2021/04/03 - 2021/04/03
46位(同エリア307件中)
ねこいしさん
春と秋が忙しい仕事柄、いつも生活圏のお花見しかできなかったのが、コロナのお陰で今年も暇。「こんな機会は二度とないかも!」と、出掛けてしまった。
どうしても自粛できない非国民です。
今回はお花見の王道「高遠」へ連れて行ってもらいました。ですが流石の高遠、コロナ渦でも混んでいるので、メインの城址公園を避け、その「周辺」を巡る旅となりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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道中ふと見えた「桃源院」があまりに素敵で、早くも脱線。
桃源院 寺・神社・教会
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パンツみたいな前掛けが可愛い
桃源院 寺・神社・教会
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今年は例年より桜が10日ほど早いようで、何もかも一気に咲いた感じ。
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見るだけのつもりが、ここで早めのランチ。
幸せな時間でした。 -
公園の遊具、木とフレームの組み合わせが素敵です。
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本当に桃源郷のようで、素晴らしいお寺でした。
桃源院 寺・神社・教会
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なぜ「ふと桃源院が見えた」かというと、日影林の枝垂れ桃だけは見て行こうと立ち寄ったから。
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表紙画像はここの写真です。
桜と枝垂れ桃が同じ日に満開、というのも珍しいみたい。 -
正午少し前
いよいよ高遠に近づくと、やはり渋滞気味でした。
でもかなりの広範囲が全部桜で、確かにすごいです。 -
高遠さくらホテル付近に駐車させてもらい、ひとまず城址公園の方へ。
ダムを通って、 -
アルプスもきれいに見えて、なかなか良いのですが、高遠の桜を空から観るツアーがあるのか、ヘリコプタが旋回していて、その音で早くも疲弊。戦時中のことを思えば…、と手をグーにして進みます。
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高遠城址公園に着くも、公園内は混雑の気配。
「この辺りも綺麗だよね」と、つい公園と反対の方へ進んでしまう一家。敷地の際まで来てしまいました。高遠城址公園 花見
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空の写真になっているのは、この下が人でいっぱいだからで、ここまで来てメインの公園に入らずUターンさせてもらった。
言い訳するとですね、高遠は小山全体が桜なので、少し離れて山を見るのが醍醐味であって、中に入ってしまうと「普通に桜がたくさんある」状況なのです。 -
公園が有料らしいので、お金を落とさず申し訳ないけれど。
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三峰川(みぶがわ、と読むそうです)沿いをさくらホテルの方へ戻り、
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両親曰く、貴女が公園に入りたがらないのは想定していたし、そもそも「薬師堂」に連れてきたかったのだ、と素敵な場所へ導かれました。
勝間薬師堂 寺・神社・教会
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あぁ、ほんとに。わたしはこういうところが好き。
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墓地もあるし。
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大木の枝垂れ桜が何本もあり、見事です。
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天神様の中
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遠くにさっきの城址公園が見えています。
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薬師堂の周りには石仏が点在するので隈なく観察させてもらった。
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マジシャン風
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見上げると桜、幸せな時間です
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あっちの方(誰も行かない方)へも行ってみたいと眺めていると、「ひとりで歩いてきたら?」と時間をくれたので、ありがたく散策開始♪
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振り返って眺める薬師堂
心がざわざわする美しさです。 -
まずはさっき見えていた墓地へ
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あ、首がない
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なかなか本気な感じ
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この道をひとりで歩いたら、やっと心が落ち着いて、高遠という土地が心に馴染んできました。
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民家の隅に、鳥居と石塔。
勝龍寺の参道入口になるのかもしれない。 -
顔だ
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両親と合流して、さっき入口の見えた「勝龍寺」に寄ってみることに。
また私だけ参道で降ろしてもらった。 -
苔むした参道に、ポツポツと石仏も。
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すごい根っこ。これ3mくらいあります。
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誰も歩かないのか、苔がめっちゃ元気。
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福寿草が終わった後
花が残っているところもあり、季節がおかしいみたいです。 -
勝龍寺の桜はまだ三分咲きでしたが、境内でおやつ休憩させてもらった。
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こちらのお寺は造園が現代アートっぽい。
(母は気味悪がっていた) -
裏山には小さな墓地があり、
恐らくこちらの歴代のお坊さんのお墓で、卵塔が並んでいます -
お話しているみたいに
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高遠の人混みの後なので、誰もいないだけで嬉しくて仕方なく、いい寄り道でした。
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「七面亭」というお蕎麦屋さんの近くに、石塔があるので寄ってもらいました。
ちょうど地元の方が歩いてみえて、石工の説明をしてくださった。 -
この場所から少し離れたところに「血取場」があり、そこにあった馬頭観音をこちらへ移したとか。(「血取場」とは馬が春に歩けなくならないよう、冬に瀉血する場所だそうです)
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昔この辺りの道標が盗まれてしまったので、残った石仏はコンクリで固定したとか。どこかに、さも昔からあるような顔で盗まれた道標が立っているかと思うと、ちょっと面白い…。
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塩供(しおく)付近の「八幡社」
明日がお祭りみたいで、神社がお化粧しているようでした -
明日の本番に備えている
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のぼり(旗)も素敵でしたが、提灯も手作りで、とっても良い。
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塩供の桜に寄ってもらいましたが、動物避けの電線が張ってあり、入ってよかったのかわからず落ち着かない。
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この辺りのバス停は楽しいデザインで、バス停毎に違いました。
ひとつずつ止まって観察したいくらい。 -
藤沢城址近くの「諏訪神社」に寄ってもらいました
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ここも手作りの提灯で、きっと地元に作られる方があるのですね。
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伊那にはこれでもかと「庚申塚」があり、わたしは空恐ろしいです。
知らない方のために
>庚申講(庚申待ち)とは、人間の体内にいるという三尸虫(さんしちゅう)という虫が、庚申の日の夜寝ている間に天帝にその人間の悪事を報告しに行くとされていることから、それを避けるためとして庚申の日の夜は夜通し眠らず勤行をしたり宴会をしたりする風習である
調べたら次の庚申年は2040年だった。何か盛大にされるのかな。 -
共同体の結束を強めることが目的っぽいので、嫌なのだ。
庚申塔の近くには、必ず「見ざる、言わざる、聞かざる」があるし。
ぞっとするわ。 -
たぶんこの可愛い方が「青面(しょうめん)金剛明王」で、三尸を押さえる夜叉神。
庚申とは庚(かのえ=金)申(さる)なので、「金」の付く青面金剛と、三猿像の「申」がセットで配置されているのかな(特に前者は憶測)。 -
諏訪神社の近くは、ちょっと散歩したいような雰囲気でした。
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もみじ湖を通り(桜はまだだった)、帰路「無量寺」に寄ってもらいました。
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何故ここに?こんなにもしつこく。
しかも「太」なんだ。
横の解説は、天照大神の説明をしており、私が知りたいのはそんなことじゃない、ともやもやする。 -
小石ががんばっている
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自分の仕事には身に染みるお言葉。
しばし前で頷きました。 -
宝篋印塔を囲んで、めっちゃ楽しい石仏の山があった
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何を指さしているの
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バキバキ
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ぬお!
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はっ!
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!!
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落ち着きなさい
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本堂を覗くと、立派な襖絵がありました
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六地蔵さん。石仏は美人過ぎると好みじゃないんですよねー。
しかも顔だけ妙にきれいで、「しっかり塗ってる人」みたい。 -
もうひとつ、近くの名も無き桜スポットに寄ってもらいました。
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ここも墓地のお隣で、誰もいない静かなところでした。
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カッコいい堰がありましたが、柵でこれ以上入れず。
あの先端まで歩きたい!! -
わたしが薬師堂付近を一人歩いている間に、両親が土筆を摘んでおり、その収穫をもらってしまった。
美味しかったです。
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この旅行記へのコメント (4)
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- durianさん 2021/04/23 12:31:35
- 春の花がいっぱい
- ねこいしさん
こんにちは。表紙の1枚は梅、桜なのかな?お花が咲き乱れて綺麗ですね。私はこの時期、花粉症で出来るだけ外出せずじっとしています。
durian
- ねこいしさん からの返信 2021/04/23 13:21:20
- RE: 春の花がいっぱい
- durianさま
こんにちは。
コメントありがとうございます!
表紙の花は、枝垂れ桃だそうです。
今年は全体に花の色が濃い目だとのことでした。
durianさんは花粉症ですか。
お見舞い申し上げます。
わたしはカモガヤ(イネ科)のアレルギーで、昨日から辛くなってきました。
スギの方は、そろそろ楽になられるのでは…?
お大事になさってくださいませ。
ねこいし
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- ちゅう。さん 2021/04/22 22:08:37
- 六地蔵さん
- ねこいしさん、こんばんは~
今回も味のあるキャプションとともに、憧れの高遠周辺の桜など、嬉しく拝見しました。
六地蔵さん、確かにお顔と体のギャップが大きいですね。
思わず、前掛けを取ったら謎が解けるかもと、罰当たりなことを考えました。
ちゅう。
- ねこいしさん からの返信 2021/04/23 08:25:01
- Re: 六地蔵さん
- ちゅう。さま
おはようございます。
旅行記見てくださり、ありがとうございます!
今回は猫に会わなかったんですけどね。
高遠は、わたしも憧れで、一度行ってみたかったんです。
ほんと、今度行ったら、ぜひ六地蔵の前掛けを取らないまでもめくってみたいと思います、笑。
先日のちゅう。さんの知多の旅行記がとっても興味深く(全然知らない場所でした)、今度詳しくチェックさせてもらって行ってみようと思っています!
ねこいし
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