京都 2021 碑を探す師走の散歩

2021/12/20 - 2021/12/20

師走の京都市内をゆっくり散歩しました。
(観光ではなく本当に散歩です)

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

年末に京阪電車に乗って、
京都市内に行こうと思います。
出発地点は黄檗山万福寺横にある宝蔵院からです。
>1669年一切経の開版を志した鉄眼禅師が、
隠元禅師から黄檗山内に寺地を授かり、
藏板・印刷所として建立した寺。

宝蔵院(収蔵庫) 名所・史跡

山を下りると冬の桜が咲いていました。

黄檗駅から京都に向かいます。
宇治線は中書島で乗り換えです。
京阪電車のイメージカラーは緑です。

京阪祇園四条駅から地上に上がると、
四条大橋の北東のたもとに建っています。
>出雲の阿国像。
歌舞伎踊りの祖。

出雲の阿国像 名所・史跡

そして南を振り返れば、
歌舞伎の南座があります。
年末恒例のまねき上げがあります。
>年末に行われる顔見世興行に出演する歌舞伎俳優の名前が書かれた
「まねき」と呼ばれる板を、劇場の正面に飾る伝統行事。

京都四條 南座 (阿国歌舞伎発祥の地) 名所・史跡

そして歩いて八坂神社まで来ました。

八坂神社 寺・神社・教会

町角にある両替機です。
コロナ禍で外国人は見かけなくなりました。
人が少ない京都は歩きやすいです。

振り返って四条通です。

八坂神社 寺・神社・教会

八坂神社の門。

八坂神社 寺・神社・教会

お参りして。
更に奥まで歩いて行くとあるのが。

八坂神社 寺・神社・教会

坂本龍馬・中岡慎太郎の像です。

桜が咲く頃には大勢の人込みで奥まで来るのが億劫でしたが、
この日は誰もいなくて静かです。
ひょうたん池。

日本庭園にいた水鳥、アオサギ。

祇園しだれ桜。

再び歩いて四条大橋まで来ました。
都鳥が数羽いました。
昔はもっとたくさんいたのに。

四条大橋 名所・史跡

四条大橋の立派な碑があります。

四条大橋 名所・史跡

風情がある高瀬川です。
＞江戸初期に角倉了以と素庵親子によって造られた運河。

リンガーハット京都四条河原町店。

お腹が空いたのでリンガーハットで安くて美味しい皿うどん。

リンガーハット京都四条河原町店の横の店先に、
中岡慎太郎寓居跡があります。
近江屋の斜め前です。
今回の目的地は河原町OPA店8階のブックオフです。
掘り出し物の本を探しに来ました。

中岡慎太郎寓居跡 名所・史跡

河原町OPA店を出て北に上がると、
かっぱ寿司の店先に近江屋跡の碑があります。
＞坂本竜馬と中岡慎太郎が見回り組に暗殺された場所です。
近江屋があった当時の河原町通りは4～5人が通れば、
肩が触れ合うほどの狭さだったそうです。

坂本龍馬中岡慎太郎遭難之地 名所・史跡

更に、河原町通りを三条方面に上がると、
土佐藩藩士の後藤象二郎寓居跡の碑があります。
土佐藩出入りの醤油商で、
今中弥兵衛を当主とする「壷屋」のあった場所。
ホテルリソル 京都 河原町三条1階にギャラリーがあります。

高瀬川を渡り三条京阪駅に向かいます。

高瀬川 自然・景勝地

サギと鴨がいます。

高瀬川 自然・景勝地

三条大橋の上から。

三条大橋 名所・史跡

三条大橋の北東角にある駅伝発祥の地の碑です。
スタートはここ三条大橋で、
ゴールは上野不忍池の博覧会正面玄関だそうです。

駅伝の碑 名所・史跡

三条京阪近くのだん王法林寺。
境内に保育園があり、
こどもの歓声が絶えないお寺です。
コロナ禍でお守りが買えませんでした。
招き猫発祥の地の猫型のお守りがあります。

檀王法林寺 寺・神社・教会

加茂川龍神は、自在な神通力を持ち、
晴雨を司る神様として、
われわれや仏法をひでりや水難から守る神様。
この日はブックオフ三条店に寄って帰りました。

檀王法林寺 寺・神社・教会

更に、三条通りから御池通りに上がり、
木屋町通りのインド料理のムガールに行くと、
お店の隣に桂小五郎と幾松の寓居跡、
前に佐久間象山、大村益次郎遭難の地があります。
カレー屋さんに行った日の写真です。

佐久間象山 大村益次郎遭難の碑 名所・史跡

京都市役所前、
京都ホテルオークラの敷地内に長州藩邸跡の石碑があります。
狭い場所に幕末の重要人物が集まって、
一つの景色の中に、色々な時代が重なっています。

12/10のインド料理ムガール、
12/20のブックオフに行った日の写真を合わせて作りました。
2021年はコロナ禍で遠出しなかった年になってしまいました。

2022年は皆様にとって健康で良い年になりますように！！
たくさん旅行に行けますように！！

この旅行記へのコメント （5）

• 五黄の寅さん 2023/11/02 22:57:30

  内容の充実した散歩ですね

  ロータス様
  今晩は、五黄の寅と申します。
  台湾旅行記にお越し下さり有難うございます。
  中身の濃い内容で、興味深く読ませて頂きました。
  歴史が好きで、司馬遼?太郎さんの小説から坂本龍馬や桂小五郎、大村益次郎に興味を持っております。
  投稿を読ませて頂いて、彼ら縁の地や歴史に名を残す方たちの碑を訪ねて見たくなりました。
  寅

  ロータスさん からの返信 2023/11/03 06:18:26

  RE: 内容の充実した散歩ですね

  五黄の寅様、
  読んで下さってコメントまでありがとうございます。
  コロナで気持ちも内向きになって国外に旅行するのが億劫になってしまいました。
  五黄の寅様の様に台湾に行きたいと思いつつ、
  近所を散歩しています。
  
  本当にありがとうございます。

• ロータスさん 2022/02/07 18:41:07

  エフサさん、ありがとうございます

  私も実は誰にも言ったことがないのですが、
  大河ドラマの中で花神が一番好きなんです。
  大村益次郎を想像すると中村梅之助さんのお姿を思い浮かべてしまいます。
  本は読んだと思いますがもう昔過ぎて、、、忘れてしまいました。
  
  菊水は小学生の時に初めて両親と京都に来た時に入ったお店です。
  大人になってから結構良いお店に連れて来てくれたんだなぁと思いました。
  今ではわざわざ入らなくなりましたね。
  
  インドに行かなくなって日焼けしなくなりました。
  それはそれで良いことなのかなぁ～と思って暮らしています。
  
  2022年、エフサさんにとって良い年になりますように！！
  コメントありがとうございます。
  
  
  
  
  
  

• エフサさん 2022/02/07 18:19:46

  京の町をそぞろ歩き

  ロータスさん、おばんでございます。
  
  ロータスさんが歩かれた幕末の史跡を見ていたら、司馬遼太郎の世界があれやこれや思い浮かんで来ました。ロータスさんが歴史深い地に住まわれている事を改めて感じました。
  数々の幕末のヒーローの中でワシのヒーローは大村益次郎、「花神」の主人公です。
  超マイナーでしょう？　でも技術屋としは彼の生き方は感動もの。今でも単行本4巻は断捨離せずに残しています。
  
  南座の向かいと言ったらワシはレストラン菊水の洋食を思い浮かべちゃいます。やっぱり芸術よりは食い気かな。
  「まねき」の中に中村錦之助の文字を見つけました。二代目さんが活躍されているんですね。中村錦之助と言えば子連れ狼の拝 一刀が懐かしい。
  でも、中村の「村」の書体が読めません。老眼には中身のない「くにがまえ」にしか見えません。困ったもんだ。
  
  ムガールのカレー、美味しそうですね。
  ロータスさんも早くたくさん本場のカレーが食べられますように！！

  ロータスさん からの返信 2022/02/07 20:48:56

  Re: 京の町をそぞろ歩き

  エフサさん、こんばんは。
  いつもコメントありがとうございます。
  返信する欄を間違えて、、、
  自分の旅行記に自分で投稿してしまいましたΣ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ
  そちらも読んで下さいね！！
  エフサさんが、今年も美味しいものをいっぱい食べられますように！！
  応援しています！！！