ゆるキャン△聖地巡礼　大井川鐡道で奥大井の秘境駅へ

2022/03/11 - 2022/03/12

SLやトーマス列車も走っている大井川鐡道では、「ゆるキャン△」とコラボして、大井川流域誘客・周遊促進キャンペーンを実施しているので、お出かけしてきました。
原作10巻・11巻では、リンちゃん・なでしこ・土岐綾乃ちゃんの3人が、大井川鐡道に乗ったり、大井川流域にかかるたくさんの吊橋巡りをしたりしていました。

エリア 川根・井川(静岡)

大井川鐡道の出発点は、金谷駅です。JRから乗り換えできます。

ただ、駐車場や土産物販売は、次の駅の新金谷駅です。

黒い郵便ポストもあります。

ゆるキャン△・大井川鐡道コラボイベント実施中です。3月27日までです。急いで！
https://daitetsu.jp/archives/110091

SL転車台もあります。

PLAZA LOCO　待合室兼土産物販売所兼展示コーナーです。

だいてつナビ　ゆるキャン△イベントの紹介

5人のスタンドポップ
左から、各務原なでしこ・志摩リン・斎藤恵那・犬山葵・大垣千明

ゆるキャン△グッズ販売しています。
1,500円以上グッズ等購入すると、オリジナルブロマイドがもらえます。

5人の車内吊広告

2022年夏には映画化も予定されています。

ゆるキャン△聖地巡礼ＭＡＰ

聖地の場所と原画との比較も載っています。

ロコミュージアム内撮影スポット

SLいずも
一畑便鉄道　住友セメント七尾工場で活躍していた、ドイツ製機関車。1921年生増、製造所はドイツのコッペルで、機関車重量は12.8トン。

Cスロフ1形
井川線専用、定員16名のミニ列車。当初は来賓者として活躍した。1953年製造、製造は帝国車輛。重量6.5トン。

どこか懐かしい少し前の時代、30～40年代の駅舎を再現しています。

当時の映画のポスターも貼ってあり、ノスタルジックな空間が広がっています。

ジオラマ模型もあります。自分で列車を運転することもできます。

ゲームコーナーにはトーマスの乗り物がいっぱいです。

あfろ先生描き下ろしデザインの大井川本線フリーキップ。金谷～千頭間が2日間乗り放題で、聖地巡礼に役立つでしょう。
通常3,500円がキャンペーン価格2,000円で、ほとんどの人がこの切符を買っていました。

大井川鐡道では、各地を引退した車輛が現役で走っています。
電車21000系：通称“ズームカ―”南海電鉄からやって来ました。他にも近鉄の車両も走っています。

ヘッドマークが、期間限定でゆるキャン△ヘッドマークになっています。この日見られたのはこの3種類。

車内吊広告

家山駅
昭和レトロ感たっぷりの木造駅舎。歴史を感じさせるムードたっぷりで、映画のロケなどにもよく使われます。

作中で3人が渡った塩郷吊橋。住宅や線路の上を通っています。

千頭駅到着。
このまま、南アルプスアプトライン（正式名称：大井川鐡道井川線）に乗ります。日本唯一のアプト列車です。

アプト線列車

アプト線列車はものすごく小さいです。
キーキーとにぎやかな音を立てながらゆっくり山道を進む列車内では、車掌さんが見所をアナウンスしてくれ、大井川の清流や鉄橋など美しい眺めを楽しむことができます。

両国吊橋
大井川流域にはたくさんの吊橋がかかっていて、リンちゃんと綾乃ちゃんはバイクで各地の吊橋を巡りました。

緑の中に浮かぶ鉄橋も見所です。列車もスピードを落として走ってくれます。

車輛前面から、鉄橋を渡る。

アプトいちしろ駅～長島ダム駅間は、90パーミルと日本の鉄道路線で最も急勾配の区間で、この坂を上るためにアプト式電気機関車を連結します。
連結作業をほとんどの乗客が見学しています。
＊90パーミル（1㎞走る間に90m登る）

アプト式：急勾配を登るために、機関車には「ラックホイールピニオン」という歯車が付いていて、線路の真ん中に敷設された「トラックレール」という歯型レールを組み合わせて、坂道を上り下りします。

長島ダム：高さ109m、幅308m。大井川水系最大のダムです。

奥大井湖上駅

カップルで鍵をかける恋人たちのスポットになっています。

レインボーブリッジを歩いて渡ります。結構高い所に架かっているので高所恐怖症の人にはきついかな？

トンネルに突き当たったら、この階段を登ります。

階段途中から見るレインボーブリッジ。

駅から山道を登ること約15分。奥大井湖上駅の絶景です。
まるで青い湖に浮かぶ島に駅があるような、なんとも不思議で、夢のような美しさ。「日本の不思議な駅ベスト3」で第1位に選ばれたそうです。

この駅にはなでしこ1人で訪れました。

長島ダムから見下ろす。ダム横に階段があり、下まで降りることもできます。一段ごとの段差が非常に大きく、100段近くの階段を下りたのですがその結果、夜には痛めていた膝がうずいて大変でした。

長島ダム下の飛沫橋からは放水を見ることもできます。水量が多い時は、スプラッシュマウンテンも目じゃないほど水を浴びるようです。

アプトいちしろキャンプ場へはなでしこも通ったミステリートンネルを通って行きます。

アプトいちしろキャンプ場

ミステリートンネル入口

中は本当に真っ暗です。スマホのライトだけでは苦しいかもしれません。駅やダムでライト貸し出しもやっているのですが、コロナ禍のため現在は実施していませんので、忘れずにライトを持っていきましょう。

中には地元の人たちが作ったびっくり仕掛けがされています。

扉を開けると…お化けが出てきます。

市代吊橋

アプトいちしろ駅

記念ノートにはいろいろな書き込みがありました。ゆるキャン△の書き込みは少なかったですね。
長島ダムからアプトいちしろ駅まで60分と書いてあったので80分ほど見ておいたのですが、30分ほどで着いてしまって、誰もいない駅で一人ぼ～としていました。

千頭駅まで帰ってきました。

千頭駅
リンちゃんと綾ちゃんが待ち合わせた場所。

なでしこがダムカレーを食べたcaféうえまるさん店内。

ゆるキャン△11巻で出た場面を貼っています。

同店内

なでしこが豚くしを買ったお店、この日は開いていませんでした。

ちゃばこ
スティックタイプの粉末川根茶。一番右端がゆるキャン△図柄なのですが、売り切れていました。

観光協会もゆるキャン△ポスターを作っています。
以上でゆるキャン△聖地巡礼、大井川鐡道編は終了です。寸又峡や吊橋巡りをしようと思うと、もう1日必要ですね。
今日は沼津に泊まって、明日は伊豆の聖地巡礼をします。

比較目的のために原作画像を引用しています。画像の著作権は原作者のあfろさん及び発行元芳文社様に帰属します。