初夏のフランス、ぐるっと半周１３日間　１３．モンサンミッシェル

2013/06/25 - 2013/06/25

８日目　２０１３年６月２５日（火）晴れ
・モンサンミッシェルは観光大国フランスの中でも特に人気が高く、多くの観光客で賑わっていた。モンサンミッシェルは何度もＴＶ番組で見て頭に入っているが、実際に訪れるやはり素晴らしい。干潮で干潟を歩く人もいたが、満潮時に海に浮かぶ姿も見てみたい。宿泊地のサンマロも楽しみにしていたが、旧市街から離れた郊外のホテルだったので夜の個人での街歩きは出来なかった。
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【旅程】　※は観光、数字は1日の走行距離
　６/18　関空→パリ経由→ニース（泊）
　６/19　ニース※→モナコ※→エズ※→ニース（泊）40km
　６/20　ニース→エクス・アン・プロヴァンス※→レ・ボー・ド・プロヴァンス※→アルル※→アビニョン（泊）318km
　６/21　アビニョン※→ポン・デュ・ガール※→リヨン※（泊）265km
　６/22　リヨン→ボーヌ※→ストラスブール（泊）497km
　６/23　ストラスブール→コルマール※→リクヴィール ※→ストラスブール※（泊）160km
　６/24　ストラスブール→ランス※→パリ（泊）490km
★６/25　パリ→モンサンミッシェル※→サンマロ（泊）411km
　６/26　サンマロ→ロワール地方の古城めぐり※→トゥール（泊）360km
　６/27　トゥール→シャルトル※→パリ※（泊）230km
　６/28　終日フリータイム　パリ→ヴェルサイユ 宮殿※→パリ※（泊）
　６/29　パリ→機中（泊）
　６/30　→関空

エリア モンサンミッシェル(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　８日目。早朝にパリを出発したバスは、モンサンミッシェルを目指してノルマンディーを走っています。

　パリから走ること４時間半。緑の牧草の向こうにモンサンミッシェルが現れました。

　１２：３０　モン・サン・ミッシェル対岸のレストランで名物のオムレツの昼食。

　名物のリンゴ酒「シードル」で頂きました。ふわふわでちょっと物足りない。

　モンサンミッシェルへは対岸からシャトルバスで。

　さすがフランス随一の観光地。人でいっぱい。

　城壁と石造りの家並。１５世紀の英仏１００年戦争では要塞として使われていました。

　ラヴァンセ門を入ると、

モン サン ミッシェル 前哨門 寺院・教会

　すぐに有名なオムレツの店「ラ・メール・プラール」。

メール プーラール ホテル

　その先に「王の門」。要塞の入口で跳ね橋があります。

モンサンミッシェル 王の門 寺院・教会

　鋭く尖った落とし格子も。

　メインストリート「グラン・リュ」

　重厚な石の建物と、

　木組みの家（コロンバージュ）。同じコロンバージュでもアルザスのものと雰囲気が違います。

　アルザスがカラフルなドイツ風なら、こちらはシックなイギリス・チューダー風。

　道の両側にはレストランやお土産ショップがずらり。

　モンサンミッシェルは周囲９００ｍ、高さ８０ｍ。平らな場所は殆どありません。

　石畳の階段が続きます。

　振り返ると、対岸との間に広がる干潟。

　道は修道院の内部へ。

　水飲み場。小さな岩山の小島で水の確保はどうしたのだろう？

　修道院の建設は９６６年から始まり、数世紀にわたって増改築を繰り返しています。

　シャトルバスが通った堤防道路に変わって、Ｓ字形の橋を建設中。潮が運ぶ砂が堤防に堆積しモンサンミシェルの陸地化が懸念されるための対策で、現在は橋だけになっているそうです。

　８０ｍの岩山の頂上にあたる「西のテラス」に到着。

　目の前に建つ修道院付属教会。

モンサンミッシェル修道院 付属教会 (聖堂) 寺院・教会

　修道院付属教会の建設は１５世紀。

　尖塔の先には剣を振り上げた大天使ミカエル

　説明するS添乗員さん。

　振り返ると眼下に広がるサンマロ湾の干潟。

　修道院と海が一つになったビュースポット。

モンサンミッシェルとその湾 史跡・遺跡

　大潮の日には干潟は水没し、モンサンミッシェルは海に浮かびます。

　西のテラスから内部へ。修道院付属教会は３層構造で、ここは上階です。

モンサンミッシェル修道院 寺院・教会

　高い天井とステンドガラスから差し込む光で、教会特有の暗さがありません。

　上階部分

　上階部分

　回廊

モンサンミッシェル修道院 回廊 寺院・教会

　回廊

　回廊

　食堂

モンサンミッシェル修道院 食事室 寺院・教会

　中階に下りると暗い空間。

　中階は上階を支える役目があるため、太い柱が何本も。

　壁は厚く窓は小さい。

　向こうに出口らしい場所が。

　何やら機械らしいもの。

　大きな木製車輪でした。

モンサンミッシェル修道院 大車輪 寺院・教会

　牢獄として使われていた頃の名残で、荷物の上げ下ろしに使われたものです。

　聖エティエンヌ礼拝堂。１９世紀まで遺体の安置所として利用されていた、ちょっと気味の悪い場所。

モンサンミッシェル修道院 聖エティエンヌのチャペル 寺院・教会

　後で調べたら中階には騎士の間、迎賓の間、地下礼拝堂がありましたが、

　はて、ここがどこだったか？

　大天使ミカエル。ミカエルはのフランス語でミッシェル。

　大階段を通って修道院の外に出ました。ここでフリータイム、１時間後にバス駐車場に集合。

　強固な城壁

モンサンミッシェル ファニの城壁 建造物

　グラン・リュに下りていく途中で、

　干潟を歩く人達が見えます。

　修道院を振り返る。

　修道院を下りた麓に、

　サン・ピエール教会。ジャンヌダルクの像が建っていたが写真はなし。

サン ピエール教会 寺院・教会

　大天使ミカエルが祀られています。

　教会の墓地

　この場所から全景が見えました。

　あとはグラン・リュの家並を見ながら。

　グラン・リュの家並

　ラ・メール・プラール。このお店のプラール夫人が、栄養価の高い卵を使ったオムレツで巡礼者をもてなしたのが始まりだそうです。

ラ メール プラール (レストラン) フレンチ

　ＴＶで見た通り、オムレツをかき混ぜるリズミカルな音が聞こえます。

　これでモンサンミッシェルの観光は終わり。５０ｋｍ先のサンマロ郊外のホテルで１泊しました。