日、出ヅル国ノ城巡リ。下野村上城

2020/10/01 - 2020/10/31

村上城と聞いて、新潟県を思い浮かべる人。
けっこう多いんじゃないかな？

でも今回は栃木県。
市貝町にある村上城ですよ(≧ω≦)ノ

▽使用機材：SONY α55(初号機)
　　　　　　TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII
　　　　　　CANON IXY 150

エリア 氏家・高根沢(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5

栃木県の市貝町。
県都・宇都宮から20kmぐらい東の町。

そこに観音山とゆーのが、ありまして。
昔、お城が建ってたのです。

さっきの看板でもわかる通り。
お城跡・梅園・観音堂。
みんな同じ場所にあります。

一番美味しいのは梅の季節。
人出が一番あるのも、梅全開のシーズンです。

のどかでいい景色。
ザ・山里ってカンジ。

なんか春っぽいカンジだけど。
これでも秋ですよ(*´ω｀*)

観音堂の石碑。

これも後で見に行きます♪

梅園ルート。

観音山の麓の丘陵を利用して。
梅園が整備されてるの。

ココはたぶん展望所。
梅の季節はココから良く見えますよ、みたいな。

当然シーズンオフなので。
今の季節は意味なさげ(≧ｍ≦)

今回はお城探索ってゆーか。
ハイキングのノリです。

ガチ探索じゃないので、いろいろ見落としてる部分も多いかと思いますが。
ま、そこはひとつ大目に(*´▽`人)

思いっきり梅園の中。

いいロケーションです。
梅の季節も来てみたいなー♪

でも絶対人で溢れるんだよなぁ・・・

梅園をすぎると、いかにも山道的な。

登山道の入口っぽい。

森の中に入りました！
ヽ(´▽｀)/　

日陰なので一気に涼しくなります。
森のにおいが充満しております。

お休みどころ。

梅の季節はココから俯瞰を狙う手もアリ？
いい景色が見れそう。

よいしょ、こらしょ。

今日はトレッキングシューズじゃないので。
コケないように、ゆっくりモードで。

東屋らしきものをはっけん！

ちょっと行ってみる？ (*´∀｀)

この辺は枝がモリモリしてるのでー。

屋根付きじゃなくっても、十分日陰です。

スズメバチの巣はなかった・・・
ﾖｶｯﾀｧｧε-(´∇｀*)

たまにね。
ホントに巣を作ってることあるからね。
山の中は注意しないと。

木をくりぬいて作った水場。

まるでキャンプ場みたいな雰囲気。

ナイスな景色～♪

この山はビュースポットではないんだけど。
こーゆー景色は、何よりのごちそう。

田舎風景ばんざーい！ヽ(´▽｀)/　

梅園の看板。
遠目からでもこちらの場所がすぐにわかるように。

ナビがなくても、簡単に来れちゃいます。
ホント、目立つんだこれ。

山道トコトコ。
探検気分で知らない道を歩くのってなんか楽しい。

この先には何がある？
みたいなワクワク感がたまらないのだ。
ヾ(*´∀｀*)ノｷｬｯｷｬ♪

季節にはまだ早かったモミジ。
晩秋に歩くのも楽しそう。

モミジトレッキングとか。
想像しただけでワクワクするーっ！
(o≧∀≦)o))((o(≧∀≦o)ﾜｸﾜｸ♪

丘の上に出ました。

昔の曲輪のあとかなー？

どーゆー縄張りだったのか、わからないけれど。

雰囲気的には櫓とか見張り台とか。
そーゆーのを建てるのに、絶好の場所じゃないかなと(*^ヮ^*)

舗装道に出ました。

一気に歩きやすくなりました♪

この村上城がある観音山。
実はお山まるまる、お寺さんのモノ。

境内地なので、あんまり無謀なことはできません。
草木を折ったり、お花を摘んだりしたら怒られます。

こんなトコに民家がある！
ﾅﾝﾃﾞ??(｀Д´≡｀Д´)ﾅﾝﾃﾞ??

たぶん納屋か何かかな。
この山里感がたまらんっ！
(*´￢`｀*)ﾖﾀﾞﾚｰ

あっちはお寺さんの本堂。

ハイキングがいつのまにか参拝になっちゃった。
ま、お寺さんは好きなので。
全然、問題なっしんぐです(☆＾▽＾☆)

この開けたスペース。
ココもかつてのお城跡かなぁと。

二の丸とか三の丸とか。
そんなのがあったのかも。

で、こちらのお寺さん。
永徳寺さんといいます。

歴史はめちゃめちゃ古く。
創建は平安時代の弘仁六年（815年）！
Σ(・∀・；) ﾏｼﾞｶ

しかも開基はあの有名な行基上人！
飛鳥時代から奈良時代にかけて活躍した、名僧です。

って、あれ？あれ？
行基上人って749年に没してなかったっけ？
815年の創建っておかしくない？

たぶん、行基上人が言いだしっぺで。
実際の開山は別の上人なんだと思います。

デパートで言えばー。
まずプロジェクトリーダーがいて。
実際のオープンのときは、別の人が支配人に・・・

そんなカンジなのかなぁと（*´ー｀）

焚火してる！

お芋入れていーい？
(*´▽`人)

焚火はよくて、タバコはダメ・・・
意味がわからん。

焚火の放置のほうがヤバいと思うんだけど。
(｡･ｗ･｡ ) ﾌﾟﾌﾟｯ

村上城の解説板。
築城年代は平安時代の末期だそう。

よくお城跡に神社とかお寺さんが造られるけど。
ココはお城より先に、お寺が建っていたとゆー珍しいケース。

創建は平安時代と伝わる観音堂。

お城ができたのは、平安時代末期。
お寺さんができたのは、平安時代初頭。

同じ平安時代でも違うのだ！
(`・ω・´)ｼｬｷｰﾝ

観音さまだ！
ご挨拶してかなくちゃ・・・

(≧人≦)なむなむ

ぼけ封じにご利益のある仏さま。
フツーにじーちゃんばーちゃん向け。

若い子には、何の得もなさげ？
(≧ε≦)ノﾌﾞｩ

で、こちらの観音堂。

文化財指定をうけるぐらいなので。
細部の意匠がいろいろ素晴らしいのだ。
（｀･ω･´）b

あまりに複雑すぎて。
何がどうなってるのかわからない造形。

例えば図工でミニチュア作ったとしても。
フツーに何十時間かかるんだろうみたいな。

宮大工さんってスゲェ！ (　ﾟдﾟ)

この辺りも大工さんの腕の見せ所。
いや、これは彫刻師をわざわざ呼んで彫らせた？

現代ならセパレートで彫って、ボンドで合体させるところ。
これは1本の木から丸々彫りだしています。
Σ(・∀・|||)ｹﾞｯ!!

こちらの絵も見事。
たぶん孔雀を描いてるんだと思います。

この羽の質感が素晴らしすぎる・・・
(；・ω・)

ご由緒がき。

お堂の中には千手観音さまがいらっしゃいますが。
ご開帳は60年に一度だそう。

長すぎる・・・(´Д｀ )

お堂の裏手。

摂社がございました。
や、お寺さんだから摂社って言い方は間違い？

とにかく石碑。

ぽつん・・・。
供養塔なのかしらん？(●´･ω･)a

折れちゃった・・・

そんなの気にしないよ！
ってカンジで、穏やかな表情を浮かべる仏さま。

なんかめちゃめちゃありがたいぞ！
o(>_< *)(* >_<)o

お山の上のほうににはね。
本丸があるのです。

でも、お寺の方が作業なさってたのでー。
お邪魔になるので、今回は断念・・・
(´；ω；｀)ｳｯ…

だいじょうぶさ！
機会があればまた見に来れるさ！
（。ｏ≧ｪヾ（´・ｪ・｀　）ﾖｼﾖｼ

とにかくね。
お堂の雰囲気がすごくいい。

いかにも山寺といった厳かな雰囲気で。
それでいて素朴で優しい。

こーゆーお寺さんは好きだー♪
ヾ(*´▽｀)ﾉミ☆

お寺さんに直で向かうなら、この道が正規のルート。

ね？こっちが正門でしょ？

私は変なトコからやってきたけど(*´艸｀*)

あ、今さらだけど。
ココって、下野三十三観音霊場の12番札所でもあります。

無住のお寺さんなので、ご朱印は檀家筆頭の方のお宅でいただくコトになります (〃'▽'〃)

備忘録的に看板をパシャっと。
p■qω・)ﾊﾟｼｬ☆

いつかまた来ると思うので。
その資料として・・・(*ゝ∀・*)b

夜に見たら、これ絶対こわい。
ﾋｨｰ(>ω<ﾉ)ﾉ

六道能化・・・お地蔵さまの別名です。
六道にあって、衆生を導く者とゆー意味。

お地蔵さまの代わりに立てたのかな？

看板の向こうには。

野草がほんのり咲いていました。

花壇にキレイに彩られたお花もいいけれど。
自然のまんまの野草もいいなぁ・・・

なんかホッコリするー (*´ω｀*)

これも梅の木かしら？

やばい。
咲いてるとこめっちゃ見たすぎる！
o(>< )( ><)oｼﾞﾀﾊﾞﾀ

何気ない野山の景色。
こーゆーのがいいんだよねぇ♪

ビルだらけの都会の景色より。
100倍は癒される(*´▽`人)

下界へ戻り中。

フツーに森林浴してるみたい。
気持ちいいなぁ(*^ヮ^*)

夏に来ても、気持ちいいのかな？

下界に到着～ヽ(´▽｀)/

お山の上ものどかだったけど。
麓も雰囲気ゆるゆる。

なーんにもないけど。
何にもないのがまたいいのだ(*^ヮ^*)

お城とか観音堂の訪問用ってゆーよりか。
たぶん梅園のお客さんを当て込んで？

駐車場はめちゃめちゃ広いです。
フツーに何かのイベント会場にも使えそうなぐらい。

ありがたいコトに自販機もあるのです♪

サイクリングで来る人も安心して。
ココでしっかり水分補給できますよっ♪
(*p´▽｀q)ﾖｯｼｬ♪

なんかいてる！

おーい！( ｣´O`)｣

呼んだ？

でも、そそくさといっちゃった。

ちょっとぐらい懐いてくれてもいーのに。
(￣。￣;) ちぇ

ま、そんなこんなで。
お城訪問ってゆーよりか、ただのハイキングっぽくなったけど。

ガチ探索ばっかじゃ疲れるから。
たまには、なーんも考えないでぶらぶら歩くのもいいかな。
暇人ならではの楽しみ方ですけど(≧ｍ≦)

おしまい。

この旅行記へのコメント （1）

• 前日光さん 2022/10/16 16:23:27

  そうなのよね(^-^)

  なーんにもないけど。
  何にもないのがまたいいのだ(*^ヮ^*)
  　　　　　　↑
  だいたい市貝町・芳賀町と行ったら、このひと言に尽きる！
  その良さが分かる人は、大人なのよー(>_<)
  だれ？
  ビルディングやキラキラ光るものばかり愛でてる人は？
  
  だがしかし、ジモティーなのに、村上城なんて知らなんだ(-_-)
  人は遠くの方ばかり見たがって、自分の足元を軽視しがち（その典型が私かも）
  ところで観音堂の彫り物なんかが時々立派なのは、日光東照宮の彫り師や宮大工が、県下のいろんな所に流れ着いて、その腕前を残したっていう説もあります。
  日光から芳賀郡までやって来たかどうかは不明ですが。。。
  梅の咲く頃にここに行ったら、ほわほわわかなさんに会えるかな？
  
  
  前日光