window.grumi = { cfg: { advs: { "56474546": true,"58001426": true,"4588395787": true,"4601311364": true,"4829205770": true,"4838987244": true,"4821338128": true,"31963346": true,"4699022531": true,"4603732973": true,"4803603968": true,"4959629971": true,"4604246571": true,"4606374940": true,"4486756552": true,"4600251007": true,"4408203299": true,"5046561996": true } }, key: '8c541cfb-1495-4c0c-afcc-615a2f08902b' };
深谷・寄居旅行記(ブログ) 一覧に戻る
高崎沿線ぶらり旅の番外編として、深谷市の血洗島界隈を散策。<br />血洗島は、現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』の主人公である渋沢栄一の故郷。<br />大河ドラマは好きでよく見るのだが、実際にその舞台を訪れるのは初めてである。<br />なぜ急に訪れることにしたのかと言うと、単に家から近いからであった。<br />今回は、バスで回ることのできる範囲だけを歩いてみることにした。<br /><br />(2021.05.20 投稿)

高崎線沿線ぶらり旅・番外編~血洗島・下手計~

138いいね!

2021/05/06 - 2021/05/06

8位(同エリア385件中)

旅行記グループ 高崎線沿線散歩

6

20

旅猫

旅猫さん

高崎沿線ぶらり旅の番外編として、深谷市の血洗島界隈を散策。
血洗島は、現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』の主人公である渋沢栄一の故郷。
大河ドラマは好きでよく見るのだが、実際にその舞台を訪れるのは初めてである。
なぜ急に訪れることにしたのかと言うと、単に家から近いからであった。
今回は、バスで回ることのできる範囲だけを歩いてみることにした。

(2021.05.20 投稿)

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス JRローカル 徒歩
  • 高崎線の列車に乗り深谷駅へと向かう。<br />血洗島へは、期間限定の『渋沢栄一論語の里 循環バス』が便利なので、始発の仲町バス停から、11時11分発のバスに乗車した。<br />平日とあってか、乗客は、私を入れても5名だけだった。<br />そして、とりあえず、『中の家』バス停で降りることにした。

    高崎線の列車に乗り深谷駅へと向かう。
    血洗島へは、期間限定の『渋沢栄一論語の里 循環バス』が便利なので、始発の仲町バス停から、11時11分発のバスに乗車した。
    平日とあってか、乗客は、私を入れても5名だけだった。
    そして、とりあえず、『中の家』バス停で降りることにした。

  • 『中の家』は、渋沢栄一の実家である。<br />渋沢家は、名字帯刀を許された家で、米や麦、養蚕の他、藍玉造りを生業としていたそうで、藍玉造りの技術は高かったらしい。<br />渋沢栄一が生まれた頃、母屋は茅葺屋根だったそうだが、現在の建物は、跡を継いだ妹夫妻が明治になってから建てたものだそうだ。

    『中の家』は、渋沢栄一の実家である。
    渋沢家は、名字帯刀を許された家で、米や麦、養蚕の他、藍玉造りを生業としていたそうで、藍玉造りの技術は高かったらしい。
    渋沢栄一が生まれた頃、母屋は茅葺屋根だったそうだが、現在の建物は、跡を継いだ妹夫妻が明治になってから建てたものだそうだ。

    渋沢栄一生地 (中の家) 名所・史跡

  • その母屋には、渋沢栄一が故郷を訪れた際に泊った部屋があり、そこには渋沢栄一の精巧なアンドロイドが座っていた。<br />まるで生きているかのようで驚いた。

    その母屋には、渋沢栄一が故郷を訪れた際に泊った部屋があり、そこには渋沢栄一の精巧なアンドロイドが座っていた。
    まるで生きているかのようで驚いた。

  • 敷地内には、母屋の他、副屋と土蔵が四つ建っていた。<br />母屋の裏手にあった3つの石碑は、渋沢栄一が谷中の渋沢家墓地に建てたもので、ふたつは父母の追善のため、ひとつは妻の弟、尾高平九郎の追懐碑だった。<br />平成26年に移設されたそうだ。

    敷地内には、母屋の他、副屋と土蔵が四つ建っていた。
    母屋の裏手にあった3つの石碑は、渋沢栄一が谷中の渋沢家墓地に建てたもので、ふたつは父母の追善のため、ひとつは妻の弟、尾高平九郎の追懐碑だった。
    平成26年に移設されたそうだ。

  • 『中の家』のすぐ近くに、薬師堂が建っていた。<br />尊王攘夷を掲げて京を目指した水戸脱藩の天狗党は、この地で岡部藩兵と交戦となり、2名が討ち死にし、その遺骸は、血洗島の人によって、この薬師堂の境内に埋葬されたそうだ。

    『中の家』のすぐ近くに、薬師堂が建っていた。
    尊王攘夷を掲げて京を目指した水戸脱藩の天狗党は、この地で岡部藩兵と交戦となり、2名が討ち死にし、その遺骸は、血洗島の人によって、この薬師堂の境内に埋葬されたそうだ。

  • 傍らには、大正時代に建立された『水藩烈士忠魂碑』もあった。<br />その碑文と書は、渋沢栄一によるものだそうだ。

    傍らには、大正時代に建立された『水藩烈士忠魂碑』もあった。
    その碑文と書は、渋沢栄一によるものだそうだ。

  • 薬師堂のほど近くには、血洗島の鎮守である諏訪神社が建っている。<br />この神社には、『ささら』と呼ばれる獅子舞が伝わり、渋沢栄一も雄獅子を演じた時期もあったそうで、その後も、祭りの季節には血洗島を訪れて、獅子舞を村人たちと楽しんだと言う。<br />この社で、血洗島の神様に、訪問の挨拶をした。

    薬師堂のほど近くには、血洗島の鎮守である諏訪神社が建っている。
    この神社には、『ささら』と呼ばれる獅子舞が伝わり、渋沢栄一も雄獅子を演じた時期もあったそうで、その後も、祭りの季節には血洗島を訪れて、獅子舞を村人たちと楽しんだと言う。
    この社で、血洗島の神様に、訪問の挨拶をした。

  • 境内の片隅には、大正5年(1916)、渋沢栄一の喜寿に際して建てられた『渋沢青淵翁喜寿碑』があった。<br />その題字は、徳川慶喜の子、慶久の筆によるものだそうだ。<br />慶喜との縁は、子にも受け継がれていたのだ。<br />

    境内の片隅には、大正5年(1916)、渋沢栄一の喜寿に際して建てられた『渋沢青淵翁喜寿碑』があった。
    その題字は、徳川慶喜の子、慶久の筆によるものだそうだ。
    慶喜との縁は、子にも受け継がれていたのだ。

  • 諏訪神社から、青淵公園へと歩いて行く。<br />途中、道端には石碑や石仏がいくつか見られた。

    諏訪神社から、青淵公園へと歩いて行く。
    途中、道端には石碑や石仏がいくつか見られた。

  • 青淵公園は、小川に沿って続く細長い公園だった。<br />公園の名にある『青淵』とは、渋沢栄一の雅号である。<br />この辺りは、ちょうど『中の家』の裏手になり、当時は上の淵と言う美しい池があったそうで、それが雅号の由来なのだそうだ。

    青淵公園は、小川に沿って続く細長い公園だった。
    公園の名にある『青淵』とは、渋沢栄一の雅号である。
    この辺りは、ちょうど『中の家』の裏手になり、当時は上の淵と言う美しい池があったそうで、それが雅号の由来なのだそうだ。

  • 『中の家』のすぐ裏手に、その由来が刻まれた石碑が建っていた。<br />『青淵由来之跡』と言う碑である。<br />裏に由来が刻まれているのだが、植木があり、かなり読みづらい。

    『中の家』のすぐ裏手に、その由来が刻まれた石碑が建っていた。
    『青淵由来之跡』と言う碑である。
    裏に由来が刻まれているのだが、植木があり、かなり読みづらい。

  • そこから、鹿島神社へと向かう。<br />途中、ビニールハウスの中では、葱が栽培されていた。<br />深谷と言えば深谷葱だが、これは普通の葱のようだった。

    そこから、鹿島神社へと向かう。
    途中、ビニールハウスの中では、葱が栽培されていた。
    深谷と言えば深谷葱だが、これは普通の葱のようだった。

  • 鹿島神社は、渋沢栄一が通った従兄の尾高惇忠の塾への通り道に鎮座する社で、創建年代は不明だが、平将門追討の際に祀られたらしい。<br />尾高家のある下手計村の鎮守である。<br />社の傍らには、尾高惇忠が開いた練武館と言う剣術道場があったそうだ。

    鹿島神社は、渋沢栄一が通った従兄の尾高惇忠の塾への通り道に鎮座する社で、創建年代は不明だが、平将門追討の際に祀られたらしい。
    尾高家のある下手計村の鎮守である。
    社の傍らには、尾高惇忠が開いた練武館と言う剣術道場があったそうだ。

  • 境内の真ん中には、大きな欅の幹が保存されていた。<br />渋沢栄一が子供の頃は、その幹の根元から水が湧き、神井と呼ばれていたそうで、そこから引いた水で共同浴場も設けられていたそうだ。

    境内の真ん中には、大きな欅の幹が保存されていた。
    渋沢栄一が子供の頃は、その幹の根元から水が湧き、神井と呼ばれていたそうで、そこから引いた水で共同浴場も設けられていたそうだ。

  • 境内の一角には、大きな石碑も建っていた。<br />尾高惇忠を敬慕する渋沢栄一らにより、明治40年(1907)に建立された『藍香尾高翁頌徳碑』で、題字は徳川慶喜によるものだそうだ。<br />高さは4.5mもあり、見上げるほどの大きさだった。

    境内の一角には、大きな石碑も建っていた。
    尾高惇忠を敬慕する渋沢栄一らにより、明治40年(1907)に建立された『藍香尾高翁頌徳碑』で、題字は徳川慶喜によるものだそうだ。
    高さは4.5mもあり、見上げるほどの大きさだった。

  • 鹿島神社近くの道端に、庚申塔が建っていた。<br />血洗島もそうだが、この辺りには、庚申塔などが多く残っている。<br />花が供えられているものもあり、今でも大切にされてるようだ。

    鹿島神社近くの道端に、庚申塔が建っていた。
    血洗島もそうだが、この辺りには、庚申塔などが多く残っている。
    花が供えられているものもあり、今でも大切にされてるようだ。

  • しばらくすると、尾高惇忠の生家に辿り着いた。<br />尾高家は、下手計村の名主であったそうだ。<br />道に面した母屋の二階で、渋沢栄一は、惇忠やその弟長七郎らと議論を交わしたそうだが、その部屋は見学できなかった。

    しばらくすると、尾高惇忠の生家に辿り着いた。
    尾高家は、下手計村の名主であったそうだ。
    道に面した母屋の二階で、渋沢栄一は、惇忠やその弟長七郎らと議論を交わしたそうだが、その部屋は見学できなかった。

    尾高惇忠生家 名所・史跡

  • 尾高惇忠生家バス停から、再びバスに乗る。<br />13時20分発のバスは、血洗島周回だったので、途中の道の駅おかべバス停で降り、次のバスまでの間、道の駅で地元の物産を漁り、安かったほうれん草を購入した。<br />それにしても、平日だと言うのに、駐車場は満車で混み合っていた。

    尾高惇忠生家バス停から、再びバスに乗る。
    13時20分発のバスは、血洗島周回だったので、途中の道の駅おかべバス停で降り、次のバスまでの間、道の駅で地元の物産を漁り、安かったほうれん草を購入した。
    それにしても、平日だと言うのに、駐車場は満車で混み合っていた。

    道の駅 おかべ 道の駅

  • 14時01分発のバスで道の駅を後にし、深谷駅へと戻る。<br />途中のバス停で降り、少し中山道を歩く予定だったが、なぜかバスは案内放送も無く、深谷駅に着いてしまった。<br />その駅前には、渋沢栄一の銅像が鎮座していた。<br />

    14時01分発のバスで道の駅を後にし、深谷駅へと戻る。
    途中のバス停で降り、少し中山道を歩く予定だったが、なぜかバスは案内放送も無く、深谷駅に着いてしまった。
    その駅前には、渋沢栄一の銅像が鎮座していた。

  • 深谷駅は、東京駅で使われた煉瓦が、深谷にあった日本煉瓦製造のものだったことに因み、その姿は東京駅を模したものだった。<br />高崎線の駅の中では、最も得意な姿をした駅である。<br />黄金週間明けの平日に訪れた血洗島。<br />大河ドラマの舞台とあり、平日でも訪れている人は多かった。<br />それでも、そこそこ楽しめたので良かったと思う。

    深谷駅は、東京駅で使われた煉瓦が、深谷にあった日本煉瓦製造のものだったことに因み、その姿は東京駅を模したものだった。
    高崎線の駅の中では、最も得意な姿をした駅である。
    黄金週間明けの平日に訪れた血洗島。
    大河ドラマの舞台とあり、平日でも訪れている人は多かった。
    それでも、そこそこ楽しめたので良かったと思う。

    深谷駅

138いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

旅行記グループ

高崎線沿線散歩

この旅行記へのコメント (6)

開く

閉じる

旅猫さんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP