秋田の力士を見に行く18。(荒川薬師神社と鬼子母神堂社)

2021/10/29 - 2021/10/29

社寺建築の装飾彫り物の中に、屋根を支える力士像がある。西日本では、邪鬼と呼ぶところもあるようだ。

秋田の寺社にある力士像の数は、63と日本一だそうだ。

今回　訪問したのは、
大仙市協和荒川字薬師堂３－４
　荒川薬師神社　だ。

エリア 大曲・大仙(秋田)

• 旅行の満足度: 3.5

荒川薬師神社には、３つの鳥居がある。
ここは、集落の1の鳥居

ここは、2の鳥居。

くぐると、すぐ国道46号

道路を横断すると次の鳥居が見えてくる。

3の鳥居をくぐって神社にあがる。


ここには、駐車場がないから、当然路駐だ。

神社への階段が見えてくる。

薬師神社

綺麗に整備されている

境内には、
保食神社
稲荷神社
金玉神社
山神社
八幡神社　がある。
金玉神社とはなんだ。

最近掃除したのだろうか？

拝殿

龍の彫り物がある。

はて　力士は？

おりました

目が光っている。

金箔を塗ったのかな？

ここが本堂

高台に本堂

力士

アップ

これも　目が光っている

力士

アップ

反対側かは

力士がいる。

ストロボ

目が金ピカ

荒川地区は、鉱山で栄えたため、地域には、荒川神社などもあり、複数の神社を維持できる裕福な土地だった。

このため、仙北地域では、ほとんど見られない建築力士を発注する財力があったのだろう。

力士

神社庁によれば、創立は不詳で、寛文12年までは薬師堂山嶺に建立されていたが、現在の地に山腹を開いて改築する。
　菅江真澄『月の出羽路』写生図には、薬師堂日照山大権現とある。明治はじめまでは全村の産土神として崇敬されたと記録にある。とのこと。

次に向かうのは、通るたび気になっていた神社

国道46号沿いにある。

大仙市協和荒川37-1 が住所

鬼子母神堂社だ。

鬼子母神は、もともと暴虐で子どもを捕まえて食べる鬼女だったが、釈迦に諭され改心してからは、安産、子育ての守り神となった。

荒川鉱山にあったが、廃坑、廃村に伴い、ここに移転してきた。

明治28年の建立だ。

綺麗に整備されている。

鬼子母神の像は、思った以上のサイズだ。

高さは、2メートル以上あるのだろう。

怖い顔ではなかった。

社内も綺麗

二十三夜塔

また、この道を降りて行く。