初夏のフランス、ぐるっと半周１３日間　１１．ストラスブール

2013/06/23 - 2013/06/23

６日目　２０１３年６月２３日（日）晴れ
・ストラスブールは「世界ふれあい街歩き」を見て、自分の足でゆっくり歩いてみたいと思っていた。ツアー観光が終了した後もホテルに戻らず、そのまま旧市街やプティット・フランスを４時間かけてじっくり歩き、最後は大聖堂のライトアップを待った。しかし日が最も長い時期で夜遅くまでまで粘ったが、闇夜に輝く大聖堂を見ることなくホテルに戻った。
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【旅程】　※は観光、数字は1日の走行距離
　６/18　関空→パリ経由→ニース（泊）
　６/19　ニース※→モナコ※→エズ※→ニース（泊）40km
　６/20　ニース→エクス・アン・プロヴァンス※→レ・ボー・ド・プロヴァンス※→アルル※→アビニョン（泊）318km
　６/21　アビニョン※→ポン・デュ・ガール※→リヨン※（泊）265km
　６/22　リヨン→ボーヌ※→ストラスブール（泊）497km
★６/23　ストラスブール→コルマール※→リクヴィール ※→ストラスブール※（泊）160km
　６/24　ストラスブール→ランス※→パリ（泊）490km
　６/25　パリ→モンサンミッシェル※→サンマロ（泊）411km
　６/26　サンマロ→ロワール地方の古城めぐり※→トゥール（泊）360km
　６/27　トゥール→シャルトル※→パリ※（泊）230km
　６/28　終日フリータイム　パリ→ヴェルサイユ 宮殿※→パリ※（泊）
　６/29　パリ→機中（泊）
　６/30　→関空

エリア ストラスブール(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　バスはリクヴィールからストラスブールへ。

　車窓から見た欧州議会場（ルイーズワイスビル）。
　ストラスブールをはじめとするアルザス地方は、フランスとドイツが激しい領有権争いを繰り広げた場所です。その歴史的、立地的な理由からＥＵの国際機関が置かれています。

ヨーロッパ宮 (EU本会議場) 現代・近代建築

　こちらは欧州人権裁判所。

　イル川にかかるヴォーバンダム。ここはイル川を望むビュースポット。

ヴオーバン ダム 自然･景勝地

　イル川が４本に分かれるこの辺りはプティット・フランス。大聖堂と並ぶ観光スポットです。

ヴオーバン ダム 自然･景勝地

　川にかかる石橋は１３世紀に建造されたポン・クヴェール。その向こうはプティット・フランス地区。

クヴェール橋　 建造物

　橋に建つ塔は昔の要塞の名残。

クヴェール橋　 建造物

　川を行く観光ボート。

　ヴォーバンダムから川に沿って歩くと、木組みの家が並んでいます。

プティット フランス 散歩・街歩き

　プティット・フランス地区で、思い思いのパステルカラーで可愛い。

プティット フランス 散歩・街歩き

　川に下りる階段は昔は船着き場か洗濯場だったのだろうか。

　建物の多くは１６世紀から１７世紀にかけて建てられたものです。

　プティット・フランス

　屋根のに付いた明り取りの小窓は

　プティット・フランス

　プティット・フランス

　川面に浮かぶ白鳥の家族。

　プティット・フランス

　プティット・フランス

　運河を行く観光ボートは、総ガラス張りで眺めがよさそう。

イル川クルーズ 体験・アクティビティ

　川沿いから離れると、

　建物の壁がパステルカラーから白に変わりました。

プティット フランス 散歩・街歩き

　建物は大きいけど造りは比較的シンプル。

　屋根や

　窓や、

　梁にも豪華な飾りはありません。

　その理由はここは貴族や商人でなく、なめし革職人や川漁師が住んでいたエリアだったからです。

　彼らは大きな窓を開け放ち、なめし革や捕った魚を干したそうです。

　そんなことを添乗員さんが説明しています。

　ここはストラスブールの古い街並みが最もよく残ったエリアでした。

　教会の小さな広場を通って、

　川沿いに出ると、

　再びパステルカラーの木組みの家が並んだ場所へ。

　川面の張り出したレストランのテラス席は、昔は洗濯場だったそうです。

　町の中央をイル川が流れ、途中にはこのような堰や可動式の橋があります。

　ストラスブール市立歴史博物館

ストラスブール市歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　ここから奥に入った先が旧市街の中心。ノートルダム大聖堂の塔が見えます。

　ストラスブールの旧市街と大聖堂は世界遺産に指定されています。

　カラフルに装飾された壁。

　大聖堂前は１１７６年から２５０年かけて建設されました。近くの山から切り出した赤砂岩が使われています。

ストラスブール ノートルダム大聖堂/尖塔/カラクリ時計 寺院・教会

　尖塔の高さは１４２ｍと中世に建てられた塔としては最高。広場から全景を移すのは不可能。

　正面にはレースのような彫刻で埋め尽くされています。

　彫刻の一つ一つがとても精緻。

　天井が高いゴシック様式

　正面祭壇はロマネスク様式。人物と比較するとその大きさが分かります。

　ステンドグラスは４５００枚以上、１２～１４世紀に制作されたものも多いとか。

　しかしもっと有名なのが高さ１８ｍの世界最大級の天文時計。最初の天文時計は１５７４年に完成され、現在は１８４２年に修復されたものです。

ストラスブール ノートルダム大聖堂/尖塔/カラクリ時計 寺院・教会

　毎日１回からくり人形が総出場しますが今日は既に終了。１５分毎に鳴らされる鐘だ見ました。

　よく覚えていないが骸骨が鐘を鳴らし、最後に鶏の鳴き声で終わったような…。

　この後はフリータイム。長い階段を上って大聖堂の屋上へ。

　屋上から見上げた塔。

ストラスブール ノートルダム大聖堂/尖塔/カラクリ時計 寺院・教会

　巨大な大聖堂を支える構造体。

　眼下に広がる旧市街の家並。

　別の方角。

　少し離れた場所から何とか全景を納めることが出来ました。

　今夜は帰りが遅くなることを想定し、トラムルートで一度ホテルに戻ってみました。

Le Jean-Sebastien Bach ホテル

　これで安心。大聖堂に戻って周辺を散策。

ストラスブールのグラン ディル 旧市街・古い町並み

　この付近の建物はプティット・フランスのものに比べて装飾が豊か。

　特にこの建物の外壁一面を覆う彫刻は凄かった。

ストラスブールのグラン ディル 旧市街・古い町並み

　グーテンベルク広場。彼はこの街で活版印刷を発明したそうです。

グーテンベルグ広場 広場・公園

　もう一度プティット・フランスを散策。
　ここで何度か食事のテーブルを共にしたツアーメンバーのご夫婦に会って、一緒に食事することになりした。

プティット フランス 散歩・街歩き

　２１：５０　日が傾き小さな教会の壁が茜色に。赤い砂岩の大聖堂はどうなんだろう？

サントーマ教会 寺院・教会

　戻ってみると良い感じ。せっかくなのでカフェでビールを飲みながらライトアップを待つことにしました。

ストラスブールのグラン ディル 旧市街・古い町並み

　しかし夏至の時期、なかなか陽は落ちません。

　２２：０４

　２２：４０でこんな感じ。

ストラスブール ノートルダム大聖堂/尖塔/カラクリ時計 寺院・教会

　人も少なくなったのでここまで。トラムに乗ってホテルに戻りました。