2年ぶり13回目の奈良旅は、1泊2日で桜めぐり♪③ 奈良公園 編

2021/03/27 - 2021/03/28

今回の奈良旅の目的は桜＋奈良ならではの風景を写真に収めることだったのですが、ちょうど桜の開花時期が早まりどこに行こうか選び放題な状況に。
嬉しい悲鳴ですが、選択肢が増えたぶん行先に悩みまして・・・
又兵衛桜も見に行きたかったのだけど、考えた結果、吉野と石舞台古墳と奈良公園、そして大神神社行って来ました。
本当は高田千本桜も見る予定だったのですが、体力の限界で行けなかった・・・残念無念。
旅する前にQ&Aに答えてくださった皆様ありがとうございます。
今回行けなかった場所もいつか行きたいと思います。

本編は春の奈良旅・最終編。
主に桜と鹿と鹿と鹿の写真となっています。

≪往路≫　
3／26（金）東京鍛冶橋駐車場 23：00 → 京都八条口 5：30　深夜バス オリオンバスのびのびシート（4800円）
≪復路≫　
3／28（日) 京都 15：30 → 東京 17：45 のぞみ232号（スマートEX早特21　11000円）

≪宿泊先≫
SLOW HOUSE NARA【スペシャルティーコーヒー付きカフェ朝食プラン】１泊税込6025円ところ楽天ポイント利用して3025円（楽天トラベルより予約）

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

3／27（土）

2年ぶり13回目の奈良旅、吉野と飛鳥で桜の咲く風景を堪能してきました。

17：30

今晩お世話になる『SLOW HOUSE NARA』。
奈良に来た時の定宿です。
近鉄奈良駅からもJR奈良駅からも歩いて5～7分なのでとても便利。

二段ベッドの部屋やダブルベッドの部屋もありますが、最近は和室を選択しています。
ちゃぶ台すら無い、実にあっさりした部屋。

お布団は自分で敷きます。
アメニティもバスタオルと歯ブラシのみ。
パジャマもフェイスタオルもありません。

このゲストハウスの気に入っている点はお値段が安いわりにユニットバスではないこと。
シャワーブースのみですがトイレと分かれているのが使いやすい。
手洗いシンクは顔を洗おうとすると頭が壁にぶつかってしまうくらい小さくて使い物になりませんがｗｗ
シャンプーはダージリンティーの香りでサラサラになりました♪

これから春日大社に向かうのですが、その前に買い物をしていきます。
ゲストハウスからすぐのところにある『柿の専門 奈良吉野いしい』。

いっぱい買ってしまった。
左から
・郷愁の柿　300×2
・蜜珠柿　300×２
・柿の葉茶　153円
・柿渋飴10個入り　300円
・KAKIHAうどん　600円

京都の近鉄線ホームで見たKAKIHAカプチーノはここのお店のKAKIHAパウダーを使っているとのことでした。

ここの『郷愁の柿』を食べてみたくて！
なぜなら、観光特急『青の交響曲』の車内メニューにある柿スイーツが、この郷愁の柿なんです。
これ、すっごく美味しかった！
また奈良に来たら買おう～！！

堀内果実園を覗きます。
しばらく来ないうちにメニューが大変なことに！( ﾟДﾟ)！
なんだこのパフェ。

サンドウィッチ各種。

マンゴーローストビーフを食べたかったのだけど、売切のマークがされていました。
売切れというより季節外なんですね。
林檎とアボカドと海老のＡサンドも気になる。

手力雄神社にはすっかり猫が居つくようになっちゃいましたね。

興福寺の金堂と桜。
周りで写真撮影をしているのは中国の方たちでした。
吉野には欧米人、ベトナム人、インド人っぽい人など色々な国籍の人たちが来ていたな。

春日大社の参道から満月が見えた！

さて、この木、何かおかしいと思いませんか？
大木はムクロジという木なのですが、木の中を通って竹が成長しているんです。

そしてこの後、私は旅人生で一番身の危険を感じる羽目に陥ります。

さっきのムクロジの件、実は声を掛けて来たおじさんが教えてくれたのです。
その方は「他にも色々知って欲しいから案内します」と言って、まぁ周辺を案内してくれるわけですが・・・
「脳梗塞をやっちゃって、リハビリがてら案内をしている」「今日も10時頃から名古屋や新潟から来た女の子たちを案内した」「カメラとリュックと歩きやすそうな靴を履いている人に声を掛けている」などなど話しをしてくれました。

浮見堂。

浮見堂傍にある水琴窟。
こんなのあったんだ。
まぁ、このおじさんが教えてくれなければずっと知らずにいたことですね。
柄杓から水を垂らすのもおじさんがしてくれています。

三笠の山に輝く満月。
阿倍仲麻呂が詠んだ「天の原 振りさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも 」まさにその風景。

春日大社入口の大燈籠。
灯が点いているのはこの燈籠だけ。
この燈籠の左の枠が「ハート形に見えるでしょ」とおじさん。

19時近くて真っ暗なのに、そのまま春日大社の参道を二人っきりで歩いています。
もちろんこんな暗い中歩いている観光客なんていません。
春日荷茶屋付近まで来ています。
ここの燈籠にも「ハート形が見える」と言うのでおじさんが納得するまで写真を撮る。
フラッシュを焚いているので明るく見えますが、肉眼だと何も分からない暗闇状態でした。。
もう何かあったときのためにスマホ握りしめてましたが、「こっちからのほうが見えるかな」と腕を掴まれ燈籠の後ろに連れて行かれた時はホントやばかった。

ひがしむき商店街のところで「買い物して行くんで」と言ってどうにか別れましたが、旅人生最大の危機でした。
ああいうふうに声を掛けられると反応しちゃって、その後断れなくてずるずる・・・ということが多々あるのですが、良い断り方があったら教えてください・・・

ひがしむき商店街を越えて、きたまちエリアの東向北商店街に来ました。

SAKURA BURGER。
奈良旅２回目くらいから気になっていたお店。

店内は満席で、テイクアウトを待つ席もありませんでした。
人気店なのね。
ここで看板商品のさくらバーガーを注文しました。

さくらバーガー（980円＋税）です。
全てのバーガーにポテトがついてきます。
テーブルが無いので直置き（汗）

見てください、このボリューム！
夜19時半過ぎに食べるものじゃないな。

分厚いバンズにでっかいハンバーグ。
そしてお店の売りになっている『あすか燻製工房』の桜の木で燻した自家製無添加ベーコンが乗っています。
どうやって食べようか悩んだ末、バンズ上 → ベーコン → ハンバーグ → バンズ下と分解して食べました。

今日の歩いた距離は・・・
約22kmでした。

明日は朝雨が降っていなければ奈良公園に行く予定。
お休みなさい Zzzz

3／28（日）
5：30

今日は早朝に奈良公園に行きます。
その前にゲストハウス探検。
フロントと共用スペース。

キッチン。
コーヒーとか紅茶は自由に飲んでOKです。
電子レンジも2つあり。
冷蔵庫に昨日買ったイチゴを入れていたのですが、皆さんが利用されていてギュウギュウだった。

チェックアウト後の荷物預かりは16時まで。
コロナのアルコール消毒は靴箱の上にありましたが、検温は無かったです。
自転車が1日400円で借りられるよう。

1階の和室は全部で3室です。
洋室は2階になりますが、二段ベッドの部屋は狭く感じるのでお薦めしません。

ゲストハウス近隣のお店紹介もありました。
昨日行ったさくらバーガーもあります。
13回も奈良に来てるけど、ほとんど行ったことのないお店ばかり。
まだまだ開拓が必要だわ。

6：30
雨の降らないうちに奈良公園に向かいます。
ん？
鹿の置物？

と思ったら、本物の鹿でした。
上三条町の交差点付近まで来ているのは珍しい。

早朝の興福寺。
既に結構観光客の人が歩いていました。

おお！
桜の木の下でまったりする鹿たち。
この風景を見たかったの。
奈良市って懐かしいというか、独特の匂いがすると思っていたけど、これって鹿の匂いなんでしょうね。

新緑のカエデ。
柔らかい緑色。

鹿の前に桜の花が落ちています。

それを食べる鹿。
でも花は後から後から落ちてきて鹿の身体の上にまで降ってきます。

おいおい、桜が乗っかってるよー笑
かわいい☆
これ、桜の木に鳥が留まっていて、花の蜜を吸っているのか口ばしで花を摘まんだあと下に落としているんです。

落ちていた花を拾って、そばに居た鹿に見せてみたら・・・
食べたー(≧◇≦)

東大寺にある枝垂れ桜・通称『おかっぱ桜』ではないですが、この桜たちも枝が切り揃えられたようになっています。
これは奈良公園に棲む鹿が背の届く範囲（ディアライン）の木の皮や枝を食べてしまうので、こういう形になってしまうんです。
これも奈良特有の風景ですね。

昨日行った吉野の金峯山寺の金剛力士立像が奈良国立博物館に展示されているようでした。
金峯山寺の拝観チケットについていた割引券が使えます。

向こうにピンク色の桜に囲まれた神社があります！
そう、ここは奈良市内有数の桜の名所・氷室神社です。

氷室神社の創建は持統天皇の異母妹で女帝・元明天皇の御世。
「氷室」とは字の通り氷を備蓄するためにつくられた部屋のことで、厳寒に結氷させたものを氷室に蓄え、翌年に平城京へ献氷させる制度が創始されました。

主祭神の闘鶏大山主（つげのおおやまぬし）は日本書紀に登場する古墳時代の豪族の1人で、仁徳天皇に氷を献じた人物らしいです。

氷室神社の垂れ桜は市内一早く咲く桜だったのですが、台風で枝が折れてしまって無残な姿になっていました。

鹿のダブルお尻。
かわいい☆彡

道路の真ん中で立ち往生する鹿。
でも車はクラクションすら鳴らしません。
警備員の方が誘導(←鹿を)するか、見かねた方がどかすか、鹿が自ら動くまで待つかなんですよね。
奈良あるあるの１つに、「鹿がどかなくて道路が渋滞して遅刻しました」っていうのがあるらしいですが、凄い理由だ。
そんな奈良が大好き☆

奈良公園の碑と鹿。
奈良と言えば鹿、鹿と言えば奈良。
唯一無二があって羨ましい・・・
（By 何も誇れるものがない埼玉県民）

この辺は5月になると、ハナミズキが咲いて綺麗なんですよ。

まだ咲き始めたばかりのナラノココノエザクラ。
八重桜は知っていますが、九重もあるんだ！
奈良九重桜は花の開花と同時に葉も芽吹くという特徴を持つ桜の1つだそうです。

鹿と桜を写真に収めようと来たのですが・・・

ぎゃー
ウジャウジャおる！
蟻のようだ。

ここの桜はほぼ満開でした！

東大寺の大仏殿＋鹿＋桜。
この上ない奈良ならではの風景だ～

冬毛が生え変わる時期なのか、毛がボサボサの子が多かったです。

こんな風に生え変わるんですね。

この子は毛刈りされたのかと思うような状態だったのですが・・・
ホントに生え変わりでいいんだよね？
事件とかじゃないよね。
ちょっと心配になりました。

若草山はまだ枯葉色。
今年の山焼きは雨でほとんど燃えなかったらしいです。

落ちていた桜の花を食べる鹿。
鼻の感触とかは大型犬に似ている。

春になって若芽が出てきたから、みんな一心不乱になって葉をむしっていました。

顔を上げたところを撮影したいのにな～(￣□￣;)

奥のほうの桜も凄い綺麗！

仔鹿。

何かを気にする鹿。

茶山園地には奈良九重桜。
若草山の入山ゲート近くに広がる隠れた桜の名所で、ソメイヨシノが散った頃に咲き始め、例年4月中旬頃に満開を迎えるそう。

桜の幹の皮を食べる鹿。
おかっぱ桜ができる理由ですね。

大仏殿の前までやってきました。

南大門をバックに。

名残惜しいですが雨が降ってきたので、この辺で撮影会は御開きとしますか。

吉城川。
三笠山と若草山の間から奈良公園に流れ出る小川で、奈良県景観資産の1つです。
秋になるとカエデが紅葉して、それはそれは美しいんです。

鹿も雨宿り。
なんとなくお腹が大きい気がする。
春だし、そろそろ出産の時期でしょうか。

春日大社の参道の桜は既に散り始めていました。
1人の男性を凄い勢いで追いかける鹿2頭。
鹿せんべいでも持っていたのかしら。

1時間以上も写真撮ってました。
ちょうど良い時間になっていたので、朝食を食べにゲストハウスと提携しているカフェに行きます。

8：20

『ANY B&B+COFFEE』にやって来ました。
木曜が定休日で、土日の朝は8時からやっています。

2年前には無かったカフェじゃないかしら。
近鉄奈良～JR奈良、ならまち周辺は来るたびにお洒落なお店が増えている気がします。

ゲストハウスの従業員の方のお話によると、ANY B&B+COFFEEはオーストラリア帰りの若夫婦がされているカフェで、1日1組だけ宿泊できる部屋もあるのだそう。
この日は欧米のカップルが宿泊していたみたいで、マスターが流暢な英語で会話をされていました。

奈良旅の朝ごはん～♪
ホットサンドウィッチのスマッシュドエッグを注文しました。
お店のウリは自家製グラノーラだったみたいで、欧米人カップルはそれを食べていた。
値段もサンドウィッチよりグラノーラのほうが200円くらい高かったけど、何を頼んでも朝食プランで無料になるみたいでした。

飲み物はチャイラテにしました。
チャイにもアートしてくれるんですね。
スパイシーで身体が温まるチャイラテでした。

この後3人連れのお客さんが来て店内はギュウギュウになってしまったので、私は早々に退店。
今度は自家製グラノーラを食べにまた来たい！

9：00にホテルをチェックアウト。
ひがしむき商店街に来ました。
ブラタモリで案内されていた親愛幼稚園の入口の桜も満開。
親愛幼稚園は宮大工さんによる和風建築ですが、キリスト教の幼稚園なんですよね。
因みにひがしむき商店街の「東向き」は興福寺の境内が東にあったから。

そして商店街にある果物店『高級くだもの なかざき』でイチゴの古都華を買いました。
新品種の『奈乃華』を探しているのですが、無いな～

仏像コレクションガチャ。
最初見たとき、「誰がこんなのやるのかな？」と思ったけど、よーく見てたらなんだか欲しくなってしまった。

スーツケースをコインロッカーに預けたら、そのまま ならまち方面へ向かいます。
餅飯殿商店街。

9：40

開店直後の『中西与三郎』さんに来ました。
和菓子の老舗で、最近は奈良に来たとき毎回立ち寄っています。
2年前には無かった、イートインのカウンター席があってビックリしました。

季節の上生菓子。

羽二重いちごも美味しそうだけど、前回買ったしな～
「いりひもち」って初めて見たかも。

六坊庵はわらび餅などがいただける喫茶室。
10時か11時の開店だったと思います。

買ったものがこちら。
上段左から
・うぐいす餅　200円
・春の野　330円
・久兵衛桜　330円
下段は いりひもち1個360円

本当は季節の上生菓子はもう1つ初桜を注文していたのだけど店員さんに伝わっていませんでした。
いりひもちは供餞として古来より作られてきた煎餅（いりひもち）のこと。
不思議な食感で例えるならサクフワなお菓子かな？
胡桃が入っていて美味しかったです！

これから桜を見に行くのに手荷物が増えてしまった。
和菓子が転がらないように気をつけて持って帰らないとね。

ならまちを歩いています。
新古色々なお店が並んでいて面白い。

市章が金色に輝くマンホール。

飛鳥神社。
明日香村の飛鳥神社（飛鳥坐神社のことかな？）を分霊したらしく平城坐飛鳥神社とも言われているそう。
遷都で平城（なら）に遷り住んだ人たちが、明日香を懐かしんで建てたのかしら。

この看板、何十年振りに見ました。
この辺ではまだある事象なんですね・・・

京終駅に到着！
わぁ、素敵な駅舎です。
ここだけ異空間。

昔の写真と比べて。
明治31年開業以来の木造平屋建て駅舎が残されてきましたが、2017年にJR西日本から奈良市に譲渡。2019年に復元工事が完了しました。

電車の時間までまだあるので周辺散策をしてみます。

椚（くぬぎ）神社。
一説では、空海が奈良へ来てこの地で休息した際、クヌギの杖を挿して置いていったものが芽を出し、ご神木となったのだそう。
この椚を切ると罰が当たると言われているようです。
だからこんな感じで遺されているのですね。
文政年間に一度枯れて植え替えられ、現在は3代目の神木なのだとか。

駅に戻ってきました。
手書きっぽい駅名標が温かみを感じるなぁ。

京終駅には『ハテノミドリ』というカフェも併設されているんですよね。
残念ながら開店前だったのですが、レモン風味のチーズケーキ美味しそう。

京終 10：20 → 三輪 10：41

どこに行っても鹿のある街、それが奈良。

三輪そうめん流しだってww
何度も訪れているのに、本場の三輪そうめんを食べたことないんですよね。
にゅうめん(温かいそうめん)は奈良発祥ということなので、今度来た時は食べてみよう。

大神神社。

斬新な御手水。
コロナでお寺も神社も色々試行錯誤されていますよね。
手水舎を封鎖しているところも結構あるのですが、お花を活けて参拝客の目を楽しませたりしているところもあるので、各寺社の工夫の差が出ていると思います。

ご本殿、神楽殿。
この日はご祈祷の申込日だったようで、境内は参拝客で溢れていました。

大神神社に来たのは、展望台があるからなんです。
緑の垣根に散る椿の鮮やかな赤が映えます。

咲いてる咲いてる～

大美和の杜展望台。
ここの桜はシダレがメインですね。

青空だったらもっと良かったんですけどね。

耳成山(上)と畝傍山(下)。

大神神社の大鳥居が向こうに見えます。
ここの桜はもう散り際で盛りには少し遅かったかな。
桜も色々な種類があるので、全てが満開のタイミングにはならないのがお花見の難しいところ。

桜越しに見る三輪山。

大美和の杜展望台から駅に向かう道は山の辺の道に繋がっているんですね。
それにしても、脳天地蔵って。
昨日行った吉野にも「脳天」神社が在りましたが、なかなか衝撃的な名前ですよね。

大神神社前の道路は拡張工事をしていましたが、三輪駅は今のところ変わる感じはなさそう。
大きくて綺麗な駅も良いですが、昔ながらの駅舎を残すのも大切ですよね。

電車の中から見た景色。
上の写真、中央に写っている段々の古墳は茅原大墓古墳ですね。
佐保姫のお墓と言われています。

下の写真の右側に写っているコンモリは箸墓古墳かな？

三輪 11：30 → 奈良 11：57

JR奈良駅に戻ってきました。
JR奈良の駅舎はお寺をイメージした重厚な造りになっています。
奈良ではJR線を使うことがあまり無いのですが、実用的な近鉄奈良駅に比べて趣のある駅舎です。

1階の奈良うまいものプラザでイチゴを物色しますが・・・
やはり奈乃華は無い。
代わりに奈良県産の人参を使ったピクルスを買ってみました。
・古都華 700円
・大和野菜ピクルス　800円

今回の奈良旅最後に立ち寄ったのが、ここ『ことのま あかり』。

店内。
ここは古代史好きの方には是非来て欲しいお店です。
メニューのネーミングセンスが古代史好きには堪らないの。

和紅茶を頼んだら開店6周年記念で、まさかのイチゴサービス。
さらにこのイチゴは・・・

新品種の奈乃華です！！
探していた苺をこんな形でいただけるとは～
甘味も歯応えもある美味しいイチゴでした！

和紅茶のカップも素敵。
紅茶を注ぐと、須恵器のような形が浮き上がります。
このお店にはビールを注ぐと二上山が浮かび上がるコップもあるんですよ。
欲しいのだけど、販売しているのかしら。

お茶を置く板には「興福寺 中金堂用材」と書いてあるのかな。

そして注文した『イチゴもりもりパンケーキ（ドリンクセット1550円）』です！
本当は『須恵器でおつまみ』をいただきに来たのですが、この日は無かったので、代わりに奈乃華を使ったパンケーキを注文したのです。
奈乃華なんてどこで売られているか分からない貴重なイチゴなので期待は全然していなかったのに、こんなにモリモリ・・・
想像以上でした！

奈乃華も美味しかったけど、パンケーキもモチモチで美味しかった～！
研究を重ねて、牛乳も砂糖も使わない豆乳ベースで作っているのだそうです。
生クリームも甘さ控えめで、甘いのが苦手な私でもペロッといけちゃう美味しさでお薦め！
イチゴは多分その時の入荷状況によるのだと思いますが、この日はあすかルビーか、奈乃華でした。

レシートにしっかり『ナノカ（奈乃華）』と書いてありますね。
パンケーキは出てくるまで10分くらいかかったので、時間が無い方は注意が必要です。

奈良初のクラフトビール『あをによし』『そらみつ』。
「あをによし」は奈良にかかる枕詞ですが、「そらにみつ」は大和(日本)を称える枕詞として万葉集で使われた言葉です。「天(そら)に満つ」で、「神聖な」という意味。

お洒落お芋屋さん。
お客さんは若い女の子ばかりで、お店の写真を撮っていたりしていたので新たな映えブームのお店なのかな？

寂しいですが、今回の奈良旅も終わり。
また絶対来るからねー！

近鉄奈良 14：00 → 京都 14：54

新幹線の予約はスマートEx早得で取ったので、のぞみが11000円で乗れました。

京都 15：30 → 東京 17：45

今回の旅の目的は桜と奈良の美しい風景を見ることでしたが、望みが叶って大満足です。
奈良は各所でまだ行きたいところもあるので、ゆっくり回っていければと思います。