフォークのランプ。ローズマリーはさっさと退場。

士別サフォークのタン。羊なので牛よりかなり小さく、そのせいか厚めに切ってあります。そして周りの皮がついたまま。これはニンニクの芽がのってますね。

ひとしきり食べてから、焼いている写真を撮ってないことに気づき・・・なんとも間の抜けた画像になってしまいました。

肉３種、焼き野菜にキムチ、ビールやハイボールを少し飲んでお勘定は１万３千円ほど。

肉はほどほどで切り上げ、〆を食べに行こうとぶらぶら。さすがに北海道、夜になるとぶらぶら歩きにちょうどいい気温になりました。大通公園を通りかかると、名物のビアガーデンが。３年ぶりの開催なのだそうです。でも、時間も早いのか、あるいは気温がそれほど高くないからなのか、ガラガラみたいですね。

反対側、サッポロビールの方はそこそこお客がいました。

移動中に通過した狸小路も結構人がいました。

ジンギスカンの店から徒歩圏に、人気のラーメン屋があるというのでやってきました。「信玄」という店です。短い行列ができていました。が、よく見ると店内、壁際のベンチにも順番待ちの客が。まぁ、ヒマだし、札幌でラーメン食べないのも心残りになるかもだから、のんびり待ちましょう。

店内に入れ、と言われましたが蒸し暑くて快適とは言いがたい。人気のラーメン屋によくある、能書きを書いた紙がありました。

深夜営業もやっているんですね。女性の一人客もいれば、女性二人組、子供二人を連れたお母さん、など客層は結構幅広いようです。

ビールを一本だけ飲むことにしました。

頼んだのは定番、客の７割が注文するという信州（こってり味噌）ラーメンです。その名の通り信州みそを使っているのかどうかは知りませんが、たしかにこってり。スープは少し甘め。まぁ、札幌の味噌ラーメンとしては標準以上なのでしょう。チャーシューが脂の多いタイプで、もう私にはあわない。

がっかりなのは、こちらの炒飯。味をつけて炊いたものを、たっぷりラードで炒めてあるそうで、脂っこいったら・・・・・こういう炒飯を、少なくともラーメンと一緒に食べたいとは思いません。でも若い男子学生さんなんかにはピッタリかも。

まぁこれもまた経験。次に札幌にきたときは、別のラーメン屋を探しましょう。