秋田の力士を見に行く21。(葛岡金峰神社・切通稲荷神社)

2021/10/29 - 2021/10/29

社寺建築の装飾彫り物の中に、屋根を支える力士像がある。西日本では、邪鬼と呼ぶところもあるようだ。

秋田の寺社にある力士像の数は、63と日本一だそうだ。

今回　訪問したのは、
由利本荘市葛岡字宮ノ腰73
葛岡金峰神社

由利本荘市長坂三嶽前１２８
切通稲荷神社　だ。

どちらも旧大内町だ

エリア 鳥海・由利(秋田)

• 旅行の満足度: 3.5

葛岡金峰神社に来た

神社庁によれば
葛岡金峰神社は紀元1417年人皇第46代孝謙天皇の天平宝字元年の創立で、吉野から御分霊を勧請したもので、当時の祭神は金山彦大神、金山姫大神の二神をお祀していた。
　御神体は後元禄年中藩主岩城伊予守重隆（第2代月峰領主）の手に成ると伝えられる。
　境内に御分霊の際記念として、吉野から移した桜樹1本あって注連掛桜といい、花時には最も美妙に咲いていたが、次第に古木になって今はその痕跡も止めていない。
　当集落の葛岡は葛城の葛から出たものという。
　或は吉野のクス村人が落着いたのでクスオカ（葛岡）という説をなすものもある。
　本社は久しく金峯山蔵王権現と称したが明治6年村社に列し金峯神社と改称す。
　当社は山伏修験の神社で真言宗の影響もあり十度祓い、万度祓い、護摩加持祈祷もなし、又天然痘麻疹等流行の場合神送りをなしたと伝えられる。
　境内社住吉神社の御神像は県文化財に指定されている。
のだと。

境内社は

八幡神社
住吉神社
鎮霊社

山門に　力士がいる

どこ見ているんだ

右の力士

左の力士も

同じ方向を見ている

なにがあるのか・・・

あんまり　見たことのない力士だ

個性的　と言えば　個性的

鎮霊社か?

石碑には、観音講　とある

後ろから　力士を見たところ

服を着ている

裃みたいなの

こっちには　石段があり

この隣の　神社みたいなのの

山の上に向かって　建物が伸びている。

不思議な構造だ。

近くの　加田喜沼湿原　が眺めれる高台に上る

標高約30ｍの低地に位置し、1万年以上前の芋川の流れが湿原として残ったものだと考えられている。

湿原のなかに広がる大小の水たまり（池とう）が美しく、湿地性植物を含む多くの植物が見られる。

初めて　こんなのがあると知った。

すぐそばの　切通稲荷に到着

神社間は　500mくらいしか離れていなない。

ここの神社は
慶長５年（１６００）京都伏見稲荷の分神を伊藤氏が加賀より移住の際伝えたのが始まりとされている。
五穀豊穣、商売繁盛の神様としても周辺住民から広く信仰されており、現在の社殿は明治１７年（１８８７）に再建されたものだ。

鳥居を4つくぐって　本殿に行く

駐車場はない。

4つ目の鳥居

ここをくぐると

本堂

ここに、梵天の奉納がある。

では　力士は　というと

2体ある。

葛岡金峰神社のものとは　違う形だ。

向拝の彫刻が凝っており、龍、鳳凰、獅子、象、鯉、兎、力士、亀など様々な縁起物が掘り込まれている。

その横に　力士がいるのだ。

右

左

これはなんだろうか。

鳥居

もう一度　力士を見る

右

左

右

左

獅子と狐

獅子と狐

なんかの実

ここは　ナントカセンター

長坂の梵天が飾っていた。