謎の観光地巡り！冬の幌延。

2021/02/14 - 2021/02/16

人が少ないところを巡る旅です。訪れたのは冬の幌延町。ここは、謎の観光地が多くありました。

エリア 天塩・遠別・幌延(北海道)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 2.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

人がいないところに行きたいなと思い、あてもなく行ったのが道北の幌延町。風が強いです。ブリザードの中を進みます。

どこに行くか、まずは駅で観光情報を得ようとＪＲ幌延駅へ。

中には、観光情報がわかりそうなスペースが…。しかし、誰もいないうえに閉まっていました。駅員さんに聞くと、「そこは、移住情報PR支援センターです」と教えてくれました。移住までする気はないので、ここをあとにしました。

駅前にある、観光マップ。これだけが頼りです。

それにしても雪が深い。この喫茶店は閉まっているかと思いきや…。

やっていました。

駅に近い旅館も雪に埋もれていますがやっています。さて、どこに行こうかな。

まずは、トナカイ観光牧場へ。

トナカイです。

子どものトナカイかな。よく見るとかわいいです。

寄ってきました。かわいいです。

驚いたことに、このトナカイ、貸してくれるそうです。トナカイがレンタルできるのは、日本でここだけではないでしょうか。他にあったら教えてください。それにしてもトナカイ、レンタルしてどうするのでしょうか。

ゲストハウスの中には食堂やショップがありました。

合鴨ラーメンをいただきました。トナカイでなく、少しホッとしました。

トナカイ観光牧場の隣に何やら幌延にそぐわない建物が…。

タワーです。展望室ですね。

きちんと除雪されています。ここは、幌延深地層研究センターです。高レベル放射性廃棄物の処理・処分技術を研究開発しているということです。ということは観光施設ではないと思いましたが、幌延町の観光ガイドには、観光施設として、ここが紹介されています。

見学ができるのです。

展望施設です。

何が見えるというわけではありません。見晴らしはいいです。

放射性廃棄物を処分する施設なので当然、どのように処分するかの説明があります。

う～ん、よくわかりませんが、放射性廃棄物を処分するのは、かなり難しそうです。

変わった服を着たマネキンがあります。この服に着替えると、地下の施設も見学できるということです。子ども用まであるとは、放射性廃棄物の処分の安全性をＰＲするのは大変ですね。

ここが地下の研究施設です。黄色い円錐の形をしたのがエレベーターです。

地下３５０メートルです。

まるで映画に出てくるような地下施設です。

作業をしている人がいました。

ガイドをしてくれた方のお話では「放射性廃棄物は１０万年管理しないといけません。廃棄物をガラスで固めたものは１０００年もつ計算なので…」あとの９万９０００年はどのように管理するのでしょうか。

見学が終わって外に出たら、日が暮れていました。時間はつぶせて、面白い施設ですが、ここを観光地と呼ぶのは無理がありますね。

翌日、町の中心部を歩くと深地層研究センターの国際交流施設がありました。

中では、絵画展が開かれていました。

いろんな施設があります。

冬でも、子どもが遊べる施設もあります。

国際交流施設とは…

この後、ゲレンデを貸し切りでスキーを楽しみました。まぁまぁ、いろいろまわれました。

来るときは内陸の国道４０号線を通て来たので、帰りは日本海側を通て帰ることにしました。そこで見つけたたくさんの風車。風力発電をしているのです。

放射性廃棄物の地下研究施設を見たり、最後は自然エネルギーの風力発電施設。少しエネルギーを考えるきっかけの旅になりました。変わった体験ができました。