遠望峰山登山…幸田駅から蒲郡駅まで歩いてみた

2021/10/28 - 2021/10/28

遠望峰山。“とぼねやま”と読みます。
行程
幸田駅～不動ヶ池公園～不動ヶ滝～遠望峰山頂～展望台～聖山～
清田の大クス～安楽寺～蒲郡駅～おやつ

エリア 蒲郡(愛知)

JR東海道線、幸田駅下車。

幸田駅外観。昭和の香り残るかわいらしい駅舎。
ヤシの木がポイント高し。

幸田駅 駅

駅前ロータリーからの眺め。
矢印が遠望峰山山頂付近。ここを目指します。
時刻は10:00。出発！

まずは麓にある「不動ヶ池公園」を目指します。
駅からは2.5kmくらい。

幸田町はまだまだ畑が残ってる。

のんびりしてていいところだなぁ。

公園手前にある「とぼね運動場」が見えてきた。

そして「不動ヶ池」。奥にウッドデッキが見えます。行ってみます。

うわー、広々ウッドデッキ。気持ちよさそう。

立派な東屋もある。
大手企業やその下請け工場がある幸田町。税収は潤沢のようです。

池に隣接してあるのが「不動ヶ池公園」。

不動ヶ池公園 公園・植物園

きれいに整備されています。夏には水遊びもできそう。

さあ、ここから本格的な山登りとなりますが…

キャンプ場があるようです。

最近はキャンプブームですからね。昔キャンプをしていた身としてはちょっと気になる。
この日はソロキャンパーが1人おられました。

不動ヶ滝園地キャンプ場 キャンプ場

キャンプ場の規模は小さいですが水場あり、釜場あり、トイレあり。設備が整っています。

沢沿いのテントサイト。いいですね。

池や公園、キャンプ場の名前にも付いている「不動ヶ滝」があります。
ひょっとしてアレでしょうか…

コレでした。う～ん、でもコレって滝と呼べるでしょうか…。

不動ケ滝 自然・景勝地

滝の上の不動明王からは…

こんなアングルからも見られます。

車が通る舗装道路を登って行きます。

あまり面白みはありません。

途中の展望スポットでちょっと休憩。

幸田市街地周辺が一望できます。

さらに上ります。

そして「天空の宿 天の丸」への分かれ道。　
遠望峰山への案内表示が一切なかったので直進してしまいました。200～300mほど歩き、こりゃ違うなと気づき戻ってきましたが分かりにくい(自分の調査不足なんですが…)。公の案内板は無理としても登山愛好家の方々の手作り看板はあってもよさそうなんですが…。そういうの立てたらダメなんでしょうか。

ホテルが見えてきた。

「天の丸」入口。
さて、ここから山頂へは…と迷っていたら、

天の丸 宿・ホテル

入口横にそれらしき階段を発見。ここにも案内看板なし。なんで？

ちょっと登ると…

案内板ありました。これは「天の丸」ホテルが設置したものですね。おそらく宿泊者が散歩がてら来るんでしょう。だったらなんで階段下にも設置しないんでしょうか。あまりウェルカムではないのかな。

で…ここが山頂？

標高443m。ココが遠望峰山山頂のようです。
しかーし、眺望はまったくなし。達成感もまったくなし。さっさと先の展望台に向かうとします。

遠望峰山 自然・景勝地

おっ、この先開けてる。

はい、遠望峰山展望台到着。
不動ヶ滝からは約55分、歩き始めの幸田駅からは約1時間50分。

展望台と言ってもおまけのベンチがあるだけで、な～んにもありません。
ちなみに見えているのは三河湾です。手前にあるのが三河大島、奥に見えるのが渥美半島です。

木々で視界が遮られているので蒲郡市街は見えません。見えているのは工場などが建ち並ぶ埋立地。

振り返るとこんな感じ。

時刻はちょうど12:00。お昼にします。
事前に幸田駅前で調達しておきました。おにぎりはファミマ、おかずである“若鶏の竜田揚げ しそチーズ巻”は「とうふや豆蔵」で、デザートは「momochami Bread」の“チョコボールパン”です。どれも最高にうまいです。

展望台背後の電波塔。ここは駐車場だったんでしょうか。結構な廃虚感が漂っています。

大事な施設のようです。
さて、これから聖山方向(蒲郡市街方面)へ下るのですが、駐車場を抜けると下を走る三河湾スカイラインに出ます。そして右折…

聖山へのルートは展望台からショートカットできます。前述の展望台端の“青矢印”の小径を80mほど下ると三河湾スカイラインに出ます。道路に出たら左方向へ30～40m。

カーブの途中に「聖山」へ下る案内看板があります。

コレです。ガードレールをまたぎます。

地図。

さあ、聖山へ下ります。

ずっとこんな感じ。特に見どころなし。

ん？聖山？

どうもココが聖山山頂のようです。標高328m。
「とぼねの里公園」方面ではなく、そのまま直進。

ここから一気に下ります。

舗装路に出ましたが、鉄柵があり外から鍵がかけられてる？立入禁止エリアだった？と思いましたが…

こういうことでした。鍵はかけられておらず。

柵から100mほど下ったカーブミラーたもとの脇道を入ります。

かつて使われていた荷物運搬用の軌道が残されていました。

道は結構荒れています。

美しい竹林。

民家が現れた。

ふ～っ。“下界”まで降りてきました。

振り返ると下って来た道はこんな感じ。遠望峰山展望台からは所要約40分。

“下界”の村はみかん畑の広がる別世界。

そう言えば、蒲郡はみかんの産地でもありました。

これから向かうのは「清田の大クス」。なにげに今回一番の楽しみでもあったりします。

いい眺めです。天気もいいし、歩いていても気持ちいい。　
この時は気づいていませんでしたが、もうすでに清田の大クス見えてます(画面中央付近)。

アレです。

おおーっ。

で、デカい！

清田の大クス 自然・景勝地

なんじゃコラぁ…。(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
木の幹ってこんなに太くなるんですか。いや～驚きです。

なんと幹周り14.3m、推定樹齢1000年。中部地方で一番大きなクスの木のようです。国の天然記念物にも指定されているようです。納得。

枝振りもすごいんだな。これが…。

ここにお住まい方々の生活と一体化してます。
いいもん見れました。

続いては安楽寺へ。
参道の松の木が素晴らしいです。

安楽寺 寺・神社・教会

総門からの眺め。奥にチラリと見えるのが山門。

ドーン！これが安楽寺の山門。見応えありますね。
安楽寺は徳川家康の母「於大の方」に所縁が深く、応永15年(1408年)創建という由緒ある寺です。

なんと2015年の火災により本堂、鐘楼、他の2つの堂などが焼失。現在、本堂跡地は更地になっています。出火原因は寺関係者のたき火の飛び火とのこと。何やってんだよ。まったく。

ふーっ。あそこから歩いて来たんです。

そして駅前商店街を抜け…

14:30。無事、蒲郡駅北口到着。終了です。
幸田駅からの総所要時間は約4時間30分。歩いた距離約13kmでした。
結構疲れたなぁ。

蒲郡駅 駅

そして誘われるがまま、駅南口にあるアピタへ…

スガキヤラーメン食べちゃいましたー。
一杯330円。もちろん税込み。うまいなー。

今回のルート。
※電波の入らない展望台付近は直線表示となっているので正確ではありません。
(終)