初夏のフランス、ぐるっと半周１３日間　１．ニース

2013/06/18 - 2013/06/19

　新型コロナのワクチン接種を終えたものの、国内外とも依然感染拡大は続いている。接種したワクチンの持続期間や変異株に対する効果も未知数と心配していたら、最近はラムダ株の出現や追加接種が必要等の報道が出て来た。国内旅行もままならず、まして海外旅行は全く見通しが立たない。
　海外旅行の思い出として、前回の「晩秋の北東ドイツを巡る旅」に続き、「初夏のフランス、ぐるっと半周１３日間」をアップします。


１～２日目　２０１３年６月１８日（火）～１９日（水）晴れ
・昼前に関空を出発、パリで長いトランジットがありホテルにチェックインした時は日付が回っていた。
・ニースは世界のセレブが過ごす高級リゾート。紺碧の海とビーチに並ぶ白いチェアーとパラソル、通りに並ぶ高級ホテルは「リヴィエラの女王」にふさわしい。しかし一歩旧市街に入るとイタリアを思わせる古い街並みで、朝市に集う住人たちは高級リゾートなど眼中にない様子だった。

エリア ニース(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　イタリア、ドイツ、スイス、北欧、ロシア、スペインと行って、次はフランスに行きたいなぁ。そう思ってツアーを探していたら１３日間のツアーを発見。海外ツアーは８日間か１０日間が相場だがこれは出色、しかもヨーロッパ直行便で価格もお手頃。嘱託勤務を終えて完全フリーになったので、躊躇なく申し込みました。
　ただホテルは殆どエコノミークラス、朝食はコンチネンタル、食事が付いてない日も多い。しかしコースは充実しているし、何よりカミサンを置いての一人旅なのでエコノミー第一。結果的にはコスパに富んだいいツアーでした。

　フランスを南から東、北と反時計周りにぐるりと半周するコース。通常の１０日間ツアーには含まれないリヨンやアルザス・ロレーヌも訪れるのがミソです。バスの全走行距離２７７１ｋｍ、2人のドライバーさん、お疲れ様でした。

【旅程】　※は観光、数字は1日の走行距離
６/18　関空→パリ経由→ニース（泊）
６/19　ニース※→モナコ※→エズ※→ニース（泊）40km
６/20　ニース→エクスアン・プロヴァンス※→レ・ボー・ド・プロヴァンス※→アルル※→アビニョン（泊）318km
６/21　アビニョン※→ポン・デュ・ガール※→リヨン※（泊）265km
６/22　リヨン→ボーヌ※→ストラスブール（泊）497km
６/23　ストラスブール→コルマール※→リクヴィール ※→ストラスブール※（泊）160km
６/24　ストラスブール→ランス※→パリ（泊）490km
６/25　パリ→モンサンミッシェル※→サンマロ（泊）411km
６/26　サンマロ→ロワール地方の古城めぐり※→トゥール（泊）360km
６/27　トゥール→シャルトル※→パリ※（泊）230km
６/28　終日フリータイム　パリ→ヴェルサイユ 宮殿※→パリ※（泊）
６/29　パリ→機中（泊）
６/30　→関空

　出発日、関空の団体カウンターの受付でこんな資料を渡されました。添乗員はフランス語がペラペラのベテラン女性Ｓさんです。

　１１：３０　エールフランス２９１便で関空を出発。

関西国際空港 空港

　１７：００　シャルルドゴール空港に到着。

シャルルドゴール空港 (CDG) 空港

　ここで４時間半の長いトランジット。この間カフェで休んだり、広い空港内をウォーキングしたり。

　２１：５０　日没間近にニースに向けて出発。ニースのホテルにチェックインした時は日付が回っていました。

　翌朝、カンパニーレニースエアポート。ヨーロッパ各地にあるエコノミーホテルチェーンで、パリでも利用しました。

Campanile Nice Airport ホテル

　場所はコートダジュール空港の真ん前で、ニースの中心まで５ｋｍと立地は悪くない。周囲にはイビスやノヴォテルといったツアーでお馴染みのエコノミーホテルが並んでいました。

　ホテルからバスで５分も行くとすぐにビーチ。大きく弧を描く海岸は「天使の湾」と呼ばれれいます。

ニースのビーチ ビーチ

　ホテルのプライベートビーチに並ぶ白いチェアーとパラソル。

　朝早いためか、泳いでいる人はまだ少ない。

　ビーチから海岸沿いの通りはプロムナード・デ・ザングレ（イギリス人の散歩道）。ニースは１９世紀後半からイギリス人に人気の避寒地で、通りに面して高級ホテルが並んでいます。

プロムナード デ ザングレ 散歩・街歩き

　通りからの眺めは、これぞ南仏コート・ダジュール（紺碧海岸）。

　はためく様々な旗

　プロムナード・デ・ザングレを歩いて旧市街へ。

プロムナード デ ザングレ 散歩・街歩き

　旧市街サレヤ広場の朝市

サレヤ広場 広場・公園

　この屋台には南仏の果物や花を使ったジャムやヌガーが並んでいます。

朝市場 (ニース旧市街) 市場

　ここで短いフリータイム、近くの教会に入ってみました。外観は質素でしたが内部は豪華なバロック様式。後でGoogleMapを調べたら聖リタ教会（Église Sainte Rita）でした。

　その後は旧市街をぶらぶら。

　高級リゾートらしからぬ古い街並みです。

二ース旧市街 旧市街・古い町並み

　壁の色に隣国のイタリアの雰囲気があります。

　お昼は旧市街のレストランの中庭席で。郷土料理ニース風サラダでした。

　食事の後バスでお隣のモナコへ。

この旅行記へのコメント （2）

• pedaruさん 2021/08/16 05:30:42

  フランスツアー

  万歩計さん　おはようございます。
  
  工程に無駄のないのがツアーの長所ですが、それが13日間というとくまなく見られるというもんですね。まさかこれでフランス旅行記は終わりじゃないでしょうね。
  
  ニースの海岸を拝見しました。浜が砂利なんですね、こういうところは、水が濁らずきれいなんですよね。でも裸足で歩くのは拷問のように痛いですねー。
  
  pedaru

  万歩計さん からの返信 2021/08/16 09:57:21

  Re: フランスツアー

  　pedaruさん、おはようございます。
  
  　そう、ニースの海岸は石ころでした。寝ころんでいる人は砂利を敷いた岩盤浴のようで、あまり寝心地はよくないのでは。
  
  　stayhomeでどうしてもパソコンの前に座る時間が長くなり、古い写真を探しては旅行記にしています。しばらくこのシリーズを続けます。
  
  　　万歩計