2013/06/22 - 2013/06/22
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万歩計さん
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5日目 2013年6月22日(土)晴れ
・オテル・デューに入った途端、カラフルなモザイク模様の屋根を持つ建物の美しさに驚嘆した。展示内容も充実しており一見の価値がある。英仏百年戦争後の混乱に加えペストが流行した時代に、このような福祉施設を設立した宰相ニコラ・ロランは偉いし、ここで献身的に働いた修道女たちも尊敬する。
・ボーヌは別名「ブルゴーニュワインの都」、石畳を歩くとあちこちにワインショップがあり街並みも落ち着いていた。いい街だ。
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【旅程】 ※は観光、数字は1日の走行距離
6/18 関空→パリ経由→ニース(泊)
6/19 ニース※→モナコ※→エズ※→ニース(泊)40km
6/20 ニース→エクス・アン・プロヴァンス※→レ・ボー・ド・プロヴァンス※→アルル※→アビニョン(泊)318km
6/21 アビニョン※→ポン・デュ・ガール※→リヨン※(泊)265km
★6/22 リヨン→ボーヌ※→ストラスブール(泊)497km
6/23 ストラスブール→コルマール※→リクヴィール ※→ストラスブール※(泊)160km
6/24 ストラスブール→ランス※→パリ(泊)490km
6/25 パリ→モンサンミッシェル※→サンマロ(泊)411km
6/26 サンマロ→ロワール地方の古城めぐり※→トゥール(泊)360km
6/27 トゥール→シャルトル※→パリ※(泊)230km
6/28 終日フリータイム パリ→ヴェルサイユ 宮殿※→パリ※(泊)
6/29 パリ→機中(泊)
6/30 →関空
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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5日目。朝8:00にリヨンを出て北へ150km、ボーヌの町に入ってきました。
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イチオシ
今日は土曜日。オテル・デューの前には賑やかな市が立っています。
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ボーヌ観光の目玉は1443年に建てられたオテル・デュー(神の館)よ呼ばれる施療院。日本語オーディオガイドを聞きながら見学します。
施療院 建造物
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中庭に入った瞬間、驚嘆の声。
施療院 建造物
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イチオシ
中庭を取り囲む建物の屋根は一面にカラフルなモザイク模様。
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うわぐすりで色付けされた瓦屋根はもう芸術品。
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オテル・デューはブルゴーニュ公国の宰相だたニコラ・ロランと彼の妻が創設した施療院で、貧しい人々に無料で医療を施しました。
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イチオシ
大病棟は大部屋でカーテンで仕切られたベッドが並んでいます。
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白いシーツに紅いカバーの掛かったベッド。あとは小さなテーブルと椅子。
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修道女が看護婦として病人の世話をしていました。
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この大病棟は「貧しき者の間」と呼ばれ、利用するのは貧しい人たちでした。
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病棟の奥はチャペル
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チャペルのステンドグラス。
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当時は病院とはいえ、祈りの場所は欠かせなかったようです。
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一旦回廊に出ました。
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イチオシ
この建物には見とれます。
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施療院には貧しい人たちばかりでなく、貴族やブルジョワ階級の人も入院する特別室もありました。
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ここはベッドも大きく、
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手厚い看護が受けられたようです。
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絵画やタペストリー等が飾られ豪華。
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初期フランドル派の画家ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの「最後の審判」
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治療費の代わりに患者が作ったというオテル・デューの模型。
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建物だけでなく、所蔵している美術品も豊富。
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台所や薬の調剤室。ここにも働く修道女の人形が。
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患者の世話から食事の支度まで、忙しく働く修道女たち。
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オテル・デュー付属のワイナリー。
ここの利益を施療院の財源にしたそうです。ワインは今も「オスピス・ド・ボーヌ」の銘柄で販売されているそうです。 -
見ごたえのある博物館でした。
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最後にもう一度建物の写真を撮って退出。
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集合時間まで少し時間があるのでオテル・デュー前の市を覗きます。
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フランスでは露天市の食材が新鮮で安いため、スーパーマーケットより人気があるそうです。
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アーティチョーク
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ハムとチーズ
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硬そうなパン
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ソーセージ。ワインに合いそう。
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ついでに少し街歩き。
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窓辺を飾る花々。
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ボーヌは別名「ブルゴーニュワインの都」。
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石畳を歩くとあちこちにワインショップ。
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ブルゴーニュワイン。主流は白。
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屋内市場を覗いてみました。
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高級食材トリュフ
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ガチョウのオブジェ
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ボーヌはグルメの町でもあります。
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そろそろ集合場所に戻ります。
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ノートルダム教会は12世紀建設のロマネスク様式。
ノートルダム教会 寺院・教会
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彫刻のある重たい扉から入場すると、
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外見に似合わず内部は明るい。
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聖母マリアの生涯を描いたとタペストリーが何枚も。
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細やかな描写と美しい色使い。
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次はブルゴーニュ・ワイン博物館
ワイン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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中世のブルゴーニュ公の城を使用しています。
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農家風の建物も。
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渋い色のコロンバージュ。
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昔のブドウ圧搾機や樽が展示されていました。
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イチオシ
旧市街の通りを一本路地に入るととても静か。
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モノトーンの家並はとても落ち着きます。
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ゆっくり歩きたい街。
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このレストランで昼食。
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ブルゴーニュ名物料理ブッフ・ブルギニヨン(牛肉の赤ワイン煮)
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バス駐車場へ向かう途中、
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城壁の跡
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イチオシ
そして古い洗濯場の跡。ボーヌはいい街でした。
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ボーヌから延々と広がるブドウ畑の中を340km北のストラスブールへ。
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これから向かうアルザス地方も有名な白ワインの産地。
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ストラスブールに着いたのは19:30。中心街のレストランで夕食。
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アルザス郷土料理「シュークルート」。白のリースリングで頂きました。
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ホテルは中心街に近い Jean-Sébastien Bach Strasbourg。こと旅初の4つ星ホテル。
Le Jean-Sebastien Bach ホテル
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ゆったりした室内。ここに2連泊します。
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この旅行記へのコメント (2)
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- pedaruさん 2021/09/19 04:54:19
- 神の館
- 万歩計さん おはようございます。
オテル・デューの屋根を見ましたよー。
窓や室内を豪華に作った宮殿などはよくあるけど、屋根にこんなに凝った建物は
初めて見ました。
私もこの写真をみて驚嘆の声をあげました。
貧しい人だけが入るのではなく、お金持ちもいたのですね。?と思いましたが、
きっと、貴族や富豪からたっぷりお金をもらい、貧しい人たちの施療の費用に充てていたのでしょうね。こんな昔なのに感動的なお話でした。
pedaru
- 万歩計さん からの返信 2021/09/19 11:24:29
- Re: 神の館
- pedaruさん、おはようございます。
いつもありがとうございます😊
富の再分配という意味では、ドイツのフッガー家がアウグスブルクに作った福祉住宅フッゲライを見ました。出来たのはオテル・デューから70年後です。中世の為政者や富豪の中にも偉い人がいたものです。
万歩計
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