思いがけず平日休み 平日限定できること=旧岩崎邸庭園= と 今夏のかき氷「こおりのショートケーキ」

2022/06/20 - 2022/06/25

ゴールデンウィークに出勤した代わりのお休み
とりあえずで6月20日で出していたのを忘れていて､思いがけずの3連休

こんなご時世なので､まだまだ海外というわけにはいきませんが､折角なので都内で休日ではできないことを調べてみました
旧岩崎邸庭園は休日でも入園できますが､建物内部の写真撮影は平日に限られているとのことで､今回は旧岩崎邸庭園へ行ってきました

で､暑さも増してかき氷日和になったので､かき氷をいただきに行きましたが…

【表紙の写真】旧岩崎邸庭園洋館

エリア 上野・御徒町(東京)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

昨日は疲れて起きたら8時半
この日もお休みで良かったです！

ということで､11時半ころに上野に来ました
日曜･月曜と数日前の天気予報では雨でしたが､まぁよく晴れました

何でもこの日は今年2回目の真夏日だそうです

上野駅 駅

上野の駅ナカのお蕎麦屋さんで昼食です

そば処 蕎香 グルメ・レストラン

こちらのお品書きから

エキュート上野 ショッピングモール

せいろそば
蕎麦湯もちゃんと付いてきます

上野駅公園口を出て､

まずは上野公園をお散歩
平日(月曜日なので､動物園や美術館がお休み)なので､上野公園にしては人通りも少ない

そんな中､ここだけ何やら人だかり 警察官やSP風の人も
これはきっと…と思って10分ほど待ちました

この日､天皇･皇后両陛下は上野にある日本芸術院会館で開かれた第78回日本芸術院賞の授賞式に出席されました
その道すがら車内から沿道に手を振る皇后陛下…って云われてもマスクしてるし､車内が暗いので誰だか判別できないような…
でもお車に施されている菊の御紋はしっかりと見えますぞ！

月の松の間から覗いて…
あっちへ進みます

寛永寺清水観音堂 寺・神社・教会

清水坂の階段脇にはあじさいが咲く

不忍池は緑色の蓮の葉で覆れていて､その手前にもアジサイが咲いています

不忍池 自然・景勝地

弁天堂を通り

不忍池弁天堂 寺・神社・教会

池の真ん中をの～んびりと歩くと､あぁ～平日ののんびりとしたお休み！って感じ

不忍池からほど近い旧岩崎邸庭園へ
戦前の三菱財閥の岩崎男爵家のお屋敷です
昨年は加賀百万石のご当主前田侯爵家のお屋敷に行きました
https://4travel.jp/travelogue/11706088
あちらは侯爵､こちらは男爵ですが､財力は多分こちらの方が上

ちなみにこの前行った箱根の山のホテルは岩崎小弥太男爵(彌太郎の弟･弥次郎の長男)の別邸でした
https://4travel.jp/travelogue/11753234

旧岩崎邸庭園 公園・植物園

入園料400円(前田侯爵邸はただでしたけど)
平日でも来ることはできますが､建物内の写真撮影は平日のみが許されています

こちらの敷地 江戸時代は越後高田藩榊原氏の中屋敷だった場所で､明治になって元舞鶴藩主牧野弼成邸となり､明治11年に岩崎彌太郎が牧野弼成から購入した
明治29年に岩崎彌太郎の長男久彌の本邸としてコンドルの設計で建築され､現存するのは洋館･撞球室･和館大広間の3棟
往時は現在の3倍の15,000坪の敷地に20棟の建物が並んでいたそうです

戦後､GHQに接収され､突然の財産税課税によるお金持ちさんターゲットの財産没収により物納されたこのお邸は､その後法務省の管轄になり裁判所の書記官研修所として利用されましたが､手狭になって和光へ移転
その移転費用を捻出するためにこの敷地を一部売却して､現在は当時の3分の1ほどの広さになってしまいました

旧岩崎邸洋館 名所・史跡

それでは正面玄関から建物内部へ入って見ましょう

こちらで靴を脱いで(持って)入ります

大階段前の大食堂ですが､超お金持ちの家の「大」食堂という割には思ったほど広くはなかった
こちらの洋館は迎賓館的に利用されていて､普段は主に和館で生活されていたそう
当時のお金持ちさんも､おしゃれでハイカラな洋館暮らしをしていたわけではないようです
だからこちらの洋館にはあまり私室が見当たりません

玄関ホール

1階客室

客室は婦人客室や大食堂とドアで繋がっています

ベランダにも出れるようになっています

こちらのベランダに貼られているタイル 最近の修復工事の際に英国ミントン社製のタイルであるということが判明しました
目地なく敷き詰められています

岩崎家のガラスの食器

何気ないガラス食器もバカラの食器

1階婦人客室の天井はシルクの日本刺繍の布張りになっています

こちらのサンルームからは庭園が良く見える
明治後期に増築されたこちらのサンルームは､客室･婦人客室や書斎から繋がっています

東側のこのサンルームからは朝は気持ち良い朝日を浴びることがでます(きっと)

サンルームから書斎へ

男爵邸の模型です
手前は撞球室
今いる書斎はこちらの模型の洋館の一番手前にあるサンルームのお隣辺りです

再びホールへ
ホールにある大階段
装飾はジャコビアン様式というそうで､階段も手摺や支柱などの細かな彫刻が印象的

上へと上る階段の下には下に下りる階段
ただし下へ下りる階段は見学不可エリアになっています

続いて2階へ

2階の婦人客室
1階の大食堂の上にあり､よく見れば1階と2階はほぼ同じ間取りになってました(大食堂の上が集会室､書斎の上が客室となっています)

大きな窓から明るい陽光が射す

客室です

2階の客室も婦人客室に繋がっている造りになっています

壁紙は金唐革紙は今ではとても貴重なんだそうです
和紙に金属箔を貼り､版木に当てて凹凸文様を打ち出し､彩色を施したもの

2階のベランダにも出られます
ベランダの手摺は戦時下の金属供出を逃れた部分からデザインを起して復元したものだそう

底からの庭園の眺めです
往時はもっと広かったそうです(向こうに見えるマンションも岩崎家の敷地だったそう)

2階の廊下です
奥は非公開となっているので､何があるのか気になりますが…

左側(←)は花唐草文様のかるた入れ
右側(→)は金唐革紙の貝合わせや文庫など

お手洗い
当時のもので､現在は使用していませんので､念のため

再び1階へ下ります

和館へと続く廊下を通り

その先に上下へと向かう階段があった

先ほどの2階の非公開部分へと続く階段と謎の地下へと続く階段の先には何があるのだろう？

洋館から和館に行く途中にあった玄関
小さいこじんまりとした玄関について書かれているサイトがあまりありませんでしたが､あるサイトに「和館に行くのに使った玄関だろう」とあった

廊下も途中から畳敷きに変わりました
和館は書院造りを基調としていて､完成当時は建坪550坪もあり､洋館を遥かに凌ぐ広さだったそうですが､現在残っているのは広間･次之間･三之間のみなんですね

和館前の坪庭

次之間では抹茶を戴けます

木の合間に洋館が垣間見える

和館の広間
襖を外して次之間･三之間を繋げると50畳の部屋となるそうです

錺(かざり)金具なども岩崎家の家紋菱形を意識したデザインなんだそうですよ

外から見た和館

庭園側から見る洋館

お庭からちょっと遠目で

大きな灯篭もあります

庭園にある撞球室
撞球室と言ってもよくわかりませんね
要するにビリヤード場です

洋館から離れているように見えますが､地下通路を通じて繋がっています

旧岩崎邸撞球室 名所・史跡

当時の日本では珍しくスイスの山小屋風の造りで､アメリカの木造ゴシックの流れを汲んだデザインになっています(こちらは庭園から中を見るだけで､入れません！)

岩崎邸庭園を後にします

湯島天神に来ました

湯島天神まで意外とすぐそばなんですよ

今回は当面試験がないので､さくっとお詣り

湯島天満宮 寺・神社・教会

境内もちょっと散策して

湯島天神を後にします

御茶ノ水方面へと進んで､サカノウエカフェ
東京のかき氷で調べると必ずと言っていいほど出てくるお店です

さすが平日空いている！

サカノウエカフェ グルメ・レストラン

と思ったらこの日は特別営業で予約がないとダメだと言われてしまいました
で､よくよく調べてみると､月曜日はお休み( ；∀；)

ということで､神田明神に来て

神田神社(神田明神) 寺・神社・教会

お詣りをして

疲れたので御茶ノ水から電車に乗って帰りました

聖橋 名所・史跡

さて､その週末の25日(土) 再び上野駅
この日も良く晴れました！

上野駅 駅

この日の都心の最高気温は35.4度
もう完全に真夏！
この前の20日とはもう比べ物にならない暑さです

11時頃に上野に着いて､とりあえず昼食です

山手線･京浜東北線の高架下にあるクラウンエースさん

カレー専門店 クラウンエース 上野店 グルメ・レストラン

カレーの専門店です
意外と安い(カレーはワンコイン(500円)でお釣がくる金額～)

サンプルとはカツの大きさが違うように見えるけど､ワンコインをちょっと超えるカツカレー(560円)

ほぼ開店直後に入店したときはお客さんが5名ほどですぐに座れたけど(本当に11時を僅かに過ぎた時間でした)､食券を買う人の姿が後を絶たないと思いながらカレーを食べていて､食べ終わったときにはこの暑い中店外まで列ができていました
暑い中ご苦労様です！

その後アメ横をぶらぶらして

アメヤ横丁問屋街 (アメ横) 名所・史跡

まだなかなか海外に行けない中､雑多なアジアンチックな雰囲気を感じられる場所です

雰囲気も臭いも何かアジアっぽい

そんなアメ横のお店の上にお寺があります

徳大寺 寺・神社・教会

徳大寺
開運摩利支天を祀ることから下谷摩利支天とも呼ばれいるそうです

境内にあった力の亥
これに触れると気力､体力､財力のご利益を与えて下さるそうです

今回も湯島天神へ
というよりも単なる通り道

今回は女坂から境内へ

一応今回もお詣りして

湯島天満宮 寺・神社・教会

御茶ノ水方面へ
途中に実盛坂があったりと､この辺りは高台にあります

実盛坂 名所・史跡

先日特別営業(対外的にはお休みとも言いますね)で入れなかったサカノウエカフェさんに再TRY!　先日お断りされたので､何が何でも食べたくなってしまいました
この前よりも暑さが増して､よりかき氷日和となったと考えれば､この前お断りされて良かったのかも・・・

確かに来る前に思ったんですよねぇ…こういうお店って開店と同時じゃないとすぐに順番待ちになるって
でも､デザートは食後の方が～って思って食事してから来てみたんですね
そしたら案の定開店40分くらいしてから到着したんですが､待ち時間は1時間20分とのこと
この日は絶好のかき氷日和でしたからねぇ

サカノウエカフェ グルメ・レストラン

列に並ばなくても大体言われた時間位に戻ってくればいいってことで､この生命の危険を感じる暑さの中で外で待っているわけにもいかないので､休憩できる場所がないかと思って清水坂を下りてみました

清水坂 名所・史跡

交差点の向こうに見えたドトールさん

最近Sサイズが無くなってしまい､ちょっと休むだけでもレギュラーサイズにされてしまう店舗もありますが､こちらの御茶ノ水北店さんは以前からのSサイズもありました
1時間ほどの待ち時間でこの後する予定だった作業を店内でして､まぁ時間を有効に使えました

ということで､酷暑ではありましたが､待ち時間も涼しく過ごし

1時間20分後サカノウエカフェさんに戻りました

サカノウエカフェ グルメ・レストラン

こちらのメニューから選んで

外から見る店内です

中､涼しそ～！！

定番の「こおりのショートケーキ」(1,400円)

イチゴのかき氷の上に生クリームたっぷり
更にその上にいちごが載っています(中にもい・ち・ご)

サイドビュー！

2016年の高雄の高雄婆婆冰さん https://4travel.jp/travelogue/11106445
　　　　 渡船頭海之冰さん https://4travel.jp/travelogue/11107175
　　　　 柏の三日月氷菓店さん https://4travel.jp/travelogue/11145971
2017年の水戸の好文cafeさん https://4travel.jp/travelogue/11267804
2018年の長瀞の阿佐美冷蔵さん https://4travel.jp/travelogue/11350933
　　　　 台北の冰讃さん､辛發亭さん
　　　　 https://4travel.jp/travelogue/11373495
　　　　 思慕昔さん https://4travel.jp/travelogue/11374478
2019年の今市の松月氷室さん https://4travel.jp/travelogue/11489597
　　　 　熊谷の騎崎屋さん https://4travel.jp/travelogue/11526951
2020年の谷中のひみつ堂さん https://4travel.jp/travelogue/11640133
2021年の目白の志むらさん https://4travel.jp/travelogue/11706059
　　　　 巣鴨の雪華さん https://4travel.jp/travelogue/11714721
に続いて今季もかき氷をいただくことができました

真上からも

意外とペロッといただけました

御茶ノ水まで歩きます
先ほどのドトールさんの前を通過し､今回は暑いので神田明神にも寄らず､湯島聖堂側ではなく日陰だった医科歯科大側を通って

東京医科歯科大学 名所・史跡

階段を降りようとしたところに「近代教育発祥の地」とある

近代教育発祥の地 名所・史跡

暑いので､この日はこれまで
御茶ノ水駅の入口を見つけたのでさっさと中へ

御茶ノ水駅 駅

丸ノ内線で帰ります

東京メトロ 丸ノ内線 乗り物