南ア便り２～セントルシア・ゲームドライブとサンセットクルーズ

2021/09/23 - 2021/09/25

中南米の独立国ではなく、南アフリカの湿地帯セントルシアへ行ってきた。
セントルシアは、ダーバン北部の東海岸にある小さな町。海と湿地帯とサファリ（ビック５が見られる）とマリンスポーツが楽しめる。何より南アフリカと思えないくらい治安が良くて、街歩きの脅威は強盗ではなく野生のカバ笑。
写真はサンセットクルーズで見たカバの群れ。

海外旅行に行けないのでしばらくは南アフリカ国内旅行します。ケープタウンにばかり行ってる場合じゃなく（ケープタウン楽しいけど）、マイナーな場所を開拓していきたい。

エリア イシマンガリソ湿地公園周辺(南アフリカ共和国)

プレトリアから東海岸のセントルシアまでは600キロ以上、南アの領域内にある外国エスワティニを迂回しながら7時間以上のドライブ。
片側3車線の高速道路はさくさく進む一方で、ガタガタの一車線に入ると大型トラックに道をふさがれ一気にスピードが落ちる。

セントルシアのあるKwazulu Natal州に入ると、道端にパイナップル売りが出現。
小さいのが6個以上入って一山30ランド、200円ちょっと。

出発から6時間、Google mapでもそろそろ海が近づいてきて湿度もあがってきた。がなかなか水辺が現れず。

朝7時に出発。途中2回の休憩をはさんで、夕方4時前に宿に到着。移動も1日がかり。
ケープタウンまでは飛行機で2時間なので気軽に行ってしまうが、ここはしょっちゅう来られる場所でない。

自然あふれるロッジで今日から2泊する

キッチン付きで自炊、庭でブライ（BBＱ）も可能。

今回同行した友人家族は年末に再訪、一週間滞在して野生のカバに遭遇したらしい。

湿地帯の中にあるバーで、お疲れのビール1杯でウィントフックラガー。

住んでいる場所から最寄りの海までは車で7時間。水辺に行きたいときは国内無数にあるダム湖に行くしかない。

夕飯はセントルシアのメイン通りにあるレストランで。

治安がいいのでメイン通りは夜でも歩ける。
強盗ではなく、カバや野生動物に注意。

翌朝は散歩がてら海まで歩く。
人のいない通りで、バブーンが自由気ままに動き回っている。

メイン通りにあるローカルマーケット。

カバに注意の道路標識

この辺りの家には一家に一台クルーザーがある。
早朝、自家用車で海までけん引んしていって釣りをする。
リタイアした人たちの夢の町？

海まで一本道の入り口にある検問所。

海辺はアルコール持ち込み禁止。お兄ちゃんたちがビール没収されて嘆いていた。

ビーチはここを左折ね。
もう海のそばにいるのに、ブッシュが茂っていて見えない。。
3キロ以上歩いて、

海に到着。目の前にインド洋！
北に数百キロいくとそこはモザンビーク。
内陸の首都の森の中に住んでいると、インド洋見るだけで海外に来た気分で爽快だ。

宿に戻ってコーヒーと軽めの朝ごはん。

この先は砂州になっていて、カバが遊びに来ることもあるみたい。残念ながら、2泊中遭遇できず。

この日は2カ所のビーチと、ゲームドライブ、サンセットクルーズ。
まずは町のすぐ北にあるネイチャーリザーブへゲームドライブ、自家用車で野生動物を見に行く。舗装されているので4WDでなくても運転が楽しめる。
早速クドゥの群れに遭遇。

水辺に何かいそうだけど見られず。

公園内は軽く数十キロのドライブ。
南アで有名なクルーガー国立公園は四国がすっぽり入ってしまう規模。

遠くにバッファローとゼブラ
今日が草食動物ばっかりだな。

舗装された道
わき道に入るとオフロードになるも、普通車で走行可能なレベル。

Cape Vidal Beach
1200種類の魚がいるダイビングスポットでもある。

今日は南アの祝日Heritage dayなので、ダーバン辺りから日帰り客が多く来ていた。インド系ファミリー多いな。

もともとはここクワズルナタール州ズールー王を記念する日だったが、1995年に南アの祝日とされた。

Rocks Beach 2つ目のビーチ
岩場の海で釣り人が多かった。

宿に戻って少し休んで、サンセットクルーズへ。

サファリで活躍しそうなランドローバーがお迎えに来た。
全部で9人のツアーで、ケープタウンとダーバンから来ている南ア人が一緒だった。
迎えのランドローバーに向かって「何でトヨタじゃないの？」って、ありがとう。

セントルシアの地形の説明

イギリス人がこの地にpalm treeをたくさん植えたため、大量の水が必要になり地形動物生態系が壊れたとガイド談。それを救ったのがマンデラ元大統領の英雄話。

鳥の巣を観察し、

バードウォッチングの次は、タイミングよくワニが登場。

タイミングよいな、生きているんかな。
微動だにしないので真偽分からず。

かばを探しながらボートはしばらく進んで行く

かばファミリー発見

水面から顔の上側だけ出して辺りをうかがっている。
温泉にいるワニ野郎を思い出してしまった。

陸にかばの群れが。
そのあと

水の中に戻っていった。

1トン以上ある巨体が水中を動くのでボートが揺れる。

口開きすぎ。これあごはずれないんかな。

もう一生分のかばを見たよ。ありがとう。

太陽が沈み始めた。沈む夕日を見ながらクルーズ。

飲み物のサービス。温かいお茶をいただいた。

夕飯はシーフード。
さっきクルーズした場所でとれた海鮮もあるかなあ。
この辺りの魚たちは、かばの糞をたべてるから栄養豊富、というガイドさんの言葉を思い出した。

3日目、朝日を見に今日は車で海に繰り出す。
意外と歩くんでね。

おはようインド洋。

このあたりの島国で未踏のマヨット。
2年前ケニア航空のフライトキャンセル食らい行けなかった。

今日はまたプレトリアまでロングドライブ。
朝ごはんを食べて出発。

友人が村で民芸品を買うために立ち寄り。ラグマットとかごを購入。
お宅は南部アフリカの国の民芸品であふれている。

私はパイナップルの山を30ランドで購入。

戦利品のパイナップルは1週間で食べきった。

次は現地3泊以上で再訪したいな。