「旧秋元別邸」の紅葉_2021_赤い葉は枯れ始め、でも緑～黄のグラデーションも。（群馬県・館林市）

2021/11/24 - 2021/11/24

館林市の「つつじが岡第二公園」、その中の「旧秋元別邸」の周りで紅葉を見てきました。赤くなった葉は既に枯れ始め、一部散り始めていました。でも、その横で緑～黄緑～黄～オレンジのグラデーションの木もあって、色付き進行中のようにも見えました。

エリア 館林(群馬)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

群馬県館林市、市役所と「つつじが岡公園」の間に、「つつじが岡第二公園」があります。
写真は、隣接する「尾曳駐車場」の出入口から見た、南方向の風景です。左下奥、信号の向こう側に「旧秋元別邸」があります。

信号を渡って「旧秋元別邸」へ入ります。

「旧秋元別邸」は、旧館林第2代（最後）の藩主・秋元礼朝（あきもひろとも）の養子になった秋元興朝（あきもとおきとも）が、別邸として使っていた屋敷です。

建物は、上毛モスリンの重役の別荘として、明治時代後期に建てられたそうです。（guntabi.comによる）

大正時代に旧館林藩主秋元家に所有が移り、秋元家の別邸となりました。（guntabi.comによる）

「旧秋元別邸」の南側と、道路を挟んだ北側には「館林花菖蒲園」があります。これらを含んだ一帯が「つつじが岡第二公園」です。

「館林花菖蒲園」は、皇太子ご成婚を記念して、昭和34年(1959)に造園されました。

建物の左側を通って、前庭へ行ってみます。

建物の東側から見た、屋根の上の紅葉です。

前庭は、芝生の広場になっています。手前の紅葉は、枝先が既に散っています。

右側の木、こちら側から見ると、かなり枯れ始めています。

その隣の木、色付き進行中のようですが、これも枝先は散り始めています。

前庭から見た南方向です。左奥の一段低いところと、右奥に、花菖蒲畑があります。

前庭の南端、花菖蒲畑との間にも紅葉があります。

北側から見ているので、逆光です。

花菖蒲畑側から見ると、枯れ始めている様子が分かります。

枝先は散り始めています。

そんな状態でも、透過光だと綺麗に見えます。

右奥に「尾曳橋」が見えます。

あるいは遠くから見れば、あまり気になりません。

左側が「旧秋元別邸」の前庭、右側が花菖蒲畑です。

西側から見た前庭です。左の建物が「旧秋元別邸」です。

南側の花菖蒲畑から見た「旧秋元別邸」です。中央の紅葉は枯れ始めているので、茶色っぽくなっています。

敷地の東南側には十月桜の並木があって、花が未だ残っていました。

右側の（ボケた）木に、チラホラ見える白いモノも、十月桜の花です。

敷地の端、もう少し建物に近いところには赤く色付いた木があります。だいぶ枯れ進んでいます。

東端の紅葉の隙間から覗いた「旧秋元別邸」です。

全体的には、色付きがあまり進んでいないのに、枯れ葉が目立ちます。

前庭の南端、このあたりは”色付き始め”に見えます。

その並びには、こんなに赤くなった木があります。

これから赤くなりそうな”色付き進行中”に見えます。

でも奥の紅葉は、枝先が枯れ始めています。

よく見ると花が少なくなっているので、落葉が始まっています。

「旧秋元別邸」の北側から、駐車場へ戻ります。

駐車場の北側の「尾曳神社」に行ってみると、参道に鳥居が並んでいました。

道路側から、左上→右上→左下→右下　の順に進みます。

参道の鳥居の上にも、紅葉があります。

色付きが進んでいる枝もあります。

参道を更に進むと、狛犬（狐？）が並んでいます。

参道の横に、綺麗な菊が咲いていました。

「尾曳稲荷神社」は、尾曳城（後の館林城）城の北東、鬼門の方角に、守り神として建てられました。西向きの社殿は珍しいそうです。（館林市ホームページによる）

社殿の横に「花の尾曳　弁財天」の鳥居があります。

周りの銀杏は落葉な進んでいますが、この木は緑も残っていて、落葉が遅れています。

並んだ狐の向こうには、真っ赤な紅葉があります。

色付き進行中に見えますが、色付いた葉は真っ赤です。

この狐、かなり古いモノの様です。

神社の敷地の南端にあるイチョウの木、まだ色付き進行中で、黄緑と黄色のグラデーションが青空に映えます。

敷地の西の端のイチョウは、落葉がかなり進んでいるのですが、このイチョウの黄葉、遅くまで綺麗に色付いています。

東側には「城沼」があります。こちらの景色は秋と云うよりほとんど冬です。遠くに筑波山が見えるのですが分かりますか。

（　おしまい　）