南ア便り２～赤ワインピノタージュを求めてワイナリーRijk's

2021/05/01 - 2021/05/03

1年前は厳しいロックダウンで買い物や通院以外の外出が禁止され、お酒の販売も一切認められてなかった南アフリカ。その後ロックダウンレベルが緩和されていき国内移動可、国際旅客便再開の緩いレベル１へ移行した。
12月クリスマスシーズンにはCOVID-19変異株によって再び感染者が爆増し、再び厳しいロックダウンレベル３に突入。2月の初めに再び緩和されたあとは、感染者が1日当たり数百人と減少傾向が続いた。このタイミングで西ケープ州のワイナリーを訪ねてきた。
5月下旬になって第３波が到来、再びステイホームの生活に戻った。

★航空券
flysafairのセールで購入
ヨハネスブルグーケープタウン往復 1,143ランド、約9千円

★宿
ワイナリー併設Rijks　https://rijks.co.za/
パールのゲストハウス　Cana Vineyard Guest house

エリア パール(南アフリカ共和国)

• 交通手段: レンタカー

1年半ぶりの南アフリカ国内線、国内旅行。
ヨハネスブルグ空港までは電車ハウトレインを利用。
オンラインチェックインで搭乗券あるので、空港到着後の荷物検査は5分かからず。搭乗までまだ30分以上あるのでBidvestラウンジに寄る。プライオリティパス利用可。
軽く朝ごはん。感染対策で全て個包装。

お久しぶりの南アLCCのFlysafairに搭乗。
入り口は前後に2箇所あり、みんなサクサク乗り込み定時出発。
お隣は鮮やかなKululaの機体。

ケープタウン行きの機内は満席である。この路線は他にも複数エアラインが1日何本も飛ばしている。

ケープタウンまでは2時間のフライト。
雲一つなくて風景がとても良く見えた。

機内飲食サービス(有料）は中止されているが、水はリクエストすればもらえる。

ケープタウン空港に到着。
お隣の派手なオレンジの機体はマンゴーエアライン。
Flysafairはラグビーチームのスプリングボックスのスポンサー。

空港からテーブルマウンテンがくっきり見えた。

Avisレンタカーで手続きして出発。
3日間お世話になるのはスズキのSwift。

コンパクトながらも坂道も走ってくれたが、走行中にハブキャップが外れて行方不明に。メンテナンスどうなってるの。
罰金まで取られて踏んだり蹴ったり( ;∀;)

空港からしばらく渋滞にはまりながらも、目的地までは快適ドライブ、
どこまでも続くまっすぐな道で気持ちいい。
ちょっと飛ばし過ぎたか。

空港から1時間半弱で、ワイナリーRijk'sに到着。
Tulbaghはボーア人が多く住むエリアで、この真っ白な建物はダッチ様式。

お部屋のチェックインの前にレストランでお昼ご飯。
見渡す限りのブドウ畑。

部屋の鍵と一緒に、滞在中に使ってねとサニタイザーを渡されたが、
香料がきつくて持参のものを使用。

今日はこのあと部屋でゆっくりの予定なので、さっそく1杯いただく。
食前に2020年の軽めのロゼを。

昨年3月末から半年以上もお酒の販売が禁止され、ワイナリーもかなりの打撃だっただろう。なんとか再開してくれて嬉しい。
南アに赴任している間に、2か月に一回はワイナリー巡りしたいものだ。

メインはラム肉のグルメバーガーと、サイドはオニオンリング。

食後にワインテイスティング考えてたら、お客さんが数名やってきた。
忙しそうなので、部屋でのんびり飲みますか。

ランチの後、腹ごなしにワイナリーの敷地内をお散歩。

プールもある。
真夏は気持ちいいだろうなあ。

この時期、朝は気温１０度下回るのに、翌朝プールで水浴びしている南ア人がいた。

池を一周した後、近くのダムまでお散歩。

往復2キロ近くと軽い運動になった。

レセプションに行って部屋飲みのピノタージュを1本購入。
飲みたかった2014年モノはもう完売で在庫がないって。

2015年のプライベートセラーが、フルボディで2014年のものに味が近いみたい。
比較的軽くて飲みやすい南ア発祥赤ワインのピノタージュだけど、これはずっしり来る。

鳥のさえずりで朝を迎える。
翌朝7時半前ごろ。
西ケープ州は南アフリカの西側なので、ヨハネスブルグ・プレトリアと比べて日の出が遅い。

朝ごはんの前に散歩に出かける。

朝はかなり気温が下がり、池の水面から湯気みたいな自水蒸気があがっていた。

朝ご飯はブッフェ。
地場のチーズが美味かった。オムレツも具だくさんでお腹いっぱい。

換気のため窓が全開なのでみな厚着して震えながら食事してる中で、
素足にランニングシャツの人たちがいた。

ワインを2本購入してチェックアウト。
庭の植物も見事に手入れされた素敵なワイナリーだった。

平日だと2泊以上でプロモーションプランがあるので再訪したいな。

昨日来た道を途中まで南下して引き返し、
南アのいわゆる3大ワイナリーの一つであるパールを目指す。
地図で気になっていたAfrikaans Language Monumentへ。

外から眺めて

レストランやお店が集まるSpice Routeへ。

山道を進んで行き、駐車場に到着。
すると突然声を掛けられ、「ハブキャップ外れてるよ」と。走行中落としていたらしい。。そんなに簡単にはずれるものなのか？？
親切にタイヤにかぶせてくれたけど、手でガンガン叩いて装着。
そしてこのあと再び外れて行方不明に。。

ここの目的は、ケープブリュワリーカンパニーCBCのテイスティング。
4種類が50ランド、400円、7種類が75ランド、600円。
エールとIPAが濃くて美味かった。

ここもロックダウンで半年以上閉鎖されてたみたい。
継続してくれててありがとう。

お昼ご飯は丘の上にあるレストラン。
テラス席は風通しがいいとはいえ、満席で密なので、室内のテーブル席で食事。

シーフードリゾットとイかのフリッター。

本日のゲストハウス。
Googleのレビューが良かったのが決めて。

スタッフがとっても感じが良かった。
南ア人は概してフレンドリーで親切。
強盗は山ほどいるけど、ヘイトクライムとか嫌がらせはあったことない。

ここのワイナリーも巨大だなあ。
昼間暖かいので、まだ蚊がいた。

ここのプールの水は澄んでてきちんとメンテナンスされいる。
うちにある共用プールはカバーかけられて使えない。

朝ごはんは8時から。
フライト時間や朝の通勤ラッシュから逆算して
7時半には出発したいというと、パッキングした食事を持ってきてくれた。

予定より早くケープタウン空港に到着。
レンタカー返却。ハブキャップ紛失で事故レポート書かされる。

プライオリティパス使えるBidvestラウンジでゆっくりできる時間もあった。

搭乗もさくさく完了し、定刻出発。
上昇中に左手にテーブルマウンテンがくっきり見えた。
本日も満員のフライト。足元ビーサンや裸足の南ア人たち。
2時間のフライトでヨハネスブルグに戻ってきた。

月曜の昼下がり、空いてるハウトレインでプレトリアに戻る。