3年ぶりの日本ツアー(8）広島

2022/07/15 - 2022/07/18

大阪でしばらく別行動となったあと、広島へ移動して合流。広島はkirinの実家があります。ひさしぶりに会う姪っ子との食事、普段子どもと接する機会はまったくないので、たまにはいいものです。

エリア 広島市(広島)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

吹田の叔母宅から広島へ到着。広島駅まで夫に迎えに来て貰い、まずは昼食です。暑さに負けて結局大阪で一人の外食はなし。イタリア料理を食べ損ねたので、広島駅近くのイタリア料理店を探して貰いました。伺ったのはこちら、IL GRADOというお店です。

この黒板メニューを見ただけでうずうずしますね。

暑い夏のお昼時、まず飲みたいものはプロセッコ。

お昼に二人、ですからグラスワインを。ボトルをテーブルまで持ってきてくれました。

Il Carnevale di Venezia Pinot Grigio delle Venezie
さわやかなピノグリで有名な、ヴェネト州のワインです。軽くてドライでフレッシュ。南オーストラリアのピノグリとは全然違います。

続いてこの日飲んだのはこちら。

料理の方は、まず黒板メニューから、豊洲から来た本マグロで作ったからすみカルパッチョ。このお店のコンセプトは、「本場イタリアの味をそのまま再現するのではなく、本場の味をベースに、より日本人の舌に合うように改良」だそうですが、うまくいってます。また食べたい！

黒板に「本日の野菜」とあり、「おすすめです」と書かれている、いろんな地域からやってきた野菜達。どうやって食べるのがいいですかねー、とフロア係の人に聞いてみたけどやっぱりロースト、で意見が一致。好きではないドルチェコーンとカボチャ以外全部お願いしました。これがこの日の白眉。実にしっかりした、美味しい野菜をいただきました。

これも豊洲から来たメカジキのコトレッタ。

夜はきっとごちそうなので、昼は軽めにしたかったので全ての料理は一人前ずつ頼んで二人でわけっこ。

メカジキはオーストラリアでも普通に売られていますし、レストランでも似たような料理は食べられますが、何がどう違うのか、とてもジューシーです。こう言うの、作りたいなぁ、ほんとは。コツはなんなんだろう？？

うるさいことを言うなら、スパゲティはプリモピアット、前菜の次に食べるものですが、こういう気軽なお店でならわが家は最後に持ってきます。いわば、「〆のお食事」ですね。当然ながら、肉系ではなく魚介系、ということでヴォンゴレにしました。貝のうまみ、海の塩気、ゆで加減抜群の（オーストラリアではまずお目にかかれない）スパゲティ。

料理はいいし、サービスも文句なし。これで１万円ちょい、というのはとてもリーズナブルです。これはまた来ることにしなければ。

さて、大阪では大行列で受けられなかった（ちょうど前の日に、感染者激増、というニュースが流れたため）ので、検査を受けておきましょう。なにしろ90を超えた高齢者の家に泊まるのですから。

駅前でやっていた広島市の案内が全く使い物にならず。でも電話でここに聞くとあっさりと受ける事ができました。めでたく陰性が出て、これで安心。

実家で迎える朝はこんな感じです。

橋の向こうには瀬戸内海がひろがり、右方向には厳島、正面方向には江田島があります。

広島でも、地元のお好み焼き屋や蕎麦屋、思いがけず旨い四川の水煮魚片が食べられた中華料理屋などにも行きましたが、最後の外食がこちら。姪っ子が大好きだという串カツの店、串家というところです。大人2740円、子ども1200円で食べ放題。サラダにデザート、串揚げのタネにはたこやきだの、たいやきだのもあります。

子どもにはこういうのがあるのがいいんですよね。

味をどうこう言うような店ではなく、子ども連れで気楽に楽しめるところです。私たち夫婦は姪っ子と座り、ビールを飲みつつ彼女の名職人ぶりを見るのが何よりのごちそうでした。